《サプリメント類》 (最終改訂:2004.1.31.)
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Nutritional Supplements

サプリメント類に含まれている成分がどのようなものか、その作用について、効能・効果、注意点に
ついて書いていきます。



INDEX

1.サプリメントに含まれる成分:
*1-(1)ウコン
*1-(2)キトサン
*1-(3)ビー・ポーレン
*1-(4)グルコサミン
*1-(5)イチョウ葉
*1-(6)ブドウ種子抽出物
*1-(7)オリゴ糖
*1-(8)カテキン
*1-(9)ベータ-グルカン
*1-(10)コロイダル・ミネラル
*1-(11)イソフラボン
*1-(12)レシチン
*1-(13)ドコサヘキサエン酸(DHA)
*1-(14)エイコサペンタエン酸(EPA)
*1-(15)大豆タンパク:Soy Protein
*1-(16)CLA:Conjugated Linoleic Acid
*1-(17)分岐鎖アミノ酸(BCAA):Branched-chain amino acid
*1-(18)ビオチン:Biotin
*1-(19)ルテイン:Lutein
*1-(20)ルチン:Rutin
*1-(21)Coenzyme Q10(COQ10)


2.カテゴリー別サプリメント
*2-(1)アミノ酸とオリゴペプチド
*2-(2)糖質サプリメント
*2-(3)ホルモン
*2-(4)脂質と関連物質
*2-(5)代謝物質と補助因子
*2-(6)ミネラル
*2-(7)菌類サプリメント
*2-(8)核酸
*2-(9)植物サプリメント
*2-(10)プロバイオティックス
*2-(11)タンパク質
*2-(12)ビタミン
*2-(13)その他のサプリメント


〈参考資料〉
・"PDR for Nutritional Supplements" MEDICAL ECONOMICS,2001
・"PDR for Herbal Medicines" MEDICAL ECONOMICS,2000
1.サプリメントに含まれる成分:
1-(1)ウコン
 ウコン属の植物は東南アジアを中心とする熱帯アジアに自生するショウガ科の植物です。通常ウコンとい
えば Curcuma longa という学名のウコン(別名:秋ウコン)のことを指しますが、他にも春ウコン
(キョウオウ、Curcuma aromatica )、ムラサキウコン(ガジュツ、シロウコン、Curucuma zedoaria )
があります。



ウコン(秋ウコン、ターメリック): Curcuma longa
 ウコンから取られるターメリックというスパイス(カレーライスの黄色い
色素)の中に、クルクミノイド(Curcuminoids)という名前のポリフェノー
ル色素があり、ウコンには3−6%のクルクミノイドが含まれています。

 クルクミノイドは複数の化合物で、主要なものとして次の3つの物質があり、
・クルクミン(curcumin)
・ジメトキシクルクミン(demethoxycurcumin)
・ビスジメトキシクルクミン(bisdemethoxycurcumin)
という名前がついています。クルクミノイドの70−75%はクルクミン、
15−20%はジメトキシクルクミン、3%がビスジメトキシクルクミンです。

 ウコンは食用(スパイス、食用色素)として用いられる他病気の治療
(インドの伝統医療)に使われる場合もあります。

クルクミン:curcumin
  ウコン(秋ウコン)のクルクミノイドのうち最も多く含まれている
 クルクミンの化合式は右図に示したようになっています。
 化学名は(E,E)-1,7-bis(4-hydroxy-3-methoxyphenyl)-1,6-
  heptadiene-3,5dioneという大変に長いものです。
  クルクミンはディフェルロイルメタン(diferuloylmethane)
 やターメリックイエロー(turmeric yellow)としても知られて
 います。
 分子式ではC21H20O6、分子量は368.39です。
 純粋な物質ではオレンジイエロー色の結晶粉末で、水に溶けません。

