尾鈴山

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尾鈴山

 尾鈴山は宮崎県の都農町と木城町またがる1405メートルの山である。すごく気になっている山であったが、思い切って行ってみることにした。

 鹿児島市内からだと高速を使っても直線的に都農方面へ行けるわけでもなく、鹿児島から見てこの地域は九州で一番遠いと感じる場所である。北九州とかのほうが高速を使えば4時間程度で行けるのでよほど近いと感じる。

 アプローチは10号線を国分まで行き、霧島神宮から高原町へ抜け、野尻町、高岡町で広域農道へ入りあとは、農道をなるべく使うようにすると早く行ける。今までまじめに10号線を走っていたのが馬鹿馬鹿しくなるほど早く行けた。

 コースは甘茶谷コースと瀑布コースの2通りのコースがあるが、瀑布コースがお勧め。甘茶谷コースだとただの山頂往復になってしまい興味は半減する。瀑布コースは、白滝、すだれ滝など素晴らしい滝を見ながら、登ることができ登り甲斐のあるルートだと思う。

 今回は瀑布コースよりのぼり、甘茶谷コースから下った。

【行動記録】
 道路に尾鈴山登山口の標識がしっかりあり、迷うことなく登山口に着いた。

 登山道ははじめ軌道跡を通る。まがりくねった場所にはショートカットの道もあり、その道を利用した。登山道脇にはところどころつららがあり、うれしくて写真を撮りまくったりした。実はこんなことやっている暇はないくらい長い登山道でして、後から時間配分を間違えたことを思い知らされた。

 軌道跡の道にはトンネルや橋もあり、非常に快適。白滝へは分かれ道を3分ほど進む。白滝は落差75メートルもあり、素晴らしい滝だった。水量はそれほどなく、女性的なやさしい滝のように感じられた。

 登山道は沢を渡りここから急なのぼり坂が続く。登山道は白滝を右岸から高巻くようにつけられている。途中、白滝が展望できる場所があった。

 しばらく杉林を進むと林道に飛び出した。これからの上り坂がきつく、雪も次第に増してなかなか進まない。積雪は10センチ程度で多い場所は30センチ近く積もっていた。ルートファインディングをするのも大変で疲れてきたころに上から登山者が降りてきた。トレースがあると思っただけでとてもうれしかった。長崎尾の北斜面はすごく雪が積もっていて、もし自分らでトレースつけていたら日没に間に合っただろうか。それほどトレースに助けられた。

 長崎尾に着いた。展望はあまり良くないが木々の間から遠くは霧島の韓国岳・高千穂峰、石堂山、市房山などが展望できた。

 長崎尾から尾鈴山までは一度下って、再びのぼり道であったが、さすがに行動時間が長くなってくたびれた。午後3時前ということもあって尾鈴山山頂には人はおらずひっそりとしていた。昔、鉄塔があったらしいがその残骸のハシゴが木に立てかけてあり、何か見えるかなと思って登ったが、何も見えず。ただ危ないだけだった。早く撤去して欲しい。たまには展望のきかない山ってのもいいんじゃないでしょうか。

 下り道は甘茶谷コースを下ったが、途中でアイゼンをつけた。時間が押し迫っていたせいか、かなり急な下り道のように思えた。あと何合目という標識がこれでもかといわんばかりに設置されており、ちょっと看板が多すぎる気がした。

 林道を1時間ほど歩いて駐車場へ辿り着いた。今回の逆コースの方が、楽な気がするけど朝一番で林道歩きは嫌だなあと思った。とにかく疲れたけど雪もあって、氷結した滝も見られて充実した山行でした。

【参考時間】

登山口 9:01
白滝 10:41
白滝発 11:00
林道 12:03
林道発 12:12
南矢筈岳 13:18
長崎尾 13:45
尾鈴山 14:50
尾鈴山発 15:17
甘茶谷登山口 16:31
駐車場 17:38

取材日:2004年1月31日

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農道から
美しい日の出
登山口にて

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軌道跡をすすむ

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すだれ滝

トンネル

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さぎりの滝

巨大なつららが

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白滝

白滝
登山道から

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雪がだんだん
多くなってきた

突如林道に
飛び出した

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この後
スパッツをつける

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長崎尾

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長崎尾から下り

石堂山、市房山
が見えた

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北側の眺望

尾鈴山山頂

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尾鈴山神社

都農方向の
眺望

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アイゼンを
つける

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ヒメシャラが
綺麗だった

林道

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