騎刃王まとめ


更新履歴
06/03/14 ディスク一覧を更新。パーツリストアップ開始。
06/03/03 商品一覧とマシンリスト更新。
05/12/06 11月発売商品について、各データ更新。
05/11/08 ディスクリスト、マシンリスト更新。マシン画像追加。
05/10/16 走行性能調査アップ。
05/10/16 レイアウト少し変更。製品情報更新。分解レポアップ。
05/10/14 画像とか追加。
05/09/27 マシン重量とか、ディスクの重量や解説文追加。
05/09/25 開設。

コンテンツ


騎刃王って?
自動旋回機構について
3コアアジャストシステムについて
商品一覧
マシンリスト
パーツリスト
斬撃ディスク一覧
騎刃王バトルについて
バトルの決まり手や用語

分解レポート
走行性能調査

騎刃王って?


2005年9月22日一般発売された、タカラボーイズホビーの新製品。
基本的には以前流行ったバンダイの「クラッシュギア」とよく似ていて、モーター駆動の車どうしを戦わせ、リング外へ押し出せば勝ちという、相撲的競技を行う競技玩具です。
肝となるギミックは「自動旋回機構」で、これは、直進するマシンがフィールドから出ようとすると、自動でフィールドの段差を感知、旋回してバトルに復帰するものです。
これにより騎刃王でのバトルは特殊な専用バトルフィールドを必要とせず、適当な広さで平らでフチに段差があるものなら、たいていの場所でバトルが可能となります。
ただ、このギミックのためその速度はかなり低速で、マシンどうしのぶつかりで相手を押し出すというよりかは、高速回転する大型のディスク状の武器で相手のバランスを崩させる戦法がメインとなり、これまた以前流行した、同じタカラの「ベイブレード」の要素がかなり活かされています。

シリーズ第一弾「龍王牙(リュウオウガ)」

自動旋回機構(オートターンシステム)


騎刃王は、ただまっすぐに自走するだけではなく、自動的にフィールドの端(エッジ)を感知し、落下する手前で進行方向を反転、バトルに復帰します。
その機構は単純で、後輪を駆動させると同時に、シャーシ裏面に横向きに設けられたタイヤを接地させず空回りさせます。そしてフィールドのエッジにさしかかり、フロントホイールがフィールドから脱輪すると、空回りしていた横向きタイヤが接地し、旋回するというものです。これはかなり昔から玩具に使われている機構ですね。
騎刃王は、この機構を核としているため、機構的な制限をかなり強いられているといえます。
例えば、旋回の際の差動をカバーするため、左旋回シャーシでは右側の後輪のみが駆動し、左側の後輪はフリー回転をします。(右旋回は左右が逆)
また、旋回時のモーメント制御のため重心がかなり後ろよりになっています。
ただ、このあたりも今後の発展で調整できそうなので、とにかく発展を望むばかりです。

左旋回では、ディスクは左回転、旋回用タイヤは正面から見て時計回り、右後輪が駆動、左後輪はフリー回転。

前輪がフィールドに設置しているときは旋回用タイヤは空回り(上)。前輪が脱輪すると旋回用タイヤが接地、旋回する(下)。

3コア アジャストシステム


騎刃王は「3コア アジャストシステム」と呼ばれる「パワーユニット」「斬撃ディスク」「シャーシ」の3層構造になっていて、それぞれのユニットがおおよそ組立済みの状態でパッケージされています。
この半組立済みのために、基本価格はやや高めの1200円に設定されています。
組立は、この3つのユニットを組み合わせたあと、パワーユニット中央部の「アジャストソケット」に「ロックピン」を差し込み、附属の「ロックピンドライバー」で90度ひねることで各ユニットどうしを固定することができます。

パワーユニット


3層構造の最上段に位置するのが「パワーユニット」です。
パワーユニットは、電池ボックスとモーターを含んだ「パワーユニットベース」と、バッテリーホルダを兼ねた「カウル」で構成されています。
パワーユニットベースとカウルの間にも互換があり、別の騎刃王のカウルと交換することも出来ます。
ベースはモーターを内蔵した状態での組立済みになっているため、モーターの交換は不可能となっています。
このパワーユニットを交換することで、マシンどうしのの絡み合いの特性や、マシンの重心の位置、モーターパワーなどを調整することができます(予定)。

斬撃ディスク


上下のユニットに挟まれているのが「斬撃ディスク」です。
斬撃ディスクは、シャーシがパワーユニットから動力を受け取る軸パーツに設けられた「ディスクローター」乗っかる感じで装着されます。
その軸パーツとディスクは適度な摩擦でフリー回転するようになっており、このためモーター駆動中にディスクに負荷がかかっても、モーターへの負担も少なく、また安全性の面でも大変有効です。
この斬撃ディスクは、相手へ直接攻撃ができる騎刃王唯一の武器と言っても過言ではなく、重さや突起の数、重心の内寄り外寄りなどでディスクの回転や加速、接触時の衝撃などをコントロールすることができます。

