魔女っ子大全集 東映動画編

 

93年に発売された「魔女っ子大全集 東映動画編」です。

93年といえば、まだDVDもなく、LDもあまり一般的ではなく、過去のアニメ研究本ブームも訪れる前の時代で、その当時にこんな本が発売されるのはとても珍しいと思います。

しかも、今でこそ「魔女っ子アニメ」というジャンルも注目されるようになっていますが、この頃はあまり語られることもなかったように思います。アニメに限らずおもちゃでもそうなんですけど、マニアといえば男性向けばかりで、2000年代に入るまで女性が「懐かしい」と感じるような物はあまり注目されていなかったんですよね。

 

それで、このムックなんですが、カラーページの名場面集、各話サブタイトル&あらすじ紹介、放送当時のレコードジャケットや番宣ポスター、当時のスタッフインタビュー等で今見ても充実の内容だと思います。可愛い魔女っ子達が勢ぞろいして中身もとても華やかで可愛いですよ!!見ているだけでうっとりしてしまう・・。特にルンルンの姫野さんが描いた番宣ポスター・・欲しすぎる・・。ルンルンはリアルタイムじゃないのですが(残念ながら生まれた年にやっていた作品なので・・(T_T))東映魔女っ子アニメでは一番ツボなんですよ。主題歌もキャラデザも完璧すぎる!!!ちょっと大人っぽくておしとやかな顔立ちがイイんですよね。本編では結構年相応なオテンバキャラなんですけど・・・。

 

私が見ていたのは「魔法少女ララベル」「ひみつのアッコちゃん(88年版)」「魔法使いサリー(89年版)」「セーラームーン」ですが、初代のアッコちゃんも小3の頃、再放送で見てとても憧れました。それと「メグちゃん」「ルンルン」を後でLDやDVDを購入して見ました。

メグちゃんやキューティーハニーのデザインは今みてもあまり古臭い感じがしなくてスゴイと思います。

 

それにしても、セーラームーンが「魔女っ子」扱いで載っているのが今見るととても違和感がありますね。この頃は「セーラームーンR」が放送中で、まだそこまでビックタイトルになるとは思われてなかったのかもしれません。もし、最初の1年で終わっていたら今でも完全に「魔女っ子」枠だったでしょうね〜。それかキューティーハニー、ジャンヌ、プリキュアと合わせて「美少女戦士枠」とか・・。でもセーラームーンのヒットがなければジャンヌもプリキュアもなかったかもしれないわけで・・。そう考えるとセーラームーンの果たした役割ってすごいですね。違和感といえば、キューティーハニーもそうなんですが、ああ見えて最初から「魔女っ子」枠として制作されていたそうです。

 

魔女っ子といえば、バリバリ魔女っ子なのにいつもスルーされてる「魔女っ子チックル」!!ちゃんと東映作品なのに、他と微妙に制作ラインが違っているようで別物として扱われていて可哀想です・・。私、チックル大好きなんですよ。チックルはメグちゃんと似てるんですが(声も同じだし)、チックルはまだ小学生なので、思春期の女の子が登場する作品ならではの「重さ」がないので気軽に見れる所も含めて気に入っています。チックルもこのシリーズに含めたムック本なんかも出してほしいです。

 

発売から既に20年(!)が経過してますが、今入手しても読み応えがあると思います。ただ、この本には当時のグッズやおもちゃの紹介が全然ありません。あえて言えばそれが残念なところです。

 

 

 

                                                                             13年4月7日 記