松平家忠
まつだいら・いえただ

【生没】1555(弘治元)−1600(慶長5)
【出身】三河国
【実父】松平伊忠
【実母】鵜殿長持女
【略伝】
 徳川家の家臣。
 徳川家康に仕えて各地を転戦し、1590(天正18)年の家康の関東入りに際して武蔵忍1万石を与えられるが、後に下総小見川に転じる。
 1599(慶長4)年より鳥居元忠らとともに伏見城の在番を務めていたが、翌年8月、上杉攻めのため東下した家康に対して挙兵した石田三成らの猛攻を受け、奮戦の末、自害して果てた。
【特記】
【配役】Tweet
車 邦秀(32) 徳川家康(1983・NHK)

松平壱岐守
まつだいら・いきのかみ

【生没】1662(寛文2)−1714(正徳4)
【出身】
【実父】松平乗久
【実母】
【別称】松平好乗
【略伝】
 江戸幕府の旗本。
 松平乗邑の叔父。幕府に出仕し、中奥御小姓などを経て、1703(元禄16)年に御小姓番頭となった。
【特記】「八代将軍吉宗」では、和歌山城に赴き、徳川綱教(辰巳琢郎)の末期養子について詰問する幕府上使(御小姓番頭)として登場する。
【配役】Tweet
有川 博(55) 八代将軍吉宗(1995・NHK)役名は松平壱岐守定行

松平容敬
まつだいら・かたたか

【生没】1803(享和3)−1852(嘉永5)
【出身】常陸国
【実父】徳川保友(松平義和)
【実母】
【別称】
【略伝】
 会津藩主。
 幼少だった会津藩主松平容衆の養子となり、1821(文政4)年、容衆の死により家督を相続して会津藩主となる。
 1852(嘉永5)年に没するまで30年あまりにわたって藩政を主導し、藩財政の立て直し、軍制改革や藩校日新館の充実に努めた。
【特記】徳川氏(水戸家)略系図
【配役】Tweet
4中村梅之助(83) 八重の桜(2013・NHK)

