こうすれば受かるMBA 2006

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■ 執筆者紹介

 

【ハンドルネーム】 ことぶち

【出願校】 ESADE, SDA Bocconi

【進学先】 ESADE

【他の合格校】 SDA Bocconi

【途中辞退】【WL】【不合格校】 なし

【年齢・性別】30歳 / M

【職歴】 インテリア会社 / 5年

【私費/派遣】 私費

【最終学歴】 横浜市立大学国際文化学部卒

【GPA】 2.75

【TOEFL】 L:23/S:27/R:26/TWE:5.0 / TOTAL:253

【GMAT】  M:45/V:35/AWA:4.0 / TOTAL:660  

【海外経験】  海外旅行程度

【コメント】離職して留学準備に専念しておりました。恥も外聞も捨て、嘘偽りなく、ありのままの受験談をお伝えしようと思っております。少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

■ なぜ今MBA?

本音:「人生を楽しむため」のオプションを増やすため。

建前:デザイン業界で働く中で『論理的価値基準』と『感覚的価値基準』のバランスをとる必要性を強く感じるようになったため。

 

 

■ スケジュール・費用

スケジュール

2004年 7月:イタリアのBocconiに進学した友人の影響を受け、欧州MBAに興味を持ち始める。

2005年 1月:退社。初TOEFLでリスニング6点。それなりに凹む。『TOEFL英単語3800』のランク1から勉強開始。TOEFL予備校Presenceに通い始める(~4月)。

2005年 5月:大手MBA予備校Princeton Reviewにて、TOEFL/Listening Intensive、TOEFL/Writing、GMAT/Verbal Strategy、GMAT/Mathを受講。金を使い始める。

2005年 6月:TOEFL200点超え(L:17)。当初の予定ではこの時点でTOEFL250超えの予定だったのに・・・。

2005年 8月:エッセー予備校TG Seminar、個人英会話教室Beam Internationalに通い始める。

2005年10月:GMAT予備校Meister受講。TOEFLリスニングでようやく20点超え。まだ余裕。

2005年11月:初GMATで450点。失意の足どりで欧州キャンパスビジットツアーに出発。

2005年12月:欧州ビジットから帰国後すぐにGMATを受け500点。途方に暮れる。

2006年 1月:藁にもすがる思いでGMAT/SC予備校Y.E.Sに通い始める。金の浪費が止まらない。

2006年 2月:GMAT3回目560。追い詰められる。TOEFL、GMAT、エッセー等、やることが多すぎてかなりいっぱいいっぱいの日々。

2006年 4月:GMAT4回目で起死回生の660!TOEFL14回目で初の250超え(L:23)!締め切りギリギリでBocconi出願。

2006年 5月:Bocconi出願後すぐにESADE出願。ESADE電話インタビュー。Bocconiアルムナイインタビュー。5月末日にESADEより合格を頂く。

2006年 6月:Bocconiから合格を頂く。フライング気味にESADEへの進学を決める。

 

費用

・TOEFL:50万円 (計14回の受験費込み)

・GMAT:90万円 (計4回の受験費込み)

・ESSAY:95万円 (英語化別)

・英会話:60万円(2005年8月~2006年5月/エッセー英語化含む)

・キャンパスビジット:25万円 (欧州10日間)

 

計300万円以上も使ってしまいました。予定していた額の約3倍です・・・。純ドメの私にとっての「必要経費」と割り切るしかありませんが、うまくやればこの半分以下のコストでやれたと思います。とはいえ、初MBA受験で「うまくやる」のは至難の業ですが・・・。

 

 

■ 予備校選び

様々な予備校に通い、金を使いまくりました・・・。「大手予備校』より「個人塾」の方が自分には合っていたように感じております。以下、私がお世話になった予備校詳細です。

 

♦ Presence http://www.presence.jp/ (2005年1月~4月)

