牛岳 2004/11/06 (土)

 <ジュッカの山>
   標高:約800m(『富山県山名録』より)
   所在地:富山県東礪波郡庄川町
             婦負郡山田村
   備考:山頂標識なし
       展望良くない
山頂付近
 <牛岳>
   標高:987.05m(三角点)
   所在地:富山県東礪波郡庄川町
                   利賀村
             婦負郡山田村
   備考:展望良し
       山頂は広くない
二等三角点
点名:鍬崎
コースタイム  
1139    
1157
1226
1237
1245-1310
1333
1351
新牛岳登山口 発
二本杉
牛嶽大明神
牛岳 二等三角点
牛嶽大明神
二本杉
新牛岳登山口 着

 今日は先週行けなかった荒島岳に挑戦したかったのだが,寮の防災訓練が朝にあったので遠出はできず,県内の山でまだ登ったことのない牛岳を目指した.

 夢の平スキー場のある鉢伏山を巻く県道から新牛岳登山口のある林道に入る.この林道はセンターラインこそないが対抗車とすれ違えるだけの幅はあり,しかもしっかりと舗装されていて走りやすい.新牛岳登山口そばの路肩の広い所に車を停める.
 新牛岳登山口には標識がない(以前は標識がついていたような杭はあったが).上に向かって伸びる木階段からスタートする.最初は杉林の中で台風のせいか,手入れされているのか枝葉が沢山落ちている.一頑張りで尾根上に出る.この尾根は牛岳からまっすぐ北に延びており庄川町と山田村の境界になっている.庄川町側(西斜面)は杉林で,山田村側(東斜面)は雑木林でわずかに紅葉が残っている.なだらかな道を登っていくとジュッカの山と呼ばれるピーク(なだらかすぎてピークという印象はない)に至るが山頂標識はなく,何も知らずに通り過ぎることがほとんどだろう.徐々に下り道となり,下りきった所が二本杉(五合目)の休憩所でここまで車が入れるらしく,広い駐車スペースがある.あずまやには熊の目撃情報が書かれた看板が立て掛けられていた.二本杉からの登山道は溝状の道を行く.木階段が設けられており歩きやすい.八合目に出るとブナ林が広がる.もはやブナの木には枯葉すらついておらず,樹間から牛岳山頂が望まれる.そのまま道なりに進むと再び溝状の道となり登山道上に岩がちらほら現れる.落ち葉で岩が隠れていてちょっと歩きにくいがそれも僅かで牛嶽大明神に到着.石段を登って参拝する.昼食は後回しにして牛岳最高地点である三角点に向かう.この山頂部もブナ林でやはり落葉しきっていた.10分ほどで牛岳山頂 着.
 山頂は360度の展望とは行かないが富山平野や砺波の散居村,牛岳南方の山々が望まれる.山頂は狭く,15人ほどの団体さんがいたために居場所がない.ゆっくりと三角点を接写したかったがそうもいかずそそくさと山頂を後にした.牛嶽大明神まで戻り,傍のあづまやで昼食をとる.立山連峰方面は,立山と薬師岳がその雪の白さのために認識できたが,他の山々は霞んではっきりしなかった.

 かなりの好天でなおかつファミリー向きの山である牛岳にしては想像以上に人が少なく,もしかしたらここ最近の熊出没事件の多発が影響しているのかもしれないと思った.
備考等
 ・ジュッカの山;庄川町の隠尾,名ヶ原,落シ,横住,湯山,湯谷,二ツ屋,砺波市の川内,伏木谷,五谷の十ヶ村の入会地からとってジュッカの山と呼ばれる(『富山県山名録』より).展望もなく単なる通過点.
 ・牛岳の三角点は点名が鍬崎.かつては東礪波郡側では鍬崎山と呼ばれていたかららしい.大山町にある鍬崎山と同名のため,牛岳に佐々成政の埋蔵金があるとする説もあるようだ.
 ・牛嶽大明神の祠には牛の肩に乗った大国主命の像が祀られている.毎年5月中旬に神事と共に山開きが行われる.

 <天候> 晴れ
 <メンバー> 単独
 <25,000分の1図> 山田温泉 


登山口からダム湖を望む 新牛岳登山口 二本杉(五合目) 溝状の道を行く
八合目のブナ林 牛嶽大明神 向かいの山が三角点ピーク 山頂部のブナ林
山頂からの眺望@ 山頂からの眺望A 立山連峰方面の眺望

 top page