TBSラジオ アクセス 2005年02月24日(木)大谷昭宏さんとバトル! の内容について
引用元:TBSラジオ「アクセス」05/02/24放送分より
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警察が性犯罪者の追跡調査を実施へ。性犯罪者の情報は一般には公開しないという
国の判断を支持しますか?
http://www.tbs.co.jp/ac/bt/index.htm
大谷問題スレの138氏の協力による放送内容の記録
番組冒頭、バトルトーク説明部分。大谷氏は「あの」を言い過ぎの感あり。伊藤聡子の大谷発言中の相槌は省略。
伊藤聡子 「あのー、大谷さんは性犯罪者の居住地を住民には公開しないという判断、これはどういうふうに思っていますか?」
大谷昭宏 「これ、非常にあのー、議論の分かれるとこなんですけどもね、あの、私は、あの、基本的にはね、
あの、現在の段階では、あのー、住民に公表すべきではない、と、というふうに考えてるわけですね。
あのー、一つはそれをやる前に、やるべきことがまだいっぱいあるだろうと。
それから、あのー、今の日本の社会の、状況からいってですね、とても、あの、公開できる状況ではない。
あの、社会的なですね、あの、コンセンサスが、あの、醸成されていないだろうと。ということで、
あの、現在の、あの、警察庁と法務省のですね、あの、合意で、とりあえずやってみる。
その間(かん)に、あの、さまざまな議論を、してですね、少なくとも炯炯(けいけい)に、あのー、
住民に公開すると、いうことは、あの、するべきじゃない。あの、それよりも、例えば13歳以下の子供だけの、
区分でいいのかとか、それから、あのー、82年から97年までの追跡調査をするだけでいいのかとか、
そういうことをまず議論していくべきではないかなというふうに考えているんですね。」
伊藤 「二木さんはこれは?」
二木啓孝 「はい、これは私はあの、住民に公開することには反対です。」
伊藤 「反対?」
二木 「えーただし、あの、追跡調査については必要だと思うんですね。で、これは、あのー、例の、
奈良で起きた女児殺害事件の小林薫容疑者なんですが、まあ、えー、性犯罪に絡むという意味では、
彼は逮捕3回目なんですけれどね。最初、あの事件が起きたときに、彼は捜査の網に入ってなかった。
なぜかっていうと、彼は住民票を奈良に移してなかったということがあって、つまり、あの、
非常に、まあ、あの、再犯性の高い、あの、性犯罪について、出所したら、まあ、基本的に、えー、
刑期を終えたら、これは、えー、それのあとの前科前歴は問わない、とはそうなんですけれども、ただし、
やっぱり非常に再犯性が高いというところでね、やっぱりこう警察が常にそういうふうなことの、
現状を把握するということがあまりにもなかった。まあ、あの、小林薫容疑者については、
本人がまあ、無防備といえば無防備なんですが、ということでたまたま発覚したんですが、
もし彼がもっと慎重であれば、ひょっとすりゃあ第二第三の犯罪が起きた可能性もあるかも。
そういう意味ではぞっとしますんで。この部分についてはやっぱり警察が今まで、えー、対応が遅れてた、
ということは言えると思いますが。ただ、それをオープンにするかどうかというのは、
今大谷さんがおっしゃったの、私も全く同意見なんですね。」
--冒頭部分、以下は要約--------------------------------------------------------------------------------
大谷:97年の神戸連続児童殺傷事件も、性犯罪の範疇に入れたうえで意見を述べている。
(まあ、殺人によって性的快楽を得るケースあるけど、直接性犯罪だったっけ?これ…。)
今年社会復帰した少年Aの住所を公開したとなったら、住民票を受け取った自治体首長は、
リコールを受けて退任に追い込まれ、その近所から子供はいなくなり、学校は閉鎖に至る。
二木:ミーガン法によって四六時中監視体制でいることは(調査自体は否定しないものの)、
前科者の更正の妨げになる。ミーガン法により、前科者への立ち入り禁止場所が設けられ、
所有車には「Danger」と書かれる。
--電話でバトルの説明部分概略----------------------------------------------------------------
10時47分ごろ、Aの公開反対で「さらし者にされて余計更正できなくなる」の意見と、
Bの公開賛成で「情報をくれれば、住民側で安全を守れる」の聴取者意見を発表。