「3ヶ月でTOEFL250突破!」を確約するという、かなり無茶な予備校です。創設者の杉村太郎氏著書である『TOEICテスト900点・TOEFLテスト250点への王道』を読んで触発されてしまいました。英語自体は教えることをせず(というか教えられない・・・)、短期間でスコアを出すために必要な勉強量の進捗管理をしてくれます。要するに自分ひとりでは勉強できない人(仕事が忙しすぎる人、目的意識が低い人、単純に気合が足りない人等・・・)が行く予備校です。スパルタで語彙力が強化されました(TOEFL英単語3800のランク3までは完璧になりました)が、リスニングはさっぱりでした。ここではMBAだけではなく様々な目標を持って英語を勉強している良い仲間ができました。

 

♦ The Princeton Review Japan http://www.princetonreview.co.jp/ (2005年4月~7月)

私はTOEFL対策として『Listening Intensive Course』、『Writing Course』(2005年5月)、GMAT対策として『Verbal Strategy Course』(2005年6月~7月)と『Math Course』(2005年6月)を受講しました。良くも悪くも大手という感じでしょうか。Listening Intensive Courseに関しては、いかんせん受講するタイミングが早すぎたので(当時リスニング11点だったので・・・)良し悪しの程はわかりませんが、さすがに教材はよかったように思います。Writing Courseに関しては、最後の授業に配られたテンプレートが自分的にかなりハマリました。このテンプレートのおかげで「6点(満点)」を取ったこともありました。一方で強引に使いすぎて逆に「1点」の時もありましたが・・・。Verbal Strategyの中山先生の授業は噂通りいろんな意味で(!?)楽しめましたが、同校が出している『MBA/GMAT完全攻略』を熟読するだけでも授業の内容をカバーできたのではないかと思います。Math Courseに関しては・・・ノーコメントでお願いします。

 

♦ Meister  http://www2.gol.com/users/meister/index.html (2005年10月)

一部では「MBA受験の王道」とまで言われている『プリンストンで基礎固め⇒マイスターで飛躍!』に期待していたのですが・・・う~ん、私にはイマイチでした。純ドメにはメソッドが曖昧すぎるように思います(プリンストンも同じく・・・)。この予備校の特徴のひとつでもあるコンピューター上での問題演習に関しては、正直GMATKING(http://www.gmatking.com/)で十分なんじゃないかと思っております。よかった点は、9名という少数制のため素晴らしい受験仲間ができたことぐらいでしょうか・・・。そして、天才ミルトン宮崎氏お手製のAWAテンプレートは素晴しいです!

 

♦ Y.E.S   http://www.yes-05.com/sub3.htm (2006年1月~4月)

Meister仲間から教えてもらったSC予備校です。元イフの有名講師、吉井先生が開講した私塾です。Meister11月コースの9名全員がMeisterで結果が出ずにY.E.Sの門をたたいたそうです。我らMeister10月コースの面々も約半数がお世話になりました。私にはこの予備校(というか吉井先生の授業)が非常にはまりました。詳細は後ほど。

 

♦ Beam International English Center  http://www.beam-international.net/ (2005年8月~2006年5月)

前会社同僚の紹介で通い始めた個人の英会話塾です。「リスニング力の強化」と併せて、「インタビュー対策」、「渡航後の会話力強化」を視野に入れ、2005年8月から通い始めました。アメリカ国籍と日本国籍の両方を持つニューヨーク育ちのバイリンガルNobuとのマンツーマンレッスン。最近ではグループレッスンも始めたみたいです。『英語を書けない人は話せない』というコンセプトのもと、スピーキング力と併せてライティング力も強化していくために毎回メールの添削をしてくれます。単なるスコアメイクのためだけではなく『真の英語力を身につける』ことを視野に入れて懇切丁寧にトレーニングしてくれます。私のMBA受験のパートナーとしてホントにいろいろとお世話になりました。「エッセーの英語化」「インタビュー対策」だけではなく、アドミ宛のメールを全てチェックor添削もしてもらいました。他のマンツーマン英会話塾やエッセーカウンセラーの英語化と比較すると非常に割安だと思います(質も高いと思います)。彼なくして私の合格はありえなかったといっても過言ではありません。

