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ぼちぼちやっております。おひまな方はごゆるりと。

2004年5月31日 (月) 風、空気、雰囲気。
 日中、強風。4歳くらいの男の子が飛ばされそうになりながら「にげろー、にげろー」とはしゃいでいた。お父さんらしき人が「逃げても風は追いかけてくるよ」。
 いいなあ。パクっちゃおうか。

 千駄ヶ谷のギャラリー・エフで、成瀬修 個展「air」。うまい。非常にリアルな描写で不思議な世界を描いている。現実とちょっとずれた、もう一つの現実という感じ。小説本の表紙などに興味があるそうだけれど、絵本をやってみても面白いと思う。読み終わったあと、見慣れた景色がどこか変わってしまったように見えてくる、そんなユニークなものができそう。
 日曜休廊、6月11日まで。

2004年5月29日 (土) せかせか歩くと汗ばむ陽気
 土曜日ながら打合せ。秋に出る予定の絵本で、細かいところを詰める段階なのだが、ひとつ細かくない問題があり、悩む。でも決める。決めたからにはそれが正しいのだ。もし正しくなかったら自分の無能を恨むしかない。

2004年5月27日 (木) うまそうな猫とはどんな猫か?
 お勧め絵本を更新。
『うまそうだな、ねこ』 松山美砂子さく 架空社
 この作者には『おー、うんこ』という強烈なタイトル(&内容)の絵本もある。
「、」の入ったタイトルがお好きのようだ。

2004年5月24日 (月) It's a small world!
 机に向かっている時間に比例してお話が出来上がるというわけではないので(と言い訳して)、ちょっと出かける。
 吉祥寺のトムズボックス。今年初めてだったかな。スズキコージさんの「ウポポ・ウンツァツァ展」、ウポポは歌、ウンツァツァはどっこいしょの意味だそうで、創作脳に心地よい刺激を受ける。
 おとなり三鷹のギャラリー犀で、岡野慶子さんの4人展「散歩日和」。あいにくのお天気だったが、絵の中では気持ちよく、てくてく、とことこ。
 驚いたことにギャラリーオーナーの斉藤好和さんは、『ボールガエル』でお世話になった平出衛さんの学生時代からのご友人だった。絵本やイラストの世界はかくも狭いか。

2004年5月22日 (土) 谷へ下る前に、
 コーヒーもう一杯。
 急ぎの仕事があって引きこもり気味で、日記のネタもないから聴いている音楽のことなど。
 ボブ・ディランの「DESIRE」。初めて出会ったのは学生のころ、大学のそばの図書館で聴いた。以後十数年、ときどき無性に聴きたくなる。特にディランのファンというわけでもない。各アルバムに1,2曲は好きなのがあるかな、くらいなのだが、「DESIRE」だけはほぼ全曲がお気に入り。他のアルバムとは何かが決定的に違う気がする。それが何かは今もってわからないけれど。
 

2004年5月20日 (木) 小心者
 台風が来る前にと思って買い出しに。
 近所のスーパーは会員制のポイントバックサービスをやっている。ぼくはむやみに住所や電話番号を書くのは嫌いなので会員になっていない。いつもレジで「**カードはお持ちですか?」ときかれ、「いいえ」と答える。
 ところが店員の中に一人だけ、ひねった訊き方をする人がいるのだ。
「**カードはお持ちではないですか?」
 む……。
 たぶん、「はい」なのだろう。しかし不意をつかれると一瞬「はい」か「いいえ」かわからず混乱してしまう。妙な間のあと、「持ってません」と無難に答えたりする。
 最近では怖いからその人のレジには並ばないようにしている。

2004年5月18日 (火) しっけております。
 週間予報で唯一の晴れマークがついていたので(曇り時々晴れ、だが)、たまっていた洗濯物をやっつける。が、けっきょく晴れ間はなく、夕方から雨。
 やれやれ。乾燥機がない身にはうっとうしい季節がやってきたか。ふとん干せる日もめったにないし。

2004年5月16日 (日) 偶然は嬉しい
 返却期限の本があったので、雨の中、図書館へ。驚いたことに、イラストレーターのSさんとばったり会う。以前千駄ヶ谷のギャラリーで紹介していただいたことのある方で、比較的ご近所だなとは思っていたが、同じ図書館を利用されていたとは。
 ぼくも週に一度くらい通っているが、Sさんはさらなるヘビーユーザーとのこと。またお会いできる機会もありそうで楽しみだ。

2004年5月15日 (土) 原題はぜんぜん違うらしい
 シネスイッチ銀座で「みなさん、さようなら」を観る。父と息子の話、そして死ぬ人と見送る人の話。末期がんの父のために、不仲だった息子が奮闘し、最期の日々を少しでも楽しいものにしようとする。
 予想を裏切る展開はほとんどない。むしろあまりにも素直に進んでいくことに驚かされる。この映画に嫌な人間は登場しない。古い友人たちや愛人たちが息子の連絡に応え、遠くから集まり、最期の日々をともに過ごしてくれる。あまり現実にはありそうもない幸福な死に方、それをどう受け止めるかは観るひと次第。