 *クルクミノイドの作用、薬理学
  ・作用:クルクミノイド(クルクミン、ジメトキシクルクミン、ビスジメトキシクルクミン
      には抗酸化作用があります。
      他にも抗癌作用、抗炎症作用、抗ウイルス作用、抗真菌作用、抗コレステロール作用
      があります。

  ・作用機序:
     抗酸化作用:スーパーオキサイドアニオンや過酸化水素といった活性酸素種を
           除去する。
           脂質の過酸化を抑制する。
           低比重リポタンパク(LDL)の酸化を抑制する。

      *還元型クルクミン(テトラヒドロクルクミン)はクルクミンよりも強い抗
       酸化作用を持つ事が判明しています。
       摂取したクルクミンから作られる可能性はありますが、詳細は不明です。
        



春ウコン(キョウオウ): Curcuma aromatica
 春ウコンにもクルクミンが含まれています。










ムラサキウコン(シロウコン、ガジュツ): Curcuma zedoaria












1-(2)キトサン:Chitosan

 キトサンは右図のような化合物です。

 ブドウ糖は炭素(C)と水素(H)と酸素(O)から出来る
化合物です。
この化合物の水酸基(−OH)がアミノ基(−NH2)に置き
換わったもの
がグルコサミン(下の2-(4)を参照してください)というアミノ糖です。
さらにアミノ基にアセチル基(CH3COー)が付いたものが
アセチルグル
コサミンというアミノ糖です。

 キトサンはグルコサミンが5,000以上含まれる多糖類です。図に書かれているnはグルコサミンが
n個繋がっているという意味です。(キチンはグルコサミンではなくアセチルグルコサミンが5,000
以上含まれる多糖類です。キチンを脱アミノ化することでキトサンができます。)

 *キトサンの作用、薬理学
  ・作用、作用機序:キトサンは抗コレステロール血症作用があると考えられています。
           また、腎臓疾患に対し有効性がある可能性も考えられています。







1-(3)ビー・ポーレン:Bee Pollen
 ビー・ポーレンは働きバチによって集められた植物の蜜とハチの唾液の混合物です。
ビー・ポーレンはタンパク質(25−30%)、糖質(30−55%)、脂質(1−20%)、ミネラル、ビタミン、
その他の微量の有機物質からなります。

 *ビー・ポーレンの作用、薬理学
  ・作用、作用機序:作用、作用機序については知られていません。

  ・薬理:ビー・ポーレンのタンパク質、糖質、脂質は食物と同様に摂取、吸収され代謝されます。
        個々のポーレン(花粉)の殻は充分に消化されず、生体内では少量の物質しか吸収され
        ない可能性があります。


1-(4)グルコサミン:Glucosamine

 グルコサミンはキチン、グリコプロテイン、グルコサミノグリカン
に存在するアミノ単糖です。
グルコサミンは、
・2-アミノ-2-デオキシグルコース(2-amino-2-deoxyglucose)
・2-アミノ-2-デオキシ-ベータ-D-グルコピラノース
    (2-amino-2-deoxy-beta-D-glucopyranose)
・キトサミン(chitosamine)
としても知られている物質です。

 化学構造は右図のようになっています。
六角形の右下に−NH2(アミノ基)がついています。
このアミノ基が−OH(水酸基)のものがブドウ糖です。

 *グルコサミンの作用、薬理学
  ・作用  :栄養補助としてのグルコサミンの働きについては今だ解明されていません。
        生体の軟骨の構造や機能の増進・維持に役立っている可能性があります。
        また、抗炎症作用を持っている可能性があります。

  ・作用機序:生化学的にグルコサミンは糖タンパクの代謝に関与しています。
        糖タンパク(プロテオグリカンとも呼ばれる)は結合組織の細胞外基質(ECM)
        の基本となる物質です。

  ・薬理  :動物実験により得られたデータによると、経口摂取されたグルコサミンの約90%は
        小腸から吸収され、門脈を通って肝臓に行きます。のかなりの割合のグルコサミン
        が肝臓の初回通過時に異化作用を受けると思われます。