l松平容保
まつだいら・かたもり

【生没】1835(天保6)−1893(明治26)
【出身】武蔵国
【実父】松平義建
【実母】千代(古森義孝女)
【別称】松平肥後守
【略伝】
 会津藩主。
 徳川慶勝徳川茂徳松平定敬とともに高須四兄弟と称される。
 伯父に当たる会津藩主松平容敬の女婿となり、1852(嘉永5)年の容敬の死により家督を継承する。
 1862(文久2)年、幕府により新設の京都守護職に任ぜられ、上洛後は、京都所司代に任ぜられた弟定敬とともに洛中における尊王攘夷派の活動の取締りに当たり、翌年8月18日の政変、翌1864(元治元)年の蛤御門の変(禁門の変)で薩摩藩などと協力して朝廷内の尊王攘夷派を一掃し、公武合体を志向する孝明天皇より絶大な信頼を得た。
 しかし、1867(慶応3)年の大政奉還により京都守護職が廃止され、翌年1月の鳥羽伏見の戦いで新政府軍に敗れると、将軍徳川慶喜とともに海路江戸へ撤退し、ほどなくして会津へ戻る。その後、家督を養子喜徳に譲った一方で、奥羽の諸藩と同盟を結んて新政府軍に抵抗し、本拠鶴ヶ城(若松城)で籠城戦を繰り広げたが、同年9月に開城して降伏し、鳥取藩に永預りの身となった。
 1872(明治5)年に赦免され、後に日光東照宮宮司を務めた。
【特記】徳川氏(水戸家)略系図
【配役】Tweet
堀田金星(31) 白虎隊(1927・映画)
嵐[王玉]松郎(50) 維新の京洛(1928・日活)
福田満洲 旗本風流陣(1929・映画)
2片岡左衛門(29) 刃影走馬燈(1930・映画)
今成平九郎 小笠原壱岐守(1932・映画)
東正二郎 松蔭村雨(1932・映画)
小島洋々(41) 明暗三世相(1932・新興)
尾上紋弥(43) 御存知鞍馬天狗 宗十郎頭巾(1936・映画)
香川良介@(43) 王政復古(1939・映画)
葛木香一(50) 近藤勇(1940・映画)
4沢村国太郎(37) 維新の曲(1942・大映)
徳大寺伸(31) 京洛の舞(1942・映画)
山内 明(32) 花の生涯(1953・映画)
加藤 嘉(41) 新選組鬼隊長(1954・東映)
原聖四郎(50) 花の白虎隊(1954・大映)
青柳竜太郎(49) 御存じ快傑黒頭巾 危機一髪(1955・映画)
荒木 忍(64) 御存知快傑黒頭巾 新選組追撃(1955・東映)
武村 新 快傑修羅王(1956・映画)
藤間林太郎(57) 京洛五人男(1956・映画)
2市川小太夫@(56) 新選組(1958・東映)
小堀明男(38) 大東京誕生 大江戸の鐘(1958・松竹)
西川鯉次郎 幕末美少年録 会津の決死隊(1959・映画)
香川良介A(63) 紅あざみ(1959・大映)
10市川高麗蔵(35) かげろう(1960・KR)
千秋 実(43) 庄助武勇伝 会津磐梯山(1960・東映)
里見浩太郎(24) 壮烈新選組 幕末の動乱(1960・東映)役名は会津侯
北 竜二(56) 維新の篝火(1961・東映)
外山高士(31) 新選組始末記(1961・TBS)
2市川小太夫A(59) 風雲新選組 近藤勇(1961・CX)
2市川小太夫B(59) 風雲新撰組(1961・新東宝)
原田甲子郎 新選組血風録 近藤勇(1963・東映)
花柳武始(37) 花の生涯(1963・NHK)
中村竹弥@(46) 幕末(1964・TBS)
田村正和(21) 風雪(あけぼの)(1964・NHK)
中村竹弥A(47) 燃ゆる白虎隊(1965・TBS)
高松英郎(37) 明治天皇(第1部)(1966・YTV)
2中村又五郎(53) 三姉妹(1967・NHK)
疋田圀男 大奥(1968・KTV)
岩井大三郎 竜馬がゆく(1968・NHK)
山崎竜之介(28) 新選組(1969・東宝)
葉山良二(38) 徳川おんな絵巻(1970・KTV)
児玉泰次(32) 勝海舟(1974・NHK)
小野寺昭(31) 花の生涯(1974・NTV)
2片岡秀太郎(39) 獅子の時代(1980・NHK)
萬屋錦之介(48) 徳川一族の崩壊(1980・映画)
小倉一郎(30) 炎のごとく(1981・東映)
風間杜夫(37) 白虎隊(1986・NTV)
松橋 登(43) 新選組(1987・ANB)
水上保広(41) 五稜郭(1988・NTV)
野上晴久 勝海舟(1990・NTV)
若松 武(40) 翔ぶが如く(1990・NHK)
市川森一(49) 燃えよ剣(1990・TX)
榎木孝明(35) 幕末純情伝(1991・松竹)
田中 健(41) 新選組 池田屋の血闘(1992・TBS)
池上幸司 尾張幕末風雲録(1998・TX)
円谷 浩(34) 新選組血風録(1998・ANB)
畠中 洋(32) 徳川慶喜(1998・NHK)
筒井道隆@(33) 新選組!(2004・NHK)
筒井道隆A(35) 新選組!!土方歳三最期の一日(2006・NHK)
東山紀之(41) 白虎隊(2007・EX)
3花柳錦之輔(40) 輪違屋糸里 女たちの新選組(2007・TBS)
志村東吾(39) 篤姫(2008・NHK)
長谷川朝晴(38) 龍馬伝(2010・NHK)
林 泰文(40) 新選組血風録(2011・NHK)
伊藤英明(38) 白虎隊 敗れざる者たち(2013・TX)
山下哲平(12)
綾野 剛(31)
八重の桜(2013・NHK)
藤田健彦(43) 花燃ゆ(2015・NHK)
榎木孝明(61) 輪違屋糸里 京女たちの幕末(2017・映画)
柏原収史(40) 西郷どん(2018・NHK)

