遺伝子組み換え食品は、遺伝子組み換え技術で作られた作物のたんぱく質が含まれる食品とします。
プランです。日本国内での遺伝子組み換え食品の販売を、2005年度より禁じます。
このプランによるメリットは生殖機能障害の回避です。
現状を述べます。遺伝子組み換え作物の中でも、ラウンドアップなど特定の除草剤に触れても枯れないような形質を与えられた、除草剤耐性作物に述べます。
除草剤耐性作物というのは遺伝子組み換え作物の中でも一番よく導入される形質で、全体の7割以上も占めています。
資料を引用します。
『食べてはいけない遺伝子組み換え食品』日本消費者連盟事務局員安田節子著99年発行より 引用開始。
《現在遺伝子組み換え作物ですでに応用化されているもののうち、最も高い比率を占めるのが除草剤耐性を持った作物である。全世界で応用化されているもののうち、実に71%がこの除草剤耐性作物である。》引用終了。
そのほとんどがモンサント社の「ラウンドアップレディ大豆」なのです。
資料を引用します。
『知っておきたい遺伝子組み換え食品の知識』フリージャーナリスト天笠啓祐著2000年発行より 引用開始。
《性質としては除草剤耐性がほとんどです。しかもモンサント社の「ラウンドアップレディ大豆」がほとんどを占めています。
現在日本に輸入が認められている遺伝子組み換え大豆はこのモンサント社の除草剤耐性大豆だけです。》引用終了。
また、その組み換え作物を栽培する際にはメーカーの指定する農薬である「ラウンドアップ」を使わなければならないことが多いのです。
資料を引用します。
『サラダはもう食べられない』環境問題に30年以上も従事しているマーティン=タイタルら共著より 引用開始。
《モンサントは「ラウンドアップレディ」という遺伝子組み換え種子を農家に販売している。
この種子は、やはりモンサントが販売している「ラウンドアップ」という除草剤を散布しても死なない特性を持っている。
「ラウンドアップレディ」種子を購入する農家は、種子は「ラウンドアップレディ」、
除草剤は「ラウンドアップ」のみを使うという契約書に署名しなければならないことが多い。》引用終了。
また、遺伝子組み換え作物は通常の作物に比べ、「ラウンドアップ除草剤」が多くかかってしまいます。
除草剤耐性組み換え作物は除草剤によって枯れません。
ですから、除草剤を作物にまで散布します。そのため、ダイズに含まれていて、環境ホルモンに似た作用を示す、植物エストロゲンが増えています。
植物性エストロゲンは農薬「ラウンドアップ」の主成分である"グリフォサート"によって増加し、生殖機能障害などを引き起こすのです。
資料を引用します。
『遺伝子組み換え食品最前線』科学評論家 渡辺雄二著98年発行より 引用開始。
《「ラウンドアップ」を豆類に散布すると有効成分のグリフォサートの作用で、植物性エストロゲンが増えてしまうのだ。
ドイツのベアトリクス・タペーザー博士と、クリスチン・フォン・ワイゼッカー氏は「植物性エストロゲンは、哺乳類の体内でホルモンと類似した役割を果たし、
重大な生殖機能障害を起こす」と警告する。
「ラウンドアップ」の主成分であるグリフォサートはアミノ酸で出来ている。
そのためそれが葉などから吸収されると、結果的に植物性エストロゲンを増加させるように働いてしまうようだ。
実際、大豆と似た植物に「ラウンドアップ」を散布した実験では、クメストールという植物性エストロゲンが増加していた。
おそらく他のマメ科の植物やそれ以外の植物でも、「ラウンドアップ」によって植物性エストロゲンが増加することがあると考えられる。》引用終了。
文中で出てきたクメストールは98年発行『食品汚染性有害物質事典』の中の「内分泌攪乱物質である可能性の指摘されている物質の暫定的なリスト」
に入っているので、人体に悪影響を起こすと考えられます。
発生過程です。危険な遺伝子組み換え食品を食べなくて済むのでメリットが発生します。
重要性です。植物性エストロゲンの危険性について述べます。
植物性エストロゲンは健康食品であると思われていましたが、最近その危険性が分かってきました。
日本ではその危険さから使用禁止となってしまった化学物質DDTなどよりもはるかに危険度です。
資料を引用します。
『食品はどこまで安全か』理学博士 川口啓明著2000年発行より 引用開始。
《天然の植物エストロゲンにも、実は、環境ホルモンとしての有害性が心配されています。
植物エストロゲンは大豆などにも含まれて、通常、食品から摂取する植物エストロゲンは主に大豆製品由来です。
そして、「作用の強さ」×「摂取量」でみると、DDTやPCBのような化学物質よりも食品由来の植物エストロゲンのほうが1000万倍以上も人に対する影響力が考えられるのです。》引用終了。
また、実際の害として植物性エストロゲンは流産などを引き起こし、胎児に影響を与える危険なものです。
資料を引用します。
先程の『食品はどこまで安全か』より 引用開始。
《1992年にデンマークの科学者スカケベックらは過去50年間に男性の精子数が減少していることを報告し、93年には精子数の減少や尿道下裂、精巣腫瘍などの男性の生殖異変の増加は胎児期に外因性の女性ホルモン様物質にさらされた結果であろうと発表しました。
【中略】西オーストラリアで新たに導入された地中海産のクローバー(マメ科)を食べて、羊の不妊や死産、流産が大量に発生し、奇形が増えたのです。
そしてこの原因物質がクローバーに含まれる植物エストロゲンであることが判明しました。これは、天然の植物エストロゲンによっても生殖異変が起こりうるという実例です。
環境ホルモンの影響は、動物実験の実例から見ても、胎児や乳児への影響が大部分であり、植物エストロゲンを妊婦や乳児が摂取した場合、子供の生殖機能への影響の可能性は今のところ否定できません。》引用終了。
 化学物質よりも危険で、胎児の奇形や男性機能の低下などを引き起こす植物エストロゲンは大変危険なものであり、
そのようなものをなくすことは重要なことです。


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