ただ、設問が紛らわしいせいか、AとBを間違えている人が多い、との指摘もある。
『一般には公開しないという国の判断を支持しますか?』「A 支持」、「B 支持せず」、
これを、「A 情報公開支持」、「B 情報公開反対」と勘違いしているからだと。
プレゼントキーワードが、「大谷さんにちなんで」飼い犬の犬種である『プードル』と告知される。
10時55分ごろからの『アクセストークバトル』、アクセスピープルからの意見募集は、
『情報公開しない』を支持・53%、支持しない・43%。新橋のサラリーマン・銀座の女性、
以上の街頭調査では、Aが26%、Bが74%。現段階での対策としてはPTAでの見回り。
--電話内容------------------------------------------------------------------------------
Sさん(33歳)・会社員の男性。最初の挨拶は省略。
伊藤 「えー、Sさんは33歳ということで、あの、お子さんいらっしゃいますか?」
Sさん 「え、あの、上がえー、6歳の女の子、えー、下が2歳の男の子です」
二木 「ちょうど心配なときですよね」
伊藤 「ですよねー」
Sさん 「そうなんですよー」
伊藤 「ということで、国の判断は、支持?しない?」
Sさん 「いや、あのー、極論を言うなら、もう少し深く、えー、進めて欲しいと思うんですね。」
伊藤 「『深く進めて欲しい』?」
二木 「それはどういうことなんでしょうかね?」
Sさん 「えーとですね、『一般に公開』というのが非常にあいまいなので、
できれば、あのー、子供がいる家庭に選別した形で伝達してもらえないかと。」
二木 「『子供がいる家庭』のみ?」
伊藤 「のみ?」
Sさん 「ええ、あの、子供がいる親としてはですね、その、性犯罪者の情報というのを、
特に面白おかしくなんて(言う)する気はありませんし、どちらかというと、やはり、あの、子供の安全、
それが第一なんで、そのことをですね、やはり第一に考えてますから、
もちろん性犯罪者の人権も大事なんですけれども、あの、人権は尊重はするんですけれども、
やはり子供は無抵抗ですから、力を考えると子供は無抵抗なんで、それを考えると、
やはり子供の安全を優先して欲しいと思ってます。」
伊藤 「あの、例えば、あの、近くにですね、えー、そういうまあ、性犯罪者歴のある人が住んでいたということが、
分かったとしますよね。そしたらSさんは、その住所を知って、どういう行動に出ますか?」
Sさん 「やはりですね、その、ま、近くにはやはり立ち入って欲しくはない、というふうに思いますよね。」
二木 「うーん」
伊藤 「うーん、ただまあ、なかなかねえ?もう刑期を終えて出てきているわけですから、
その人の行動を制限するってことは難しいですよね?」
Sさん 「うーん、まあ、ただですね、実際、再犯がかなりあるということも考えてまして、
こないだの事件もありましたけれども、まああの、実際、国が、あの、再犯しないように教育ちゃんとできてるのかな?
という部分も不透明なので、まあ、どうせもし、あの、いっそのことね、どういうこう、再教育をしているのか?
というのも知りたいぐらいですよね。」
伊藤 「そうですね。大谷さ(言いかける)」
Sさん 「それができていないということは、やはり、あの、子供を持つ親としては、あのー、
単純に、こう、えー、性犯罪者の人権だけを、ということを言われても納得できませんね。」
伊藤 「そうですよね…そんな、大谷さん、やっぱりね、そのまんま出てきちゃってるっていう、
恐ろしさ?があると思うんですよ。」
大谷 「あの、これは、だから私は、この情報公開の前にですね、やるべきことは山ほどあるだろうと、
いうことはですね、つまり、その矯正教育がね、一体どうなっているかと、いうことで、
基本的にですね、今の日本では矯正教育ってのは行なわれてないんですよ。」
伊藤 「行なわれてないんですよね。」
大谷 「懲役刑の中に教育プログラムってのは入ってない、つまり、あの、刑訴法によってもですね、
あの、罪というのはどうやって、この、罰してしていくかっていうと、死刑かですね、無期か、
有期懲役か、罰金か、科料しかないわけですよね。で、裁判官が、それプラスですね、
病院に行きなさいとか、矯正プログラムを受けなさい、ということは今の法律上、ないわけですね。」
伊藤 「ない。」
大谷 「だから、本人が嫌だと言えば、裁判官は『こうこうこういうことをしなさい』ってことは言えないんですね。
欧米のようにですね、『刑期はこれだけだけども、それプラス、これだけのことをしたら、