松平勝隆
まつだいら・かつたか

【生没】1589(天正17)−1666(寛文6)
【出身】駿河国
【実父】松平重勝
【実母】鳥居忠吉
【略伝】
 江戸幕府の寺社奉行。
 1613(慶長18)年より幕府に出仕し、大番頭・奏者番などを務め、1634(寛永11)年には寺社奉行に就任。この間の1616(元和2)年には、徳川家康より勘当と改易を申し渡された松平忠輝にそれを伝える上使となっている。
 1638(寛永15)年、加増により下総佐貫1万5000石に転じた。
【特記】
【配役】Tweet
奥田瑛二(33) 徳川家康(1983・NHK)
児玉泰次(58) 葵 徳川三代(2000・NHK)

松平清直
まつだいら・きよなお

【生没】?−1651(慶安3)
【実父】松平近清
【実母】酒井正親
【略伝】
 松平忠輝の家臣。
 1588(天正16)年の父近清の死により家督を継承し、後に長沢松平家の養子となった忠輝に仕える。
 1616(元和2)年に忠輝が改易された後はしばらく浪人したが、1621(元和6)年に幕府に召し出されて5000石を与えられ、旗本となった。
【特記】
【配役】Tweet
市丸 優(43) 葵 徳川三代(2000・NHK)

松平源太郎
まつだいら・げんたろう

【生没】1844(弘化元)−1915(大正4)
【出身】越前国
【実父】松平正泰
【実母】
【別称】松平正直
【略伝】
 福井藩(松平家)に仕え、大番頭などを務める。
 維新後は新政府に出仕し、宮城県知事、熊本県知事などを歴任。1898(明治31)年からは貴族院議員を務めた。
【特記】
【配役】Tweet
中山麻聖@(29) 龍馬 最後の30日(2017・NHK)
中山麻聖A(30) 龍馬の遺言(2018・NHK)

松平定敬
まつだいら・さだあき

【生没】1846(弘化3)−1908(明治41)
【出身】武蔵国
【実父】松平義建
【実母】
【別称】
【略伝】
 伊勢桑名藩主。
 徳川慶勝徳川茂徳松平容保とともに高須四兄弟と称される。
 1859(安政6)年、桑名藩主松平定猷の急養子となって家督を継承する。
 1864(元治元)年に京都所司代となり、以後、兄容保とともに洛中における尊王攘夷派の活動の取締りに当たるが、1867(慶応3)年の大政奉還により京都での立場を失い、翌年1月の鳥羽伏見の戦いで新政府軍に敗れると、容保とともに将軍徳川慶喜に従って海路江戸へ撤退。その後、北越、東北地方に転じ、容保の会津藩などに属して新政府軍と交戦する。その敗戦後は蝦夷地に渡って箱館に立て籠もる旧幕府軍に加わるが、翌年5月に新政府軍により箱館が平定された後、新政府軍に降伏した。
 1872(明治5)年に赦免され、その後、日光東照宮宮司などを務めた。
【特記】徳川氏(水戸家)略系図
【配役】Tweet
曽根 譲 金剛呪門 解決篇(1929・映画)
松本田三郎(41) 勤王田舎侍(1937・映画)
山本礼三郎(37) 王政復古(1939・映画)
立松 晃(29) 維新の曲(1942・大映)
高松錦之助(56) 快傑まぼろし頭巾(1954・東映)
寺島 貢(52) 京洛五人男(1956・映画)
香川良介(62) 快傑黒頭巾(1958・東映)
片岡秀昇 竜馬がゆく(1968・NHK)
3中村橋之助(21) 白虎隊(1986・NTV)
入江武敏 五稜郭(1988・NTV)
岩井堅義 勝海舟(1990・NTV)
真崎 理(29) 翔ぶが如く(1990・NHK)
渋谷義博(25) 尾張幕末風雲録(1998・TX)
渡辺 穣(31) 徳川慶喜(1998・NHK)
高橋一生(24) 新選組!(2004・NHK)
中村隼人(20) 八重の桜(2013・NHK)
庄野崎謙(31) 西郷どん(2018・NHK)
矢島健一(64) 峠 最後のサムライ(2020・松竹)

