私たちにできる、カンボジアの子供たちへの支援
    

私たちは、2005年平成17年7月23日〜31日にカンボジアの子供たちへの支援のため、渡航しました。

カンボジアの政府、シアヌーク大統領の側近で活躍されている大臣「チェイ・ソッ氏」が温かく迎えてくださり、

「日本の皆様の暖かいご支援に感謝いたします。」と丁重なるお迎えをいただきました。

その後、日本大使館に伺いました。

「日本政府もカンボジアのために最大の努力を払いNGOの活動の皆さんと共に支援していきたい」

とのお話を聞き、大きな勇気がわいてきました。

プノンペン郊外にあるごみ山 (スツンミンチェイ)

今から 9年前ゴミ処理場が設置されました。

この道の先に見える山がごみの山(スツンミンチェイ)、広さ 6,78ヘクタール、深さ 4〜5メートル

プノンペン市内のゴミが毎日大型トラックで 400台、 667トン運ばれる。

その
約 90パーセント、 630トンが分別されリサイクルされる。

 

 

地方の貧しい家族は、生活のために土地を売りはらい、財産を失い、プノンペン市に仕事を求めて移住します。

しかし仕事がなく、物乞いをして生きるよりせめて自活をしたいとの思いで、家族でゴミ拾いをしています。

大人が一日中ゴミ拾いをして、約2000リエラ〜4000リエラ(60円〜120円)にしかなりません。

そんな家族が2000世帯にまで増え、三つの村ができた。これからも増え続ける。

毎日、約500人の人々がゴミ拾いをしています。

そのうち半数の250人は子供たち。

このゴミ山は、自然発火しダイオキシンを含んだ有毒ガスの煙が、いつも充満している。

子供たちは肺病や皮膚病に犯される。

ごみ山に集まる人達の集落が三つの村となり、2000所帯となった、益々増える一方だ。


ジャイカの調査によると、

カンボジアには、ストリートチルドレンが 20000人、

そのうち 90パーセントの子どもが薬物を飲まされている。

国民の 1,9パーセントがエイズ患者、1日 25人づつ増えている。


2005年現在、エイズ孤児が 96000人に達する。


地方の家族で、両親がエイズで死亡してしまうと、子どもは売春か、物乞いか、ごみ山で生きるしかない。


国民の36パーセントの人々が、1日1ドル以下の生活をしている。

スレイ・カウ 13歳、

7時〜11時まで、プイトア村小学校に行っている。

午後はゴミ山に来て6時まで拾う。

お母さんに渡して生活費にする。

 

 

私は子供たちが、このゴミ山で少しでもはたらいて

生活費の手助けをしようとして生きている姿を目の当たりにしました。

有毒ガスの煙の中で、ひたむきに生きるしかない現実の子供たちに対し、

私には何がしてあげられるのだろうか・・・。

 

 

JHPの人たちの努力で、

両親をなくしゴミ山でゴミを拾い、生きている子供たちを引き取り育てている、孤児院施設に伺いました。

子供たちは、明るく希望にあふれ、元気に私たちの胸に飛び込んできてくれました。 

「こんにちわ、こんにちわ・・・」 と人なつこく笑顔で迎えてくれた子供たちに触れ、

私たちは感動しました。 そして、子供たちから大きなパワーを頂きました。

子供たちは、日本の私たちが来てくれることを考えて、いくつもの芸を練習し待っていてくれたのです。

写真は伝統芸のアプサラです。

子供たちは一人ひとり自己紹介して 「将来は日本に行きたい、そして看護婦になりたいです」 など

大きな夢を話してくれました。

とても両親を亡くしたと思えないほど、元気で希望にあふれていました。

JHPのスタッフの皆様方の努力が立派に実っています。

本当にすばらしい支援活動を教えていただきました。


☆お陰さまでカンボジアに学校が建設されました

               
    

プノンペンからいよいよ地方現地、プレイベン州ピエリアン村へ、途中メコン川を渡るフェリーに乗ります。

そこにも、食料を売る仕事を手伝って生活を支える子供たちがいます。  メコン川での水遊び。

                      

  お陰さまでカンボジアに第 3校目の校舎が完成しました。

今も貧困に苦しむカンボジアの人々、約 2000人もの人々が私たちを迎えてくださいました。 

今までの 一食募金や、バザー基金など多くの皆さまからの真心が、こんなにも大きく実りました。

本当に有難うございました。

 