1-(5)イチョウ葉:Ginkgo
 イチョウは学名をGinkgo biolbaという植物です。別名Maidenhair-Treeとも言うそうです。

 イチョウの葉(新鮮なもの、乾燥させたもの)と種(外皮を取ったもの)に薬効成分が含まれます。

〈成分〉:
  ・フラボノイド(Flavonoids):0.5-1.8%含有
  ・ビフラボノイド(Biflavonoids):0.4-1.9%含有
  ・プロアントシアニジン(Proanthocyanidines):8-12%含有
  ・トリラクトニック・ジテルペン(Trilactonic diterpenes):0.06-0.23%含有
      これはギンコライドA,B,C(Ginkgolide A,B,C)と呼ばれる物質です。
  ・トリラクトニック・セスキテルペン・ビラボリッド(Trilactonic sesquiterpene bilabolides):
             0.04-0.2%含有

 イチョウ葉の薬効・薬理
  ・ギンコライドBは血小板活性化因子(PAF)の阻害作用があります。
   この作用によりPAFにより誘発される気道の過敏性を抑制します。

  ・フラボノイドは抗酸化作用を持っています。


1-(6)ブドウ種子抽出物
 ブドウ(Vitis vinifera)種子抽出物にはプロシア二ジン混合物(Procyanidin mixture)が含まれ、
ブドウ種子プロアントシアニジン(Grape Seed Proanthocyanidins)と呼ばれます。

   *作用:抗酸化作用があります。
     その他、抗炎症作用、抗癌作用、抗動脈硬化作用を持っている可能性があります。

1-(7)オリゴ糖:Oligosaccharides
 「オリゴ」とは「少ない」という意味です。
単糖類が数個から十数個重合して出来た糖質をオリゴ糖と呼びます。オリゴ糖を作る単糖類(すなわち
オリゴ糖の構成単位をなす単糖)を糖残基と呼びます。

・マルトオリゴ糖:
 ブドウ糖(グルコース)が3、4個重合してできたオリゴ糖はマルトオリゴ糖と呼ばれ、生体内で
 糖鎖生成・合成のきっかけ(=初発物質)になるとみられています。様々な機能を持つ糖鎖が生体
 内で作られるとき、このマルトオリゴ糖を軸にして糖残基が繋がることにより各種の糖鎖ができて
 いくといわれています。

・フルクトオリゴ糖:Fructo-oligosaccharides(FOS)

 ブドウ糖(グルコース)に2〜4個のフルクトースが重合したオリゴ糖です。
右のような化合物です。上の六角形がブドウ糖、したの五角形がフルクトースです。
図中のnは2、3、4のいずれかです。

   *作用:抗腫瘍作用、抗微生物作用、抗高脂血症、抗高血糖がある
     可能性があります。
     ミネラルの吸収とバランスを改善する助けをする働きや、
     抗骨粗鬆症作用をもつ可能性があります。


 オリゴ糖に関連してプレバイオティックス(Prebiotics)という物質があります。
〈プレバイオティックス(Prebiotics)〉:この物質の適切な日本語は知りませんが、大腸に常在す
                    る特定の細菌の成長や活性を選択的に刺激する事により
                    人間にとって有益に作用する非消化性の食物成分のこと
                    を意味します。

 プレバイオティックスに分類されるものには種々のオリゴ糖が含まれます。
 ・フルクトオリゴ糖:上に書いたものです。大腸においてビフィドバクテリウムという細菌の増殖
           を刺激します。

 ・イヌリン(Inulins):天然に存在するフルクトース含有のオリゴ糖です。大腸においてビフィド
           バクテリウムという細菌の増殖を刺激します。

 ・イソマルト・オリゴ糖:アルファ-D(1→6)結合ブドウ糖のオリゴマーの混合物です。
           これにはイソマルト-ス、パノース、イソマルトテトラオース、ニゲロース
           などが含まれます。
           大腸においてビフィドバクテリウムやラクトバチルスという細菌の増殖を刺
           激します。

