こうすれば受かるMBA 2008

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【ハンドルネーム】    Two Bar

【進学先         IE Business School (Instituto de Empresa)

【他の合格校】     HEC     

【途中辞退】            なし

WL                      なし

【不合格校】       なし

【年齢・性別】           28 男

【職歴】                     独立系SIer ITコンサルタント/SE6年勤務)
                 *学生時代からの副業(サイト運営など)

【私費/派遣】            私費

【最終学歴】              明治大学 商学部

GPA                      3.2 (計算してみて意外と良いので驚きました)

TOEFL                  iBT 98 (R29 L25 S20 W24)

TOEIC                  920

GMAT                   640  (M:48  V: 25  AWA5.0)

【海外経験】              なし(海外旅行は趣味で最低年1回)

【コメント】              やりきること(これに尽きます)

 

■ なぜ今MBA?

 ITプロジェクトは、非常に面白く、やりがいも感じていました。
 と同時に正直IT側面からビジネスを見ることや、ITのみでのキャリアに限界を感じていました
 将来的にアントレを志望してきたので、
MBAは学生の頃からなんとなく憧れていたのですが、
 費用対効果を考え始めると、毎回、踏み切れずにいました。

 ヘッドハンティングの誘いも少しずつ貰うようになり始め、転職も考えました。
 しかし、
ITバックボーンでは大きなキャリアチェンジを叶えるためには、数回のステップが
 必要なこと、また、転職しても結局
MBA無しでは心のモヤモヤを抜本的には解決できないと
 感じました。さらに、既に結婚していたので、子供がいない内に。そして、私自身、長男なので
 両親が元気な内に、挑戦したい。と、現実的に考えるようになり、
MBAのセミナーに足を運んで
 みたところ、今までにない刺激を受け、受験を決意しました。

 

■ スケジュール 

 200610月  :    MBAセミナーで受験決意&予備校調査開始

 200612月  :    KAPLANにてiBT対策開始~2007/10までの1年間

 20072月   :    HEC Paris Campus Visit にて感動

 20075月    :    出張祭 勉強は移動中やホテルにて継続

 20076月    :    初のTOEIFL iBT 70位 撃沈。。 自信喪失

 20077月    :    KAPLAN 4weeks iBT特訓コース参加 あまり手ごたえ無し

 20078月    :    TOEFL iBT 2回目 80

 20079月    :    TOEFL iBT 3回目 85位 順調にスコア上がるもまだまだ。。

 200710月  :    GMAT予備校(AGOS)受講開始

 200712月  :    GMAT1回目 撃沈530

 200712月   :     TOEFL iBT 4回目 80 下がった。。。。

                            精神的に厳しくなる。イフ迷うも金銭的に諦める

 20071月    :   エッセイ開始 Ivyカウンセリング 

 20071月    :   Presence iBT最終章 開始

           ここからTOEFL+TOEIC+GMAT+Essay+仕事を並行する

           暗黒徹夜時代に突入(毎日が限界) 

 20081月下旬   :  TOEIC 1回目830

 20082月    :   GMAT2回目 ちょっとだけUP580 

眼鏡忘れて妻に届けてもらうハプニング

 20082月下旬   :  TOEIC 2回目870

 20082月下旬   :  TOEFL iBT5回目 90 R30満点 L最低。。。

 20083月下旬   :  TOEFL iBT6回目 98 終了  

 20084月下旬   :  TOEIC 3回目920 終了

 20085月上旬 :    IE Admission試験+Interview

 20085月上旬 :   IE / HEC出願

 20085月中旬 :   IE合格 奨学金エッセイ HEC Interview 徹夜続き。。

 20086月    :    GMAT3回目 640 HEC合格

 20086月下旬  :  IE Non-Refundable奨学金GET  

 20087月上旬  :  IE Campus Visit  感動

           HEC辞退 受験終了

 

費用

    TOEFLiBT)受験料             : 約12万円(受験回数6)

    TOEIC          受験料             : 約4万円(受験回数5)

  GMAT受験料                  : 約9万円(受験回数3回)

  英会話(Kaplan)                     : 35万円/1年 

  英会話(Kaplan iBT特訓)       : 15万円/1ヶ月 (投資効果は?です)

  英会話(Presence)                   : 15万円/2ヶ月(メンタルコーチングは有効)

  GMAT予備校(AGOS)                 : 35万円/3ヶ月(教育給付金制度利用)

  エッセイ:(Ivy Consulting) : 約20万円(Resume+Recommendation+HEC Essay+奨学金Essay

  スクールビジット費用     :  40万円程度(HEC+IE)+妻同伴で倍です

 