松平定直
まつだいら・さだなお

【生没】1660(万治3)−1720(享保5)
【実父】松平定時
【実母】平岡重定女
【別称】松平隠岐守
【略伝】
 伊予松山藩主。
 1673(延宝2)年、またいとこに当たる松山藩主松平定長の養子となり、同年の養父定長の死により、松山藩主となる。藩政においては、藩財政の建て直しに取り組み、災害復旧を通じて農業生産の基盤強化を行ったほか、地坪制を導入して収入安定策を図り、成功を収めた。
 なお、1702(元禄15)年に吉良邸に討ち入った赤穂浪士のうち10名を預かり、その切腹までこれらを丁重に遇したことが知られている。
【特記】
【配役】Tweet
宗方勝巳(48) 水戸黄門(第15部)(1985・TBS)
三田 明(40) 水戸黄門(第17部)(1987・TBS)
冨家規政(31) 水戸黄門(第22部)(1993・TBS)
水上保広(48) 水戸黄門外伝 かげろう忍法帖(1995・TBS)
神山 繁(70) 隠密奉行朝比奈(第2部)(1999・CX)役名は松平壱岐守

松平重勝
まつだいら・しげかつ

【生没】1549(天文18)−1620(元和6)
【実父】松平重吉
【実母】松平親長女
【略伝】
 徳川家の家臣。
 幼少のころより徳川家康に仕えて各地を転戦。1612(慶長17)年、越後高田で75万石を与えられた家康六男松平忠輝の家老となって越後三条で2万石を領したが、1616(元和2)年に忠輝が改易されると召還され、その翌年、下総関宿2万6000石を与えられる。
 1619(元和5)年、駿府城代を命じられて遠江横須賀に転じた。
【特記】
【配役】Tweet
児玉謙次(51) 徳川家康(1983・NHK)

松平重忠
まつだいら・しげただ

【生没】1570(元亀元)−1626(寛永3)
【出身】三河国
【実父】松平重勝
【実母】鳥居忠吉
【略伝】
 松平重勝の長男。
 1621(元和7)年、父重勝の死により遠江横須賀藩主となって駿府城代を兼ね、翌年、出羽上山4万石に移された。
【特記】
【配役】Tweet
下塚 誠(47) 葵 徳川三代(2000・NHK)

松平重昌
まつだいら・しげまさ

【生没】1743(寛保3)−1758(宝暦8)
【出身】武蔵国
【実父】一橋宗尹
【実母】
【別称】小五郎
【略伝】
 一橋宗尹の長男。
 1747(延享4)年、福井藩主松平宗矩の養子となり、1749(寛延2)年の養父宗矩の死により福井藩主となった。
【特記】徳川氏(将軍家)略系図松平氏(越前家)略系図
【配役】Tweet
前田 賢(5) 八代将軍吉宗(1995・NHK)

松平仙千代
まつだいら・せんちよ

【生没】1595(文禄4)−1600(慶長5)
【出身】山城国
【実父】徳川家康
【実母】
【略伝】
 徳川家康の八男。
 家臣平岩親吉の養子となったという。
【特記】徳川氏(将軍家)略系図
【配役】Tweet
松村 凌(8) 葵 徳川三代(2000・NHK)

