福島原発事故が起って今もなお放射能汚染が拡大しております。
私の住む茨城県南部も汚染地図(7月群馬大学:早川由紀夫教授作成)からすると残念ながら震災のあった3月後半には放射能の死の灰を局所的に浴びているようで0.5uSv/h以上であり、幼児だったら避難しなければならない地域といっていいようです。福島にお住まいの方には排泄物から高い線量を確認できた例も多く、国や自治体の対応も、的を得ていないと思わせ不信感がつのるいっぽうなのが残念です。事故直後に東京の金町浄水場から供給される水道水に放射能汚染という報道がありましたが、福島から東京に直線をひいた途中にある霞ケ浦、土浦、取手など県南の情報が少なく、汚染が上空を通過して降りそそがれることもあるかと心配の連続でした。最近になって汚染の地図情報があることを知り見てびっくりしています。これから私たちが被ばくをする可能性で恐ろしいのは、放射能が人体の中に存在する内部被ばくでしょう。呼吸や食品から入ると言う事ですから私たちは、よくよく周囲の環境や食事の材料、とくに主食や量の多い副食に注意しなくてはなりません。その物がどの程度の放射能を有するかベクレル表示された食材はありがたいですね。当初からの国の曖昧な様子を窺っていても安全の程度が分かりません。私は一年間に放射線を受ける積算総量が(外部被ばく、内部被ばく合わせて)年間1.0ミリシーベルト以下を国が基準とし、放射能の害を最小限にとどめる努力を国や地方自治、企業、国民すべてがして頂きたいと願っています。この数値については私は専門家でありませんから分からない事ばかりで、これが正しいと言えるわけではありません。しかし素人でも安心感を得る(家人や友達にこうだと言える)数値を自分自身で見つける事は、日毎に変わる国や学者の情報よりも今は率先すると考えます。
震災後、政治や地方自治体が国民に向けて発表する情報や行動には例えば、そのうち影響が出るかもしれない不安に感じる事を、直ちに影響がない等とストレートに言わない事は誠意のない話し方とつくづく実感しました。政治家には被災した人たちを助けるという意気が感じられない。いつも揚げ足をとられているマスコミのカメラの前のせいですかね。希望を持って被災者が生活できる状況を早く整えてもらいたい。この国の民間産業は、この大震災だけでなく国際的な不況の波やタイの水害で大打撃を受けても頑張っています。ほんとうに頼もしいと思います。なぜ政治家、官僚に熱意を感じないのだろう。後で知ったのですが、若い官僚、言い換えれば省庁の部長、課長クラスまでは、ほんとうにがんばっているんだそうです。 、、じゃ〜何故。
大震災後の原発事故で、己の立場だけで物を言う人間を見ていますと実に責任がなく、国難に広く目を向けようとしていないのに驚きます。今まで偉い方だと認識していた人物でも信頼できない内容の発言が実に多い。それは国民を放射能の心配から遠ざけるのではなく、むしろ不安をつのる不信になってしまっているのが実情ではないでしょうか。そういう人が風評被害と口にするのは被爆した人たちの事を考えておらずに官僚的な立場を第一に考えているからです。風評は人々が理由もなくイメージしたものなのでしょうか、それは事故後の対応の悪さや情報の隠ぺいをしてきた側に問題があるからです。原発事故での初動の遅れを国民として見ていると、あの貴重な時間に現場に行くわけでもない、どうしたらいいのか指示すら出せない、ただただ何がどうなったと報告書を読むだけの政治家に愛想がつきる。
原発 いま知るべき事 後半の放射能についての解説に疑問がありました。 放射線の許容量に関して曖昧です。
東北太平洋岸の人たちが大変です。普通の生活に戻るのにどれだけ苦労されることか。とりわけ気になるのは、放射能を含んだ死の灰が降りそそがれた、福島原発を中心とする周辺の住民の皆さんが、早く故郷に帰りたい気持ちを思うと胸が苦しくなります。しかし安全だと言うことが出来る人間が今の日本にはいないでしょう。であれば安全で幸福な暮らしができるよう被災者が生活に困らない、衣食住と就職の確保を国が全力で行う必要があります。ほかにも農業・酪農・漁業など上げたら限がありませんけど、国の素早い支援を必要とするところは、いくらでもあります。11月13日、福島で東日本女子駅伝は普通に行われたようですが管理区域になる場所を走らなければならないとは、スポーツは健康のために行うもので少しでも安心な場所に変更してもらいたかった。この決行を判断した人は福島県民の健康を考えた事もないのでしょうね。(放射線を多く受けるかもしれない所に女性を集める指示はせずに場所を変える努力をしてほしかった)
11月16日の朝日新聞・茨城版に私の住んでる土浦市が、今まで放射線量の高い施設を非公表とした従来の方針を改め、公表することに決めホームページなどで施設名、線量、除染状況などを発表しているとあった。それによると、これまで毎時1マイクロシーベルトを超すホットスポットは「局所的」として公表しなかった。公表の内容をみると、ある小学校では9.21マイクロシーベルトを計測とある。このような小中学校がけっして少なくない事を考えると、今回の公表は遅かったものの一応の評価はしたいと思う。学校のほか公園や通学路、側溝、用水池などいろいろな箇所の情報が書かれている。
