皆でやる第一回

クラブ活動な一日



大阪府藤井寺市

<2004年8月1日(日)>

文章&以下写真:スズさん
解説:おっちゃん

by. Cried Light West


<以下黒文章はスズさんのHP『 スズなり 』の『diary』の8/1の転記で青文章はおっちゃんの解説です>



クラブ活動の日


……と言っても、それは吹奏楽部でもなければテニス部でもなくて、「クラブ」という活動の 日なのです。

何のことかと言いますと、クライドライトでお世話になってるおっちゃんが、シトロエン2CV の「クラブ」という車を動かすその日のために、日々手入れ(と言うより修理だな)をしてる 姿を後ろから応援しようという催し。参加したのは、これまたクライドライトのIMAIさんと、 我が家夫婦。

詳細はきっと誰かがレポートしてくれると思います(私は断念するので、まかせた〜(爆))ので 割愛しますが、 塗装したボンネットを研磨してみたり、 ブレーキのなんちゃらを交換 してみたり、 ガソリンタンクをはずしてうんぬん したり(こんな調子なのでレポート書けないっすよ(汗))、 そして私はそれをずっと見てた(爆)。唯一与えてもらった「シートに座ってブレーキを踏む」 お仕事をやり遂げた時の喜びと言ったら、ここで表現しきれません!



   

[解説] by.おっちゃん

上の左の写真は去年(03)11月27日に和歌山の桃山町のみかん畑から運び出す直前の写真で今はまん中の状態、右は2CVの整備は簡単に外せるフロントを外すところから始まるの図。


塗装したボンネットを研磨=

     

[解説] by.おっちゃん

先日試し吹きしたボンネット、結果は夏期特有の湿気とコンプレッサーのタンクの容量の小ささにより自滅(でも全て学習するためだからいいのです)、もう一度下地を整えるべく研摩職人二人が立ち上がった!

結果は下


とても綺麗


=ブレーキのなんちゃらを交換

   

[解説] by.おっちゃん

『ブレーキのなんちゃら』(笑)ではなく、ここでは固着していた左側のブレーキシリンダーとサイドブレーキ調整を行いました。この車は1980年式、この車が僕が普段乗ってる1982年式チャールストンと決定的に違うところはフロントブレーキがドラムブレーキである事。それともう一つ大切な事はこの車のブレーキオイルにLHMを入れてはいけない事。そう、ドラム式には普通のブレーキオイルを入れるのです。上写真左は先ずはジャッキUPから、中はタイヤを外しました。右はドラムに付いてる ドラブシャフト外すべく星形のネジ部分を外して行きます。


   

するといとも簡単にドライブシャフトは外れます(写真左)。まん中は外したドライブシャフト(ミッション側)です。本当は分割しなくてもいいのでしょうが邪魔なのと点検を兼ねてホイル側と分割しました。 分割には特別な技術は要らず、ブーツに気をつけて引き抜くだけでこれはドラムorディスク共通です。右はドラムブレーキむき出しの図。

   

むき出しになったドラムブレーキからカバーを外します。これは簡単に外れない事から叩いたり抉じたりしたくなるでしょうが絶対いけません。答は簡単、ブレーキだからです。ではどうするかと申しますと、写真左のようなプーラーを使います。原理は簡単、周りのアームでカバーを抱き込んでまん中のネジを絞めるとアラ不思議!いとも容易くカバーが外れます(写真中)。右は外れた図、ドラム内部1時の位置にあるのがシリンダー。

   

左は交換前の新しいシリンダーでまん中はお亡くなりになったシリンダー、『 モンテカルロ 』さんにてヨーロッパから取り寄せていただきました。5670円と部品代が安いのも2CVの特徴ですよね。だから増々やる気が出るのです。右は装着完了の図。注意点は外したブレーキシューを再び取り付ける時にあります。外したピン(シューをまん中で止めてる)が遊んで 取り付けの時大変ですが僕は磁石のやつとラジペンでうまくやりました。

   

組み付けが終わればもと来た道を逆に辿ります。

   

そしてエア抜きして内側のカムに通じる14mmのナットで調整(スズさん大活躍!)


