Kobe Standing Bar

1988年に社会人となった当サイトの管理人にとって、コウベハイボールの思い出はそれほど多くはない。
それでもハイボール1杯に付いてくるピクルスとピーナッツのことは覚えている。
それは長い間、最初の1杯はピクルスで次の1杯はピーナッツ、3杯目以降は交互に出てくる、と記憶していたが、2008年10月25日に行われた『芝田真督著「神戸立ち呑み八十八ヵ所巡礼」』の出版記念パーティでお会いしたまたのさんの次の文章で記憶違いであることが分かった。
以下、・・・



最近2〜3軒のバーに於いてこの幻のピクルスを試食させて貰った。
閉店になって既に20年近く経つというのに今でもコウベハイボールのことがバーで飲んでいて話題になることは嬉しい限りである。
これほどファンの多かったバーも珍しい。
コウベハイボールのバックバーを引き取った、北新地の新谷マスターは「ハイボールもピクルスも河村さん独特のもので他の人がそう簡単に真似の出来るものではない」と言っていたがそれが真実だろう。
これでは分り難いと思うが左の写真は唯一ピクルスが写っているものだ。
ハイボール1杯に付きピクルスとピーナツがセットで89/2の時で450円だったと思う。
昭和29年開店時が100円だったのだが所得倍増の波にのって35年の間に4.5倍にもなった。
そのような時代にも関わらず、客はむしろ増え続けていった。
その間に於いてハイボールとビクルスは開店当初から変わらぬ味を保っていた。
客もその変わらぬ味を求め毎夜マスターの作るハイボールとピクルスを目当てにやってくる。そしてハイボールやピクルスについて喧々諤々議論を交わしながら盃を重ねていくのだ。
そのピクルスがコウベハイボールをこよなく愛する人の手によって復活しようとしているのである。
完成を心待ちにしている。
早く昔の味を口にしたいものだ。


最近ブログなどでコウベハイボールの記事を見ることがある。
その中に「神戸ハイボール」と記述されている場合がある。
正式な店名は「コウベハイボール」である。
いくら良い記事であっても店名も正確に書けぬような文章は信用できない、よく調べて書いて欲しいものだ。


同様に冷やしたサントリー白丸ウイスキーを50tにキンキンに冷やした、ウイルキンソンの炭酸を注ぐとよく書いてあるが、ウイルキンソンは確かに使用していたが今1種類の炭酸ワンエースと読める証拠写真を添付する。
因みに左に見える金具は抜き、これなら2本抜くのも簡単だ。
銘柄は覚えていないが2種類の炭酸を使用していたのを確かに見ている。
河村さんは「今度店やるなら炭酸屋からやりたい、基本的に一から拘って『どや俺のハイボールは』と言いたい」とまで言うくらいハイボールに対する思いは桁違いに熱いそんな河村さんが選んだ炭酸だから悪いはずがない。


平成19年9月10日 記

 

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慕撫