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2.葵祭

御息所切なき葵祭りかな

5月10日

爽やかな一日。
新緑が目に眩しいが、暑くなく寒くなく、湿度も低くて、五月晴れだ。

<遠山は誰(た)の寝姿か五月晴>
しかし、会議、会議でビルの外に出る機会もなく、窓から眺めるのみだったが、夕方になってやっと、地域の防災会議があって、隣のホテルまで歩いて出かけたのが、本日最初で最後の外出。
庵主が防災会議の議長なので、何か挨拶をといわれ、
「最近、埼玉や茨城などで連続放火が疑われる事案が起きている。自分の財産は自分で守るということを基本に、自主防災体制の充実を図りましょう」と挨拶。しかし、困った世の中だ。
放火は重罪である。殺人が伴えば死刑だろうに。


5月11日
こんな良い天気が続くことはめったにない。
明日もそのようだから、3日連続の爽やかな初夏だ。
4月末から順に続いていた鴨川に床を出す工事も、ほぼ出来上がった。

<床を出す工事クレーン夏来たる>
<次々と床組みあがり床夏は来ぬ>

5月12日
今日もさわやかな陽気。
近所にあるが、いつも素通りする大きな3つのお寺に入ってみた。
頂妙寺、要法寺、妙伝寺の3つで、いずれも日蓮宗の寺。
信心は極薄なので、詣でたと言うより、入ったと言う方が似合いだし、合掌しても、神社でお参りするときと同じで、現世利得を願うのみ。

<爽やかや法華三寺を経めぐりて>
観光客は一人もいない。
雰囲気を味わうには十分な規模のお寺だと思うが、有名でなければ、観光客は寄り付かないようだ。
夜は録画した映画を見て、本を読んで、俳句を作って、月曜日が締め切りのエッセイを仕上げた。
本日はノンアルコール。


5月13日
午前中は結婚式で挨拶。
めったと見られない、美男美女のカップル。
外は雨なので、雨にちなんだ挨拶。

まだ6月ではないものの、
<雨降れば雨の挨拶六月婚(ジュンブライド)>
新郎の父親から、夜光貝のランプを頂いた。
磨きあげられた夜光貝の貝殻を透して、ランプの明かりが怪しげに灯る。(はずだが、まだ灯してみてはいないので、実際はどうなのだろう?)
昔々は、いや、今でもかもしれない が、螺鈿細工に使われる高価で貴重な海の宝物だ。
まだ夏至ではないが、

<夜光貝夏至のひと夜をなまめいて>
午後は、ずいぶん前から、鞍馬から貴船へのトレッキングを計画していたのに、昨日までの爽やかさは一変しての土砂降りのため、延期とせざるをえなくなった。
これから暑くなるので、いったいいつ、開催できるやら。
健全なことに、2日続けてのノンアルコール。


5月14日
二日続けてのノンアルコールの反動が出たのか、夜、4軒も飲み歩いてしまった。
最初の居酒屋でビールを中瓶1本、持ち込んだスパークリングワインを2杯。
イタリア、ロンバルディアのスプマンテ、カンティネ・ピローヴァ、コ ンテドール、ノチェッロ・ドーロ・メトド・クラシコ、NV。
ちなみに、これはカルディで福袋2000円で買ったもので、2万円のドンペリが当たるはずだったのだが、これは外れの2500円相当。

次のスパニッシュレストランで、赤と白のワインを1杯ずつ 。
赤は、フランス、ドメーヌ・ギナーン、ブラックゴリラ、2014。シラーとK.S。
白も、フランス、シュバルニー・ドゥレイユ・デュ・サツヴァ、2016。ソーヴィニョン・ブラン。

3軒目は初めてのバー。初めてといっても、飲み仲間から聞いて安心価格だと知っている店。
バーボンをロックで1杯と、なくなりかけていたワインがあったのでそれを注文。グラスに半分ほど。
ブルゴーニュ、ポマール。アメリカで人気が出たワインで、そのせいかどうか、ボトルにはフランス語のブルゴーニュではなく、英語でバーガンディーと書いてあった。
4軒目は今日のメインイベント、おなべバー。
札幌で何回か行ったことがあったが、京都では初め て。
札幌では、楽しいと思ったことのないままに何となく行っていたが、今日も、彼らの乗り(かなり無理して盛り上げようとしている感じ)についていけず、さりとて、不愉快ということではないので、焼酎水割り2杯ほどを飲む時間分、その店で、彼らと過ごした。

<はしご酒ダイバーシティ明け易し>

5月15日
葵祭り。
これまで3回、御所の建礼門院の前で、路頭の儀の出発のところを見ていたが、今年初めて、下賀茂神社での社頭の儀に参列した。
源氏物語にも、葵上と六条御息所の車争いの場として登場する歴史と伝統の祭礼が、厳かに進んでいくのを、固い板敷きの上で見ていた。

<板敷きに座し見る葵祭りかな>
<真夏日の路頭を斎王代の列>
<御簾の裡の女人の透ける祭りかな>
<申餅を家包として祭去る>
夜は囲碁の会へ行って、3局。集中しすぎでへとへとになった。
ビールを中瓶2本。


5月16日
講演会で、親のDVなどから救い出された少女たちのシェルターの話を聞いた。
悲惨。
こんな酷いことが今の日本で行われているのかという憤りを感じざるを得ない内容。

夫婦間なら元は赤の他人だが、親子は何があっても、縁を切ろうにも切れない、親子。
内容の紹介は省略。
夜、いつもの居酒屋に行ったら、同じ商店街の中の別な店の従業員が来ていて、
「今日は嫌な客が多くてほんとに疲れた」とこぼしていた。
人間 関係は難しい。

<辛き愚痴耳に届きぬ走り梅雨>
ビールを中瓶2本。

5月17日
夜はとあるホテルでパーティー。
祇園、先斗町、上七軒の芸舞妓も来ていたので、千社札を何枚かゲット。
結構な枚数が溜まってきた。

<夏の夜の後生大事に千社札>
ホテルのハウスワインを赤白1杯ずつ。銘柄確認せず。
ビールと日本酒を、唇を湿らせる程度。
今日はしかし、同年代のアイドル、西条秀樹さんが亡くなったというニュースに衝撃を受け、いまいち盛り上がらず。
そのうちカラオケにでも行って、「情熱の嵐」でも熱唱しようと思う。


5月18日
朝、出かける前につけているテレビ のワイドショーはどこも、西条秀樹さん追悼特集。
昭和40〜50年代を代表するアイドルの一人だったなと思う。

「情熱の嵐」が好きだが、「ローラ」も良いなあ。
もうひとつ、テレビの話題は、日大アメフトの、意図的反則行為。
内田とかいう監督が、姑息な言い訳をしながら逃げ回っている姿が、実にみっともない。
被害選手は無論のこと、彼のせいで人生を台無しにされた、反則選手がかわいそうだ。
「人として最低」とは、内田のような男のことを言うのだろう。

スポーツの指導者にはこのタイプは多いのではないかという気がする。
反面教師にしたい。

<梅雨兆す反面教師世に溢れ>
本日はノンアルコール。

更新履歴


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2018  5/18
      *俳句コーナー
       「俳句その他もろもろ、ワインなど」追加


      *句評・評論コーナー
        銀化を読む30−4


2018  5/10
      *俳句コーナー
       「俳句その他もろもろ、ワインなど」追加


      *句評・評論コーナー
        銀化を読む30−3


2018  2/10
      *句評・評論コーナー
        「嵯峨野45周年ご挨拶」
        「自得みち礼賛」


2018  1/12
      *俳句コーナー
       「鑑賞御礼」追加


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