最終更新 2011/2/26

知っていると便利なあれこれ

研究や教育に役立ちそうなものを集めていきます。自分で使ってよかったもの、こんな使い方ができるというもの、少しずつ増やしていこうと思います。


1. 音声の研究・教育に役立つソフト

これまでに使ったことのある音声ソフトです。ここに取り上げたものは、文系出身の機械音痴でもなんとか使えました。
もっといろいろあると思いますが、とりあえず触ってみて、わたしでも使えた/使えそうなものを紹介します。

音声録聞見

フリーウェア。
元はシェアウェアで試用版が音声録聞見 for Windowsのホームページよりダウンロードできたのですが、『音声言語研究のパラダイム』(和泉書院 2007年初夏発行予定)の付録として、フリーウェア化されるとのことです。

実は、音声学の集中講義のとき、大学のPCに入っている物でピッチ曲線の抽出をやったぐらいです。合成音声を作ったりもできるはずですが、そちらはやったことがありません。 わたしが使ったときのバージョンでは録音・分析できる時間が非常に短く、1文ずつの分析しかできませんでした。わたしの研究テーマがポーズなので、1文ずつではできないので、集中講義のとき以来、触れていません。最新版はどうなっているでしょう?

(2007/3/11)

Sound Edit

シェアウェア。
Macのみ。
録音編集ソフトです。大学のMacで使っていました。外部から音声を取り込み、音声波形やスペクトログラムを見ることが、とても簡単にできます。いい点は、操作が簡単で、録音できる時間が長いこと、波形やスペクトログラムの横軸(時間軸)の尺度を自由に変えられるので、細かい作業をするときにやりやすいことです。

<どうでもいいコボシ話>
実は大学のMacについているマウスが円形だったのです。Macはどうもデザイン優先で、使い勝手を無視する傾向があります。(プリプリ!) 
まん丸のマウスは非常に疲れます。
マウスを手にした瞬間、上下左右が微妙に定まらないというだけで、一日作業をすると、肩はコリコリ、首から指先にかけて痺れるほどの苦痛でした。
音声分析は、時間のかかる、根気の要る作業です。
作業環境まで気を配らないと、エライ目に遭います。

(2007/3/11)

Cool Edit 96

シェアウウェア。
Windowsのみ。
録音編集ソフトです。Sound Edit と使い勝手はほぼ同じですが、背景色が黒なので、初めはちょっと見にくい感じがしました。(サウンドエディットは白背景)
このシリーズには Cool Edit Pro2.0, Cool Edit 2000, Cool Edit 2000 Lite などもあります。

(2007/3/11)

Speech Analyzer

フリーウェア。
Windowsのみ。
ダウンロード:http://www.sil.org/computing/speechtools/speechanalyzer.htm
SIL International のホームページ上から無料でダウンロードできるソフトです。
ほかにもいろいろなソフトがありますので、SILのホームページに行ってみてください。
使い出があります。というか、わたしはごく一部の機能しか使っていません。全部英語なので、辞書を片手に必要最低限の部分を手探りで解読したという感じです。ちゃんと使いこなせるようになりたいものです。

(2007/3/11)

Cool Edit 2000

シェアウェア(Trial Version は無料でダウンロードできる)
Windowsのみ。
Cool Edit 96 とほぼ同じ仕様です。Googleなどで "Cool Edit 2000 Trail Version" で検索するとダウンロードできるサイトが見つかります。わたしが最初見つけたところのは30日間という制限だったのですが、そのあと別のところを見たら、1セッション30分という制限がかかっていました。

(2007//8/20)

Praat

フリーウェア。
Linux, Mac, Windowに対応。
ダウンロード: http://www.fon.hum.uva.nl/praat/
分析に使用するファイル形式は、*PCM(*.wav)が無難です。(他の wav形式で保存したファイルは、開けませんでした)
音響分析から、音声合成、ラベリング、統計処理までできるんだそうです。
音声分析の標準になりつつあるのだそうで、一度触ってみたいと思っていました。
わたしがやったの初歩の初歩ですが、備忘録代わりにまとめページを作りました。
  ⇒ Praat備忘録1: ダウンロード、ファイルの読み込み、ピッチの抽出
  ⇒ Praat備忘録2: ラベリング、ピッチの補正他

 
(2009/2/15)

Speech Filing System (SFS)

フリーウェア。
Windowsのみ。
ダウンロード: http://www.phon.ucl.ac.uk/resource/sfs/
教わって、とりあえずインストールしましたが、使い方はこれから。名前の通り、分析用というより音声ファイルの整理用らしいです。

(2007/8/20)

WaveSurfer

フリーウェア。
Linux, Mac, Windowに対応。
ダウンロード: http://www.speech.kth.se/software/
ファイル形式は wav, au, mp3 などが扱えるとか。 こちらもインストールしたところで止まっています。音響分析、音声合成、ラベリングなどができるそうです。いろいろやってみたら、追記したいと思います。

(2007/8/20)

Audacity

フリーウェア。
Linux, Mac, Windowに対応。
ダウンロード: http://audacity.sourceforge.net/
ファイル形式は独自の形式である.aupの他、 wav, mp3 などが扱えるとか。
ちょっと設定を弄ると、ストリーミング音声の録音ができるようになります。
  ⇒ Audacity 備忘録1: ストリーミング音声を録音するための設定
  ⇒ Audacity 備忘録2: ステレオからモノラルへの変換
  ⇒ Audacity 備忘録3: サンプリングレートの変更

(2011/2/26)

VTDemo - Vocal Tract Acoustics Demonstrator -

フリーウェア。
Windowのみ。
ダウンロード: http://www.phon.ucl.ac.uk/resource/vtdemo/
音声の分析ではなく、教育用でしょうか。
下顎の高さ、舌の位置、舌の形、唇の開き、基本周波数などをパラメーターで設定し、音がどのように変化するか聞くことができます。パラメーターを変化させると、声道を簡略化した図形がいっしょに変化するので、自分の口の中を想像しながらいろいろ弄ってみると楽しいです。
  ⇒ 使ってみました

(2010/9/06)

IPA(国際音声字母)ホームページ

URL: http://www.coelang.tufs.ac.jp/ipa/
ダウンロードして使用するソフトではありませんが、広い意味ではソフトかなと。
IPAの一覧をクリックすると、その音を聞くことができるので、音声学の入門用に便利す。

(2009/3/31)