 ・ソイ・オリゴ糖:Soybeansやその他の豆に存在するオリゴ糖です。
          主として2種類のオリゴ糖があります。一つは3炭糖のラフィノース、もう一
          つは4炭糖のスタチロースです。
          大腸においてビフィドバクテリウムという細菌の増殖を刺激します。

 ・トランスがラクト・オリゴ糖:Dブドウ糖とDガラクト−スからなるオリゴ糖の混合物です。
          大腸においてビフィドバクテリウムという細菌の増殖を刺激します。

 ・キシロ・オリゴ糖:ベータ(1→4)結合キシロース残基を含むオリゴ糖です。

 プレバイオティックスの薬効・薬理
  ・抗腫瘍作用、抗細菌作用、脂質低下作用、ブドウ糖調節作用をもつ可能性があります。
  ・ミネラルの吸収やバランスを改善する作用をもつ可能性があり、抗骨そしょう症作用も
   もつ可能性があります。           

1-(8)カテキン:Catechins
 お茶に含まれるフラボノイド類の一種です。
お茶に含まれるカテキンには
・エピカテキン(epicatechin,EC)
・エピガロカテキン(epigallocatechin,EGC)
・エピカテキン・ガレート(epikatechin gallate,ECG)
・エピガロカテキン・ガレート(epigallocatechin gallate)
があります。


1-(9)ベータ-グルカン:beta-Glucan
 ベータ‐グルカンは正確にはベータ‐D‐グルカンと呼びます。
ベータ‐D‐グルカンは自然界にひろく存在する消化できない多糖類です。
ブドウ糖(ベータ‐D-ブドウ糖)が直線状および分岐状につながってできています。

 先ずブドウ糖について書きます。

〈ブドウ糖〉

 ブドウ糖は炭素(C)が6分子、水素(H)が12分子、
酸素(O)が6分子結合してできる六炭糖(炭素分子が6
個からなる糖)です。
右図に示したように通常6角形の環状構造をとっています。
よく見ると、右と左に1ヶ所違いがあることが分かります。
左では一番右側にある炭素(C)の上に水酸基(−OH)
が、下に水素(H)があります。
一方右では一番右側にある炭素(C)の上に水素(H)が、
下に水酸基(−OH)があります。
 ブドウ糖は3次元的立体構造をとっています。これを平
面図として描くときこのように6角形(太い線が画面の手
前です)で表現しますが、炭素についている水素や水酸基
の方向は厳密に決められています。
 右のブドウ糖はアルファ-D-ブドウ糖、左はベータ-D-
ブドウ糖です。



<アルファ、ベータ>


 アルファ、ベータは一番右側(ここの炭素は1位の炭素と
呼ばれます)に付いている水酸基が上か下かを区別するもの
です。
右図は六炭糖をより実際の構造に近いようにして描いたもの
です。椅子型と呼ばれるものです。
上がベータ、下がアルファで通常どちらの向きにもなります
が(アノマー)、他の糖と結合するとアルファかベータかど
ちらかの状態に固定されます。




<D、L>

 先にアルファ-D-ブドウ糖、ベータ-D-ブドウ糖と書きま
した。このアルファ、ベータは上に書いたように1位の炭素
に付いている水酸基が上か下かという事をしめすものです。
Dは何かというと、右図を見てください。
中央に鏡面(mirror plane)があり、上のほうにDブドウ糖
(D-glucose)、下のほうにLブドウ糖(L-glucose)がありま
す。ちょうど鏡に写ったような関係にあります。
これが光学異性体と呼ばれるものです。






<六炭糖>

今までブドウ糖について書いてきました。ブドウ糖と書いた
場合、アルファ、ベータ、D、Lは区別せずに全てを含んだ
総称を意味します。
特定のブドウ糖を示す場合にはベータ-Dブドウ糖のように
記述します。

