4-4(1) ローカル線(北海道 宗谷本線・天北線)
 
1986年8月6日〜8日 北海道撮影ツーリングローカル線編 その1
 
  8月6日 曇一時雨 (バイク編はこちら)  
 
  音威子府駅
  キハ22-293
(トロッコ編よりつづく)

7:21起床、歯と顔を洗う。天気は曇りだけど用心して荷物にビニール袋を掛けておく、YHの兄さんが「札幌は晴れらしい」と教えてくれた。外に出るとかなり寒く、簡単に白い息がでる。8:32塩狩温泉YH発、予定を変更し羽幌へは行かず、音威子府の名物駅そばを食べて北を目指す。9:05〜19(993キロ)ホクレン多寄GS,給油し9.8リットル入った、燃費は21.3Km/lだった。おつりと一緒にホクレンオリジナルテープ「風に訊け」をくれた。クワタバンドのテープを聞きながら音威子府まで一気に走る。10:19〜54(1061キロ)音威子府駅、上り急行宗谷を撮って入場券を買ってホームに入り、天そば260円をたのむ。めんがまっくろでいかにも蕎麦って感じで、食べると口に香りが広がりサイコーに旨かった。この後、上り急行天北まで天北線撮影タイムだ。天北線沿いのR275を走りロケハンする。
 
 上り急行宗谷
12:20〜37(1122キロ)周磨仮乗降場、地図にも載っていない駅を発見!木で組んである簡単なホームにのぼってベビースターラーメンを食べて休憩。12:59(1143キロ)小頓別駅の先上音威子府跨線橋着、チョコをかじりクワタバンドのテープを聞き、手帖をつけて上り急行天北の通過を待つ。15分遅れて急行天北通過、14:23出発、追っかけしてみる。音威子府の手前と咲来の先で追い着き撮ることができた。
中川付近
11:14 下り急行礼文 キハ56x3
周磨仮乗降場
 
周磨(仮)駅
12:21上リ鈍行 キハ22
 小頓別付近
 13:59下リ鈍行 キハ22-32
 
 14:21上り急行天北 DE15+14系
上音威子府〜音威子府間
14:30上り急行天北 DE15+14系
咲来付近
14:40上り急行天北 DE15+14系
  15:17〜42(1189キロ)佐久駅、トイレを借りる、もう雨も大丈夫そうなのでカッパを脱ぐ。16:21〜25(1355キロ)ホクレ幌延寄GS,給油し10.5リットル入った、燃費は23.2Km/lだった。すぐ隣の幌延駅に寄る、さぶいさぶいと待合室に入ると札幌のYHで一緒だった女子大生2人組がいた。なんと2人は稚内で事故ってしまいこれからかえるとこだそうな。事故った2人に「気を付けて」と見送られ16:40幌延駅発、日本最北端に近付いてるからかとにかくさぶい。豊富駅に寄ってからしばらく行くと、展望台右折の看板があるのでそれに従う。17:12〜33(1266キロ)展望台、すっごいとにかくすごいサロベツ原野が一望だ!俺以外誰も居ないのも気分がイイ。晴れてりゃ利尻富士も見えたのに残念。今夜の宿を求めて走る。17:40(1273キロ)芦川駅着、車掌車ヨ6000改造の駅舎ですごく居心地がよさそうだ。今夜のお宿に決定!近くの牧場へ飲料水を分けて貰いに行って、単車から荷物を降ろした。今日は珍しくちゃんと米をといで、ちゃんと水につけてから炊いた。待ってる間、雨と泥に汚れた単車を磨く。最終の音威子府行きから降りてきた地元のお姉さんと少し喋ってから夕メシだ。今日はとにかく貧しい、ご飯・シーチキン・のりたま(ふりかけ)・ココア以上である。質素なメシでも充分腹一杯になった。後片付けして、しょんべんして21:30に寝た。
佐久駅
 
