パワステフルード漏れを60円250円で直そう

2004/11/18 updated. … えーっと、直らなかったので修正しました!(汗


■いつもより余計に滲んでおります
 
うまく写ってないけど、エンジンの上はPSFの海が出来ています。
下に潜るとオイルフィルターやらタイミングベルトカバーからオイルが滴り落ちているため、オイルフィルターの締め付け不良で漏れてるのか、はたまたクランクシャフトのシールが逝ってる可能性も疑われます。
で、クランクシャフトのオイルシールだったら面倒なのと、とりあえずエンジンの上が海になるのはPSFが漏れてるのが主原因と思われるので、こういう状況になったときは、まずパワステ側から先に潰していくのが良いでしょう。

■部品調達
インプレッサのパワステタンクは単にポンプの上に乗っかっているだけで、ポンプとタンクの間にはオイルシールが入っているだけです。これがホースだったら裂けたりすると一発でわかるのですが、オイルシールなのでイマイチぱっと見で原因を断定しにくいです。ですんで、単にオイルシールが劣化してオイル漏れしているだけでも、とりあえず全とっかえしておくかとポンプごと交換してしまうDラーメカの方もいるようです。この場合はポンプASSYになるわけで、確かに入庫も1回で済みますし次に壊れるまでの期間は稼げますが、修理代もそれはそれは…
んで、ポンプを交換するまえに、先ずは自力でオイルシールだけ交換して様子を見るのが得策です。ちなみにこの部品代は僅か60円250円…。
当然ですが、この他に補充用のPSFやら工具やらが必要ですし部品代は税抜きですので、厳密に言えば60円ぽっち250円じゃ直せません、あしからず。

2004/11/18 updated.
ということで直りませんでした。前より漏れる量は減ったもののまだオイルが滲んでいる状態だったのです。もうポンプ本体をバラしてオーバーホールかなぁと思いながらパーツリストを見ていたら、なんとタンクとポンプの間にもOリングが入っていることが発覚。要交換となりました。タンク側の図ではなくポンプ側の図にもガスケットが書いてあるなんて…。
名称品番単価
O-RING34227AA02060
O-RING31266GA210250

■オイルを抜く
 
まずはパワステタンクの蓋を外し、中にあるゴミ防止の網も取って、オイルを抜きます。ポンプタイプのシャンプーの空き瓶からポンプ部分を引っぺがしてきて使うと楽かもしれません。僕はといえば、金魚ホースを口にくわえ、吸っては吐きの繰り返しでオイルを抜いたので、途中で気分が悪くなりました(笑

2004/11/18 updated.
今回はパワステオイル抜き用のSSTを利用。SSTと言ってもシャンプーボトルのポンプとビニールホースとペットボトルの廃品再利用だったりしますが。(^^;;
 

■タンクを外す
まずタンクの横に繋がっている、ラックからパワステフルードが戻ってくるホース(?)を抜きます。次にタンクの周囲にあるボルト3本を外して持ち上げるとタンクが外れます。たぶん吸い上げただけではPSFを抜ききれていないので、大量のティッシュとココロの準備が必要です。

■タンクのブラケットを外す 2004/11/18 updated.
 
ファンベルト(実際はオルタとパワステポンプのベルト)のカバーと、タンクを外したら現れる2本のボルトの計3箇所を外すと、この写真のようにブラケットが外れ…
つーか、ガスケット入ってないぞ!! (; ̄□ ̄)
このクルマはエンジン載せ換えたり色々してるので、いつから無くなったのかわかりません。が、とにかくガスケット(Oリング)が入っていないので、漏れるのは当たり前です。

■オイルシールを交換する
 
タンクの下にはパワステポンプに突き刺さる管がありますが、宿敵のオイルシール(別名Oリング)はここの溝にはまっています。無い場合には元々付いてなかった(汗)か、パワステポンプ側に残っていますので除去しましょう。また、ポンプ側、タンク側ともウエス等で清掃しておいた方が良いでしょう。写真左が交換前、右が交換後です。Oリングの断面は○(丸)のはずですが、僕の車の場合では輪ゴムを切断したような□(四角)に変形していました。こりゃ、漏れるって。
2004/11/18 updated.
ということで、ポンプの上にもOリングを置いてみます。本来ならこんな感じで、ブラケット側かポンプ側にOリングがへばりついて出てくるはずだったのですが。

オイルシールを交換したら、あとは元に戻してオイルを入れれば完了です。この作業ではパワステの油圧ラインにエアが混入することはあまり無いと思いますが、念のためにエンジンをかけてその場でロックトゥロックを行い、違和感無くハンドルが切れることを確認しておいてください。最後にもう一度、オイルの量を確認したら終了です。
これでオイル漏れが直るかどうかは神のみぞ知る…

2004/11/18 updated.
ここまで作業しててわかったことですが、最初に交換したOリングは、タンクのブラケットを貫通してポンプ側まで達しているので、このOリングがしっかりしていれば、今回交換(というか追加)したOリングが無くてもオイルは漏れてこない気がします。逆に言えば、この小さいほうのOリングでオイル漏れを止めきれていなかったのであれば、これでオイル漏れは止まる(または量が今までよりぐっと少なくなる)はずです。
これでもまだオイルが滲んでくるようであれば、パワステポンプ本体のオーバーホールが必要になるでしょう…。


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