松平武元
まつだいら・たけちか

【生没】1713(正徳3)−1779(安永8)
【実父】松平頼明
【実母】久野氏女
【別称】松平右近将監
【略伝】
 江戸幕府の老中。
 1728(享保13)年、上野館林藩主松平武雅の急養子となってその家督を相続するが、直ちに陸奥棚倉へ移される。
 その後、寺社奉行などを務め、1746(延享3)年に西の丸老中となって将軍家世子家治付となり、同年には館林に戻される。翌年には本丸老中に転じて家重・家治の治世を輔佐し、1779(安永8)年7月、老中在職のまま没した。
【特記】徳川氏(水戸家)略系図
【配役】Tweet
原田甲子郎 集団奉行所破り(1964・映画)
外山高士(38) 大奥(1968・KTV)
あおい輝彦(22) 徳川おんな絵巻(1970・KTV)
金田龍之介(43) 天下御免(1971・NHK)
垂水悟郎(55) 闇の傀儡師(1982・CX)
青木義朗(62) 若さま侍捕物帳(1991・ANB)
香川照之(30) 八代将軍吉宗(1995・NHK)
丹波哲郎(75) 風光る剣 八嶽党秘聞(1997・NHK)

松平武雅
まつだいら・たけまさ

【生没】1703(元禄16)?−1728(享保13)
【実父】松平義行
【実母】上月氏女
【略伝】
 松平義行の四男。
 1724(享保9)年4月、上野館林藩主松平清武(徳川家宣の弟)の養子となり、同年9月の清武の死により館林藩主となった。
【特記】徳川氏(尾張家)略系図
【配役】Tweet
河田祐幸(30) 八代将軍吉宗(1995・NHK)

松平忠明
まつだいら・ただあき

【生没】1583(天正11)−1644(正保元)
【出身】三河国
【実父】奥平信昌
【実母】
【別称】奥平忠明
【略伝】
 1588(天正16)年に外祖父徳川家康の養子となって松平を称し、1600(慶長5)年の関ヶ原の戦いの後、奥平家の旧領三河作手で1万7000石を与えられる。
 1615(元和元)年の大坂夏の陣で戦功を立て、戦後、大坂10万石を与えられて大坂の復興に尽力。1619(元和5)年に大和郡山12万石(このとき荒木又右衛門を召し抱える)、1639(寛永16)年には姫路18万石に転じた。
【特記】徳川氏(将軍家)略系図
【配役】Tweet
林 与一(40) 決闘鍵屋の辻 荒木又右衛門(1982・CX)
藤原稔三(34) 荒木又右衛門 決戦・鍵屋の辻(1990・NHK)
田中智也(30) 葵 徳川三代(2000・NHK)
斎藤 歩(42) 天下騒乱 徳川三代の陰謀(2006・TX)

松平忠固
まつだいら・ただかた

【生没】1812(文化9)−1859(安政6)
【出身】武蔵国
【実父】酒井雅実
【実母】西尾忠移女
【別称】松平伊賀守、松平忠優
【略伝】
 江戸幕府の老中。
 酒井忠恭の玄孫。信濃上田藩主松平忠学の養子となり、1830(天保元)年、養父忠学の隠居により上田藩主となる。
 その後、寺社奉行や大坂城代などを務め、1848(嘉永元)年に老中に就任。1853(嘉永6)年、アメリカの使節ペリーが来航した際には、老中首座阿部正弘のもとで難局に対処し、翌年、日米和親条約を締結して開国に踏み切る。しかし、鎖国の継続を強く主張する徳川斉昭などの激しい反発を受け、翌1855(安政2)年8月、松平乗全とともに辞職した。
 1857(安政4)年に再び老中に任ぜられ、翌年の日米修好通商条約の調印問題では、調印の勅許不要論を強硬に唱えて即時調印を主張し、老中首座堀田正睦の説得に成功。条約の締結にこぎつけたが、同年、堀田とともに老中職を退いた。
【特記】酒井氏(雅楽頭家)略系図
【配役】Tweet
片岡市童 建国史 尊王攘夷(1927・映画)
瀬川路三郎(47) 維新前夜(1941・大宝)
横山文彦(38) 鞍馬天狗 銀河の美女(1941・大都)
伊達正三郎(25) 弥次喜多珍道中 中仙道の巻(1960・新東宝)役名は上田城主
杉山昌三九(55) 桜田門(1961・大映)
河村憲一郎(57) 花の生涯(1963・NHK)
蜷川幸雄(37) 浮世絵女ねずみ小僧(第2部)(1972・CX)
佐竹明夫(62) 花の生涯(1988・TX)
岸本 功(43) 翔ぶが如く(1990・NHK)
吾羽七朗(47) 徳川慶喜(1998・NHK)
松澤一之(53) 篤姫(2008・NHK)
山口眞司(54) 龍馬伝(2010・NHK)
河原崎建三(67) 桜田門外ノ変(2010・東映)
野添義弘(60) 西郷どん(2018・NHK)

