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福井=小松空港線|ふくい=こまつくうこう線 京福リムジンバス
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 小松空港〜丸岡インター〜福井北インター〜福井駅東口

最終修正:2017.10.01 (10R)

 現在は京福リムジンバスの単独運行となりました。
 小松空港4番に停車する福井駅東口ゆき

●福井県へと走るリムジンバス

 ・ 系 統
 ・ 歴 史
 ・ 乗車のヒント
 ・ 参考文献
 ・ 停留所一覧

 小松空港から福井市へと運行される空港連絡バスです。現在、福井県には定期便の運航する空港が存在していないため、小松空港は福井県民にとっても空の玄関口となっています。

 小松―東京羽田線を中心とした航空便に接続しており、運行は京福グループの京福リムジンバス(株)丸岡営業所が担当しています。以前は同じく福井県を本拠地とする福井鉄道(株)の運行便も存在しましたが、平成25年(13年)3月31日から一社体制となりました。

 小松側での高速への乗り入れは安宅スマートICを利用しており、パーキングエリアに併設されたETC専用のスマートICが経路に組み込まれているというのも、全国的に珍しい気がします。

シートベルトがカチッと入らない! ――焦らずに
隣の席のベルトを引っ張っている場合があります


[▼]系 統

         ┌◎小松空港
         |
安宅スマートIC▲┘
        ┃北
        ┃陸
        ┃道
 丸岡インター○┨
        ┃
福井北インター○┛
       |
 ┌─────┘
 ◎福井駅東口

 北陸道への乗り入れには安宅スマートICを利用しています。スマートICを利用する乗合バスというのは北陸三県でも唯一ではないかと思われます。

 クローズドドア制が採用されており、福井駅東口〜丸岡インター間の各停留所間のみの利用はできません。小松空港で乗降する形での利用のみ可能です。

 現在は京福リムジンバスの単独運行となりました。


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[▼]歴 史

 ・ 福井〜小松空港線の歴史
 ・ (廃止路線)三国・芦原=小松空港線について

 ・ 福井〜小松空港線の歴史

 現在運行されている福井県側からのリムジンバスは、昭和62年(87年)10月1日、京福電気鉄道(株)と福井鉄道(株)の共同運行によりスタートしています。小松〜東京羽田便全便に接続し、当初は各社2.5往復ずつ5往復でスタート。はじめは中型車が使用されていたようです。

 当初の途中停車停留所は「丸岡インター」のみで、福井駅前では小松空港からの到着は「福井駅前」の加藤ビル前降車場、小松空港ゆきの出発便は繊協会館1階にあった「京福バスターミナル」と福井放送会館前に設置された「福井駅前」のりばを乗車場所としていました。

 なお、この開業を報じる翌2日付け福井新聞朝刊の記事によれば、このリムジンバスが運行を開始する以前にも、福井発6:50と14:00の2本の小松空港ゆきが存在していた旨が記されています。これがどのような路線であったのかは分かりませんが、古い旅行案内書の福井駅前バス乗り場案内を開くと、放送会館前のりばに「全日空バス 小松空港行」との記載が見受けられ、これがその前身の正体だったのかも知れません。

 運行会社の京福電気鉄道(株)は平成12年(00年)4月1日よりグループ会社の「丸岡バス(株)」へバス事業すべてを移管し、同時に丸岡バス(株)は京福バス(株)に改称。これにより、当路線の運行は京福バス(株)と福井鉄道(株)の2社となっています。

 平成17年(05年)4月1日からは「本丸岡」バスターミナルへの乗り入れを開始し、一般路線バスとの乗り換えにも便利になったほか、構内でのパーク&バスライドも開始されました。

 平成18年(06年)10月1日より京福バス(株)担当便はグループ会社の「京福リムジンバス(株)」へと移管され、同社と福井鉄道(株)との共同運行となりました。京福リムジンバス(株)は石川県加賀市に本社を置いており、かつて金沢市中心市街地で無料運行されていた「109リムジン」(のちに「マルキューシャトル」)の運行を受託していたこともある石川県の事業者ですが、空港バスについては福井県内の丸岡バスターミナルに併設されている丸岡営業所が受け持っているようです。

 平成20年(08年)3月23日からは経路が大幅に変更され、北陸道への乗り入れ地点を片山津ICから安宅スマートICへ、また福井側の出口も丸岡ICから福井北ICへと変更し、所要時間が短縮されています。これにともなって「本丸岡」バスターミナルは経由しなくなり、かわってパーク&ライドに対応した「福井北インター」停留所が新設されました。また、空港方向については京福バスターミナル発車後、駅前通りに新設された「福井駅北」にも停車するようになっています。

 現在は経由しなくなった本丸岡バスターミナル。福井鉄道担当便もいまはありません。

 さらに平成21年(09年)5月22日からはJR福井駅東口広場の供用開始に伴って京福バスターミナル・福井駅前(西口)発着を改め、新しい「福井駅東口」バスターミナル発着に変更されています。

 長らく福井県内2社による共同運行が続いていましたが、平成25年(13年)3月30日をもって福井鉄道(株)が運行から撤退し、京福リムジンバス(株)の単独運行となっています。


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       + + + + + +

 ・ (廃止路線)三国・芦原=小松空港線について

 一時期だけに終わりましたが、かつて三国、芦原から小松空港への空港連絡特急バスが京福バス(株)により運行されていたことがありました。

 この特急バスは平成15年(03年)4月16日に開業しています。関係自治体からの8年がかりの要望が実って実現したものだそうで、芦原温泉や三国温泉などの温泉客利用のみならず、三国地区からのビジネス利用も見込んでいたそうです。

 停車停留所は三国駅前、三国観光ホテル、芦原湯の町駅、JR芦原温泉駅、創作の森、吉崎、小松空港の順で、1日3.5往復。三国駅〜小松空港間の運賃は大人1,000円でした。

 吉崎から小松空港へ行けたというのもいま思うと驚きを感じます。ちなみに吉崎ののりばは他のバスののりばとは異なり、吉崎郵便局の南側付近にあったようです。

 開業を報じる福井新聞の記事によれば。運行初日には三国駅前にて出発式が行われ、当時の小島京福バス社長が、
『北陸の空の玄関口と結ばれたことで関東の客足が確保され、三町の活性化の一助になる』
 と挨拶。テープカットのあと、さっそくビジネスマンら14人が初便に乗り込んだとありました。

 残念ながら利用車数は伸びなかったようで、平成17年(05年)3月31日を最後に2年ほどの短い歴史を終えています。


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[▼]乗車のヒント

 主に東京羽田便および成田便に接続しています。

 小松空港、福井駅東口では自動券売機で乗車券を購入した上、車内で運賃箱に投入して精算する方式となっていますが、変わっているのは北陸では珍しく前ばらいとなっていることです。均一運賃であるためにこのような方式を採用しているのでしょう。

 なお、小松空港で購入した際は券売機が北陸鉄道(株)所有のものであるため、乗車券の券面には「北陸鉄道」との表記が入りますが、もちろん問題なく使用できます。


*運行ダイヤは京福バスの公式サイトをご参照下さい。


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[▼]参考文献

 北陸鉄道社内報「ほくてつ」各号
 「京福電気鉄道50年の歩み」


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[▼]停留所一覧

↓ 福井=小松空港線 ↓
小 松 空 港こまつくうこう *起終点
丸 岡 イ ン タ ーまるおかインター  
福 井 北 イ ン タ ーふくいきたインター パーク&ライド
福 井 駅 東 口ふくいえきひがしぐち *起終点、窓口

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