リアのバルクヘッドを強化してシワの進行をストップ!?


■恐怖
ある日のことでした。トランクの内装を剥がして軽量化していたら、恐ろしいものを発見。
(写真は”さやさん”ご提供)
プレスの都合で多少のシワは最初から入っているそうですが…。噂によるとこのシワはだんだん成長していって、仕舞いにはクラックが入ったりするそうです。抜本的な対策は特になく、クラックができたら当て板溶接ということになるそうな。ただ、もしかしたらバルクヘッド部を強化してやることで、クラックまでの時間稼ぎにはなるかも知れないとのこと。
すぐにデカルコさんにバルクヘッド強化パネル(長いので以降”パネル”でいきます)を発注したのは言うまでもありません(笑

今回はボディへの穴あけを行いますが、査定のあるクルマの場合には良く考えてから行いましょう。ウチのは既に下取りゼロの処分料扱いですから、穴の1つや2つ恐くもなんともありません!(泣
そんなわけで、ホームセンターなんかで5,000円くらいで売っている充電式ドリルを使用しました。これがまた、トルクが無くて大変。トルクが無いので、いきなり大きい穴を開けられないため、2.5mmくらいから3段階くらいで目的の大きさまで広げます。

■下準備
まずは下準備です。といっても全体をとおして取説のとおりにやるだけで難しいことはありません。
 
私の場合、すでにトランクの内装が無かったりゴムシート状の吸音材が撤去してあったりで、シートを外すと左の状態です。が、ここから右の準備完了な状態になるまでに45分を費やしました。まぁ、いろいろあるわけですよ(謎

■ボディにぎゅい〜んと行っちゃいます!
パネルを当てて仮組みして、フロアに穴あけする部分をポンチでマーキングします。で、いちどパネルを外します。
 :
これまた取説どおりですが燃料ポンプのハッチを外して裏側を確認します。ウチの車の場合、右はぐるっと迂回させた燃料ホースが、左は燃料パイプが思いっきり直撃コースでした。
ドリルストッパーなんて気の利いたものは持っていないので、裏に安物のモンキーレンチをぶっ刺してドリルの刃を無理矢理止める事にします。
左側のポンプのところ。2本の燃料パイプのうち上側が直撃コースでした。穴あけは無事に済んだとしてもボルトに干渉しそうなので、少し下に押して逃がしてやりました。このくらいならきっと大丈夫…のはず。
ということで、穴あけです。純正の補強バーの穴あけが一番大変でした。最初っからマーキングされているのは良いんですが、いきなり太いドリルで全力でいったらささくれが出来てしまい、ドリルが引っかかって進まなくなり、やすりで削ったりしました。

■仮組み
穴があいたらパネルを取り付けてすべてのビス穴にボルトを突っ込んでみます。
 
いちおう全部刺さりました! が、ドリル穴は微妙にずれてました。穴あけ位置をマーキングする時に、手抜きしてボルトを3箇所くらいしか通さなかったのが思いっきり裏目に出ました。まぁ、ぎりぎり入ったので良しとしましょう…。

■作業員は1名!
この部品、取り付けには通常、トランク内と車内で2名の作業員が必要です。が、真夏の夕暮れに、ヤブ蚊の飛び交う灼熱のDIY作業を家族に手伝わせるわけにもいかず…。ということで苦肉の策がこれ。
まずはビスをすべてテープでとめて反対側からナットを締めこみます。ある程度まではこれで行けます。
私は運が良かっただけかもしれませんが、細いほうのボルト・ナットは台座にギザギザの滑り止めのようなものがついているタイプだったので、トランク側からテープが滑るくらいまで締めたあと、室内からラチェットでウリャウリャ締めたらトランク側のナットがグリップしてくれて、あまり労せずに締めることができました。
 
太い方のボルトは大きい平ワッシャを挟むのでそうは行きません。ということで、細い方と同様にテープ仮止めである程度締めた後、右の写真のように工具をテープで抑えて反対側から締めこみました。工具の固定方法はケースバイケースで、またオフセットメガネだけでなくストレートのメガネやら長さの違うものやらを集めてきて工夫する必要があります。
あと、この方法で締めた後は、固定した側の工具が自分が締めた力と同じ力でボディの鉄板に押し付けられていますので、それを外すのが意外に大変だったりします。

■完成
そんなこんなで全てのボルト・ナットを締めこんだら完成です。鉄板が入り組んでいたり手が入りにくかったりで大変でした。
本来ならブラインドリベットを使ってあと2箇所を固定できるのですが、ブラインドリベットって止めたら最後、外し方がわからない(サンダーで頭を飛ばすしかない?)ので、今回は見送りました。見えないところにドリルを通すので、燃料パイプがあったら一発終了ですしね。
 
取説に書いてなかったとある所でナットを落としてしまい、二度と取れなくなったりもしました…。めんどくさがらずにウエスをつめたりすればよかったんですが、自業自得ですね。
さて気になる重量ですが、パネルの重さが5.2kgなので、そのままだと丸々5kgくらい重たくなります。が、私の場合はリアタワーバーを撤去したり、ファミリーカーからまた一歩遠ざかったり(謎)したので、0.6kgの重量増で澄みました。今までが重かっただけという噂もありますが。
トータルの作業時間は2時間強といった所でしょうか。取付けでぐったりしたので、試走せずに終了。効果はまたの機会に。


戻る | トップページ