ペインクリニックとはなじみの薄い科ですが?
A.→ まだ新しい科なのでご存知ない方が多いと思います。
痛みを専門的に研究、治療している科は今までありませんでした。

「ペイン」とは「痛み」という意味で、ペインクリニックとは「痛みの診断、治療を専門的に行う診療科」なのです。
体のどこかが痛くてどの病院に相談したらよいか分からないとき、
ペインクリニックの先生に相談されるとよいと思います。
ペインクリニックの先生はほとんどが麻酔科の専門医です。

麻酔科の先生は麻酔を打って痛みをとるのですか?
注射をすぐ打たれるところなのでは?副作用は?なんだか恐いです
A.→ そんなことはありません。
麻酔科というのは少々恐いイメージがあるのかもしれませんが、
麻酔科医は手術を受ける患者さんのための内科医のような役目を
しています。手術のために全身状態のチェックを行い、呼吸管理、
循環管理、鎮痛剤の知識も富で救急蘇生術にも習熟しています。
治療法も、いきなりすぐ注射ではなく、患者さんとよく相談して、
適した方法で開始しますのでご安心下さい。

具体的にどんなときにかかればよいのでしょう?
A. → 体のどこかが痛いのだけれども、どこの科にかかればよいのか分からない。
そんなときに相談にのってくれるのがペインクリニックの先生です。
それ以外に、痛みを伴わない、いくつかの病気の治療もペインクリニックで
取り組んでいます。

最後にどんな治療をするのか教えてください。
A.→ 神経ブロックは痛みを起こす神経の周りに局所麻酔薬を
注入し、痛みを取ります。
薬の効果がなくなった後も痛みが起こらないことがあります。
それは、痛みがあると交感神経が緊張し、血管が収縮して局所の代謝異常が起こり
発痛物質を生じるためにまた痛みを感じるからなのです。
神経ブロックはこの痛みの悪循環を絶ち切り、あとは生体のもつ治癒力に
働きかけると言われています。 また、電気理学療法、レーザー、イオントフォレーシスや漢方薬などの
補助療法を駆使して急性、慢性痛の治療にあたるのがペインクリニックです。
どうぞ恐がらずに一度のぞいてみてください。

溝口外科整形外科病院のホームページにも同じ内容を記載しています)