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| INDEX | Q. 193.統合失調症で通院していましたが作業所がストレスとなり再発しました。急性期の症状が治まった後に「ボーッ」としています。社会復帰は可能でしょうか? | |||
| 心と脳の病気の説明 | A.一般的には激しい急性期の波が過ぎ去った後には、強い疲労感が残ります。 精神的エネルギーの枯渇した、一種の神経衰弱状態です。 時には一見うつ病様となり、抑うつ的で意欲・覇気がなくなるため “精神病後抑うつ” と呼ばれることもあります。 質問にあるような急性期後の 「ボーッ」とした状態は、“精神病後抑うつ”である可能性があります。 もし “病後抑うつ” であるとしたら、改善までにある程度の時間が必要であろうと思います。焦らないことです。 精神病後抑うつが長く続くときには、その症状を医師に伝えることが必要です。 場合によっては抗うつ薬を追加で服用することもあります。 薬理作用から考えると、抗精神病薬でブロックした神経伝達物質を、抗うつ薬で上げるという矛盾した薬の使用方ではないか、と非難を受けそうですが、実際の臨床の場では時々行います。 統合失調症の治療ガイドラインにも、“病後抑うつ” が続く際にはSSRIをはじめとする効うつ薬の併用を推奨してありますから余計な心配は不要です。 私自身も抗うつ薬がよく効いて社会復帰がスムーズに運んだ統合失調症の患者さんを少なからず経験したことがあります。 |
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