松平忠輝
まつだいら・ただてる

【生没】1592(文禄元)−1683(天和3)
【出身】武蔵国
【実父】徳川家康
【実母】茶阿
【略伝】
 徳川家康の六男。
 傅役皆川広照の許で養育され、後に長沢松平家の家督を継承し、武蔵深谷で1万石を与えられる。
 1602(慶長7)年に下総佐倉5万石、翌年に信濃川中島14万石に転じ、1610(慶長15)年には北陸道の要衝越後春日山(福島)75万石を与えられるが、1615(元和元)年の大坂夏の陣で戦場に遅参するなどの不行跡が目立ったために家康の怒りを買い、1616(元和2)年、家康から勘当された上、改易される(正室に伊達政宗の長女五郎八を迎えていたため、家康が政宗の謀略を恐れて忠輝を冷遇したともいわれている)。
 その後、配所を転々とするも長寿を保ち、将軍徳川綱吉時代の1683(天和3)年7月、赦免されぬままに配所の信濃諏訪に没した。
【特記】徳川氏(将軍家)略系図
【配役】Tweet
河部五郎(52) まぼろし城(1940・映画)
吉田柳児(41) 日本剣客伝(柳生十兵衛)(1968・NET)
石立鉄男(29) 春の坂道(1971・NHK)
田中 健(32) 徳川家康(1983・NHK)
岡田二三
真田広之(27)
独眼竜政宗(1987・NHK)
島 英二(15)
松平 健(34)
野風の笛(1987・NTV)
横内 正(51) 将軍家光忍び旅 II(1992・ANB)
千葉真一(53) 徳川無頼帳(1992・TX)
鈴木浩介(24) 影武者徳川家康(1998・ANB)
岩渕幸弘(10)
山田一統(15)
阪本浩之(22)
葵 徳川三代(2000・NHK)
山田純大(33) 天下騒乱 徳川三代の陰謀(2006・TX)
鯨井康介(22) 寧々 おんな太閤記(2009・TX)

松平忠敏
まつだいら・ただとし

【生没】1818(文化15)−1882(明治15)
【出身】三河国
【実父】松平親芳
【実母】松平太郎左衛門養女?
【別称】松平主税助、松平主税介、松平上総介
【略伝】
 江戸幕府の旗本。
 剣術に秀で、1856(安政3)年に幕府講武所教授方に就任。1862(文久2)年にはかねて懇意であった清河八郎の提言を受け、幕府に浪士組の結成を建言して容れられ、翌年の浪士組結成に際しては浪士取扱を命じられるが、浪士組の上洛前にこれを辞す。上洛した浪士組が江戸へ戻され、新たに新徴組が結成されると新徴組支配を務めた。
 和歌にも通じていたことから、維新後は宮内省に出仕した。
【特記】
【配役】Tweet
千代田秀一 貝殻一平(1929・松竹)
長田芳川 貝殻一平 前篇(1929・帝キネ)
河合菊三郎 貝殻一平 前篇(1929・河合)
浅香新八郎(23) 傘張剣法(1929・映画)
小川 隆@(39) 貝殻一平 第一篇(1930・日活)
小川 隆A(39) 貝殻一平 第二篇(1930・日活)
岡 譲司@(51) 危うし!鞍馬天狗(1953・映画)
岡 譲二A(51) 逆襲!鞍馬天狗(1953・映画)
原 健策@(50) 御存じ快傑黒頭巾 危機一髪(1955・映画)
江川宇礼雄(54) 快傑修羅王(1956・映画)
山形 勲(41) 鞍馬天狗 御用盗異変(1956・映画)
原 健策A(52) 鞍馬天狗 御用盗異聞(1957・映画)
御木本伸介(26) 美男剣競録(1957・映画)
進藤英太郎(61) 危うし!!快傑黒頭巾(1960・東映)
岡田英次(44) 暗殺(1964・松竹)
和崎俊也(29) 鞍馬天狗(1967・MBS)
小林重四郎(75) 燃えて、散る 炎の剣士 沖田総司(1984・NTV)
中尾 彬(48) 必殺スペシャル・新春(1990・ABC)
藤木 孝(64) 新選組!(2004・NHK)

