なぜ、古墳に行くの?
 このページを開いてくれた方は、少なからず古墳に興味があると思います。
 世間一般では「古墳」と言えば、「墓」でしかありませんので、気持ち悪いとか物好きだと思われます。勿論、それは間違いではありませんが、その「墓」でも千数百年も経てば違うのです。見学しているときは「墓」という意識は特になく、古代の遺物であり、モニュメントだと思っております。
 自分が生まれる遙か昔に生きた人たち。本などでしか知らない存在です。でも、現実に古代に築かれた物が現代にも残っている。それを見ることで歴史のつながりを感じることでしょう。空想やファンタジーの世界のように遠い存在の古代。でも、古墳や遺跡に行くことで少しでも身近になるような気がします。
 ですから、古墳巡りは墓参りではなく、寺社巡りや美術館巡りとそんなに差がないように思っております(極論ですけれど)。
 危険な場所も多いのですが、少年時代の探検ごっこの延長線上で、古墳巡りをしている自分がいます。
 今回、久しぶりに古墳のページを更新しました。「なぜ、古墳に行くの?何が面白いの?気持ち悪い」と、よく聞かれるので、前置きに書いてみました。

by 落王(「ゆ〜でぃあ」管理人) 


名張の古墳2〜NABARI〜
滝谷古墳(名張市赤目町梶川)

滝谷古墳の開口部と葺石。
 三重県名張市。他府県とはいえ宇陀に隣接しているので生活圏に入る身近な場所。壬申の乱で大海人皇子が通過した場所としても知られている。
 この古墳の主に関する子孫はどちらに味方したのだろう?

羨道から玄室

玄室から外方向

天井石

玄門
 obitoさんのサイトで名張市に未だ知らない石室があるのを知りました。名張市は開発が多く、消滅した古墳も多いので、開口している石室は貴重です。赤目山水園の近くの雑木林に墳丘があります。思っていたよりも大きくて立派。自然石の大きなものを使っています。
中村古墳群(名張市百合ヶ丘の公園内)
 
 ニレの木公園に残る中村古墳群17〜20号墳。

18号墳石室

18号墳石室内部

17号石材散乱地

19号〜20号付近

20号石材!?

17〜20号全景

公園近くの11号
 中村古墳群は現在、住宅地の中の公園に残されている。最近、物騒なニュースが多いので、できるだけ不審者と間違われないよう気をつけなければならない。古墳巡りだけでも怪しい人物なのだが(笑)。
 出会った人には笑顔で挨拶した。余計に疑われたりして・・・。
 何も悪いことはしていないのだけれど、結構、ドキドキしながら見学した。

シイの木公園の看板

その拡大図

中村1号墳

1号墳石材

同じく1号墳の平らな石材

中村12号墳丘
1号墳に隣接。
12号墳が中村古墳群で最大規模だと言う。しかしあまり古墳の規模が分からなかった。
 名張という地域は果たして伊賀か?
 現在の広域観光では伊賀地域に属しているが、一般的な伊賀の中心である旧・上野市とは少し違うような印象を受ける。壬申の乱でも名張と伊賀は別地域のような扱いだ。現在、伊賀市に属さない名張市。古代も今も伊賀であって伊賀ではない微妙な位置づけを感じる。