第37回吉祥寺寄席「 根付けと落語ー今に息づく和の粋な遊び心 」



今年もあっという間に井の頭公園の桜の頃となりました。
今回の吉祥寺寄席は久しぶりに安養寺さんの太子堂をお借りして開催します。

落語は、毎回会場がわっと沸く入船亭扇遊さんと、今回初出演で吉祥寺の御殿山在住の立川談修さんです。
扇遊さんは真っ直ぐで落語の真ん中のようなものを安心して聴かせてくださいます。
楽しい落語の元々のエッセンスを堪能くださいませ。
談修さんは、昨年亡くなられた立川談志さんのお弟子さんで、
二つ目ですが生前の談志さんより、既に真打ち昇進の許しを得ていらっしゃいます。

ゲストは、根付け蒐集家/研究家の山口真吾さんでスライドや実物を使って、根付けの楽しさの道案内をしていただきます。
根付けは、主に江戸時代の印籠やタバコ入れが落ちないように、紐の先につけて帯に引っかけて滑り止めとした、
実用を兼ねたアクセサリーです。
日本人特有の様々なアイデアや工夫、ユーモアが込められたデザインに 一つ一つ、心から感心したり、くすっとさせられたりします。
このようなものを生み出すのは、今も携帯ストラップやデザイン弁当などで脈々と受け継がれている、
日本人が世界に誇ることのできる習性(?)のように感じます。

根付けは、浮世絵と同様に、明治になって非常に多く欧米に流出し、日本よりも欧米で注目と評価がされ、海外に多くの愛好家がいます。
美術館での根付けの大きな展示もボストン美術館などであり、非常に好評で会期が何度も延長されたりもしました。
しかしながら、このように楽しい根付けが日本では以外と知られていません。
とてももったいないので、吉祥寺寄席でぜひ皆さんに紹介したく存じます。

日時: 2012年4月25日(水) 19:30-21:15
出演: 落語: 入船亭扇遊、立川談修
  ゲストコーナー: 山口真吾「根付け・江戸のユーモア」
会場: 安養寺 (吉祥寺東町1-1-21。サンロードを出て左前方。 駅から5分。)
会費: 1800円 要予約

ご予約はこちら
電話 080-5000-8874
メール kichijojiyose@gmail.com


入船亭 扇遊

昭和47年入船亭扇橋に入門。
国立演芸場若手花形演芸会金賞。
文部省芸術祭賞受賞。

立川 談修

平成7年立川談志に入門。
生前の談志より真打ち昇進を許されている。

山口 真吾
根付け根付蒐集家/研究家。 国際根付けソサエティ会員。
平成9年、留学先のロンドンの美術館で数百点の根付けのコレクションに 出会い、日本にこのような素晴らしい文化があったと感動して、 根付けの道に入る。

「東京名工鑑」翻訳出版などの著作及び講演。 ルーヴル美術館の依頼により美術館所蔵の根付作品の検証と評価の協力など。
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