KESが2001年4月に京都で生まれ6年が経ちました。2008年4月末では審査・登録数が2,100件を越えています。
これまでKESに取組んでこられた事業所での活動事例集が特定非営利活動法人KES環境機構(旧 京のアジェンダ21フォーラムKES認証事業部)から発行されました。(17ページのカラー印刷)
環境改善活動のきっかけ、活動目標と成果、活動の進め方、社内の変化、感想・喜びの声などがわかりやすく記載されています。
入手希望の方は特定非営利活動法人KES環境機構あるいは各地のKES審査機関へ問い合わせ下さい。
鹿児島県また近辺の地域の方はNPO法人エコサポートTGALまでご連絡下さい。
環境改善推進事業所リスト(41事業所)
1.ホテル業
@ 株式会社京都ホテル
B 株式会社京都東急ホテル
D 株式会社京都センチュリーホテル
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A 京都ブライトンホテル株式会社
C ホテルグランヴィア京都
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観光のまち京都では、比較的規模の大きなホテルでの取組みが多く、ホテルグランヴィア京都では環境改善により一年目3,500万円、二年目1,400万円のコスト削減効果を出されています。
また、『環境』を切り口に業務の改善や効率化が進んだこと、全従業員が同じベクトルに向かって環境改善に取組むことで、組織の横断性、企業の総合力が高まったことは、とても意義深い成果であった』と感想を述べられています。
活動の中ではホテルから出た生ゴミを堆肥化し、その堆肥で作った安全でおいしい食材をホテルでお客様に提供する『食の循環』もスタートしています。(KESパンフレット情報に掲載)
2.病院・クリニック
@ 七条武田クリニック A 岡田高鍼灸治療所
医療機関での取組み事例はまだ少ないのですが、七条武田クリニックでは『グリーン購入』や『環境広報』を目標に掲げ、エコ商品の優先的購入や『きょうたけ新聞』を毎月発行し環境に関する記事を患者さん、職員に読んでもらっています。
小規模医療機関でもKESは取組みやすいので、医療機関での環境改善に取組む仲間が増えることを期待されています。
3.学校
@ 京都府立北稜高等学校
京都府内学校での取組みは数多くあります。
北稜高等学校では、『自分で考え、自分で表現する』『地球と人間』をテーマに、以前から環境学習や地球環境問題への取組みを行っていましたが、全国の普通科高校で初めてKES認証取得されています。
活動は生徒達が中心ですが『KESを取得してから、家庭でも環境を意識した生活をするようになった』との声が聞かれるとのことです。
4.製造業
@ 金馬電機株式会社
B 株式会社カナモリ
D 日本電気化学株式会社
F 日本紙工株式会社
H グローバリーテック株式会社
J 東洋紙業株式会社
L 桃山ポリ株式会社
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A 株式会社梅田製作所
C 峰山電子工業株式会社
E サント機工株式会社
G 上田鍍金株式会社
I 株式会社松本電機製作所
K 大槻工業株式会社
M 三共精機株式会社
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製造業での認証取得数は多いですが特徴的な事例を紹介します。
サント機工株式会社では、5年前にKES認証取得し、年間180万円の経費削減という予想以上の成果に驚かれ、近隣の企業数社にもKES取得ができるようサポートし、KESを率先して広められています。
三共精機株式会社では、活動4年目に企業の中期計画の中で『環境商品』を主要商品の一つと位置づけ、環境商品の販売力強化を目標に掲げるとともに、ソーラーパネルの設置、雨水を透過するインターロッキング等をリニューアルする営業所建物に採用するなど環境に配慮されています。
上田鍍金株式会社では、当初ISO14001を検討していましたが、費用が安くほぼ同じ効果が期待できるKESステップ2を取得されました。
ISOは文章表現が難しく、担当者以外の社員には分かりにくい部分がありますが、KESは皆に分かりやすく短期間で社員にどんどん環境問題についての意識が浸透したと話されています。
また有害化学物質排出量は原単位で半分以下になったとのことです。
5.建設業・清掃業・産廃業
@ 株式会社浄美社
B ケイコン株式会社
D 株式会社ヤマモト
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A 株式会社片山工務店
C 株式会社アルファー
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ケイコン株式会社は、コンクリート二次製品の製造販売と総合建設業を営んでいますが、電力8%、水道30%、紙29%、廃棄物74%と大きな成果を出しています。
その理由として、
@対象社員全員が自主的に実践できる改善項目を選定した
A活動進捗表によって月次で『見える化』出来る
が効果につながったとされています。
6.運輸業
@ 株式会社エコロ二十一 A 公栄運輸株式会社
B 阪神トラック株式会社
株式会社エコロ二十一は、タクシー会社ですが以下のような施策を推進されています。
@ グリーン電力証書利用のCO2排出0タクシーの導入
A アイドリングストップ機能付き仕様車を全社導入 2割CO2削減
B アイドリングストップの励行 5.1km/l→6.7km/l 24%良化
また阪神トラック株式会社は、以下の活動を推進しています。
@ 廃食油(BDF)燃料の使用
B 市民苦情減 7件→0件
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A 交通事故減 22件→19件
C 水道使用量減 33%削減 |
7. 販売会社・研究所
@ 株式会社教材研究所
B 有限会社村田堂
D 科研製薬株式会社京都事業所
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A 冨田電気通信株式会社
C 平安キャノン事務機株式会社
E 竹中エンジニアリング株式会社 |
株式会社教材研究所は、修学旅行や社会科・理科の副読本などを出版していましたが、環境に関連する企画の受注活動を強化し、旅行会社のエコツアー企画、廃棄物学会の市民向け学会誌、京エコロジーセンターや京都市環境局の発行物などを手がけ、今では将来の社業の一つの柱と期待されるようになって自主企画の単行本も企画中とのことです。
またKESを目指す企業への支援活動を目標とされています。
有限会社村田堂の主な事業は学生服の販売です。
学校などでの環境教育・啓発活動に注力し『繊維リサイクルについて』『ペットボトルはどうなるの?』など 出前授業を実践されています。
8.NPO法人他
@ NPO法人きょうとNPOセンター A 京都弁護士会
B NPO法人エコネット丹後 C 京エコロジーセンター
D 関西電気保安協会京都支部
NPO法人きょうとNPOセンターは各分野の市民活動を支援しています。
環境以外のNPOが『それぞれのNPOの目的・理念にあった環境に良い事業を行っていく』というプラスの取組みを重視し、NPOを対象にした環境マネジメント講座の開催やニュースレターでの意識啓発を行っています。
例えば子育て支援の分野なら将来子どもが大きくなったときにきれいな地球環境が残っているような配慮が必要ですし、マネジメントシステムの導入はそれぞれのNPO活動の効率化にもつながると意欲的です。
関西電気保安協会京都支部では、協会内にとどまらずお客様を含めた活動を展開しています。
@ お客様事業所での適正温度管理等のアドバイスやデマンド監視システムの提案
A お客様事業所へ高圧機器の微量PCB分析提案
B 環境教育の継続的実践
今回の改善事例集は京都府内事業所の事例ですが、今後は地域を広げての事例を紹介できると思います。
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