校舎建設費、約 350万円

写真は・・・7月27日、プレイベン州・ピエリアン村に建設させて頂いた小学校の開校式の様子です。

これで、3校目の学校が建設されました。

当日は、州知事や郡長さんはもちろんのこと国会議員も参加され、

式典のあいさつでは、『この学校は、日本人が食事をぬいて建てました』と一食の意義も紹介されました。

そして、村人や生徒たちからも感謝の挨拶を頂きました。



こんなに元気な子供たちも、10人中2人は家族のために身を売られていく・・・。

今できることは里親支援活動です。

私は、9年前に病気のため両親を亡くし、祖父母に育てられている、

ブイポイ、ブイピアップの姉妹の里親となり支援をさせていただいて3年目になります。

今年7月24日、1年ぶりに二人に会った時、大粒の涙を流して迎えてくれました。

年々二人は元気を取り戻しています。

そして明るく「一生懸命勉強して看護婦になりたい」と言ってくれました。

涙がこみ上げてきました。

これは、 ブイポイ、ブイピアップの家のキッチン(台所)です。

見たところ、食料はなく何を食べているのでしょうか。

家の壁も荒れたまま、夜になっても灯りはなく真っ暗闇になります。

私も現地に泊まらせていただこうと思い、夜になっ訪ねたら、

何も見えず、とても危険で、スタッフの人たちを泊めることはできませんでした。

今年はピエリアン小学校の校長先生に相談して、

親が亡くなってしまった貧しい子ども達 31人の子供たちを選んでいただき、

里親支援をさせていただくことができました。

写真は足利市に住む小沢さんです。里親になってくださいました。

中央の子供さんとお母さんです。

数年前に夫を亡くし、ご自身も病気がちになってしまい途方にくれていたお母さんは、

小沢さんの暖かい思いに触れて、感激の涙をこぼされておられました。

多くの日本の人々の、温かい支援を心からお願いしたい気持ちで一杯です。

中央は、ウルウン・ターリー、13歳とお婆ちゃん。

お父さんお母さんは、生まれてまもなく病死してしまいました。祖父母と3人暮らし。

後ろがターリーの家、しかし土地が国のもので、

やがて没収されてしまい住むところがなくなってしまいます。

中央左は、足利市に住む、井野口さん里親になってくださいました。

 

支援金は、一人に1年間2万円、学用品その他に当てられます。

この記事は、東京新聞3月 日の記事、

今年カンボジアは、最悪の旱魃に襲われました。

私たちは、オクビ・チェイ氏に井戸を依頼していましたが、

現地から「井戸を掘っても水が出ない」との連絡が入りました。

そこはプノンペンより北、最も貧しい地域のコンポンスプー州、ウドン郡トゥール村です。

水不足、食糧不足、その上、毎日の日照りで危機状態とのことでした。

そのとき不思議と、古い枯れた貯水池に残っていた水溜りを発見しました。

「この貯水池を新たに造り直したい」 との連絡により支援を決定しました。

3月27日工事着工、31日大きなため池が完成しました。

この貯水池は四つの村の人々の生活用水になります。

4月5日、時ならぬ雨が降り、新しい池に20センチほどの水がたまりました。

村の人々は「神様が雨を降らせてくれた」 と大喜び、夜暗くなるまで村人は池を離れませんでした。

5月2日には、子供たち300人、村人200人により池の周りの植林活動をされました。


私たちは、7月28日、コンポンスプー州 トゥール村の現地に訪れました。

そこには 1500人もの村人や子供たちが 私たちを迎えてくれました。

本当に立派な貯水池ができました。

この貯水池は四つの村の人々のかけがえのない水源になります。

皆様方の真心がこんなに実りました。本当に有難うございました。

 

支援金は約70万円、 貯水池は 41m×20m 深さ6m

子供たちの未来は、何も約束されていません。小学校を卒業しても生きるための仕事もなく、毎日の食料もありません。

「私は草の葉っぱや、木の葉をたべています。」

「お父さんお母さんは病気で死んでしまいました・・・。」

この現実の中に生きている子供たち、

特に1970年からのベトナム戦争から内戦になり、ポルポト政権の国民大虐殺300万人の影響が、今も子供たちを苦しめてしまっている事実。

平和国である日本の私たちが少しでも支援の手を差し伸べてあげたい気持ちで一杯になります。

アンコールワット

これはインドの聖地・霊鷲山をイメージされたとも聞いた。

この高い塔には、ヒンズー教の神、そして仏陀がまつられている。

神や仏が国民の幸せを願い、見守り続けてこられた歴史には、悲しい悲しい出来事が過ぎてきました。

神仏は、どんなにか深い悲しみの涙を流し続けてきただろうか・・・。

それは生きている私たち人間が、神仏の心を持って神仏の世界をいかに創りだしていくか・・・。

神仏から与えていただいた尊い命を持つ、人間自身の生き方に期待されているのだと思いました。

この世の中に、正しい戦争というのはありません。

戦争とは、人を殺すことです。

兵器とは人殺しの道具です。

戦争は二度と繰り返してはなりません。

未来の子供たちのために・・・。

世界で唯一の被爆国、日本の私たちが声を大にして伝えていきましょう。

神仏が与えてくれたかけがえのない生命、

そして母なる地球を大切に、

世界中の人間同士が助け合うことを・・・・・。

宇宙から見た夜の地球、先進国には明かりがともり、途上国には灯りもありません。

64億の人口、食糧不足、水不足、環境破壊、地球温暖化、

人種差別、大量虐殺、内戦、世界の戦争、核兵器、放射能汚染

今、人間同士が助け合い平和な世界を創り出して行くときが来たのです・・・。