 

♦ AOYAMA TG Seminar  http://www.liberal-arts.com (2005年8月~2006年4月)

TOEFL、GMATも教えておりますが、私はエッセーカウンセリングでお世話になりました。受験開始当初は、エッセーに関しては(友人の強い薦めもあり)江戸義塾(http://www.edogijuku.com/)にお願いする予定だったのですが、当時、江戸義塾のEd先生(元TGカウンセラー)の連絡窓口になっていたTG SeminarファウンダーのKen先生から、「まず日本語でキャリアの棚卸から始めたほうがよいだろう」とのアドバイスを受け、英語で進めていくEd先生ではなく、TGの日本人カウンセラーの方にお願いすることに決めました。エッセーを「英語」で進めていくのと「日本語」で進めていくのとでは賛否両論分かれるところですが、英語力の乏しい私としては日本語で進めて正解だったと思っております。しかし、出願の直前までTOEFL&GMATのスコアメイクと平行して進めていたこともあり、なかなかエッセーに力を注ぐ余裕がなく、自分主導でポジティブにエッセーを進めていくことができなかったということもありますが、必要以上にお金を使ってしまったように思います。ESADEとBocconiの2校のみ、しかも最も費用がかかるといわれている「英語化」のほとんどを上記のNobuと進めたのですが・・・。最終的に見ていただいたKen先生との愛称が非常に良かっただけに、最初から彼に見ていただきたかったというのが本音です・・・。

 

 

■ レジュメ

2005年11月のMBA Fair直前にTG Seminar(当時)の元Princeton Review有名講師セシリア先生にまとめていただいて、2006年4月のアプライ直前にTG SeminarのKen先生に仕上げていただきました。

 

 

■ TOEFL

私にとって『TOEFLに始まりTOEFLが終わらなかった(!?)MBA受験』といっても過言ではありません。目標としていた「L:25」に最終的に手が届きませんでした・・・。とにかく最初から最後まで終始TOEFLには相当苦しめられました。2005年1月/90-157 (L:6/S:3-18/R:23/TWE:?)から2006年4月/253(L:23/S:27/R:26/TWE:5.0)まで、計14回も受験してしまいました・・・。とにもかくにもリスニングには相当苦しめられました。思い出したくもありません・・・。MBA受験に費やした時間の半分以上をリスニングに使ったと言っても過言ではありません。2006年秋よりCBTからIBTへ移行しますが、リスニングのスコアメイクの大変さは変わらないと思いますので、リスニングの勉強法についてのみ述べさせていただきます。

 

あらゆる教材、勉強方法を試しましたが・・・、最終的に一番効果があったと思われるのは、『ETS発行の教材を音読する』ことでしょうか。ETSの教材に関しては当然日本語訳などありませんが、(非常に当たりのことのように感じるかもしれませんが)かならず意味や構文等を完璧に理解した上で聞き込まなければなりません。なんとなく文意を理解したつもりの状態でただ闇雲に聞き込んでも全く意味がありません。私の場合、受験も終盤にさしかかってから、ETS発行の『TOEFL/Preparation  Kit』を、上記のNobuと改めて意味、構文等を確認して、いかに自分が意味を勘違いしたまま闇雲に速聴していたのかを思い知らされました・・・。「聞き方」に関しては「速聴」、「シャドーイング」、「多聴」等、様々な方法があげられております。当然全て試しましたが、結果から言って「音読」が一番効果的だったように思います。単純に声に出すという意味での音読ではなく、「音源と全く同じタイミングで真似る」という方法です。かなり時間を食ってしまいますが、根気よく続けていけば必ず効果が現れると思います(23点止まりの私が言っても説得力に欠けますが・・・)。この勉強方法を受験終盤に某ホームページで発見しました。最初からこの方法でリスニングの勉強をしておけば・・・。

