『お受験!』、恐ろしさも懐かしさも感じられるこの言葉、今回
Cried Light
有志3名がツーリングの時使う『
アマチュア無線
』の免許を取るべく試験に挑みました。今回の試験会場は大阪府池田市の『池田市立青年の家』でこの
試験
は試験会場すぐの『池田市民文化会館』で行われてる『
KANHAM2004
』(関西アマチュア無線フェスティバル)の特別企画?で何と当日申し込み(飛び入り)で試験が受けられると言うものなのです。アマチュア無線の試験についてはその名のとおり“国家試験”で趣味の領域とは言えこれは立派な“国家資格”なのです。(アマチュアですからメシの種には成りませんが)
今回当初は6名受験するはずが、満月屋さん『
熊野川カヌーマラソン
』と日が重なり断念(結局当日は雨で中止だったらしい)、花見小路さんは謎の顔が腫れて断念、ヤナギンさん
メニエル病
で断念と呪われた和歌山支部に対して残った大阪メンバー3名(
チェットさん
、Ma2さん、ツルハさん)が挑んだって訳です。そしてその人達の応援をすべく(本当はジャンク市が狙いかも)駆け付けた
僕
、
パティシエ氏
、
スズさん
、
1010隊長
なのです。
Cried Lightでは1994年からツーリングの際にアマチュア無線の運用を行って来ましてその便利さから
ローカルツーリング
や
キャノンボール
では無くてはならないアイテムと成りました。「ただ連絡するだけなら今の時代携帯電話でも十分では」と思うのは素人さん。携帯だと番号打って呼び出しを待つので「そこ曲がってください」などの瞬時な連絡には向かない上に連絡事項も一人の相手にしか伝える事ができませんし何せ通話料がかかる。そこで瞬時な連絡が全員に同時にしかもタダで(年間500円の電波利用料のみ)伝えられる無線が便利なのです。本当は『
特定省電力トランシーバー
』や『
合法CB
』や『
パーソナル無線
』など資格あるいは免許の要らない無線も有るのですが『特定省電力トランシーバー』だと電波の飛距離が短く隊列の長いクライドのツーリングには向かない事、『合法CB』だとトランシーバーの物自体が少ない上に少し値段も高くアンテナも長いので車だと扱いにくい事、『パーソナル無線』も同じくトランシーバーの物自体が少ない上に少し値段も高い事からアマチュア無線に落ち着いた訳なのです。
さて、
5/22の午前の部の受付をすべく朝一で現地入りしたチェットさんから午前10時過ぎ電話が入りました。聞くと「既に10時前に受験者が殺到して今日(5/22)の受付は午前も午後も終了したので今から来る人に知らせてください」との事。慌ててツルハ氏に連絡したのですが時既に遅し、結局この日はチエットさん以外はお受験する事が出来ませんでした。(つるは氏&Ma2氏は明くる23日お受験されました)
応援の為昼前に到着した僕とパティシエ氏の2CVペア、個々に到着したものの道中一部では勿論アマチュア無線による交信(岸和田〜池田間)で連絡取り合い無事合流。一方チェットさん&ツルハ氏会場到着組みとも携帯電話で連絡が取れて無事KANHAM会場にて合流、暫し各メーカーやショップのブースやジャンク市等を楽しみました。
ジャンク市では無線機やアンテナではなくもっぱら150円の発泡酒を買う我々でした(笑)。
やがて1時半頃チエットさんが午後のお受験に向かわれました。また時同じくして応援組みの1010隊長&Ma2さん(23日受験)&スズさんが到着されまして合流を機にチェットさん待ちを兼ねて館内レストランで昼飯を食べる事にしました。
昼食も進み場が和んでる14時半頃、チェットさんから電話で「
全問正解」との報告。間もなく合流したチェットさんと合格発表の16時まで時間を潰す事にしました。この間に僕は所属する無線クラブ『
トラジ無線クラブ
』(7J3YAB)の出店ブースに行ったりしてました。
やがて迎えた16時、期待と不安を胸にドキドキしながら発表を見に行くとそこには何の跡形も有りません。「あれ?」って事で『池田市立青年の家』の方に聞いたところ「無線関係の方はもう皆さん片付けて帰られた」とのこと、『試験終了1時間後って16時やろ、あかんやろー』ってみんな口々に言ってました。
仕方ないので皆で集合写真撮って解散しました。先ほども書きましたがつるは氏&Ma2氏は明くる23日お受験され今回の結果は
全員合格!
