電動ファンをむやみやたらと回せる、そんなスイッチはいかが?


■水温はいいんだけど、油温がねぇ…
夏場にジムカーナの練習会なんかに出ると1本走るだけで油温が100度とか行ってしまい、100度を超えると劣化が早まるんじゃないかと何となく思ってる(注:たぶん不正確です、気分的な問題です)私としてはこのままもう1本走るとオイルの劣化は必死であると心を痛めるわけです。
そこでおもむろにエアコンをOnにすると電動ファンが2基ともHiモードで回ってくれるため、次の1本までの数分の待ち時間の間に90度くらいまで下げることができて心安らぐのですが、今度は間違ってエアコンOnのまま走ってしまうのではないかと心痛めたりもするわけです。じっさい、よくやるし…。
そこで電動ファンを強制的に回すスイッチをつけようと思い立ちました。


■ネットで情報収集
こういう情報は青春指南役さんのサイトに行けば見つかります。早速検索すると、まずはECUのピン配置を見つけることができました。

元記事:http://impreza.ktplan.jp/diybbs/c-board.cgi?cmd=one;no=10012;id=

そんなわけで、このFN1、FN2をGND(アース)に落とせば電動ファンを強制的に回すことができます。また、あわせてこんな注意事項もありました。

元記事:http://impreza.ktplan.jp/diybbs/c-board.cgi?cmd=one;no=10420;id=

つまりECUの信号線にエレクトロタップを付けてアースに直結するだけではダメだということです。また、FN1、FN2の分で2回路必要ということがわかります。2回路必要なのですが、僕はスイッチを2つつけるのは嫌だったので、2回路以上入っていて12Vで駆動できるリレーを間に挟むことにしました。
(後に2回路入っているトグルスイッチが存在することが発覚)
リレーはやはりネットを検索してTaikoというメーカーのRFT-114-DC12という製品を見つけました。これは通販で入手しました。


■まずは回路を作成
 
いきなり完成しています(汗
左側の写真で、左側の黒2本/赤2本の計4本線は、ECUの線をカットして黒い線はECU側に、赤い線は車体ハーネス側に割り込ませます。リレーが作動していない状態ではここは通電する状態になっています。
右側の2本のうち赤い線はリレーを作動させるための電力を供給します、ここに12Vを流すとリレーが作動し、ECUからのファン制御信号は遮断され、車体ハーネス側に接続した赤い線がアースと接続されます。
右側の2本のうち黒い線はアースで、リレー駆動用とファン制御用は共用しています。そのおかげでU字型のみっともない感じに…。
また右側の写真は完成した部品をひっくり返したところです。

このままではむき出しの回路がショートしてしまうので、100円ショップで買ったタッパーに入れ、さらに要所はホットボンドで固めてしまいます。ホットボンドはスリーエムの製品名だったっけ? 最近はホームセンターに行くとグルーガン等の名称で似たような物が安売りしていますから便利ですね。


■次にスイッチを作成
スイッチはカー用品店で売ってるトグルスイッチとスバル純正のフタ(スイッチがない部分のカバー)で作ります。
部品金額
カバー,インストルメント パネル 66813FA000  \350

このスバル純正のフタ君には、なぜか無駄に長いプラスチックの筒状のものがついていますので、パネルに取り付けるときの爪まで切らないように注意しつつニッパーで粉砕します。
つぎにフタの中央にキリで下穴を開け、スイッチが通るくらいまでリーマで広げます。

 
最後はまたしてもホットボンドの出番です。スイッチの上下(上でオンなのか下でオンなのかはお好みで…)に注意しつつ、ぬちゃ〜っと固めてしまいます。ホットボンドは硬化後もある程度弾力があるので、何ともいえない操作感になります(笑


■ECUに接続
ここからは車での作業になります。助手席足元にあるECUから目的のコネクタを抜き、FN1、FN2の線を探します。

 
目的の線が見つかったら躊躇せずぶっつりと切断。作成したリレー回路との接続のためのギボシ端子を付けます。ギボシ端子にしておけば、後でこの回路が不要になったときにはすぐに戻せます。

こんな感じでつきました。アースはECUの固定ビスで共締めしました。あとはこのリレー駆動用の赤い線に12Vを流すだけで電動ファンは回りっぱなしになります。

■スイッチの取り付け
12Vは既にシガーライターの12Vからエレクトロタップ(汗)でCDチェンジャー用にACC線を取っていたので、その間に無理やり挟み込むことにしました。我ながら超適当だ。ちなみに既に先客がいて排気温度計の駆動用もこのやり方で取っています。差し込んだだけだと振動で抜けるので絶縁テープでグルグル巻きにします。

スイッチは既にABSキャンセル用スイッチがいますので、その隣に付けました。ちなみにこのABSキャンセル用スイッチは、単に運転席足元のABSソレノイドのヒューズの代わりに入っていて、切り替えるとABSソレノイドが駆動しなくなり、ABSが解除(ABSの警告等も点燈)されるという、これまた強引なつくりのものです。


■ちょっと使ってみて
スイッチをOnにすると電動ファンが快調に回ります。回すと水温はサーモスタットが開く温度まですぐに下がり、油温も遅れて80度くらいまでじわじわ下がっていくという感じ。油温のほうは恐らく水温が下がることによって純正のオイルクーラー(正確にはヒートエクスチェンジャー)と、電動ファンからの風がオイルパンに当たること、の2つの効果で冷えるのではないかと思います。
バッテリーを40B19Lに変更してから3年近く経過してるせいか、それとももともと電動ファンは電気食い(エアコンが電気を食うのにも一役買っていた?)なのか、夜間の信号待ちなどでファンを回すとメーター周りの照明が一瞬暗くなります。この暗くなり加減はハザードを焚いているときよりも顕著な感じ。


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