GarageTを参考に、少しだけ敏感な水温計に改造してみました。


■部品を調達しよう
今回の作業で一番大変だったのは実はこの部品調達でした。調達したのは75オームと36オームの抵抗が各1個だけなんですけどね。
事前にGarageTのminer氏に確認したところ、抵抗器は最低でも1W、できれば2Wのセメント抵抗が良いとの助言を頂いた。
先ずは家から近い方で、横浜の東急HANDSに行って見ましたが、あえなく玉砕。仕方なく秋葉原まで足を伸ばすことに…。秋葉原なら余裕だろとタカをくくって乗り込んだのですが、無い無い。75オームは割と見かけるが、36オームは置いてるところが少ないようで、30オームの次は何故か39オームという品揃えの店がほとんど。で、どうやら1/4W〜1/2Wくらいのカーボン抵抗は割と種類が豊富で何処にでも置いてるが、1W〜2Wクラスになるとどの店もラインナップが乏しいようです。あと1W品には巻線抵抗,金属皮膜抵抗の2種類、2W品には金属皮膜抵抗,セメント抵抗があるらしい。いや、他にもあると思うんだけど、よく見かけるのはって意味で。
そして結局、4件目にしてようやく2Wの金属皮膜抵抗で75オームと36オームを発見した。セメント抵抗じゃないけど、まあW数が同じだから問題ないだろうと言うことで。ゲット。〆て80円也。う〜む、電車賃の方が全然高いな。
あと高校生の頃に使っていたハンダこてが行方不明になってしまったので、これも購入。40W品で720円でした。

<2001/8/16 Updated.>
後日miner氏に伺ったところによると、セメント抵抗より金属皮膜抵抗の方が良いそうだ。ただ、2Wのものは入手困難なのだそうだが。氏曰く「さすが秋葉原...」とのこと。

■水温計を外す
メーターパネルのばらし方は写真に取ってないのですが簡単に説明しますと…
(1) ステアリングを一番下まで下げ、メーターに被さっている黒いパネルのビス4本を外し、リアウインドウのヒーター,ドアミラー,フォグ,I/Cスプレー(俺のには無いけど),ハザードのスイッチの裏のコネクターを抜く。
(2) 黒いパネルが外れたら、メーターの裏からメーター上部に伸びてきている銀色のステーを留めるビス2本と、メーター左右下部のビス2本を外す。
(3) メーターを手前に引っ張っても外れないはず。これはスピードメーターのケーブルが邪魔しているからである。足元から手を伸ばして、それらしい太いケーブルを引っ張って抜く。太さは1cmくらいだったか。
(4) メーターが少し手前に引出せるようになるので、隙間から手を突っ込み、メーター左右に繋がっている灰色の大きいコネクターを抜く。あと手で探るともう1つ、タコメーターの上の辺りに青い小さいコネクターが繋がっているので、これも外す。
(5) これでメーターASSYはフリーになるので、手前に引出し、ステアリングとダッシュボードの隙間から抜き出す。
(6) メーターの透明カバーと黒いフードを外す。これは爪で止まっているだけだ。黒いパネルは挟まっているだけなので落とさないように。まあ、落としても壊れないと思うけど。
と、これでOK。あとは上の写真のように水温計の裏側のネジを3本外せば、水温計は外れます。そんなに簡単でもないけど、思ったよりは簡単でしょ?<意味不明(^^;

■敵を知るべし
これが水温計の裏側です。GarageTの写真では加工済みしか紹介されてないので不安一杯でしたが、なんと交換する対象の抵抗とダイオードは外部についてるんですね。驚きました。
ということで、最初についてる青い抵抗器とダイオード(半透明の小さい部品)をぞれぞれ75オームと36オームの抵抗に交換します。

■ちょん切る
ということで、元の抵抗器とダイオードの足を少し残して、ニッパーとか爪切り(^^;)とか適当なものでカットしましょう。これで後には引けなくなります。
そうそう、抵抗を秋葉原で買うと無情にも(?)1つの袋に詰められてしまいますので、どっちが75オームでどっちが36オームだか解らなくなる方もいるでしょう。でも大丈夫。抵抗に4〜5本の帯が書かれていますよね、これで抵抗値がわかるのです。まあその辺の詳しいことはYahooか何かで検索(「抵抗」「カラーコード」のキーワードで探してみよう)してもらうとして、今回の場合は…
75オーム
36オーム
です。最初の2桁が数字、3桁目が倍数です。4〜5桁目は抵抗器の精度だったかな?

■ハンダ付けして完成
ダイオードなどと違って抵抗器にはプラスマイナスの区別が無いので、あとはどっちにどっちを付ければ良いのかだけ間違わずにやれば大丈夫。適当に足の長さを揃えて、ハンダ付けするだけです。
この加工をするに当たってハンダ付けは最低限の技術ですので、まあ初めての方は適当に練習してからやった方がいいでしょう。ハンダ付けに手間取って、あまり長い時間加熱したりすると、水温計が壊れたりすると思いますので要注意。
などど言っていますが、僕もハンダ付けなんて10年ぶりくらいなので仕上がりはイマイチで、GarageTのようには行きませんでした。

■動作をチェックしてみよう
あとは逆の手順でメーターパネルを戻して完成です。
今までと違うのは、水温計が動き始める温度がノーマルより高いということです。なので、水温計が動いてくれるまではハラハラしました。で、この写真をとった日は曇りなんですけど風も弱く蒸し暑い状態で気温は28度くらいでした。
街中を時速40キロくらいで走行している時は水温計の針は水温計マーク(?)の下の端あたりを指し、信号待ちで停車していると水温計マークの上端まで上がっていきます。でファンが回ったり走り出したりすると、また下がってきます。結構楽しくて、ついつい見入ってしまいますので、脇見運転に注意しましょう。
<2001/8/30 Updated.>
その後、気温30度はあろうかという日にジムカーナ練習会およびミニサーキット走行など行いましたが、水温計が振り切ることはなかったです。水温的に厳しかったのはやはりミニサーキットよりもジムカーナで、5分間隔くらいで4本ほど1分弱のコースを走ったら、Hと水温計マークの間のややHよりまで上がりました。ノーマルの水温計で同じような走り方をしても中間に張り付いた状態から針が動いた試しがないので、この改造は個人的には大満足です。


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