(土浦市 http://www.city.tsuchiura.lg.jp/index.php )
さて、この高線量の小学校は、我が家からけっして遠くなく、そこには隣接する幼稚園もあり、多分夏ごろから除染をしていると思われ、空間線量は下がりはしたが、まだまだ0.9マイクロシーベルト程度のスポットもあるようで、1年間の被曝として積算すると外部被曝だけで1ミリシーベルト/年を突破し、幼児や生徒が長時間過ごす環境としては、相当な問題なのではないかと危惧する。
一方、この地域の食料品は、さすがに茨城県産が多く、そのうえ土浦市、牛久市、つくば市、阿見町など周囲で採れた産物も町では堂々と並んで売られている。風評から安全な産物を守るかのように試験機関の検査票などがコピーされ棚毎に置かれているが、この市南部の地域は局所でなく面的に毎時0.25マイクロシーベルト以上と放射能汚染の地図には色分けされており、はたして年間の総量は、途轍もなく多くなるのではないかと心配は尽きる事がない。口にするものの中には家庭菜園を行っている人が収穫の都度、食卓に並べていることが予想され、これらの事は特に呼びかけがある訳ではなく、私の畑もJAとか役所の指導は無い。土浦市や隣接する市町村に起きた、出荷停止などの情報を参考にはするが、生産者とは違い、家のすぐ横の空いた土地などを利用した家庭菜園では、屋根からの雨水が流れる経路が畑に近い、また下水が不完全な事もあり小中学校のようにポットスポットの数は多いと言えるのではないか。
どうして常磐線沿いに放射能の帯が南下したのか、風を恨んでも仕方がないが、例えば水は放射線をある程度通さない事から霞ケ浦の水底には相当量のセシウムなど沈んでいないのかとか、例の高線量の小学校の近くには自衛隊がありヘリコプターの部隊が地震直後に大活躍していた事から、もしかして放射能を運んで来ていないかとか、この地域に暮らす人間にとって、福島第一原発からの放射能汚染は精神衛生上たいへん過酷な生活を強いられている事は明らかである。
これから、放射線による健康被害が増えた場合、我々はどうすればよいのだろうか。
一生涯に100ミリ以下なら、とか。一年に1ミリ、5ミリ、20ミリ、、と、これまでいろいろな数値が示されてきたが、実際はどうなのか。今まで割合ハッキリと名前が挙がった放射性核物質はヨウ素131とセシウム137で、ヨウ素が8日、セシウムが30年という半減期が何かと言われてきています。しかし他の核種はどうなのでしょうか。軽水炉を一年間運転すると500億ベクレル生成されるというヨウ素129は半減期が1570万年、これは強力な毒性が消えない農薬より怖いイメージ。セシウム134は半減期が約2年、ヨウ素131の8日などとともに半減期が比較的短い期間で、それ以降は心配ないのか、或いはそれまで、ありったけの放射線を出すので発がん性が強いのではないか、など、これまでマスコミの報道に出てきた専門家や科学者から丁寧な説明がないのが気になります。
ほかにもプルトニウムはどうなのでしょうか。プルサーマルとやらで使っていた筈が、濃いという報道があまりなかったようです。が肺に吸入した場合、大変に危険とされているらしいです。
最近小さな放射線測定器を買って家の周りや屋内を測ってみました。12月だから被災後9カ月経ったので低い線量を期待しましたが、やはり汚染地図のように我が家の地域は確実に汚染されていると言えます。高いのは道路際U字溝末端のマスで0.58マイクロシーベルト、家庭菜園の畑は0.37マイクロシーベルト、堆肥にするため落ち葉等を集めて置く所が0.30マイクロシーベルト。夏場を過ぎて今食べ物が採れませんが樹になっているユズに向かうと0.23となっています。秋に採って段ボールに入れてあった柿の実は0.20、居間や洋間では0.15〜0.22、工場内は0.11〜0.21、家屋の樋下0.32、と毎日我が家も、また多分この地域の方たちも放射線に狙われているんですね。3月の報道では少しでも室内にいれば放射能を浴びなくて済むという事を福島の被災地に向かって呼び掛けていましたが、これでは野外も屋内も区別できるほどの差が無い印象です。人の生活活動などで内外に放射能が運ばれるとなると、たとえ私の地域の農産物でも放射能の影響のなかった裏日本や関西圏へのお歳暮などは送らないことに決めてました。放射能はいずれ日本国中に拡散する事でしょうが、その一端を担ぐことは、なるべくしたくありません。ちなみに地域で買ってきた食べ物にガンマ線を測るこの装置は適当かどうか分かりませんが、殆どのものが0.20マイクロシーベルト前後の数値を示します。
年が変って正月の2日にセシウムの空中線量が、かなり高いレベルで確認されました。昨年後半は低いレベルになってきて、やや安堵してましたが、このままだと農産物などにも出荷停止の品目が出るかもしれません。壊れた原子炉のせいであれば福島で生活していらっしゃる皆さんが心配ですね。とにかく念のため放射能の汚染地図で濃度の高かった所にお住まいなら昨年の春以降と同じように放射能が降りそそがれている可能性を考え注意する必要があります。