芦川駅
 
 
18:12下り鈍行 キハ22単行
 
  8月7日 晴
 
芦川駅
4:42下り臨時急行利尻51号 キハ56x3+お座敷キハ
4:06起床、良く眠れた、寝袋が快適な寒さだった。いつもならもうひと眠りだが今日は午前中の撮影がメインなのできっちり起きる。臨時急行利尻51号が通過、後ろにお座敷キハがついていた。4:57芦川駅発、さいはての風景が続く。兜沼を通り抜海へ、その先の牧場の私道に入る「8〜9時と16〜17時は牛が通るので通行禁止」と看板が立っていた。5:32〜43(1297キロ)久保根別基線踏切、牧場の踏切だ、見通しが良い。踏切の板の上に牛のうんこが落ちていた。急行利尻を撮ってほっとしていると遠くで「ムォー!」と声がしたので見ると牛が放たれてこっちの方へのっそらのっそらと向かって来たので慌てて、5:43踏切発。あせっているうえにダートなので何度もコケそうになりながらさっきの道々に出た、北上する。
抜海付近
5:40下り急行利尻 DD51+14系
抜海〜南稚内
6:21上り鈍行キハ22-218単行
5:52(1302キロ)抜海〜南稚内の保線用通路入口着、熊笹に覆われた長ーい階段を登って行くと、さいはての海岸線が一望できた。これで利尻富士が見えれば文句ないのだが今日も見えない。のんびりと待つ。急行宗谷を撮り終え、戻っていると更に丘の上に通じる通路を見つけたので行ってみると、もっと見晴らしが良いので鈍行を待ち、また明日もここで撮ることにする。9:24出発。9:34〜50(1308キロ)南稚内駅、機関区へ行きキロ57ー1などを写す。スーパーでブランチ用のパンと牛乳を買い、天北線方面へ。海岸では干している昆布のいい香りがした。樺岡駅 に寄る、ボロい駅だが駅員がいた。
 
7:53下り鈍行 キハ22-304単行
 
9:11下り鈍行 キハ22-138単行
 
 
8:53上り急行宗谷 DD51+14系

 
南稚内駅
 
 
キロ57-1
 
DE15ラッセル
稚内駅
 
野寒布岬
やっと利尻富士が見えた
草原で記念撮影したりして、11:19〜12:04(1351キロ)声問〜南稚内着。ブランチを持って線路端へ。11:59急行天北が来た、手前まで引きつけてシャッターを押した が直後に気付いたフイルム交換してなかった!くやしい!稚内に戻る。12:19〜13:00(1360キロ)稚内駅、単車が沢山停まっている。土産屋をのぞいたり、記念撮影したりした。13:11〜25(1365キロ)野寒布岬、単車が10台いた。振りかえると雲の合い間から利尻富士が見えた。ここはあまり先端っぽく無い岬だ。郵便局2ヶ所で旅行貯金して、防波堤ドームに寄ってYHへ。お祭りがあるらしく途中で小学生の鼓笛隊のパレードとすれ違った。14:21(1377キロ)稚内YH着、一番のりだ。15時から受付なのでロビーでくつろぐ。15時になり2800円払って2階の「きたきつね」 という部屋へ、見晴らしが良く稚内の街が一望できる。今日こんなに早く宿に入ったのは、洗濯したかったからだ。パンツ3枚・Tシャツ4枚・くつ下3足・タオル4枚・短パン1枚を洗った、乾燥機20分100円と洗剤50円が有料で乾燥機を80分使ったので全部で450円かかった。乾燥機に入れて部屋に戻ると大阪から車で来たお兄さん達がいて話をした。洗濯場へ行くと大阪からのGSX400Eライダーがいて色々情報交換をした。18時からの夕メシもGSX400Eライダーと一緒に食べた。 メニューは鳥のからあげ・ご飯・味噌汁とシンプルだったがおかわり3杯して大満足だった。風呂にはいり22:25に寝た。

