エアコンパネルの照明を省電力なLED化する。


■照明が切れてしまいました…
ある日なにげなくエアコンの設定温度を見ようとしたら違和感が。うげ、電気ついてない!
こういう時、Tヨタ車ではあまり考えにくいんですが、この車の場合はとりあえず叩け!です(笑 マップランプやルームランプなどがよく点灯しなくなるのですが、掛け声とともにアッパーカット一発で直ることが多いのです。が、今回はだめです。何回叩いても復活しませんでした(止めを刺したという噂も)。


■まずは電球を外す
敵の存在を確認する必要がありますのでエアコンパネル周りをばらしていきます。

 
左の写真のようにダイヤル部分を下から見上げるとビスがありますので緩めます。左右で計2本。
あとは爪で引っかかっているだけですので、右の写真のように手を突っ込んでむりやり引っぺがします。割らないように力加減してください。

 
エアコンの操作パネルがむき出しになりました。このパネルは左右がビスで留まっているだけなので、これを外して少し揺すってやると手前に引き出すことができます。
するとパネルの上側から写真右のような部品が確認でき、マイナスドライバーで軽く回して逆さまにすると電球がポロリと落ちてきます。各ダイヤルに1つで計3個。


■敵を観察します
 
初めて外した時はその大きさと形状からLEDかなと思ってたのですが、玉切れてしまうことからどうも違うようです。ひっくり返してみるとどうやら足を曲げて取り付けられているようです。


■バラす!
 
 
電球の足(?)を爪楊枝の先っぽで立ててやり樹脂の台座から引き抜いてやったら、ムギ球が出てきました。台座に14Vと刻印されていることから、どうやら12V前後のムギ球に青いカバーをかけているようです。
ムギ球はガラス部分の長さが約9mm、太さ約4mmの大きさです。


■パーツリストを調べる
一番簡単なのは切れたムギ球だけを交換してやることなのは言うまでもありません。とりあえずパーツリストを見てみます。
名称品番単価
ランプ(そのまんまですな)72351FA020\500
どうやらムギ球の単体では買えず、台座ごとになるようです。そして台座コミの単価は1個当たり500円。ムギ球1個のために500円…。
た、高い。(;´Д`)
しかーし、横浜の東急ハンズや秋月電子のWebを見回しても、ぴったりのムギ球は見つけられませんでした。

そして、勢いあまってLED化を決意!


■部品を調達
さっそくWebを検索したところ、LEDを12Vで点灯させるには抵抗を挟む方法と定電流ダイオード(CRD)を挟む方法の2通りがあるようです。
抵抗を挟む方式だと電圧が変化した時に明るさが変わってしまうようなので、抵抗に比べてちょっと高価ですがCRDを採用することにします。CRDにも流す電流量が色々あるようですが、LEDの点灯用には10mA〜20mAを流すのが一般的のようです。

ということで、秋月電子のWebサイトからパーツを発注しました。今回は「透明なムギ球+青いカバー」の光を再現するため「白色LED+青いカバー」という組合せでいってみます。ダイオードは熱に弱いと高校の授業で習ったような気がすること、電流を10mA〜20mAまで5mA刻みで試したかったこと、等々の事情で少し多めに発注します。
あれれ、パーツ代だけでランプ代500円を軽く越えてますよ(汗 これに送料やら代引き手数料やらも加わって…。(つД`)
うん、引くことも勇気。でもせっかくなので試してみることにします。ああ、またやってしまった。


■試験点灯
ちょうど手元に12Vのバッテリーチャージャーがあったので、キャップをかぶせて試験点灯してみます。青白く輝いてますね〜


■台座に組み付け
明るすぎても困るのでとりあえず10mAから試すことにします。LED、10mAのCRD、ハンダごて、ラジオペンチ、ニッパー等を用意します。

 
ムギ球の足が通っていた台座の穴にLEDを挿し、長いほうの足(+側)は適当な長さに切断して曲げてしまいます。
CRDの黒い線が引いてある側(−側)を台座の裏側から挿します。反対側は適当な長さに切断してU字に曲げておきます。U字に曲げた側をラジオペンチの先で押さえて(固定だけでなく放熱もかねています)LEDの足とハンダ付けします。

 
CRDの足も適当な長さに切ってから台座の溝にあわせて曲げれば完成。完成したところでもう一度点灯試験。うん、いい感じですね。


■さてどうなった?
 
実際にエアコンパネルに取り付けてみるとこんな感じでCRDが突き出していますが、スペースに余裕があるのであまり極端に飛び出していなければ大丈夫です。

夜を待って点灯させてみましたが、く…暗い。デジカメに写らないくらい暗いです。そして緑ではなく青い。ムギ球のキャップも青に見えたんだけどなぁ?
仕方がないのでキャップを外してみました。今度は、し…白い(もういいって?)


■傾向と対策
10mAでは暗いという事がわかったので、一気に20mAまで上げてみます。10mAのCRDを並列にすれば10mA+10mAで20mAの電流が流れます。
ということで生きていたムギ球も車体から外してきて、20mAが流れるように組みます。CRDを並列にする作業が細かくて、ちょっとイライラしました。イライラのせいなのかCRDの向きを間違ってしまい、LEDを1個焼いてしまいました(中央部分が黒くなってる)。これがものすごく臭かったです。しかもやばい臭さ。


■う〜ん(^^;
ようやく完成〜! と思ったのですが、あまりに青すぎて違和感バリバリです。う〜ん…。


■緑色LEDを買ってしまいました
 
やっぱり青いのはいや〜んな感じなので、秋月電子のWebで緑色のキャップを探したのですが見つからず、けっきょく緑色LED+白色のキャップに入れ替えることにしました。ちなみに白色のキャップは、LEDの光は指向性が強いので、拡散させるために被せています。
緑色LEDが届いたのでムギ球との比較をしてみます。なんだかこんどは緑すぎるような気が…。


■とりあえず完成
 
電流量は20mAのままLEDだけを変更して車体に付けてみました。
1枚目の写真でもわざと大森の追加メーターを写しているので比較してほしいのですが、あきらかに緑すぎます。写真だとあまり違和感がないように見えますが、実際にはかなり違和感が残ってしまってます(青色よりはマシですが)。この違和感はなにかというと、目の前のメーターパネルASSYの色に比べて緑すぎ&明るすぎなんですね。メーターパネルの方もLED化したくなってきました。どんどん深みにはまっていく…。


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