『古武道見聞会』

    毎年、和歌山市内にて講演と実演により旧紀州藩関連の武道を紹介

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   『旧紀州藩の武道の流派』

    江戸時代の紀州藩は有数の武術大国で、紀州藩校にて幕末の頃、

    教授していた武術流派は。

    弓術では

     1.竹林派
     2.吉田流

    鎗術(※)では

     1.大嶋流
     2.外山流
     3.葛西流
     4.風傳流
     (※)槍術→鎗術に変更します。(資料文献記述の旧字とします)H21-1-27
    

    釼術(※)では、

     1.田宮流釼術 (居合術を主にした剣術、紀州田宮流)
     2.竹森流釼術
     3.西脇流釼術  (柳生「新陰流」ですが紀州では、その名称は使用せず)
     4.金田流釼術
     5.浅山一傳流釼術
     6.柳剛流釼術
     (※)剣術→釼術に変更します。(資料文献記述の旧字とします)H21-1-27

     以上6流派が、和歌山城下、岡山の藩校内に、それぞれ稽古場を持っていました。
      
    
    柔術、組討では

     1.関口流 「柔術」  (現 関口新心流、柔術、居合、小具足、取縄も有り)
     2.竹内流 「組討」
     (※)紀州資料文献では「柔術」「組内」項目に記述 H21-1-27

    

    水藝(※1) (古式日本泳法)では

     1.川上流  (現 岩倉流泳法)
     2.名井流(※2)  (機船と言う、組み立て式の小型船の操船)
     3.野嶋流  (泳法 現 能島流)

     (※1) 水芸→水藝に変更します。(資料文献記述の旧字とします)H21-1-27        
     (※2)「名井流」の機船は、操船の一部なので、能島流の一部と見られますが、
                     紀州では泳法の野嶋流と分け、機船は「名井流」とします。         
    

                 砲術 (火縄銃、火矢、のろし、割玉)では

     1.勝野流          2.駒木根流
     3.磯野流          4.宇治田流
     5.吉川流          6.林 流
     7.富岡流          8.新 流
     9.藤岡流         10.佐々木流
    11.小野流         12.片桐流
    13.津田流 (後南条流)   14.武衛流 (後長谷川流) 

    以上のほか、軍学、軍貝も有りますが省略します、

    馬術は常の教授なしとなっています。  

   
旧紀州藩には多くの流派が存在しましたが、記載の流派、会派は、確認の取れた
   ものとしています。
    又特異なところでは、柳生「新陰流」は将軍家御流派の為、名を「はばかる」とあり、
   それに類する呼び名は、使用しなかったようで、流名は教授方の名前と成ってます、
   しかし、紀州では初代藩主と共に高弟の方が入府していますし、稽古内容は、柳生
   「新陰流」そのものでした。

   上記、「西脇流」傅の流祖は、柳生宗矩公を元とし「十兵衛公の門弟なり、和州に
    伝わりし」と有ります、流祖名、その他は、一流の伝書のみ確認の為、今、ここ
    での公開は控えます。

   ※H21-1-27日、文字変換可能なものは出来る限り文献記述の旧字に変更しました。
   

   ※予告無く書き換え有ります、ご了承ください。