2004年5月13日 (木) 更新
 おまけページを更新。今回は絵本ではない本の紹介。動物好きな人には特におすすめです。ご覧ください。

2004年5月10日 (月) サイレント
 まだやっております、新文芸坐、小津特集。
「淑女と髯」1931年(無声) 出演 岡田時彦、川崎弘子
「朗かに歩め」1930年(無声) 出演 高田稔、川崎弘子
「風の中の牝鶏」1948年 佐野周二、田中絹代
 無声映画は活弁つき。今日の弁士、澤登翠さんは案内によると活弁界の第一人者らしい。そんなこといっても弁士なんて今どき何人いるの? と思いつつ出向いたのだが――いやあ、すばらしかった。
 当然ながら、男も女も、お年寄りも子どもも、ひとりで演じ分ける。それぞれが見事に個性的な声で、予想していたような違和感はまるでない。ナレーションも含め実にリズミカル、名調子とはこういうものか、と思った。
 正直、珍しいから一度は観ておくか、くらいの気持ちだったのだが、これなら何度も観てみたい。現代でも普通にエンターテイメントとして成立している。
 おそらく今の映画とは別物と考えた方がいいのだろう。半分はライブなわけだから、客席との一体感は普通の映画より生まれやすい。実際、ずいぶん笑い声が上がっていた。
 鑑賞後、ロビーでチラシをあさると、案外いろいろなところで無声映画の上映が行われていることがわかった。
 また一つ面白いものを覚えてしまったな。

2004年5月8日 (土) 大先輩発見
 気になる絵本をネットで見つけた。
『さんかく』(山本忠敬さく こどものとも年少版 1980年6月号)
 古い本で地元の図書館にもなかったので、他区の図書館から取り寄せてもらった。取り寄せてもらっただけの価値はあった。面白い。
 ぼくの『あるひそらからさんかくが』は三角・四角・丸だけで構成された絵本なのだが、『さんかく』は三角のみで構成された絵本。同じ「こどものとも年少版」だし、大先輩のような作品だ。
 山本忠敬さんは『しょうぼうじどうしゃ じぷた』など乗り物が登場する絵本で有名な方で、このような図形的な絵本も作られているとは意外だった。他にもあったらぜひ見てみたい。

2004年5月6日 (木) 生きずば死ねまい
『100万回生きたねこ』(佐野洋子さく 講談社)は有名な絵本だが、タイトルを間違えて、『100万回死んだねこ』だと思っている人がいる。けっこうたくさんいる。「それはちょっと違ってますよ」と訂正した経験は一度や二度ではない。
 今日会った人はなかなか頑固だった。絶対に「死んだねこ」だと言い張るのだ。ぼくも大人気ないから一緒に書店へ行って証拠を示した。が、彼女へこたれないんだな。「昔は絶対『死んだねこ』だった。その後タイトルだけ変更されたに違いない」。
 まいりました。これ以上申しません。
 まあ、内容からいえば「死んだねこ」でもそう間違ってはいないのだ。百万回生きて、百万回死んだねこの話だから。しかも前半は、主人公のねこがどんな人に飼われどんなふうに死んだかを、繰り返し繰り返し語っているので、「死んだ」の方が強く印象に残っても不思議はない。
 ただ、タイトルとしてはねえ。『100万回死んだねこ』とはつけられませんよ。お墓に供えるんじゃないんだから。

2004年5月4日 (火) ツーガくれよん
 中野で、竹内通雅個展「ツーガのくれよん」。会場のカフェ&ギャラリーUna camera livera(ウナカメラリベラ)は初めて行ったけれど、マンションの一階でちょっと隠れ家的な面白い空間。新刊絵本の原画展ということで、購入しようと思って行ったのだが、予定がちょっと狂ったようで、新刊はなかった。会期の終わりごろには間に合うかなとのこと(関係者談)。
 ツーガさんのクレヨン画は相変わらずの遊び心満載で楽しい。16日(日)まで。
 Una camera liveraホームページ http://www.unacame.com

2004年5月2日 (日) 月曜日の夜はNo problem!
 ネットで拾った笑えるニュース。阪神タイガースの新外国人選手キンケードはその特異なプレースタイルでシーズン最多死球記録へとひた走っているが(現在11死球、ちなみに2位の高橋由伸は3死球)、おかげである日本語を覚えたという。
 死球を受けたキンケードに「だいじょうぶ?」ときくと、すかさず「モンダイナイ」。すぐ覚えたというキンケード、その理由がいいじゃないか。「Monday night」と似た発音だから。
 いいねいいね、きみはすばらしいよ、キンケード。
 でもボールは身体じゃなくてバットに当てようね。

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