  合計 約200万 

  途中から計算したくなくなりました。。。。

 

■ 予備校選び

  MBA予備校大手(イフ、AGOSKAPLAN)は全て事前にコンサルを受けました


 <KAPLAN>

  iBTはスピーキング+ライティングのスコアアップが必須であることと、
  留学先の授業(ケーススタディ
/ディスカッション)にも対応出来るレベルまで延ばしたい
  という理由から
KAPLANを選択

  日本語一切禁止+NewsWeekベースの週に数回のディスカッションは、インタビューにも非常に
  役立ちました。純ドメ外人恐怖症の方には特にオススメです。また異業種の方との出会いも魅力的です。

  途中1ヶ月10万以上費やして青山一丁目のIncentiveコースに通いましたが、
  パフォーマンスを考えるとあまりオススメできません。
  しかし、オンラインテストを
1年間受けることが出来ます。本試験前に重宝しました。


 <AGOS JAPAN(元プリンストンレビュー)>

  3ヶ月で集中的にGMATについて学びました。
  短期間で体系的にGMATを知る事ができるのでオススメです。
  
無料のセミナー等もモチベーション維持に役立ちます。
   MBAセミナーは卒業生やアドミンの方と触れ合うチャンスですので是非参加をオススメします


 <Presence>

  TOEFL iBTのスコアメイクに行き詰って駆け込み寺として利用
   コーチングについて学ぶ、メンタル面が飛躍的に強くなる
   向上心の高い他業種の仲間とも出会うことが出来ました。
  (体育会系なので肌に合わない人も。。。)


 <Ivy League Consulting (以下Ivy)>

  大幅コストダウンの為1校分のみ利用+奨学金のエッセイ
   代表のSteiveはハーバード出身で経験も豊富で、すばらしい校正をしてくれます。
  
奨学金のエッセイもここで校正を頼んだおかげで受給の決めてとなったと思います。

 

■ TOEFL

完全国産型受験生だったので、本当に苦労しました。
  iBT初年度で、情報も少なく、トラブルも多発。PCがフリーズすることもまだまだあります。
 私は
PBTCBTも経験したことがありませんが、まだPBTが実施されるシンガポールまで受験しにいく
 仲間もいました。(しかし受験当日に手違いで実施されないという悲惨な結果だったそうです。。)


総括:迷わず一番早く到着する
     準備は、耳栓、ティッシュ、ハンカチ、チョコ(ぶどう糖)、水、リポビタン、飴
   プロジェクトだと思って楽しむこと。
Mr80で終わるな!自信は必要ない、確信が必要
   
コーチング予備校の受け売りですが、メンタル療法は有効でした。

以下、カテゴリ別のインプレッションです

Reading:日本人が得意な文法問題はありません。かなり難解な読解問題です。
       結論から言いますと、最終的に、私でも30点満点を取ることができました。
    
私の戦略は、以下の通りです。

30秒で問題を全て確認。その際に、単語問題は直感で解く。
30秒でアウトラインの確認(1−1−L、段落数、キーワード)
4分で高速目読。
11分で段落順の問題を解いて、最後の複数選択問題をじっくり指さし確認をしながら確実に解く。
2分は見直し時間を作る
始めの20分で問題を終えたら休み、集中し直し、残りの60分に備える。
(減点にはならない)

Listening
NOTE TAKEINGは最小限にする。 
・対話式は紙を半分に折り、時系列で並べる

Speaking:ジャパニングリッシュなのでなかなかスコアが上がりませんでした。
・休憩中に紙を半分に折り、テンプレート丸写し
・マイクチェックでSpeakingを慣らす(問:Describe the city you live in) 
・明るく、大きく、はっきり、自信ありげに、ゆっくり、よどみなく。
・小学生に話すつもりで十分
・絵でのひらめき、日本語に訳さず英語でOutput
・話しはじめが重要、5点の予感を与えること、 Wellなど
・相手に絵が浮かぶように心掛ける

Writing:はじめはあまり手ごたえ感じていませんでしたが、以下の要領で25取れました
・読み手の同意を得るように、コミュニケーションを意識
IntroConclusionを先に書くと楽
Lectureをまとめる(Passageは少なくする) *設問を良く読む
・とにかく書ききる(量も重要です。ミニマムは超えた方がスコアでました)

 ヨーロッパの学校はTOEICスコアも受け付けてくれるので、個人的にオススメします。
 INSEADが出願を許可する950点目指して力試し程度に受けてみてください。
 900程度取れていればHECやIEなどの上位校でも出願は可能ですので安心感があると思います。