 ブドウ糖は六炭糖ですが、六炭糖にはブドウ糖以外の糖も
あります。
右図に3種類の六炭糖を示しました。左上がブドウ糖(Dブ
ドウ糖)、右上がマンノース(Dマンノース)、下がガラク
ト-ス(Dガラクト-ス)です。
水酸基(−OH)の方向が1箇所ずつ違っています。
これらは六炭糖の異性体です。
右上のような構造をしている六炭糖をDブドウ糖と名付けた
訳です。




<ブドウ糖の結合>

右図はブドウ糖とフルクトースが結合してショ糖ができること
を現しています。
左上にアルファ-Dブドウ糖、右上にベータ-Dフルクト-スがあ
りそれらが結合して下のショ糖(sucrose)が出来ます。
これはアルファ-Dブドウ糖の1位の炭素に付く水酸基(−OH)
とベータ-Dフルクト-スの2位の炭素に付く水酸基(−OH)が
結合して水が1分子とれ、ショ糖ができるので、ショ糖のことを
グルコース-アルファ1,2フルクト-スとも呼びます。

ブドウ糖が2分子結合すると麦芽糖が出来ます。ブドウ糖の1位
の炭素に付く水酸基ともうひとつのブドウ糖の4位の炭素に付く
水酸基が結合すると麦芽糖(グルコース-アルファ1,4グルコー
ス)になります。


<ベータ-D-グルカン>
 ベータ-D-グルカンは酵母(Yeast,Saccharomyces cerevisiae)のものがよく研究
されているようです。
酵母のベータ-D-グルカン(単に酵母のベータ-グルカンとも呼ばれます)はベータ-Dブドウ糖
の1位の炭素に付く水酸基と別のベータ-Dブドウ糖の3位の炭素に付く水酸基が結合(ベータ1,
3結合)し直線状のブドウ糖鎖を作るか、、またはベータ-Dブドウ糖の1位と6位の炭素に付い
た水酸基が結合(ベータ1,6結合)して直線状にブドウ糖鎖を作ったものが基本となります。
ベータ1,3結合による直線状のブドウ糖鎖にベータ1,6結合によるブドウ糖鎖が結合する事で
分岐が出来ます。これがベータ-D-グルカンです。


*酵母のベータ-D-グルカンの薬効薬理
   ・免疫調整機能を持っている可能性が有ります。
   ・脂質低下作用を持っている可能性があります。






1-(10)コロイダル・ミネラル:Colloidal Minerals
 コロイダル・ミネラル・サプリメントはヒュ―ミックシェル堆積物やアルミノシリケート含有泥から
主に抽出されたミネラルの液体抽出物を意味します。
ヒュ―ミックシェル(Humic shale)からの抽出物には主に鉄とアルミニウムの硫化物と微量のコロイド
状水酸化金属が含まれています。
コロイド状水酸化金属が含まれている為にコロイダル・ミネラルという用語が使われていますが、実際
には多くの金属はイオン化された状態で存在しています。

ヒュ―ミックシェルには鉄とアルミニウムの硫化物の他に、亜鉛、ニッケル、マンガン、マグネシウム、
カルシウム、クロム、ホウ素、銅、リチウム、シリコンが含まれています。また微量のヒ素、バナジウ
ム、ストロンチウム、セレニウム、ヨウ素、プラセオジニウムも含まれます。

同様のコロイダル・ミネラルが泥や植物に由来するものに見つかる事があります。

フミン酸やフルビック酸を含有する製品も見られます。
フミン酸はミネラルを植物がより利用しやすい形態に変えるという興味深い事実があります。
コロイド状のミネラルは錠剤やカプセルなどの固形のミネラルよりも容易に吸収されると信じる人もい
ます。

コロイダル・ミネラルは時々液状ミネラルを意味するものに使われる事がありますが、液状ミネラルと
して販売されているサプリメントのなかにはいわゆるコロイダル・ミネラルとは異なっているものがあ
ります。それらはキレート化されたミネラルや海水のミネラル、クエン酸ミネラル、いくらかのコロイ
ド化されたミネラルの混合物です。