 

 

■ GMAT

点数推移

2005年11月:450 (M:34/V:15/AWA:4.0) 

2005年12月:500 (M:45/V:16/AWA:3.0) 

2006年 2月:560 (M:49/V:19/AWA:5.0) 

2006年 4月:660 (M:45/V:35/AWA:4.0) 

 

初回の「450点」のおかげで、最後の「660点」が引き立ちます。初回GMAT受験は相当準備不足で臨んでしまいました・・・。Meister受講後、そのままの勢いで、『Official Guide』も『Power Prep』すらも手に入れることなく本番に臨み、当然のように撃沈してしまいました・・・。その後も準備が中途半端なまま受け続けましたが、4回目直前になってようやくOG(10th)を入手し、CRを一通りやりこんでから本番に望んだのが結果に結びついたのかもしれません。とにかくTOEFLの目標点をクリアできずにいたので、GMATにあまり集中することができませんでした。

言い訳ですが・・・

 

SC

Princeton ReviewとMeisterの(自分にとっては非常に)曖昧なメソッドによるひどい混乱状態を、SC予備校Y.E.Sの吉井先生のおかげで全て解消することができたことが、最終的に「V:19⇒V:35」という飛躍につながったと確信しております。Y.E.Sに通い始めてから、基礎から文法スキルを固めることができただけではなく、それまでの消化不良を解消できたことでメンタル的にも健全な状態で試験に臨むことができるようになったことが、「感覚に頼れない」純ドメの自分にとっては、かなり効果的だったのではないかと思っております。吉井先生の下で、とにかく質問して、不明な点を完全に無くして、しっかりと復習すれば、恐らくSCに関しては問題なく点が上がるのではないかと思います。ただし気をつけなければならないことが一点だけ。OG含め、Y.E.Sで使用している(現在はどうかわかりませんが・・・)旧GMATの問題に慣れすぎてしまうと、新GMATのSCは非常に見づらく感じてしまう(CRなどはそうでもないですが)ので、試験前数日は、PP&新GMAT版GMATKINGのみをやって「本番形式に慣れる」ことに重きをおいた方がよいかもしれません。私にとっては、新SCは旧SC比べて斜め読みがし辛く、キーワード等が非常に見つけにくく感じました。ざーっと斜め読みをしてキーワード等にすぐに気がつけば特に問題ないのですが、見つけられなかった場合は逆に焦ってしまい、時間を無駄に消耗して、結局確信がもてないまま答えを選んでしまうことが多かったので・・・。V:35を取った時は、それまでの『問題文の斜め読み⇒キーワード発見⇒見つからなければ意味を取る』というプロセスをやめ、 最初から各問題に1分半は時間を使うつもりで、『「意味」と「構造」を意識しながらすべての設問を読んで問題を解く』というスタイルに変更しました。このスタイルに変えたことで、本番では焦ることなく、逆にペースを保って問題にあたれたと思います。またY.E.Sの授業を通して様々なタイプの問題に慣れていたので、「問題作成者の意図」が自然と見えるようになったような気がしております(ただの勘違いかもしれませんが・・・)。復習しやすいようにY.E.Sの問題を全てカード化したりもしましたが(非常に手間と時間がかかってしまいましたが・・・)、結局半分も見返さないままGMATが終わってしまいました・・・。しかし、今思えばカードを作る作業そのものがよい復習になったのかもしれません。

 