松平忠直
まつだいら・ただなお

【生没】1595(文禄4)−1650(慶安3)
【出身】摂津国
【実父】結城秀康
【実母】清涼院(中川一茂女)
【略伝】
 結城秀康の長男。
 1607(慶長12)年、父秀康の死により家督を相続し、越前北ノ庄城主となる。
 1614(慶長19)年の大坂冬の陣では幕府方として大軍を率いて出陣したが、真田丸を強攻して真田幸村に翻弄され、祖父家康の不興を買ったという。翌年の夏の陣では、最終決戦となった天王寺・岡山の戦いで真田勢を潰滅させて幸村を討ち取るなどの活躍をみせ、家康に称賛された。
 しかし、その後、不行跡が目立つようになったといわれ、江戸への参勤も滞るようになり、1622(元和8)年には家臣永見右衛門を妾に所望し、これを断られたために永見母子を殺害した上、これを諌めた正室(叔父で将軍徳川秀忠の娘)をも手討ちにしようとしたという。
 翌1623(元和9)年、こうした乱行を問題視した幕府により隠居を命じられ、豊後萩原へ移されて蟄居の身となり、1650(慶安3)年9月、赦免されぬまま配所に没した。
【特記】徳川氏(将軍家)略系図松平氏(越前家)略系図
【配役】Tweet
大谷鬼若(38) 越前騒動(1916・日活)
片岡千恵蔵(27) 忠直卿行状記(1930・映画)
南条新太郎(21) 龍虎日本晴(1938・映画)
仲代達矢(26) 忠直卿行状記(1958・NTV)
木口和己
8市川雷蔵(29)
忠直卿行状記(1960・大映)
仲谷 昇(32) 忠直卿行状記(1961・NTV)
佐々木功(29) 春の坂道(1971・NHK)
大竹修造(28) 隠密剣士(1973・TBS)
菅貫太郎(44) 柳生一族の陰謀(1978・KTV)
阪本良介(24) 徳川家康(1983・NHK)
正城慎太郎(24) 真田太平記(1985・NHK)
早川純一(51) 風雲江戸城 怒涛の将軍徳川家光(1987・TX)
宮川右京 姫将軍大あばれ(1995・TX)
中林大樹(10)
梅沢勇太(11)
北 直樹(34)
葵 徳川三代(2000・NHK)
浪打賢吾 江 姫たちの戦国(2011・NHK)

松平忠政
まつだいら・ただまさ

【生没】1541(天文10)−1599(慶長4)
【出身】三河国
【実父】松平広忠
【実母】
【略伝】
 徳川家康の異母兄。
 異母弟家康に仕えて各地を転戦したとされるが、その実在は疑問視されているともいう。
【特記】徳川氏(将軍家)略系図
【配役】Tweet
宮川陽介  徳川家康(1983・NHK)役名は勘六

松平忠正
まつだいら・ただまさ

【生没】1543(天文12)−1577(天正5)
【実父】松平家次
【略伝】
 徳川家の家臣。
 徳川家康に仕えて各地を転戦。1573(天正元)年の武田信玄による三河野田城攻撃に際しては城主菅沼定盈とともに籠城して抗戦するが、後に降伏して捕縛される。その後、人質交換により徳川家に帰参した。
【特記】
【配役】Tweet
千葉重樹 徳川家康(1965・東映)役名は松平与一郎/竹千代(家康)を織田方に奪われた際に切腹
柏木隆太(46) 武田信玄(1988・NHK)