コロイダル・ミネラルの薬効・薬理
 ・作用:微量元素の担体となります
     吸収能力を高めると推測されています

 ・作用機序:コロイダル・ミネラルは錠剤やカプセルとして摂取されたミネラルに比べて、分解され
       ない為、吸収が良いと推測されています。

 ・薬理:コロイダル・ミネラルについての薬理についてはほとんど知られていません。また錠剤や
     カプセルよりも吸収されやすいかどうかの適切な研究もありません。

コロイダル・ミネラルの効果
 ・コロイダル・ミネラルが関節炎や糖尿病、癌、心臓血管障害、免疫異常やその他の病態の予防や
  治療に有効という事を支持する信頼できる証拠はありません。
 ・安全性に対するデータはほとんどすべてもものに対してありません。
 ・製品によっては様々な量の水銀、鉛、アルミニウム、カドミウム、ヒ素が含まれている事が見出
  されています。 

1-(11)イソフラボン:Isoflavone


1-(12)レシチン


1-(13)ドコサヘキサエン酸(DHA):Docahexaenoic Acid


1-(14)エイコサペンタエン酸(EPA):Eicosapentaenoic Acid


1-(15)大豆タンパク:Soy Protein

 1999年11月にFDAは栄養成分として大豆タンパクが心臓疾患のリスクを下げると表示してよい事を認めました。FDAが承認した11番目のものです。
大豆タンパクを含む製品のラベルには次のように表示できるようになりました。
「飽和脂肪酸とコレステロールの含有が少ない食品で1日あたり25グラムの大豆タンパクを含む食品は心臓病のリスクを低くする可能性があります。」
この表示をする為には製品には少なくとも6.25グラムの大豆タンパクを含んでいる必要があります。また、総脂肪酸、飽和脂肪酸、コレステロールおよびナトリウムの含有量が少なくなければなりません。

 このような人間の健康に対する主張は動物実験、疫学的研究、ヒトによる研究において、大豆タンパクが多く動物性タンパクが少ない食事は総コレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪の血中レベルを下げるという結果に基づいています。大豆タンパクの脂質低下作用のメカニズムには不明なことも残っています。

1-(16)CLA:Conjugated Linoleic Acid


1-(17)分岐鎖アミノ酸(BCAA) :Branched-chain amino acid

 アミノ酸の側鎖が枝分かれしている構造をもつアミノ酸は分岐鎖アミノ酸と呼ばれ、バリン、ロイシン、イソロイシンがあります。何れも必須アミノ酸です。分岐鎖アミノ酸は必須アミノ酸の約40%を占めており、アミノ酸のなかでも特に栄養学的効果が注目されています。
・分岐鎖アミノ酸はアミノ酸の生体における需要が増大する侵襲時などに筋肉のタンパク分解を抑制し、タンパク合成を促進します。
・アミノ酸の大部分は肝臓で代謝されますが、分岐鎖アミノ酸は主に筋肉で代謝されエネルギー源になります。(肝機能障害時にも有効)。
・分岐鎖アミノ酸の中でも特にロイシンは筋肉タンパクの合成を促進します。また、逆にタンパク分解を抑制します。

1-(18)ビオチン:Biotin

ビオチンはビタミンHとも呼ばれる水溶性のビタミンB群の1種であり、生体内では脂肪酸代謝、糖代謝、分岐鎖アミノ酸代謝において炭素固定、炭酸転移、脱炭酸などを触媒する酵素カルボキシラーゼの補酵素として働くと考えられています。
化学式はC12H16N2O3S、分子量244で右に示したような分子構造をしています。