シャーシ


3層構造の底に当たるのが「シャーシ」です。
シャーシでは、パワーユニットから受け取った駆動力を、後輪と、シャーシ裏側にある「旋回用タイヤ」に伝えます。
このシャーシは、シャーシ本体から「フロントタイヤカウル」と「フロントタイヤ(仮)」を取り外すことができ、それらもそれぞれ他の機体と交換することができます。
また、シャーシには「右旋回」のものと「左旋回」のものがあります。右旋回のものは文字どおりフィールドのエッジで右向きに旋回をし、左旋回のものは左向きに旋回します。
同時に、斬撃ディスクの回転方向もシャーシの種類で変更することができます。現時点では、右旋回のシャーシではディスクは右回転、左旋回のシャーシではディスクは左回転になっています。
このシャーシを交換やカスタマイズすることで、マシンの安定性や機動性、旋回性を調整することができます(予定)。

ロックピンをロックピンドライバーでまわしてるとこ。

大体箱を開けるとこんな感じ。もちろんシールは貼られてませんが、部分的に若干の塗装がされてるらしく。

商品一覧


商品
番号
名前 税込
価格
解説 発売日
KB-01 龍王牙(リュウオウガ) \1260 主人公機。左回転左旋回。付属ディスクはゴクエン。 05/09/22
KB-02 烈虎(レッコ) \1260 ライバル機。右回転右旋回。付属ディスクはジンライ。
KB-03 斬撃ディスク フブキ \315 6枚刃、内重心、連打型のディスク単品。
KB-04 斬撃ディスク ザンテツ \315 4枚刃、外重心、強打型のディスク単品。
KB-05 斬撃ディスク ハヤテ \315 3枚刃、内重心、強打型のディスク単品。
KB-06 斬撃フィールド \1050 専用公式フィールド。
KB-07 騎刃王DXバトルセット \3549 龍王牙レッドVer.、烈虎ブルーVer.、斬撃フィールドのセット。
KB-08 蒼騎龍(ソウキリュウ) \1260 烈虎のカウルが龍王牙で右回転右旋回。ディスクがザンテツの組み替え色違いVer. 05/10/20
KB-09 斬撃ディスク ジンライ \315 烈虎に付属していたディスクの単品。3枚刃外重心強打型。
KB-10 斬撃ディスク ゴクエン \315 龍王牙に付属していたディスクの単品。4枚刃内重心自在型。
KB-11 紅鳳凰(クレナイフェニックス) \1260 ヘビータイプの新型。右回転右旋回。グリップ力の高いアドバンスドタイヤを標準装備。ディスクはゲッカ。 05/11/25
KB-12 斬撃ディスク ゲッカ \315 紅鳳凰に付属していたディスクの単品。12枚刃等重心連打型。
KB-13 神風獅子(カミカゼレオン) \1260 後ろ重心で旋回性の高いボディ。左回転左旋回の標準シャーシ。ディスクはコウガ。 05/12/29
KB-14 忍獅子(シノビレノン) \1260 フロントカウル標準装備でバランスのいいボディ。右回転右旋回のシャーシ。ディスクはコウガ。
KB-15 斬撃ディスク コウガ \315 4枚刃、外重心、自在型のディスク。左回転で攻撃タイプ、右回転で防御タイプになる。
KB-16 騎刃王専用 ハイグリップタイヤ \263 タイヤ交換パーツ。通常のタイヤに比べ、接地面が横に広くなり、安定性とグリップ力が向上。
KB-17 騎刃王専用 フロントアッパーカウル \315 フロントカウル交換パーツ。相手の下にもぐりこむ形状。前重心になる。
KB-18 騎刃王専用 リヤダンパー \315 リヤ交換パーツ。ウイリー状態を回避する。後ろ重心になる。
KB-19 碧幻(アオイファントム)SPカスタマイズセット \2079 紅鳳凰、フロントアッパーカウル、リヤダンパー、コウガの各限定仕様のセット。
KB-20 左旋回高機動シャーシ \630 1:1.42.47のギヤを搭載しており、通常のシャーシ(1:51.45)より移動速度が速い。 06/01/19
KB-21 右旋回高機動シャーシ \630 1:1.42.47のギヤを搭載しており、通常のシャーシ(1:51.45)より移動速度が速い。
KB-22 斬撃ディスク ツキカゲ \315 2枚刃、内重心、自在型のディスク。左回転で防御タイプ、右回転で攻撃タイプになる。 06/02/18
KB-23 鋼鉄狼(ハガネウルフ) \1260 06/03/16
KB-24 斬撃ディスク ランダムブースター \315
KB-25 騎刃王専用 サイドブロッカー \315
KB-26 騎刃王専用 フロントアタッククロー \315
※2006年2月現在の情報です。
※発売日はあくまで目安です。