松平忠昌
まつだいら・ただまさ

【生没】1597(慶長2)−1645(正保2)
【出身】摂津国
【実父】結城秀康
【実母】清涼院(中川一茂女)
【別称】虎松
【略伝】
 結城秀康の次男。
 1607(慶長12)年、上総姉崎で1万石を与えられる。1615(元和元)年の大坂夏の陣では幕府方に属して奮戦し、戦後、常陸下妻3万石に転じた。
 翌1616(元和2)年には信濃川中島12万石、1618(元和4)年には越後高田25万石へと移封を繰り返し、1623(元和9)年、兄の越前北ノ庄藩主松平忠直が幕府に隠居を命じられると、その嫡男仙千代(光長)が幼少だったために、仙千代と交替で北ノ庄(後に福居と改称)に入り、50万石を領した。
【特記】徳川氏(将軍家)略系図松平氏(越前家)略系図
【配役】Tweet
田山辰三  葵 徳川三代(2000・NHK)

松平忠吉
まつだいら・ただよし

【生没】1580(天正8)−1607(慶長12)
【出身】遠江国
【実父】徳川家康
【実母】
【略伝】
 徳川家康の四男。
 1590(天正18)年の家康の関東入りに際して、武蔵忍10万石を与えられる。
 井伊直政の娘を正室を迎え、1600(慶長5)年の関ヶ原の戦いでは、直政の後ろ盾を得て、先鋒福島正則を出し抜いて先駆けの功を得たが、合戦の終盤、戦場からの離脱を図った島津勢を追撃した際、その反撃を受けて負傷した。
 戦後、尾張清洲城主となったが、1607(慶長12)年3月に江戸で没し、嗣子なく絶家となった。
【特記】徳川氏(将軍家)略系図
【配役】Tweet
平島正一(33) 落城の舞い(1972・CX)
岡田二三
冨家規政(21)
徳川家康(1983・NHK)
寺泉 憲(53) 葵 徳川三代(2000・NHK)
松田 岳(22) 影武者徳川家康(2014・TX)
吉村界人(24) 関ヶ原(2017・映画)

松平太郎
まつだいら・たろう

【生没】1839(天保10)−1909(明治42)
【出身】
【実父】松平九郎左衛門
【実母】
【別称】
【略伝】
 幕府に出仕し、奥右筆、外国奉行支配組頭などを経て、1868(明治元)年2月、陸軍奉行並となる。同年の幕府崩壊に際しては新政府への徹底抗戦を唱えて江戸を脱し、蝦夷地箱館に逃れ、五稜郭に拠って榎本武揚らともに新政府軍に抵抗するが、翌年5月に降伏し、東京で投獄された。
 1872(明治5)年の赦免後は新政府に出仕したが、ほどなくして辞職。その後、さまざまな事業に手を出すも失敗し、晩年は落魄の身となっていたという。
【特記】
【配役】Tweet
4沢村国太郎(49) 快傑まぼろし頭巾(1954・東映)
五十嵐市之助 快傑黒頭巾(1958・東映)
国富 論 新選組血風録(1965・NET)
原田甲子郎 五稜の星(1966・NHK)
中田博久(27) 燃えよ剣(1970・NET)
藤岡 弘(42) 五稜郭(1988・NTV)

松平近韶
まつだいら・ちかつぐ

【生没】
【出身】
【実父】松平徳之輔
【実母】
【別称】松平式部少輔
【略伝】
 江戸幕府の勘定奉行。
 幕府に出仕し、田安家家老や勘定奉行などを務め、1860(万延元)年には一橋家家老となって一橋慶喜に仕えた。
【特記】
【配役】Tweet
田山涼成(47) 徳川慶喜(1998・NHK)

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