あなたはですね社会復帰してもいい』と。ですから、情報公開の前に、なぜ矯正教育をしないのか、
極端な話をすればですね、性犯罪のですね、非常に欲望の強い人間を、5年なり10年なり、
刑務所に置いてですね、何も教育もせずに出すってことは、もっと危険なんですね。
間違いなくそちらに走るだろうと。いうことは、極端に言えば、社会の危険度をですね、より高くするようなものなんですね。
ですから私はこの前にやることがいっぱいあるだろうと、それは本人のためでもあるってもんですね。」
伊藤 「そうですねえ」
二木 「あのー、Sさんね、ちょっとお話は戻りますけれども」
Sさん 「はい」
二木 「その『子供のいる家庭のみで、えー、別にそれを面白おかしく、その、別に後ろ指指すつもりはない』というふうに、
Sさんはおっしゃってたんですが、Sさんみたいな考えの、お父さん全員…」
大谷 「(挿むように)だけとは限らないですね」
二木 「が、そうだったらいいんだけども、やはり例えば一緒に近所の人と酒飲んでですね、
子供がいない奴が、『な、何丁目のナントカってのは実はさ』、というふうに酒飲んで言っちゃう、可能性ありますよね。」
Sさん 「いや、それはね、やはりね、実際にそのー、私も家内と一緒に共働きでね、子供を保育園に預けて、
お迎えなんかも送りもやってますけど、やっぱり、その、それはね、一緒に子育てしてる自覚がない、と思いますね。」
二木 「その人が」
Sさん 「ええ、」
二木 「そういうことをやっちゃえば」
Sさん 「そうですそうです」
二木 「うーん、ただ、そこはどうでしょうか?あの、私はね、そういう、あの、善意にみんなそういうふうに解釈できれば、
私は今、その、あの、Sさんのおっしゃるとおりだと思うんですが、そうでもないんだなあ、実際はねえ。」
Sさん 「(困ったように)あー」
大谷 「それをやる場合はSさん、私は恐らくですね、あの、今度は、あの、民間から入る裁判員制度がですね、
民間から入った方たちに非常に厳しい守秘義務ですね、これはあのー、亡くなるまで、あの、
つまり裁判が終わったあともですね、守秘義務を課してるわけですね。
恐らくね、お子さんをお持ちの方に情報を公開していくこととなると、あの、今の日本の体制ではですね、
同時に守秘義務がついてしまうと思うんですね。そうでないと、あの、公開できないということを、
恐らくですね、国家としては条件つけなければ仕方がない。」
Sさん 「(困ったように)あー」
大谷 「そうすると、お子さん持ってる家庭の中に、新たな『国民の義務』が生まれるわけですね。」
Sさん 「ええ、ええ」
伊藤 「(Sさんとかぶる)うーん、そうですねぇ」
大谷 「そこまでのですね、あのー、希望なさるのかどうなのかと。いうことが、大きな問題だと。
ただね、私がおっしゃってるようにですね、あのー、6歳と2歳のお子さんを持ってらっしゃる。」
Sさん 「はい」
大谷 「今度の奈良の事件もですね、亡くなられたお子さんはですね、自分が、何故、何を目的に狙われたのかって、
恐らく承知しないまま亡くなっていると思うんですね。」
伊藤 「(大谷発言末尾とかぶる)うーん、そうですよねぇ、ほんとに」
Sさん 「(伊藤発言とかぶる)そうですね」
大谷 「ということはですね、少なくとも大人は別として、子供たちはですね、社会が総力を挙げて守るべきだと思うんですよ。」
Sさん 「そうですね」
大谷 「ですから私は、あの、一部の、あの、変なフィギュアを持ってる方たちとかですね、
あの、児童ポルノとかアニメをですね、非常に批判したところですね、そういう趣味の方たちから、総攻撃をくらってたんですね。」
Sさん 「ああ、ああ」
大谷 「でも私は、少なくともですね、子供たちは『自分で守れ』ってのは無理なんですよ。」
Sさん 「うーん、そうですね」
大谷 「社会が総力を挙げて守るべきなんですね。」
Sさん 「ええ、ええ、ええ」
大谷 「ですから、あの、おっしゃってる気持ちはすごく分かるんですけども、ただそこに守秘義務が生まれてくる。」
Sさん 「ええ」
大谷 「それから、情報が本当に漏れないかと、いう保障がないということになるとですね、
最初に私が申し上げたように、地域のパニックをどうしてくのかと、いう問題も出てくると思うんですね。」
Sさん 「はぁ…。あの、ちょっといいですか?」
二木 「はい、どうぞ」
Sさん 「えっと、私としては、やはりその、例えばフィギュアとか、アニメに、あの、興味を持つのは趣味嗜好の問題で、
それはそれでいいと思うんですよ。ただね、あの、抑止能力というんですかね、『ここまでいったら犯罪だよ』、
