伝えたい!私の母国、日本の心


ディディ・クパニ




 この三日間で、いかに自分の心がひねくれているのかを知ることが出来ました!とても良かったです! 初めての高野山は、ずっとドキドキが止まらず驚きの連続でした。

 最初のイベントでスピーチ大会がありました。やるとは聞いていたのですけれど、まさかあんなに大勢の前だとは思いもしませんでした。だから「ヤバイよ人いっぱいだよ無理だよ」と自分の番が来るまで心臓が爆発しそうでした。いざ自分の番になると……気づいた時には終わってました。いやビックリです。

 大会が終わりいくつか寺巡りした後に、ホームステイを受け入れてくれた家族さんの家に行きました。夕飯は焼肉!これだけでも来てよかったと思いましたけど。佐々木さん夫婦が優しくて面白い方々でした。焼肉を食べながら気が合うのか話に花を咲かせました。話の中で次の日の朝は母さんのために高野山に行こうと言ってくれて本当に嬉しかった。他のスタッフさん達や留学生さん達より早く高野山に向かう僕ら。高野山では奥の院を見て、みろく石を持ち上げ、胡麻豆腐で有名な濱田屋で神様もびっくり仰天な胡麻豆腐を食べることができました!(この日の晩に宿坊の晩ご飯の中に胡麻豆腐がありましたが、濱田家の胡麻豆腐と天と地ほどの差がありました。やっぱ濱田家は最高です)。佐々木さん夫婦には感謝してもしきれないほど良くして頂きました。本当にありがとうございました!また会いたいです!

 次のイベントは鎧を着て街の中を歩くんです。そう聞いてました。僕もただそういう意味で捉えて深くは考えてはいませんでした。まさか、あのような事になっていたとは……。今でも信じられません。皆で鎧を着て写真者を取って

 「いざ真田軍出陣だ!おぁー」

と体育館を出た瞬間、右見てもカメラ、左を見てもカメラ。カメラカメラカメラばかり。 もうですね。驚きすぎて言葉が出ませんでした。  「何でこんなことになってるんだ。恥ずかしいではないか」 と心の中で叫びながら穴があったら入りたい気分でした。  まぁ、その気分も最初だけでした。慣れたら、もうノリノリでした。人々に注目され行く先行く先で写真を取られるのが、こうも快感なのかと!スターの気持ちが分かった時でもありました。  夜は高野山の宿坊で泊まりました。精進料理って肉も魚も使わないと聞きましたが、まさか本当にそうだったとは。晩ご飯で出てきた料理の量があまりにの少なさと器の小ささに驚きつつ。僕は大好きな白ご飯を何回かお代わりしただけで、いっぱい食べる少年というレッテルを貼られてしまいました。あれはお椀が小さかったからなんですよー。

 食べ終わった後は、楽しい楽しいアクセサリー作り。このアクセサリー作りで人の善悪がわかるとか。作り手の心を知ることができるとか。そんな噂があるかもしれないアクセサリー作りで、まさかあんなことになるとは思いもしませんでした。まさか、実は僕の心がとんがっていただなんて!

 次の日は山奥に隠された寺巡り!奥の院や金剛峯寺を見て回りました。今でも昨日のように覚えています。必救一念石の読み方が素直に純粋に分からず読めなかった僕は聞きました。「これはなんて読むんですか?」と。返って来た答えの最初が「ひっさつ」と耳に入った時は笑いが止まりませんでした。面白かったです。

  本当に濃い三日間でした。言葉にすると短いですけど、濃すぎて一週間以上も経っていたような感じでした。このイベントに参加することができて本気で良かったです。僕に声をかけてくれた松山さんや山野さんスタッフに本心から感謝しております。真剣に機会があるならばまた参加したいと思っております。

 楽しかった。ありがとうございます!

<スピーチ>

挨拶:→初めての方は初めまして。そうでない方はこんにちは。ディディです。最初このイベントに参加しますと言った時、スピーチ大会で「自分の生まれ故郷の国を話そう」というテーマで話してと言われました。

僕って外見は外国人なんです。けど、こう見えて日本生まれなんですよ。日本の方に日本のことを話すわけにもいきません。だから僕が7年間育ったフランスと日本の分かりやすい違いを話します。

1.街の綺麗さ。
2.ポイ捨て。
3.交通費。
4.働く時間。
5.長期休暇。
6.レストラン
7.店員
8.優しさとフレンドリー。
9.パーティや飲み会。




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