ホレリスのパンチカード穿孔機 Hollerith Tabulating machine
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ホレリスのパンチカード穿孔機です
錆にまみれていたのですが、分解して、錆を落とし、油を差すと
快調に動くようになりました。

米国の国勢調査局の職員であったハーマン ホレリスは
国勢調査の結果を集計し、これから、各種統計資料を
自動的に作成する、計算機械 〔集票機〕 の開発を始めます

それまでの国勢調査は人手により、集計していた為、膨大な人手と
時間がかかっていたので、機械化の必要にせまられたのです、

ホレリスの機械は、パンチカードと呼ばれる、紙のカードを、国民一人に付
一枚使用して、写真の穿孔機で穴を開けるのですが、
どの位置に穴を、開けるかによって、各、個人の年齢、性別、等の情報を
打ち込んでいきます、
穴を開け終わった、このカードを機械に掛けると、自動的に、カード情報を
読み取って、統計資料を作成してくれます、
ホレリスの、この機械は、1890年の国勢調査に使用され、絶大な効果を
発揮したと言われています。

ホレリスは、この機械を製造する会社を立ち上げ、さらに改良を続けて
行くのですが、この会社が、 後に、IBM社へと発展して行きます。

ホレリスの機械は、コンピューターのご先祖様なわけですね。
キー配列
キーの上部に文字を印刷したゴムのパッドが取り付けられています
相当の年数を経ている為、ほとんどの機械は
このゴムが劣化して取れている、或いは文字が読めない状態ですが
この機械は奇跡的に文字が残っています

但し、カードの移動に係わる、上部の3個のキーは、
ゴムが劣化していた為、交換しています。


この機械はオペレーターの指の力だけで穴を開けます
ですから、腱鞘炎に悩まされ、電動化されて行きます。
こちらは1950年代のIBMカード穿孔機
オペレーターの負担を軽減するため電動化されています

背中に背負っている四角い箱は、交流電源をソレノイドを
駆動するための直流に変換する電源部です