1-(19)ルテイン:Lutein

ルテインはカロテノイドの1種です。
右に示したような化学的構造をしています。



ルテインと同じような構造(異性体)をしたカロテノイドにゼアキサンチンがあります。
右に示したような化学的構造をしています。


 カロテノイドは自然界では主に植物やコケ類、光合成細菌に存在する脂溶性色素です。主に光合成反応に重要な役割をはたしています。
 非光合成細菌の一部や酵母、カビにおいても光や酸素のダメージに対する防御として機能しています。
 動物はカロテノイドを合成できませんが、エサから取り入れており、動物においてもカロテノイドは抗酸化物質としての役割やビタミンA活性の原料としての役割をはたしています。

1-(20)ルチン:Rutin


1-(21)COQ10: Coenzyme Q10



2.カテゴリー別サプリメント
2-(1)アミノ酸とオリゴペプチド:Amino Acids and Oligopeptides
 ここに含まれるものには、
・5-Hydroxytriptophan
・Acetyl-L-Carnitine
・Acetylcysteine
・Arginine Pyroglutamate
・Branched-Chain Amino Acids
・Creatinine
・DL-Phenylalanine(Phenylalanine)
・Dimethylglycine(DMG)
・Glutamine Peptides
・Glutathione
・Glycine
・Insulin-Like Growth Factor 1
・L-Arginine
・L-Aspartate
・L-Carnitine
・L-Cysteine
・L-Glutamine
・L-Histidine
・L-Lysine
・L-Methionine
・L-Ornithine
・L-Phenylalanine
・L-Theanine
・L-Tyrosine
・Lactoferrin
・Ornithine
・Para-Aminobenzoic Acid(Aminobenzoic Acid)
・Taurine
・Transgalacto-Oligosaccharides
があります。

2-(2)糖質サプリメント:Glycosupplements
 ここに含まれるものには、
・Chitosan
・Chondroitin Sulfate
・D-Glucose
・D-Ribose
・Fructo-Oligosaccharides
・Glucomannnan
・Glucosamine
・Inulins
・Lactose
・Larch Arabinogalactan
・Modified Citrus Pectin
・Pectin
・Psyllium
・Sodium Alginates and other Phyco-Polysaccharides
・Yeast Beta-D-Glucans
があります。

2-(3)ホルモン:Hormones
 ここに含まれるものには、
・19-Norandrostenedione
・Androstenediol
・Androstenedione
・Beta-Sitosterol
・Biochanin A
・DHEA
・Glandulars
・Human Growth Hormone and Secretagogues(Somatropin)
・Ipriflavone
・Melatonin
・Pregnenolone
・Soy Isoflavones
・Tiratricol(TRIAC)
があります。

2-(4)脂質と関連物質:Lipids and Associated Supplements
 ここに含まれるものには、
・Alkoxyglycerols
・Blackcurrant Seel Oil
・Borage Oil
・Caprylic Acid
・Cetyl Myristoleate
・Conjugated Linoleic Acid(CLA)
・Docahexaenoic Acid(DHA)
・Eicosapentaenoic Acis(EPA)
・Evening Primrose Oil
・Fish Oil
・Flaxseed Oil
・Gamma-Linolenic Acid(GLA)
・Glycerol(Glycerine)
・Hemp Seed Oil
・Hexacosanol
・Inositol Hexaphosphate
・L-Alpha-Glycerylphosphorylcholine(Alpha-GPC)
・Lithium Gamma-Linolenic Acid(Li-GLA)
・Medium-Chain Tryglycerides
・Myo-Inositol
・Octacosanol
・Perilla Oil
・Phosphatidylcholine
・Phosphatidylserine
・Policosanol
・Squalene
があります。

2-(5)代謝物質と補助因子:Metabolites and Cofactors
 ここに含まれるものには、
・7-Oxo-Dehydroepiandrosterone
・Alpha-Lipoic Acid
・Betaine and Betaine Hydrochloride
・CDP-Choline(Citicolin Sodium)
・Coenzyme Q10(CoQ10)
・NADH
・Pantethine
・Pyruvate
・S-Adenosyl-L-Methione(SAMe)
があります。

