犬を飼いはじめて…知ってほしいと思うこと

―――保健所について―――
年間数十万というたくさんの犬猫が殺処分という形で殺されているのは
よく知られている話だと思います。

「安楽死をさせている」と思っている人も多いと思いますが、

本当はそうではないのです。

部屋にガスを注入して<窒息死>させるのです。ちっとも楽ではありません。
⇒参考資料のページ(探偵ファイルさんHPより)
そのことを知らない人があまりにも多いと思うのです。

●私がまだ生まれる前に、祖父は秋田犬を飼っていました。
ある時祖父が腰を痛め、犬の世話ができなくなってしまったのです。
その犬はかなり大きかったらしく、力を出すと父でもおさえられない程だったそうです。
祖父が世話をしていたので他の人の言うことは聞かなかったのでしょう。
飼ってくれる人が見つからず、その犬は、保健所に連れて行ったそうです。
この話は祖父が亡くなり何年かたった時、父から聞きました。
もう何十年も前のことで今とは飼い犬の扱いは違うものだったとは思うけれど、
殺処分の方法を聞くと父は「かわいそうな事をした」と言っていました。


この事を知っていれば手放そうと決めていたとしても、
犬と生活を共にした人ならそう思って連れて行くのをためらうはずです。
(思わない人は本当にモノとしか見てないと思いますが。。)
参考資料の中にも書いてありましたが、実際に死ぬところが見えていないので、
「楽に解決してもらえる」と気軽に思ってしまうのでしょう…。

―どうしてなの?―How Could You?―
●ある老犬の詩。読んでみて下さい

―――短すぎる期限―――
←詳しくはこのページ。

最近パソコンで収容犬の画像を公開している保健所があるけれども、

純血種や、小型犬、首輪をしている犬…

どう見ても大切に飼われていたであろう犬たちも見られます。

初めて見たときはとても心が痛みました。


こういった「迷い犬」の収容期限ですが、
現在定められている法律では2日犬を拘留している事を公示すれば、
その後は殺処分ができる
のです。その後の対応は施設の予算や方針によってまちまちなのです。

大体3日〜1週間が多いそうです。。

すぐに探さないと、無事に保護されているのに殺されてしまうというのはいかがなものか。

「もしかしたら戻ってくるかも」とゆっくりしていると間に合わないかもしれません。

−飼い犬が行方不明になったらすぐに保健所、動物管理センター等に連絡してください!−

−そして、迷子札をいつもつけていれば、殺されることもないのです−


収容犬を公開してくれれば沢山の人の目に留まり助かる確率も高いのに、

それができていない所は多いと思います。

家の近所もしていません。

こういうことも知っている人は少ないと感じました。

どれだけ沢山の健康な犬や純血種の犬が殺されているか知れば、衝動的に買い求めたり産み増やす気にはならないと思います。


―――ある日の会話―――
別の所に書いたようにライチは避妊手術をしている。 そう言うと時々耳にするのことがある。

「それじゃあもうお母さんになれないのね〜」「ちょっともったいないね」 (特に年配の人が言う)
個人的に女は子供を産めばそれでいいのか?とも思うが、
ここでは犬にそういうことが当てはまるわけではない、ということについて書こうと思う。

ついこの前も、「○○さんとこの犬が死んでしまって、その子の血を受け継いだ子がいればよかったと後悔しているそうよ」
なんていうことを聞いた。

犬は本来群れで生活する動物なので、乳離れをすれば、
人間のように「親が恋しい」という感情はなくなり、
「犬同士の上下関係」しか存在しないものだそうです。

●実際、生まれた子犬を二匹手元に残していたら、
母犬が片方の犬にばかり攻撃する(どうやらその子が一番下の順位になってしまった)
ので里子に出さざる得なくなった話をweb上で見ました。
結局は犬どうしの相性の問題です


だから子供がいれば…というのは人間の自己満足では?と思います。
子犬を産ませるのならば、「この子の赤ちゃん」という人間的な感覚ではなく、
子犬自身の未来を考えてしてほしいです。

健康体で、遺伝病のない、(純血ならばスタンダードに沿った)子になるように
終生面倒を見てもらえるあてがちゃんとあるように。
現在は、それができずに沢山の命が奪われているのです。

犬を飼ってるからといってこういうことを調べたりする人はそんなにいないんだな〜と思うことでした。
知った所でみんな助けてあげられる訳でもないけれど、
思いとどまってくれる人、助けてくれる人が少しは出てくると思うのです。


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