CR

Meister講師ミルトン氏の助言通りMeisterの教材をしっかりと復習して初回GMAT(11月)に臨んだのですが驚愕の結果(V:15)が(OGもPPも全くやってなければ当然といえば当然の結果ですが・・・)。すぐにGMATKINGを購入し、ざっとひととおり解いてみたのですが結果が出ず・・・。遅ればせながら2月末にOGを手に入れて、解説を見ながら時間をかけて丁寧に問題を消化したところ、ようやくCRの全体像が見えるようになりました。非常に当たり前のことかもしれませんが、CRの勉強に関しては闇雲に問題にあたるよりも、1問1問に時間をかけて納得しながら吟味していった方が逆に効率的かもしれません。Princeton Reviewのメソッド(設問重視)と、Meisterのメソッド(Argument重視)を自分なりにまとめて頭の中を整理したのもよかったのかもしれません。また、全体を通して言えることかもしれませんが、単語力を地道につけて行っていたのも効いたのかもしれません。GMATを解いていて知らない単語はあまり出てこなかったので。

 

RC

特別な勉強はしませんでしたが、毎日インターネットで、『Scientific America. Com 』 (http://www.sciam.com/)を読みました。RCの場合、「どのように勉強するか」よりも、「どのように本番でRCに望むか」、つまり「Verbal全体の時間配分」のほうが重要であるように思います。RC4パッセージ中、Princeton Reviewは「3」、Meisterは「2」、エッセー予備校TG Seminarは「4パッセージ全て」解か無きゃ駄目!とアドバイスされ・・・、自分がどのスタンスを取るかをイマイチ決めきれないまま本番に臨んでおりました。GMAT本番では、欲が出て「できるだけ多くRCに時間を割きたい」という思いが先行してしまい、Verbal最初の1問目から猛ダッシュで問題を解いてしまっておりました。「アダプティブの特性」と「自分の英語力」を無視したこの暴挙が、ひどい点数の原因のひとつだったのではないかと思っております。結果が出なかった3回目までの失敗を繰り返さないためにも、背水の陣で望んだ4回目GMAT受験(2006年4月)に臨むにあたって事前に決めていたことは、「最初の10問はあまり時間を気にせずに問題にあたる」、「RCは2問しか解かない」の2点です。とにかく最初の数問は多少時間をかけてでも焦らずに大切に解くことにしました(もちろん限度はありますが・・・)。そして「欲を出さない」ことにしました。RCの1パッセージ目と2パッセージ目にはそれぞれ12分かけることにしました。その代わりに、残りの2パッセージは完全に割り切ってランダムクリック。下手に設問等を読んで中途半端に時間を使っても間違える可能性の方が高いように感じていたので、残り2パッセージに関しては全く読まず(「discuss」とか「describe」とか、正解になりやすい「設問キーワード」には一応注意しましたが)、それぞれのパッセージに10秒程度しか使っていません。割り切ってRCの最初の2パッセージに時間をかけることができた分、内容もしっかり把握でき、ちゃんと正解を選べたと確信しております。また「アダプティブの特性」を考慮して、事前に本番での最初10問のシュミレーションをしておきました。「しょっぱなからRCが出た場合は15分かけてでもしっかり解こう」とか「最初にSCが連続で出たら・・・」等(改訂後のGMATではSCが連続することが多いようです。2006年2月に受験した時(3回目)はしょっぱなからSCが5~6問ぐらい続きました。またSCの問題が多く出題される傾向にあるようです確か15~18問ぐらい出たように思います)。結局、以上のことに注意して4回目GMATに望んだ結果、時間的に焦ることもなく(あまり残時間を確認しませんでした)、最後の問題までちゃんと解くことができました。正直手応えを感じていましたが、まさかここまでの点(V:35)がでるとは予想しておりませんでしたが・・・。

 

AWA

Nobuとのメール交換によるライティング強化以外に特に対策はしませんでしたが、Meisterのテンプレートは完璧に暗記しました。ミルトン氏のテンプレートはホントに素晴しいと思います。内容が多少支離滅裂でも4.0は取れます。少しまともにかければ5.0は固いと思います。

 