ということでドキドキハラハラしながらも楽しいイベントと成った今回の『KANHAM』レポートでした。(やれやれ)
(左)メーカーブース (中)エントランス (右)ジャンク市
(左)テントの中は
記念局
(中)トラジ無線クラブブース (右)こんな人も
集合写真
<今回参加車>
(左)1010車 (中)一括写真でご免なさい (右)転載写真でご免なさい
<今回参加者>
=受験した人々=
チェットさん@117クーペ
ツルハ氏@ホンダV45マグナ
ma2さん@1010隊長ミニ(22日)
=応援に駆け付けた人々=
パティシエ氏@2CV6チャールストン
おっちゃん@2CV6チャールストン
1010隊長@ミニ隊長専用車
スズさん@ミニ隊長専用車同乗(22日)
=
チェットさんのレポート
=
=
スズさんの日記
(5/22&23参照)=
<さいごに>
僕がアマチュア無線を始めて今年で10年目を迎えました。きっかけは小型単発機と
モーターグライダー
の飛行(訓練)に必要な無線(航空特種無線技士)の資格を取った事に始まります。その後4級アマチュア無線の資格を取り開局、世界中に沢山の友達も出来て出会いもあり別れも有りました。そんな中忘れられないのが1995年1月17日の『
阪神淡路大震災
』、午前5時46分、揺れが治まると同時にアマチュア無線の各周波数で各地から非常通信が始まりました。「池田の○○でおばあちゃんが下敷きになってる、誰か」「○○モービルですがガズ漏れで危険だからこちらに向かってる方は迂回して」などまだマスコミも状況を把握して無い最中状況が最悪である事がすぐに察知出来ました。それから何ケ月もの間遮断されたライフライン、住民との連絡のやり取りはもっぱらアマチュア無線家によるものでした。孫の安否を気遣う奈良の男性、神戸方面の局に尋ねてるそのやりとりを祈る気持ちで聞いたのを憶えています。間もなく各避難所に8Jコールの特別局が設けられボランティアのアマチュア無線家が通信業務に携わってました。僕自身ちょっとしたボランティアとして神戸を訪れた時各避難所とのやりとりをアマチュア無線で行いました。一般的にアマチュア無線の印象は『暗い』とか『オタク』とか思われがちですが、実際には世の中の福祉や平和に役立つ事が出来る素晴らしい趣味なのです。そこには国籍も性別も年令も肩書きも障害者も健常者も関係無く皆が平等で居られる世界が有るのです。
ただCried Lightは旧車のツーリングクラブ、無線を使う目的は“ツーリング時のお喋り用”なので正直無線にそんなに興味を持ってる人ってのは少ない事と思います。実際
無線局免許状の5年間の有効期限に気付かずコールサインを切らせてしまう人も出て来たりもしてるし新たに資格を取られる方も資格取得後に開局の手間が有り面倒に感じる方も居る事だと思います。そこで、個人開局される方は別として
新たに資格を取得された方やコールサインはもう切れてるけど復活が面倒な方の開局の手間を省くべくCried Lightでは社団局(クラブ局)『Cried
Light HAM Club』(
JL3YKW)開局しました。これによりCried Lightで
登録したメンバー
は
個人開局の有無に関係なく『Cried Light HAM Club』のコールサインを使ってアマチュア無線の交信を行えるのです。ただしこれには
アマチュア無線技士の資格(免許)が必要ですがこれにより個人開局(やコールサイン復活)の手間が省けますのでこれを機に簡単ですからアマチュア無線の免許を取得される事をお薦めします。昨今のツーリングだと台数も台数ですし安全面からもこれは言える事なのです。それにツーリング自体がより楽しく便利に速やかに成るのです。まあ、ただしこれは決して強制では有りませんので無線の無い方もどんどんツーリングに参加くださいね。
とにかく、今回受験された皆さんお疲れ様、おめでとうございます。
文:おっちゃん@2CV
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