=お昼休み=

   

お昼のひととき、皆でホカ弁を食べました。IMAIさんの持ち物は椅子までシトロエンだったのが印象的でした。また、食後のひとときをスズさんはネコさんと過ごされてました。


ガソリンタンクをはずしてうんぬん

ガソリンメーターがまったく動かなかったのでガソリンタンクを外してタンク内のフロートシステム(と呼ぶのだろうか?)を交換しました。

   

まずはガソリン給油口を解除すべく分解、給油口蓋を外し給油口周りの木ネジを一本外して回すと解除出来ます。実は別にこれを外さなくてもタンクは降ろせるとは思うのですが取りあえずこうやって外すって事で。

   

お尻をジャッキUPして下に潜って作業しますが潜る際には死にたくなければ必ずウマ(スタンド)をかましましょう。もぐり込める体制が整えばさっきのガソリン給油口とタンクのつなぎ目のゴムを解除します。(写真右)

   

タンクを固定してるネジ4本とスペーサー2個を外します。給油口とのジョイントを解除すればタンクは降りて来ますがストンと落ちても嫌なのでジャッキで少しずつ下げ上部のガソリンホースやら電線やらを解除、間もなくタンクは降りました。82年式チャールストンと違うのはこの車のタンクは樹脂ではなく金属製でした。タンク上部の3本ネジを外して蓋を開けると同時にフロートシステムは出て来ますがものの見事にこっぱ微塵に壊れてました。なんでタンク内部であんなに壊れるくらいな事に成るかが不思議ですがとにかく1号車の余ってたのと交換。ここでの注意は、フロートシステムは外すのは容易くとも入れるのが難しいのですが黒いフロート部から入れると簡単に入ります。ところが、組み付けてもメーター動かず、結局メーターからタンクに行ってる電線がお亡くなりに成ってたので新しくして復活しました。

今回はここまで、 




まぁ、そんな調子で私は邪魔になってただけなんですが、この活動は私にとって、かなり 感動を予感する活動だったのですよ。

普通に考えて「誰がこの状態の車を買うんですか」 「誰がこの車に乗るんですか」「誰がこの車を直すんですか」と、立て続けに質問したくなるような、錆びてたり穴が開いてたり破れてたり取れてたり繋がってなかったり……俗に言う 「壊れてる」状態の車を、動かそうとしてるんですよ。そしてそれは、間違いなく近い将来に 実現するんですよ。


この続きを見ずにはいられないでしょ。動くその時を見たいでしょ。


それをやろうとするってのも、やり遂げちゃう(実は 現在おっちゃんが乗ってる車も、同じような状態からのスタート だったらしいのです)ってのも、さすがとしか言いようが ないなぁと思うのです。んでまぁ実際、ガレージに揃ってる道具も、ガレージから聞こえてくる作業音も「一般家庭のそれ」とは別物で、キュンだのガーだのガリガリだのと聞こえてくるのですが(笑)。

いやぁ、ほんまおもしろかったです。できることなら、一緒に車の下に滑り込んでみたかったわ。そして、多分おっちゃんにとって「普通なこと」であろう作業を見て「うわー」とか「すげー」とか 「まじで?」とか思ってしまう私は、どこまでも一般庶民なんだなー。

自分のミニなんて、めっちゃ楽して乗ってる車なんだなー。ってゆーか、2CVっておもしろい車やなー。車って、人が作り出したもので、人が動かすものなんだなー。

いろんな想いが浮かんで、感慨深い一日だったのでありました。


クラブ活動の日。


<文:スズさん>


<今回の参加車>

   


<参加者>

おっちゃん@'82 2CV6チャールストン&'80 2CV6 CLUB
IMAIAMIさん@電車
Ma2さん&スズさん@オートバイ

以上4名


<後記> by,おっちゃん

僕は和歌山から2CVチャールストンでファクトリーに、ただ車が沢山置けない事からIMAIAMIさんは電車でMa2さんスズさん夫妻はこの日近くの富田林で行われるPL花火大会の混雑を避けるためバイクで来られました。全員朝10時の“朝練”からの参加となりました。また『クラブ活動』後は場所を大阪市内の昭和町某ダイニングバーに移してツルハ4さん&パーピーさんイマホリさん夫妻と合流、この日ツルハ4が日本海から捕って来たアワビで『アワビナイト』が行われました。美味しかったけどわしゃ家帰ったら朝4時まわってたのには参りましたがまたやりますよ。





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