マシンリスト


画像 名前 マシンタイプ
車重
PUタイプ
PU重量
ディスク名
ディスクタイプ
ディスク重量
シャーシタイプ
シャーシ重量
旋回方向
ディスク回転方向
入手
龍王牙
リュウオウガ
ストライカー
138g
いなし型
72g
ゴクエン
強打型
10.5g
標準型
53g
左旋回
左回転
KB-01
龍王牙
レッドVer.
KB-07
烈虎
レッコ
バランサー
144g
巻き込み型
76g
ジンライ
自在型
12.0g
標準型
54g
右旋回
右回転
KB-02
烈虎
ブルーVer.
KB-07
蒼騎龍
ソウキリュウ
ストライカー
140g
いなし型
73g
ザンテツ
強打型
12.0g
標準型
53g
右旋回
右回転
KB-08
紅鳳凰
クレナイフェニックス
へヴィー
148g
巻き込み型
78g
ゲッカ
連打型
15.0g
標準型
(アドバンスドリアタイヤ)
54g
右回転
右旋回
KB-11
紅鳳凰
ブラックバージョン
別名:碧幻
(アオイファントム)
左回転
左旋回
KB-19
神風獅子
カミカゼレオン
ストライカー
143g
いなし型
80g
コウガ
自在型
10.0g
標準型
53g
左回転
左旋回
KB-13
忍獅子
シノビレオン
バランサー
146g
いなし型
76g
コウガ
自在型
10.0g
標準型
(フロントカウルウイング)
54g
右回転
右旋回
KB-14
※車重は電池抜きの組み立てた状態で計測。
※パワーユニット重量ももちろん、電池とロックピン抜き。
※シャーシは、とりあえずフロントタイヤもタイヤカウルも一緒くたに測ってます。
※参考までに、手持ちのアルカリ乾電池2本で大体45g。


パーツリスト
画像 名前 機能 種類 説明 重量 重心 入手
フロントカウル(龍王牙) フロント 龍王牙に標準装備のフロントカウル。 KB-01
フロントカウル(龍王牙レッド) KB-07
フロントカウル(蒼騎龍) KB-08
フロントカウル(烈虎) フロント 烈虎に標準装備のフロントカウル。 KB-02
フロントカウル(烈虎ブルー) KB-07
フロントカウル(紅鳳凰) フロント 紅鳳凰に標準装備のフロントカウル。 KB-11
フロントカウル(紅鳳凰ブラック) KB-19
フロントカウル(神風獅子) フロント 神風獅子に標準装備のフロントカウル。 KB-13
フロントカウルウイング フロント 忍獅子に標準装備のフロントカウル。重量があるため、前重心になって安定性が増す。 8g 30:29 KB-14
フロントアッパーカウル フロント 相手の下に潜り込んで、突き上げる攻撃ができる。また、前重心になるため安定性が増す。自爆率が上がるらしい。 8g 30:29 KB-17
フロントアッパーカウル(銀) KB-19

アドバンスドリアタイヤ リアタイヤ 素材の変更でグリップ力が高い。 20:30 KB-11
KB-19
ハイグリップタイヤ リアタイヤ タイヤの幅が広くなり、安定が高い。 6g
(2個で)
KB-16

リヤダンパー リヤ マシンの跳ね上がりを防いでくれるパーツ。リアが重たくなるため旋回性があがる。 8g 18:40 KB-18
リヤダンパー(金) KB-19
※重心は、ノーマルシャーシにそのパーツを取り付けた時の前輪と後輪の重量を表記しています。