Math

Princeton ReviewのMath Courseを受講しましたが、あまり効果的ではありませんでした。Mathの勉強に関してはインターナショナル・マス・アカデミー(http://www.bekkoame.ne.jp/~mathebit/)の教材で十分だと思います。他には新GMATのPower Prepを繰り返しやりました。Mathの問題文に慣れるのに結構時間がかかりました。旧GMATに比べ、新GMATでは桁外れに問題の難易度が高くなったように感じます(新旧のPower Prepを比べれば一目瞭然です)。本番ではとにかく最初の5問目ぐらいまでは時間をかけてでもしっかりと正解する必要があるような気がします(Verbal同様)。できなければ「運が悪かった」とあきらめるしかないとまで思っております。4回目(M:45)では確実に1~3問目のどれかをしくじったように思います(相当時間をかけたのですが・・・)。

 

 

■ エッセイ

『スコアメイク<エッセー』という友人からのアドバイスを受け、リスニングの伸び悩みに途方に暮れていた私は、スコアメイクに全く希望を見出せない反動から比較的早めにエッセーに着手し始めました。他のアプリカントの方とは少々異なる「デザインビジネス出身」&「離職中」ということもあり、自分のバックグラウンド&ビジョンを共有し、スケジュールにも柔軟に対応してくれるエッセー予備校を探しました。その点に関してはTG Seminar のKen先生は私にフィットしたカウンセラーだったと思っております。まずは日本語で固めていきました。この作業に異常に手間をかけすぎてしまったため時間と金を浪費してしまいました・・・。日本語で8割方固まった時点でNobuと一緒に英語化に取り掛かりました。ESADEは「6」、Bocconiは「14」もあったので2校だけとはいえそれなりに大変でした。時間と費用をかけた分、エッセーの完成度は高かったと思っております。

 

 

■ 推薦状

会社を辞める際に、元上司(現副社長)と、元クライアントで個人的にも親しくさせていただいている会社社長から快諾をいただいていたので、推薦者選択に関しては全く苦労しませんでした。基本的にエッセーとのバランスを考えて私のほうで日本語のドラフトを作成し、元クライアントの社長には内容確認&英語化をお願いし、英語がダメな元上司へはこちらのほうで第3者に英語化をお願いしました。自分で作成&編集したことがばれないように・・・、「フォント」「文字サイズ」「印刷用紙」を変える等、細心の注意を払いました。

 

 

■ 志望校選定

「文化的に魅力を感じている」「ヨーロッパの国」でMBAを取得することがMBA留学を志した主な動機だったので、志望校(志望国)に関してはおのずと絞られてきました。「多国籍」「少人数」「フランス語以外(私の肌に合わないため・・・)の第3外国語の取得」「セオリーとケースのバランス」「チームワーク重視」「MBAT参加校」で絞っていったところ、イタリアのSDA BocconiとスペインのESADEしか残りませんでした。リスキーであることは重々承知の上で、この2校以外の大学は受けておりません。

 

 

■ インタビュー

英会話講師Nobuと進めました。ESADEの場合「電話インタビュー」or「現地インタビュー」を選択できたのですが、2005年12月に一度ビジット済みということもあり、また費用の関係上・・・、電話インタビューを選択しました。アルムナイや在校生、ESADE受験経験者等へのリサーチを参考に想定問答集を入念に作成し、壁一面に張りめぐり(A4紙50枚以上)、Nobuとスカイプでしっかりトレーニングをして電話インタビューに臨みましたが、全く想定が外れかなりのディテールを聞かれました。6問中2問を連続でパスしてしまいかなりグダグダでしたが、とにかく無理やりにでも壁に貼っている内容をしゃべりまくりました。電話を切った瞬間途方に暮れてしまいましたが・・・なぜか合格をいただきました。Bocconiに関しては、アルムナイの方から半蔵門の某ホテルのカフェでインタビューを受けました。日本語8割、英語2割で1時間程度でした。私の語学力(英語の会話力&イタリア語)についてネガティブなことを言われたので「落とす口実か?」とも思いましたが・・・これまた合格をいただきました。

 

 

■ その他提出書類

特になし

 

 

■ アプリ提出後

2006年 4月28日: Bocconi出願 (最終締切日)

