太陽にほえろ!名場面集1〜3・10周年記念号・完結記念号

 

 

 

1976年〜1987年にかけて発売された「太陽にほえろ!」名場面集1〜3・10周年記念号・完結記念号です。私が持っているのはこれだけですが、確か名場面集は5まで発売されたと思います。

私が見たのは70年代の「太陽にほえろ!」だけなので、80年代の作品は、10周年記念号と完結記念号で「こんな雰囲気だったのか〜」と脳内補完しています。名場面集は写真がメインですが、記念号はいろいろと当時のエピソードが載っていて面白いです。

 

放送当時の貴重なスチール写真が大量に(ほぼ全話分?)載っている、ファン必携の写真集です。世代じゃないのに、近年になって「太陽にほえろ!」のファンになった人は、まずネットでこの写真集の存在を知り、最初に購入するのがこれというのがパターンになっていると思います(たぶん)。私も、まずこれを入手して、それからムック本や研究本、テレビガイドに台本、雑誌の記事収集・・とどんどん深みにハマっていきました(笑)。

 

この写真集のスゴイところは、モノクロ写真がカラー写真を超えているというところです。初めて入手した時、パラっとめくってカラーページの少なさに驚いたのですが、じっくり見てみるとカラーよりも白黒の方が迫力があるし雰囲気が出てるし、何よりも単純にカッコいい!!それまでは白黒写真の良さなんてあまり気にしたことがなかったので新鮮な驚きでした。カラーだとここまでの迫力は出なかったと思います。

逆にカラーの良さは、衣装の色や材質がよくわかるところですね。テレビでの映像ももちろんカラーでしたが、当時のフィルム撮影特有の粗さと暗さで細かいところまでわからないんですよ。ベテラン刑事達はスーツなので普段からよく目にする物と大差がないと思いますが、新人刑事達は私服なのでどこに縫い目があるとか、ジャケットのポケットがどこに付いてるとかボタンが何色かとか、そういう細かいデザインまでチェックできるのが嬉しいところです。

 

内容としては、ちゃんと構図が考えられている(ポーズをとっている)物が少しと、あとは各回のワンシーンをそのまま撮影したようなものがほとんどで、これがまた良くできてて本当にカッコいいんですよ!その一枚を見るだけでその回の内容が思い浮かんできます。

 

それにしても、こんなに大量の写真を最初から写真集を出すことを前提にしたような感じで撮影してあるのがスゴイですね。石原裕次郎さんやショーケンさんが出ているとはいえ、そこまで長期放送になるほど人気作になるとは最初は誰にもわからなかったでしょうに・・。それとも、単に写真集として一般の目に触れないだけで、どのドラマでもこんなにたくさんの写真が残っているものなんでしょうか。

 

あと、ボス、長さん、山さん、ゴリさんが濃い!!!!どこかでも語ってますが、70年代・80年代の40代以降の方々の、全身からにじみ出る男臭さと渋さ(オヤジ臭さ)はハンパじゃないですね・・。この当時の新人刑事達がもうすでに還暦世代なのに、それよりも濃厚な感じがしますよ・・。

                                          

                                   13年6月27日 記

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