藺牟田池外輪山一周

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 藺牟田池は,飯盛山の噴火により,火口に水を堰塞してできた藺牟田火山 の中央部にある火口湖で、周囲約4qの浅池である。湖面には低層湿原の浮上による浮島が見られ、特殊な植物が多く生育し、国の天然記念物に指定されている。
 いこいの村いむた池など宿泊施設、キャンプ場などいろいろな施設があり、鹿児島県でも結構有名な観光地になっている。

 藺牟田池の外輪山は標高508メートルの片城山をはじめ、山王岳(496メートル)、舟見岳(498メートル)、愛宕山(485メートル)が連なり、一周約4時間程度でまわることができる。決して高い山とは言えないが、変化に富みそこそこ楽しいコースである。また、鹿児島市内からのアクセスがよいので気軽にこれる貴重な山である。

【行動記録】
 先週、交通事故に遭いまだ左尻が痛むが休んでいても他の筋肉が弱りそうなんでリハビリを兼ねて部員4名で藺牟田池を攻めることになった。

 国道3号から国道328号に入り、入来峠を越える。藺牟田池への表示板に従うと登山口である生態系保存資料館前の駐車場にたどり着いた。藺牟田池はこの辺ではそこそこ知られた観光地であるため迷うことはないだろう。

 資料館のおじさんがパンフレットを手渡してくれた。すごく見やすいパンフで重宝した。

 外輪山を時計回りで一周することにする。愛宕岳へはいきなりの急登。ジグザグに登っていくと眼下に藺牟田池が広がる。「池が見えます」という看板に「誰でもわかるちゅーねん」と思わずツッコミを入れてしまった。至れり尽くせりの案内板、標識の数である。約20分程度の登りで愛宕岳の山頂に着く。山頂からは桜島、霧島などが眺められる。桜島が思ったより近くに見えてびっくりした。

 舟見岳へは一度鞍部へ10分程度下り、10分程度登るだけである。さしてきつくはない。舟見岳からの下り坂はかなり急で足場が悪いので注意が必要。要所には工事用のロープ(トラロープ)が張ってあり、手がかりがついているので技術的に難しいということはない。急な下り坂を下りていくと車道に飛び出る。案内板があるのでそれに従って30メートルくらい車道を進むと再び山道となる。

 車道からしばらくは急な上り坂である。南向きの斜面で2月なのに暑かった。竜石は見晴らしがよいので、この辺でゆっくり休憩しよう。山頂には祠があり、竜石伝説の案内板があった。1年生黒岩くんが鹿大山岳部のコールを知らないということなので、竜石で特訓する。上級生はいったい今まで何を教えてきたのだろうか?まったくもう。

 竜石から下り坂を10分も下ると車道にまた飛び出す。山王岳への登り坂の途中にはボルダリングによさそうな岩が散在していた。誰か登った人はいるのだろうか。山王岳の山頂は、展望がほとんどきかないが、シイの実がたくさん落ちていた。山王岳から10分ほどで片城岳への鞍部に下れた。

 片城山へは鞍部から20分ほど。石堂山、尾鈴山とちょっと長めの登山が多かったので今日は非常に楽に感じた。あっという間に片城山山頂についた。展望はあまりよくないがちょっと下ったところに展望のよい場所があったのでここで休憩にする。お湯を沸かして紅茶を飲んだ。再びコールの練習。だいぶ黒岩君もうまくなってきた。「ホォーーーーーーオッ」と猿のように叫んでいたら下にいた人がコールを返してくれた。

 ゆっくり登山口まで下っていく。急な場所があるので注意が必要だ。5分ほど急な下り道であるが、それからはなだらかな下り道である。案内板もたくさんあり、楽である。

 いこいの村いむた池の前に飛び出す。ここで温泉にも入れるようだ。次に来たときは絶対入ろうと思った。ここから先は車道をあるくと駐車場に着く。

 非常に楽だったが、天候に恵まれ充実した登山になった。帰りは蒲生町経由で帰った。千貫岩に寄った。


【参考タイム】
8:39 駐車場発
9:09 愛宕岳着
9:19 愛宕岳発
9:35 舟見岳着
9:38 舟見岳発
10:18 竜石着
10:36 竜石発
11:00 山王岳着
11:09 山王岳発
11:31 片城岳着
11:51 片城岳発
12:19 休憩
12:44 出発
12:44 いこいの村 いむた池
12:55 駐車場着

参考タイムはデジカメで記録
取材日 2004年2月11日

付記
山行前のトレーニングには最適な場所だと思われる。実際に外輪山のコースを走っている人がいた。車道が平行して走っているのでトレーニングがきつくなったら自分のいいところでやめることもできるし、往復のコースと違って一周まわるコースは楽しい。ぜひ合宿前のトレーニングに藺牟田池に行ってはどうだろうか。距離的には千貫岩から先にちょっと進んだところである。
 

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思いっきり
観光地に焦る

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愛宕岳への
急な登り

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紫尾山かな

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池が見えますって
言われなくても・・・

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看板を作らずとも
見えているのでは

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桜島が近くに見えました

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愛宕岳山頂

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飯盛山は通称
藺牟田富士とも呼ばれる

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舟見岳山頂

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竜石からの眺望

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山王岳山頂

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展望台で休憩中

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ホォーーーーーーオッ!
ただいまコールの練習中

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片城山からの
急な下り坂

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