5月10日: ESADE出願

5月17日:ESADE電話インタビュー

5月30日:Bocconiアルムナイインタビューin半蔵門

5月31日:ESADE合格

6月 7日:Bocconi合格

 

志望校を絞りに絞っていたので、両校から合格をいただくことができたことで逆に相当悩みましたが・・・最終的には「バルセロナの太陽」が決め手になりました。

 

 

■ 進学先MBA紹介

ヨーロッパトップ校のひとつ。日本での知名度はイマイチですが、ヨーロッパでは意外に(!?)評価の高い学校のようです。ランキングどうこうより、自分にとって全ての条件を満たしてくれる学校はESADEしかありませんでした。語学学校としても有名らしく、スペイン語の習得が必修です。良質なカリキュラムの下、0からでも確実に(ホントか?)スペイン語を習得できるらしい・・・。『Design Management』のエレクティブがあることも決め手となりました。

 

 

■ その他役立つ情報

役立つ情報かどうかはわかりませんが・・・、私のような「ホントに英語がダメダメな純ドメにも関わらず、無謀にもMBAを目指される方」へのアドバイスです。「時間と費用がかかる前提でプランを立てること」をお勧めします。手短に安く上げようとすると逆に貴重な時間とお金を浪費することになってしまうかもしれません、私のように・・・。そして、「リスニング力は一朝一夕では絶対に身に尽きません!」。TOEFL/CBTのリスニング25点をクリアするには(もちろん個人差はあると思いますが)1年以上はかかると思っていたほうがよいと思います。少なくとも私の周りで、私のように全くの0から勉強を初めて1年半以内にリスニング25点をクリアした方は一人もいませんでした・・・。リスニングは「勉強」ではなく「慣れ」だと思います。3ヶ月~半年で25点をとるなんてのは私のような凡人には「神業」としか思えません・・・。逆に勉強方法を誤ってしまうかもしれませんので、焦らずに腰を据えて基礎からリスニングの勉強をされることを強くお勧めします。一方GMATに関しては、しっかりと自分に合った予備校を選ぶことさえできれば、それほど時間はかからないのではないかと思います。

 

また、MBA受験準備のために「離職」をお考えの方に。離職をしてまでMBA受験することに関して賛否両論あると思いますが・・・、私の場合、結果的に志望校2校から合格を頂けたのは、離職をして準備に専念できたからに他なりません。自分の決断に自信を持ってそれをしっかりと説明できれば、「離職中であること」はそこまでネガティブなことではないように感じました(あくまで「MBA受験」においてであって、卒業後の「就職」に関してはわかりませんが・・・)。もちろんコスト的には非常に厳しいものがありますので状況が許せばという話にはなりますが・・・、ダラダラと何年もかけてMBA受験を続けるよりも(人によっては)逆に効率的かもしれません。

 

そして、なにかと余裕の無い受験期間中に、貴重な時間と費用を使ってまで行う「キャンパスビジット」に関してですが、是非とも様々な大学をビジットされ比較検討されることをお勧めします。私はヨーロッパ10日間で5校の大学をビジットし、その他の大学の在校生ともコンタクトを取りました。もしビジットしていなかったら、恐らくESADEには進学していなかったのではないかとも思っております。実際に町や大学や在校生や授業の雰囲気を肌で感じることができたのは非常に大きな判断材料になりましたし、また非常に伸び悩んでいた時期のモチベーションアップにもなりました。

 

最後に、ESADE、Bocconi他、ヨーロッパの大学を目指されている受験生の方々にメッセージです。「ヨーロッパの超トップ校でもない限り、GMAT660点もいりません」。日本人平均は600点ぐらいなんじゃないかと思います。ただ、私の場合は・・・、「出願が締め切りギリギリ」、「離職中」、「リスニング力&スピーキング力が貧弱」というディスアドバンテージを埋めるために、「660点」というスコアが相当な武器になったのは確かだと思います。