 <オススメ書籍>

 究極の英語学習法K/H System (入門編)
 英語脳を作るのに最適
 単語→センテンス→パラグラフという塊でイメージできるようになります。

 TOEFLテスト完成ボキャブラリー2000語
 速読の練習に最適
 またTOEFL好みのトピックも嬉しい
 実際、試験時にここから単語がでました。

 TOEFLテスト英単語3800 (TOEFL iBT大戦略シリーズ) 3800 
 結局のところ単語命と気づきました。全て単語だと思います。
 ランク
3までは反射的に出てくるようにすべきです。

 The Official Guide to the New TOEFL iBT with CD-ROM Japanese edition
 公式ガイドに勝る模擬試験はないと思います。
 東南アジアで激安で購入しました。
 

 GMAT
 GMATの是非はここでは語りません。とにかくもう受けたくないです。
 3ヶ月で一気にAGOSで「GMATとは?」を学びました。
 独学でやる方もいますが、短期間でGMATを知るには予備校が有効かと思います。
(当時は教育給付金が20%でしたので助かりました。)

 時間が許す限り、ひたすらOGをやりました。昼休みにはWlimitsでVerbalをやりましたが
 やたらめったらに解くのではなく

 タイムマネージメントの方が重要だと後の方で気づき始めました。
  GMAT PREPもやりすぎると、覚えてきてしまうのでとんでもないスコアが出ます。
 本試験ではたいしたスコアも出ていないので他の方の手記を参考に願います。
 1校合格後にスコアが出ましたが、最後まで本当に良くわからない試験でした


 <オススメ書籍>

 The Official Guide for Gmat Review 11TH
 The Official Guide for GMAT Verbal Review
 The Official Guide for GMAT Quantitative Review
 The Official Guide for Gmat Review 10TH
 Official Guideは11Thだけでなく10Thもやりました

 Gmat: Answers to the Real Essay Questions (Arco GMAT Answers to the Real Essay Questions)
 エッセイ対策本として解答集が役立ちました


 

 Resume

 始めはKAPLANの教師陣にお願いしていましたが、やはりMBA専門のコンサルタントの
 校正は別格でした。
 Ivyにおまかせしましたが、アドミッション好みのポイントをついてくれます。
 私の場合、学生時代からのネット副業や
DJイベントの話、会社内でのスポーツや
 飲み会のセッティングさえも生きてきました。何が美味しいか教えてくれます。


 <オススメ書籍>

 英文履歴書の書き方―A Resume & CV Guide
 この本を一読してから、ネットの情報を参考にたたき台を作成しました。


 

■エッセイ

 1校分のみIvyに校正をお願いしました。
 ヨーロッパの学校は特にトピックが多く、IEは細かいの合わせると15個くらいありました。
 同期の方からのアドバイスもあり、トピックごとの管理シートを作成していくと、
 使いまわせるものも多かったり、全体のバランスも自分で把握できますのでオススメです。


 <オススメ書籍>

 日本人のためのMBA エッセイ インタビュー キャリア対策
 インターフェースのデバリエ氏監修です。エッセイ・インタビュー対策として一読する価値はあります

 

■ 推薦状

 これもIvyに校正をお願いしました。
 MBA
受験を理解してくれた上司2名に内容の確認とサインをお願いしました。
 自分で書く方もいるかと思いますが、推薦者のメールアドレスに確認メールが届くように
 なっていましたので「内緒で出願・・」というのは、拙い気がします。


 <オススメ書籍>

 大学院留学のためのエッセーと推薦状―ビジネススクール、ロースクール出願完全ガイド
 テンプレートも掲載されているのでオススメです

 

■ 志望校・出願先の選定

 MBA=アメリカという固定観念が日本にはありますが、MBAを調べ始めてみると、
 ヨーロッパや アジアにも著名なビジネススクールが沢山あることがわかりました。

 せっかく私費で行くのだから、好きな国に行きたいと、じっくり学校を選択していきました。
 ランキングは重要なファクターの1つですが、表面的なネームバリューに左右されないようにと
 、自分軸として設定したキーワードは
Globalizationでした。
 今後ますます世界の垣根はなくなっていくと感じているので、Diversityを重視し、クラス内で 
 
Majority
が形成されないこと、また、英語以外の第3言語を取得したいと考えました。

 また、アメリカの市場原理主義には個人的に疑問をもっていたこと、将来はアジア統一という
 観点からも
EUに身を置いて、その現実を肌で感じたいと思い、ヨーロッパの学校に
 フォーカスしました。