斬撃ディスク リスト


ディスクの攻撃特性は一般的に
・刃数が少ないほど接触の衝撃が大きい。逆に多いと相手に当たる回数が増え、防御的にもなる。
・重量が多いほど、相手との接触の衝撃が大きくなり、逆に軽いとマシンの加速性が高くなる。
・ディスクの重量と、中心から重心までの距離をかけた値をモーメントと呼び、これが大きいほど同じ回転速度での打撃力が大きいといえる。
・また、モーメントが大きいほどディスクの加速に時間がかかり、連続攻撃に向かない。
・回転力が大きいと、ジャイロ効果により、マシンが傾きにくくなる、つまりウィリー状態の回避効果があるという説もあったりする。
画像 名前 刃数 重心 重量 タイプ 解説 入手
ゴクエン(金) 3枚刃
▲▲▲
外重心 10.5g
★★
強打型 少ない刃数と外側重心で高打撃力。また重すぎないので加速がいい。 KB-01
ゴクエン(銀) KB-07
ゴクエン(紫) KB-10
ジンライ(銀) 4枚刃
▲▲▲▲
内重心 12.0g
★★★
自在型 4枚刃で内重心だが、重量があるため、バランスのある打撃が可能。 KB-02
ジンライ(金) KB-07
ジンライ(緑) KB-09
フブキ 6枚刃
▲▲▲▲▲▲
内重心 11.0g
★★
連打型 刃数が多いため打撃回数が多く、斬より撃に適しているかも。 KB-03
ザンテツ(赤) 4枚刃
▲▲▲▲
外重心 12.0g
★★★
強打型 外重心で重いため、かなりの打撃力がある。独特のアタックポイント形状は防御の効果も。 KB-04
ザンテツ(金) KB-08
ハヤテ 3枚刃
▲▲▲
内重心 8.5g
強打型 軽量・内重心で超加速。刃数の少なさで打撃をカバー。 KB-05
ゲッカ(銅) 12枚刃
▲▲▲▲▲▲
▲▲▲▲▲▲
等重心 15.0g
★★★★
連打型 刃数が多く、撃に向いている。重量があるため当たり負けしない。 KB-11
ゲッカ(黒) KB-12
コウガ(赤) 4枚刃
▲▲▲▲
外重心 9.5g
★★
自在型 左回転で攻撃、右回転で防御に、性能が変化する。重さ、重心、刃数のなどのバランスもいい。 KB-13
コウガ(黒) KB-14
コウガ(青) KB-15
コウガ(金) KB-19
ツキカゲ 2枚刃
▲▲
内重心 9.0g
自在型 左回転で防御、右回転で攻撃に、性能が変化する。あと、2枚刃は攻撃力が高い。 KB-22
※重量については、一つの重さを1g単位で数回測り、その平均値から推測したおおよその値をせとのの主観で表記しました。星の数はその値からの独自の判断。

騎刃王バトル


基本ルール


1.互いにフィールド両端に位置し向かい合います。
2.騎刃王のスイッチを入れ「いざ!勝負」のかけ声で構えます。
3.「3・2・1斬撃ファイト!」のかけ声で、両者同時に自陣(バトルフィールドの手前半分)の好きな位置へ騎刃王を放ちバトル開始。
4.相手のマシンを、フィールドから弾き出すか、押し出せば一本。3本勝負で先に2本とった方が勝利。基本ルールでは時間制限はありません。

勝敗の判定


勝利パターン
・相手のマシンをフィールドから弾き飛ばした時
・相手のマシンをフィールド上で倒した時(相手が走行不能)
・相手のマシンがフィールドから落ちたとき(自滅、リリースミスも自滅にカウント)
・相手のマシンにパーツ分解や破損があった時
引き分けパターン
・相手と自分のマシンが同時にフィールドから落ちた時
・絡み合うなどして、同時に動かなくなってから10カウントした時(一方のみ動けない場合は続行)

改造について


バトルに使用できるのはタカラから発売されている純正のもの。
最初からユニット化されているパワーユニット内部、シャーシ内部、斬撃ディスク本体の改造は禁止。
マシンの加工(曲げ、接着、削り、パテの使用)は禁止。


バトルの決まり手や用語


斬【きり】
相手を弾き出す動き、あたり。
ガチンコ斬り【がちんこきり】
正面からぶつかり、相手を弾き出す動き。
側面斬り【そくめんきり】
横からぶつかり、相手を弾き出す動き。
背面斬り【はいめんきり】
後からぶつかり、相手を弾き出す動き。
居合い斬り【いあいきり】
初回一回の接触で勝負が決まる場合
撃【うち】
相手を押し出す動き、あたり。
ガチンコ撃ち【がちんこうち】
正面からぶつかり、相手を押し出す動き。
側面撃ち【そくめんうち】
横からぶつかり、相手を押し出す動き。
背面撃ち【はいめんうち】
後からぶつかり、相手を押し出す動き。
乱れ撃ち【みだれうち】
斬撃ディスクがコツコツ当たる場合
突き上げ【つきあげ】
ぶつかって、相手がウィリーをすること。
鍔ぜり合い【つばぜりあい】
マシンサイドの突起が絡み合う状態。
相打ち【あいうち】
両者同時場外の場合。
自滅【じめつ】
激しいあたりが無く、マシン自ら場外へ出た場合。
異旋回バトル【いせんかいばとる】
自分と相手のマシンが、逆の旋回方向で行われるバトル。
同旋回バトル【どうせんかいばとる】
自分と相手のマシンが、同じ旋回方向で行われるバトル。
K.I.B.A.【けーあいびーえー】
Kiba International Battle Assosiation(キバ インターナショナル バトル アソシエーション)の略で、
騎刃王の開発や公式バトル大会「ガチンコロード」の開催と運営を行う協会組織のこと。
騎刃士【きばし】
騎刃王を楽しむ人達のこと。

競技玩具研究所