エンジンオーバーホール 作業風景

コンプレッションが低かったため、思い切ってエンジンのオーバーホールを行っております。
作業風景を順次アップしていきますので、チェックして下さい!!
開けないと分からなかった事も手に取るように見えてきます

第2弾はこちらから!

画面左がエボ4、その右がエボ7用のピストン・コンロッドです。
4用のピストンを見ると、リングの固着により、この様な所から圧縮が漏れていた事が分かります。オイルの管理はしっかりと行っていきたいですね。


ピストンの比較面ではエボ7にピストンスカートの方が短い事が分かりますね〜。
これはフリクションロスを減らすのと、レスポンスアップに効果が有るそうです。
素人考えだと大きい方が強そうですが、違うんですね(^^;

コンロッドの比較では、エボ7用にはコンロッド中央付近にコブ?が見えます。これにより、曲がり面への強化をしているのが分かりますね。こんな小さなコブでも、大きな役割を持っているんですね。

内側の拡大比較写真です。
左側が今回取り付けるエボ7ピストン。右側が今まで付いていたエボ4ピストンです。
エボ7用のピストン裏側に注目してもらうと、裏のクボミ?の左側に貫通していないちょっと大きめな穴が有るのが分かりますか?それは、ピストン裏に1周オイルの流路を作って流動的に冷却をさせるそうです。
進化しているまさにエボリューションらしい細かいマイナーチェンジですね。
壊れない為の仕様変更はユーザーにとっては嬉しい事ですね!

カーソルを写真に合わせると若干拡大の写真になります。
次はバルブの状態です。
ピストン同様真っ黒になっていますね。(左の写真左側)
4気筒ですから当然バルブは16本ありますが、これも付着しているカーボンを1つ1つ手作業で削っていきます。根気の要る作業ですね。削った状態が(左の写真右側)で、新品の様に仕上げていきます。
外側の狭い幅の部分の作業は特に慎重に行います。
これはエボ4のクランクですが、これも加工します。
何をしているかお分かりですか?

そうです、オイル穴のバリを取っています。こんな小さな事に思える作業ですが、こういう小さな作業の積み重ねが、結構効いてくるんですよ〜。

さて、上で加工したクランクやエボ7ピストン・コンロッドを取り付けてみましょう。
そのまえに下地処理と言うことでメタルにペースト剤を塗っている所です。
エンジン内部の当たりの部分で初期カジリ防止に効果が高いそうです。

カーソルを画像に合わせると、装着画像が見られます。

ステムシールも新品に交換します。
ヘッド内部、バルブからのシール部分です。ブローバイが上がる場合はここが経たってます。
消耗品はせっかくの折ですので、交換必須ですね!

これも画像にカーソルを合わせると、装着画像を見ることが出来ます。

バルブスプリングも交換しておきます。TME純正バルブスプリングです。走行500kmの物を格安で入手出来ました。エンジンから「カタコト」音がしていたのですが、エボリューションマガジンにてバルブスプリングを交換したら、異音が消えた、という記事からの交換です。まぁ、本当に格安だったので、お試し程度ですけどね。
もちろんラッシュも交換予定です!

画像にカーソルを合わせると、リテーナー取り付け時の作業風景が見られます。特殊なツールで付けていますねぇ。
これは外したままの(オイル類は拭き取ったりはしていますが)燃焼室です。バルブの裏も真っ黒ですねぇ。燃焼室も当然真っ黒です。
周りにある水穴(小さな丸穴)やオイル系の穴(大きめの穴)にもバリがあり、表面もザラつきがあります。
そこも全て磨き上げ、綺麗に仕上げていきます。上で紹介したバルブの作業のように繊細で細かい作業なので、経験が物を言う作業ですね。
ではこれから仕上げを紹介しましょう。
燃焼室を磨き上げます。
周りを傷付けないように、テープでマスキングしています。
画像では分かりにくいですが、表面は非常にザラザラしていて、バリも激しく有ります。純正で大量生産するのですから、その辺はしょうがないですね。
しかし、そこをこだわって最高のエンジンに仕上げます。
カーソルを画像に合わせると驚きの画像が見られます。

どうですか、感動物じゃないですか!
これは外周にあるインテークポートのバリや段付き修正をおこなった後の画像です。
全ての穴はこの様な状態に仕上がっています。
そりゃあ純正とは大違いでしょう!!
こういう見えない所が大きく差を付ける所なんですよねぇ(^^)
良い仕事してます。安心して任せられるショップとの巡り会い、これもチューニングの重要な点かもしれませんね。