      
防波堤ドーム
C55-49
 
  8月8日 晴
 
抜海〜南稚内
8:18上り急行宗谷 DD51+14系
 
  
6:47起床、歯と顔を洗い荷物を単車にくくりつける。7:33YH発、昨日と同じポイントへ向かう。7:42(1383キロ)抜海〜南稚内間撮影ポイント着、テントを張ってる少年2人がいて話をする、室蘭から鉄道写真を撮りに来たとのこと。今日も利尻富士は見えず、急行宗谷を撮り8:34出発。いよいよ宗谷岬へ、潮風と共にR238を行く。9:28〜35(1421キロ)出光富磯GS、給油8.2リットル入った、燃費は22.5Km/lだった。ここは最近まで日本最北端のGSだったが今では2番目になっちゃったらしい。ほたて貝のキーホルダーを貰った。ライダー同士ピースサインの嵐だ。
国道沿いに、いきなり宗谷岬が現れた、9:47(1431キロ)着、空気が澄んでいる。日本最北端の碑の前で記念撮影し、土産を買い、おやき60円を喰った。温度計は16°を指していた。展望台に登り、間宮食堂に入り元祖ホタテラーメン500円を食べた。塩味で、でかいホタテが入っていておいしかった。日本最北端の大岬郵便局で旅行貯金したら通帳に日本最北端のハンコを押してくれた。11:07宗谷岬発、晴れてたのに急に霧雨が降ってきた。峠を越えると霧雨は止み、黄色い素敵な花が咲く海岸に沿って走った。11:36〜54(1463キロ)猿払展望台、牧場の中って感じだ、風も涼しく爽やかだ。芦野駅前で缶コーヒーを買った、この駅は結構駅寝に使われているようで「地元の人に迷惑がられないように駅宿をしよう」と標語が貼ってあった。牧場の中ダートとを走り撮影地を探す、これぞ北海道って風景が広がる。12:31〜1310(1473キロ)芦野〜猿払間の踏切、ここで缶コーヒーを飲みながら急行天北を待つ。澄んだ空気がうまい、少し牛の糞の匂いも混ざっている。通りがかりのダンプの運ちゃんが話し掛けてきた「どっから来た?何処へ行く?」など、「最後にコーヒー飲むか?」って聞いてきたが飲んだばっかりなので丁重に断った。12:58急行天北通過、またやってしまった、何をって天北を写し損ねたのだ!さっき記念撮影後に巻き上げを忘れていた。かろうじて、後ろだけ撮れたが、どうにも急行天北と相性が悪いらしい。遠くの丘の上に猿払の駅があり、急行天北と気動車が交換しているのが見えた。道々からR238に戻る。
芦野〜猿払
12:58上り急行天北 DD51+14系
 
13:06下り鈍行 キハ22-120単行
 丘の上が猿払駅で列車交換してる  
豊野付近
16:14遠軽行き鈍行 キハ22x2
13:34〜14:13(1500キロ)ベニヤ原生花園、単車4台と車3台だけで空いている。エゾミソハギとヒオウギアヤメと言う2種類の紫色の花がたくさん咲いていた。浜頓別の先、神居岬で霧が地上20メートルのあたりで止まったままでいて幻想的な風景だった。雄武・興部と抜け、15:47〜16:32(1611キロ)豊野駅、少し休もうと待合室へ。「駅の100メートル先が海なので冬になると流氷が流れてくる」とらくがき帳に書いてあった。16:14と16:26に上下の鈍行が来るので写すことにする。草原へ行きそこで撮った。16:32豊野駅発、YHへはあと少しだ、混んでいる所ではバンバンすり抜けしてく。少し道に迷って17:07(1633キロ)紋別流氷の宿YH着、外で佐賀ナンバーのカタナを磨いているのは4日前に塩狩温泉YHで一緒にジンギスカンをつついたソロライダーだ、隣に単車を停めメットを脱ぎ「こんにちは」と言うと直ぐに気付き再会を喜んだ。その隣のなにわナンバーのXLV750兄さんとも仲良くなり3人一緒にメシを喰うことに。18時から夕メシ開始、メニューは鳥の照り焼き・スパゲッティー・サラミとオニオンの和えもの・スイカ入りサラダ・玉子スープ・ご飯と、今まで泊まったYHの中で一番豪華かもしれない。満腹&満足で風呂に入る。XLV750兄さんと意気投合して明日は浜佐呂間キャンプ場のテントにおじゃまする事にした。予定していた尾岱沼YHはパスする。家に電話して22:50に寝た。
豊野駅
16:26名寄行き鈍行 キハ40-156単行
(丸瀬布のSL編へ)