鶴見製紙工場見学

2006年10月27日、南鳩ヶ谷にある製紙工場へ見学しました。
この工場は古紙から再生紙100%のトイレットペーパー専門の工場です。
詳しくは鶴見製紙のホームページをご覧下さい。

ここの古紙は産業古紙やダンボール入りの機密書類がほとんどです。運ばれてきた古紙はベルトコンベアーで溶解装置に運ばれ、溶かされます。しかし、その中にはホッチキスなどの異物が混入しているので、パルソータで除去します。
機密書類はダンボールを開けないで溶解するので、電話機とか漬物石まで入っていて、機械に負荷を与えてしまうので、書類を出す企業のモラルが問われます。
パルパー(溶解装置) パルソーター(連続異物除去装置)

大きな異物が取り除かれたら、今度は洗浄です。まだまだ余分な物が入っているからです。
この洗浄も大切な工程です。きれいなパルプにするためには、こんなに多くの工程が必要になります。
パルプから取り除かれた異物(プラスチッ クや金具類) 洗浄装置

洗浄されたパルプはニーダーで揉み、殺菌、漂白し、又洗浄し、いよいよ抄紙(紙を抄く)です。
パルプをヤンキードライヤーという大きな釜の上をすべっていくと、あっという間に紙になって巻き取られていきます。
最初はこんなに大きなロールです。 次にトイレットペーパーの太さに巻きます。
細くなったロールは裏側に運ばれます。 トイレットペーパーの幅にカットします。

後は包装して、ダンボールに詰めて、出荷です。
これで終わりではありません。製紙には多量の水を使用します。使う水は大久保浄水場からパイプで工業用水をひいています。
使用済みの水は一部再利用し、残りは排水処理をして川に流します。浄水場並の処理施設です。これも大切な工程です。
排水処理フロー 排水している旧芝川