という部分があまりにも無さ過ぎるということと、あと、その、まあ、『守秘義務』ですか?あの、正直言ってですね、
今の再教育制度の中身が、あまりにこう、『臭い物に蓋』のような、見えないんで、それだった(言いかけて)それよりは、
守秘義務をちゃんとする自信はありますよ。」
二木・大谷・伊藤 「(困ったように)うーん」
Sさん 「(強い口調で)それぐらい、今の再教育の制度の中身は、わからない。」
伊藤 「(困ったように)うーん、そうですねぇ」
Sさん 「(引き続き強い口調で)それに対する不安はありますね。」
伊藤 「はい、ではSさん、もうひと方繋ぎますので、一緒に参加してください。」
---引用ここまで------------------------------------------------------------------------
以降は、更生しない精神異常犯の問題に話題が移る。
近所の男に殴られる被害に遭い、 警察に訴えても「彼が犯人だという確証を出してくれ」
と袖にされた挙句、今もその近所で暮らしている女性からの電話がある。
その際伊藤氏も、子供の頃に同様の経験をし、近所に被害者の女の子も複数いたものの、
警察に逮捕されず、結局その男は精神病院へ入院させられて、数年後、退院して戻ってきた際、
高校生になった伊藤氏は、『彼が変わってない』、 とばったり遭った際に察知してすぐに
その場から逃げ、20代の半ばまで、 後ろに男性が立つとすぐに逃げてしまうほどのトラウマを
抱えた、と発言。
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以下、TAKUYA さんのブログ放浪街(ミラー)を参照下さい、
大谷「(略)私は一部の変なフィギュアを持ってる方達とかですね。児童ポルノとかアニメを非常に
批判した所ですね、そういう趣味の方達から総攻撃をくらったんですね。でも私は少なくとも、
子供達は自分で守るって言うのは無理なんですよ。社会が総力を上げて守るべきなんですよ。(略)」
Sさん「フィギュアとかアニメに興味を持つのは趣味嗜好の問題でそれはそれでいいと思うんですよ。(略)」
(「(略)」の部分の会話で、やり取り自体はやんわりした感じで行われた。)
(後略)
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・138さん、本当にお疲れ様でした。ご指摘の様に、
『メーガン法でパニックになるかならないか』の次元で話が進んでしまったのは残念です。
・ついに大谷氏の「フィギュアマニア害悪説」が、電波に乗る形で批判されました。
Sさんグッジョブです。2人のお子さんをお持ちのSさんとしては、大谷氏がオタクからの
反撃に憤慨する余りに、論じるべき事を間違えているという事を指摘したかったのでしょう。
オタク趣味の延長線上に犯罪が来るという見方は大谷氏とも共通していますが、少なくとも
大谷氏の様に嫌悪感から規制を論じる事の無意味さを突く形にはなったと思います。
・大谷氏の「公理」になってしまっているのは、再三の言動の中に出てくる意図的な混同から見て、
「フィギュアやアニメ等のオタク趣味を規制する事=社会が総力を挙げて子供を守る事」
という、間違った等式である。確かに出演児童が被害者となる形の児童ポルノは良くない。
しかし、大谷氏は被害者の居ないオタク趣味の中のアダルトメディアを、「事件の遠因」として
弾圧しようとしている。(大谷氏は他人の心の中を裁けるほどに偉いのだろうか?)
2月14日のシンポジウムでも、「残念ながら」という表現をしているので、大谷氏は最初から
AMI等には敵対的で、この混同についても確信犯なのであろう。これは政治レベルの問題である。
私、古鳥羽護としては、この点についてはAMIに突き崩して欲しい。個人には荷が重過ぎる。
・大谷氏はいつもどおりに、オタクが子供たちに「自己責任」を押し付けていると非難しているが、
「子供達は社会が総力を上げて守るべき」なのは、オタクも含めて誰もが同意している。
(例えば下記の参考リンクを一読されたい。)
参考リンク:(リンク先を辿るとアダルトコンテンツがあるので、18歳未満の方の閲覧は注意)
・大谷氏の言い分が不当なのは、それを口実にして、フィギュアマニアやオタクへの
弾圧を謀ろうとしている事である。社会が総力を挙げてオタクを根絶した社会こそが、
彼にとっての理想郷なのだろうか?
参考リンク:小倉秀夫の「IT法のTop Front」大谷昭宏氏の「努力」と皇帝ネロの「努力」
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