聖戦士ダンバイン大事典

 

1984年に発売された「聖戦士ダンバイン大事典」です。

全話のストーリーダイジェスト、キャラ&メカの設定資料、スタッフの方々のロングインタビューに座談会、声優さんのリレー形式の交換日記(「交換」にはなってないと思いますが・・・)、アニメーターさんのイラストにポスター、ポストカードの付録等も付いていてかなり充実した内容になっています。名場面集などのカラーページもありますが文章の方が多いため、かなり読み応えがあります。

しかも、最終回の後に発売されただけあって一冊に全てがまとまってるのがイイですね。この手のムックでは必ずある「各話を名場面と共に紹介」というのがないため(全話の内容の紹介はありますが、ほとんど文章のみ)それに使うページを他の読み物にあててる感じが、かえって内容が濃くなってイイと思います。でも、もしかしたら放送時は「カラーページが少ない!」と不満に思われた方もいるかもしれませんね。逆に今は映像(画像)の方はわりと簡単に入手できてしまうのでわざわざ本になって紹介されてもあまり意味がないというか・・。アニメコミックのありがたみもなくなってしまいました。

 

声優さんのリレー交換日記、面白いです。それにしてもみんな文章が上手い!特に女性はキャピキャピとしていていかにも当時らしいです。あと、みんな「○○役の○○さんへ」とお手紙形式でメッセージを書いているのに、ニー役の声優さんだけは全然関係ないことを書かれていて「あれ?」って感じです(^_^;)

それから、トッドのショートストーリーも載っているのでこれもファンには嬉しい内容かも??私はショウとかマーベルの話の方が読みたかったけど・・。それかニーでも面白かったかも(笑)!あと、「冨野作品のパターンを探れ!」みたいなコーナーが笑えました。あれから30年経った今、その後制作された作品を追加して考えてみたらまた面白そうですね。

バイストンウェルの食糧事情(この生き物はこうやって食すという内容)も変わってて面白かったです。調理法まで設定があるのがなんか夢がありますね。

 

そんな訳で、このロマンアルバムと合わせて放送終了後に新しくファンになった方にも必携のムックだと思います。

やっぱり放送時のムックはイイですね。何十年も後になって「実はあのときこうだったんですよ」っていうのを聞くのも好きなんですが、やっぱり忘れてしまっていることも多いと思うし、描きおろしイラストなんかも当時の方がまさにそのもの!という感じがしますからね。

 

                                                                            

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