09.11.18
こないだ旅行したんだけど、なにがすごいって泊まったホテルのシャワーの勢いね。あれはすごかった。ピストルズ以来の衝撃。体に当てたら、シャワーヘッド持ってた手が反動で持ってかれたから。まあなんか、あちこち行って楽しかったし、美味しい物も食ったけど、振り返ってみると、いちばん印象に残ってんのはシャワー。またあれ食いたいなーみたいな感覚で、またあの強いシャワーに撃たれたい。やれやれみたいな顔を君はしてるけど、じゃあいっぺんあのシャワー浴びてみてよ。そしたら俺の言ってることがわかるから。ほんと、人生観変わっちゃうから。
物が溢れる先進国、日本。しかしこの国に住む人々の心は本当に豊かだと言えるのでしょうか?
豊かさとは何かと問われたら、私は自信を持ってシャワーの勢いだと答えよう。思えば以前住んでいたアパートは酷かった。シャワーにぜんぜん勢いがなかった。やる気あんのか!
って怒鳴りたくなるくらい消極的。あんな弱々しいお湯に体を撫でられても、惨めさが増すばかりだよ。毎日あんなシャワーを浴びてたら性格も卑屈になるし、絶対出世できないよ。いま住んでるマンションのシャワーはまあまあだけど、今度はもっと水圧の強い部屋に住みたい。だから不動産の物件情報には、ぜひともシャワーの水圧を載せてくれ。
09.11.11
スーツのパンツっていうかズボンの、尻とか太腿のあたりに3ヶ所くらい、穴が開いてた。ズボン脱いだら、その生地の向こうに明日じゃなくて床が見えたから、なんかおかしいなって。普通はスーツってそういう仕組みになってないから、なんか変だぞってすぐに気付いたんだよ。えらい?
その穴ってのは破れてできたものじゃなくて、長い年月をかけて生地が磨り減って、そんでもう網戸以上に透けてんの。なんかダメージジーンズみたいな。まあジーンズだったらいいけど、これはスーツなもんで、着てたらたぶん脳にダメージがあると思われちゃう。
しかしそのスーツ、最近だってずっと着てたわけで、てえことはあれだ、知らないうちに随分長いこと、俺は街中にセクシーを振りまいてたことになるよ。こんなのホットパンツよりホットだわ。尻に穴が開いてるんだから、パンティだって見えちゃってたよ。おいちょっと!
誰か指摘してよ! ……ははーん、わかったぞ。おまえらみんなこっそり俺のこと、いやらしい目で見てたのか!
次の日会社でみんなにきつく問い詰めたけど、誰もが気付いてなかったなんて嘘をつくんだよ。そんなわけないだろ。普通は気付くと思うんだが。
じゃあちょっと試しに、もう一度だけあれ穿いて会社行ってみようかな?
09.11.02
飲み会とか旅行の幹事をやるときに、参加者の中に困った人がいると面倒だよね。会社の先輩がそのタイプで、まあとにかく文句ばかりつけるんだよ。料理が不味いとか勘定が高いとか、店のバイトの娘が可愛くないとかさ。
もーなんなの。そんなに不味くもないし高くもないですよ。あの娘だって俺はけっこういけますよ。だったらおまえが幹事やれよっていう。やらないんだったら黙って幹事様の言うとおりに飲んで食って金払ってそのまま滅ぶ方向でお願いします。
この人ってほんと文句ばかり言ってる。呼吸をするように文句を言うんだ。それが生活のリズムってことか。スネアのタイミングで文句が入るから。きっと文句を言いながらでなきゃ、まっすぐに歩くことすらできないじゃないかな。
社員旅行で北海道に行ったときもそう。クラブを送るゴルフ便が高いとか、それは俺じゃなくて運送会社に言ってよね。天気がすぐれないのは、良純に頼んでみて。腰が痛いなんて、う〜ん、もっと痛くなれ〜
そんで札幌の地下鉄がちょっと高いとか、そんな数百円のことを俺に言うもんだから、ついカッとなって
うるせーーーーーーーーー!!!!!!!!
300円やるから黙れ!!!!!!!
って言ったらしゅんとしちゃって。でもまあその20分後にはホテルの部屋の文句言ってたけど。
あげくに蟹専門店で、蟹そんなに好きじゃないなんて発言。いやーもう、俺の仕切りに対してならまだしも、この雄大な北の大地によくそんな暴言吐けるもんだと感心したよ。そんなこと言われたら、あの温厚なまりもっこりさんだってキレて、北海道をこう持ってこう殴ってくるよ。あのときはほんと、生きて再び本土に帰れないことを覚悟したよ。
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