 その他にはアントレが強いこと、2年近く夫婦で住むイメージができること、
 そして、気候も検討項目に追加しました。

 *アメリカや中国は今後も視野に入れるとして、単純に若いうちに夫婦でヨーロッパに
 住んでみたいというのも本音だったりします。。。。
 実際に在学中にUSへの交換留学か、ダブルディグリーも計画しています。


 <オススメ書籍>

 欧州MBAオフィシャル・ガイドブック
 ヨーロッパのMBAの体験談です

 日本人のためのMBAベストスクールガイド
 ビジネススクールのプログラムリストです

 

 インタビュー

 MBA.comに登録しておくと、年末辺りからいくつかの学校から直接電話インタビューの
 オファーが来るようになりました。実際に出願するつもりがなくても、
 インタビューだけはしてくれるので、練習には充分役立ちました。
 5〜6回ほど受けたかと思います。これで少し慣れました
 
また、当日は自作の自分紹介資料(Why MBAなどのサマリー版)を持参し、
 それに目を通しながら面接を受けました。
 これは面接前に一応断っておく方がよいかもしれません。


 相手の目をしっかりと見て、ゆっくりでも、ひとつひとつ確認してもらう意識を持ちました。
 とりわけ珍しい質問は経験しませんでしたが、
IEでは自分のビジネスプランを説明する
 機会がありました。「貢献できることは何か?」についても強く求められました。

 HECのフリートピックは色々迷いました。自分紹介はタブーと聞いていたので、
 自分のプロジェクトの中から音楽著作権の話について、内容と改善点を説明しました。


 

■ その他のアプリケーション提出書類

 面白いところで、IEは自分を中心とした組織図を提出します

 


■ アプリケーション提出後〜合格通知入手

 IEのレスポンスは早かったです。
 提出後
1ヶ月くらいで電話とメールで合格通知の連絡を頂きました。
 HECはアカデミックでやや堅い印象があり、対応が遅かったように感じます。


 

■ その他役立つ情報

 影響度は不明ですが、書類は伊東屋の和紙やファイルを使用しました。見栄えは良いです。
 土壇場でコーチングについて学び、セルフコントロールの重要性を学べたのはMBA受験の
 副賞みたいなものだと思っています。


 <オススメ書籍>

 セルフトーク・マネジメントのすすめ
 MBAセミナーでコンサルの方に薦められました。
 試験や面接に臨む際の心構えはMBA受験意外にも有効かと思います。

 

受験を振り返って

 「絶対自分を信じて、やりきること。」

 これに尽きるかと思います。
 受験中に連絡の途絶える同士を見てきて、これが一番難しいと感じました。

 MBAを目指す人というのは、本来、リスクを背負わなくても、普通(以上)に食べて
 暮らしていける人が多いかと思います。あえて挑戦し、し続けるというのは、
MBAや、
 大きく言えば、人生に対して、ある種、「覚悟」を決めることが必要だと思います。
 少しでも迷っているうちはスコアも上がりませんでした。


 また、既婚者だったので、妻の理解やサポートも有難く感じました。
 受験を決意した際に双方の両親の理解も得るように心がけました
 やはり、家族やパートナーの理解なくして覚悟は決められないかな。と思います。

 学校に関してですが、最後の最後までフランスかスペインか迷いました。
 結果的に現地に行ってみて、夫婦で住むイメージができたことと、
 奨学金+ランキングが決め手となり、スペイン
/マドリッドのIEを選択しました。

 モチベーションを維持というのもキーファクターかと思います。
 受験予備校で出会った同士との交流や、MBA関連のBlog
 教授のスピーチなどを、度々見ては一喜一憂しながらやってきました。
 毎回見返していたスピーチは以下のものです。

 『Willingness to Take Risk』

 果てしない旅のように感じることもあるかと思いますが、
 まだまだこれから!という気持ちで、自分を信じて、最後までやりきってみてください!!


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  P.S. *進学するIE Business Schoolの紹介をさせてください
    IE Business School サイト
    Wikiサイト
   
   <IE同期/在校生/卒業生のブログ>

   スペインMBAと競馬とバイクと野球のブログ(スペイン留学)
   IE MBA留学日記
   MBA留学 In Spain
   欧州MBA便り
   YOYOGIX
   食い倒れ日記 in Madrid (商い中)
   Diversity is the spice of life
   Samurai MBA 体験記 人はそれを無謀と呼ぶのです。
   Zaki-Zakiの言動録