2-(6)ミネラル:Minerals
 ここに含まれるものには、
・Aluminum
・Arsenic
・Bentonite
・Boron
・Bromine
・Calcium
・Chelated Minerals
・Chromium
・Colloidal Minerals
・Colloidal Silver
・Copper
・Fluoride
・Germanium
・Iodine
・Iron
・Lithium
・Magnesium
・Manganese
・Molybdenum
・Nickel
・Phospkorus
・Potassium
・Selenium
・Silicon
・Tin
・Vanadium
・Zinc
があります。

2-(7)菌類サプリメント:Mycosupplements
 ここに含まれるものには、
・Brewer's Yeast
・Kombucha
・Myco-Polysaccharides
・Red Yeast Rice
があります。

2-(8)核酸:Nucleic Acids
 ここに含まれるものには、
・Inosine
・Nucleic Acids/Nucleotides
があります。

2-(9)植物サプリメント:Phytosupplements
 ここに含まれるものには、
・Arnica
・Bee Pollen
・Chlorella
・Chlorophyll/Chlorophyllin(Chlorophyllin Copper Complex)
・Chrysin
・Cocoa Flavonoids
・Curcuminoids
・Daidzein
・Deglycyrrhizinated Licorice(DGL)
・Flower Pollen
・Genistein
・Glycitein
・Grape Seed Proanthocyanidins
・Green Tea Catechins
・Hesperetin
・Hesperidin
・Huperzine A
・Hydroxycitric Acid
・Hydroxyethylrutosides
・Indole-3-Carbinol
・Lutein and Zeaxanthin
・Lycopene
・Oat Beta-D-Glucan
・Phytostanols
・Phytosterols
・Piperine
・Propolis
・Pycnogenol
・Quercetin
・Resveratrol
・Rutin
・Secoisolariciresinol Diglycoside(SDG)
・Soy Isoflavones
・Spirulina
・Sulforaphane
・Wheat Grass/Barley Grass
があります。

2-(10)プロバイオティックス:Probiotics
 ここに含まれるものには、
・Prebiotics
・Probiotics
・Synbiotics
・Yogurt
があります。

2-(11)タンパク質:Proteins
 ここに含まれるものには、
・Bovine Cartilage
・Bovine Colostrum
・Bromelain(Bromelains)
・Chicken Collagen II
・Gelatin Hydrolysates(Gelatin)
・Hydrolyzed Collagen
・Shark Cartilage
・Soy Protein
・Supplemental Enzyme
・Whey Proteins
があります。

2-(12)ビタミン:Vitamins
 ここに含まれるものには、
・Alpha-Tocopheryl Nicotinate
・Alpha-Tocopheryl Polyethylene Glycol Succinate
・Ascorbyl Palminate
・Beta-Carotene
・Biotin
・Folate(Folic Acid)
・Gamma-Tocopherol
・Inositol Nicotinate(Inositol Niacinate)
・Niacin
・NicotinamideINiainamide)
・Pantothenic Acid(Calcium Pantothenate)
・Riboflavin(Vitamin B2)
・Thiamin
・Tocotrienols
・Vitamin A
・Vitamin B6(Pyridoxine Hydrochloride)
・Vitamin B12(Cyanocobalamin)
・Vitamin C(Ascorbic Acid)
・Vitamin D(Cholecalciferol)
・Vitamin E
・Vitamin K(Phytonadione)
があります。

2-(13)その他のサプリメント:Other Supplements
 ここに含まれるものには、
・Activated Charcoal
・Beta-Hydroxy-Beta-Methylbutyrate(HMB)
・Bone Meal
・Choline
・Colosolic Acid
・Deanol
・Dimethyl Sulfoxide(DMSO)
・Dolomite
・Gamma-Butyrolactone(GBL)
・Gamma-Hydroxybutyrate(GHB)
・Liver Hydrolysate/Disiccated Liver
・Malic Acid
・Methylsulfonylmethane(MSM)
・Royal Jelly
・Vinpocetine
があります。