u-dia圏 茶臼山古墳(桜井)

後円部の北東×印の位置で発見された排水溝とみられる石組みの一端。
高度な土木技術、石組み排水溝を確認 桜井茶臼山古墳
(2007年6月13日朝刊)

 奈良県桜井市の大型前方後円墳、桜井茶臼山(ちゃうすやま)古墳(全長208m、4世紀初め、国史跡)で、墳丘にしみ込んだ雨水を抜く、石組みの地中排水溝が見つかった。天理大学の考古学・民俗学研究室が今年1月、地中レーダー探査で確認した。古墳の石組み排水溝は6世紀以降の古墳で確認されているが、今回の遺構は、この200年以上前から高度な土木技術が存在したことを示す発見だ。
 天理大の置田雅昭教授
(考古学)らは、学術調査として探査を実施。その最中、排水溝の先端が後円部北東部の基壇部分で露出しているのを見つけた。縦約40cm、横約20cmの石2枚を立てた溝の上に縦約20cm、横約50cmの石でふたをした構造。探査の結果、地中の長さは3m以上とわかった。
 墳丘に設ける石組みの地中排水溝は、雨水の浸透による土砂崩れを防ぐもの。真の継体天皇陵といわれる今城塚
(いましろづか)古墳(大阪府高槻市、6世紀前半)やアカハゲ古墳(大阪府河南町、7世紀)などにある。しかし、桜井茶臼山古墳の時代では、砂や小石を地中に詰めた「簡易型」と考えられてきた。
 置田教授は「高度な土木工事の始まりが200年以上さかのぼることは確実だ」と話す。
 桜井茶臼山古墳は、権威のシンボルとされる碧玉製の玉杖
(ぎょくじょう)や凝灰岩の腕輪、三角縁神獣鏡など豪華な副葬品が後円部の竪穴石室から見つかり、大王墓級の古墳とされる。大型の前方後円墳としては桜井市の箸墓古墳(全長280m、3世紀)に次いで古いという。

この上の内容を新聞で見て確認したくなった。

大きすぎて墳丘全体が分からない。右はくびれ部分。

見つけた!多分、これだと思う。踏まれて消滅しかかっているぞ。

墳頂部は雑木が茂っている。少し離れても全体を撮れない。
 誰でも自由に登れるので痛みが心配・・・。(2007.6.16探訪)


落王(Rakuoh)