ベルサイユのばら大事典

 

2002年に発売された「ベルサイユのばら大事典」です。

これはいつ購入したのか忘れてしまいましたが、たぶん発売されてから間もない頃だったと思います。アニメやマンガではバトル物やロボット物、魔女物・・・主人公やその仲間が普通の人間じゃなかったり、とにかくどこかにファンタジー要素がないとハマらない私ですが、ベルばらは私がハマった数少ない普通の少女マンガ(と言っても、実在の人物が出てくるとはいえ、ベルばらの世界感もかなり現実離れしていると思いますが・・。)の一つです。原作本も持ってますし、79年に放送されたアニメも全話視聴&録画済みです!

見た目は「いかにも」な70年代の乙女チックな少女マンガですが、内容は意外と「燃え系(?)」で、少年マンガっぽい要素が多い作品だと思うので、女子力が著しく低下している私でも読みやすく、すぐに物語に入っていくことができました。オスカルとアンドレの恋愛描写もそのアツいドラマの中の一つだったわけで、ふたりは年中イチャイチャしていた訳ではないのです。そんなわけで「おれは漢(おとこ)だ!」という方や、少女マンガ(主に学園ラブコメ)を読むと「子供のくせに、結婚するわけでもないのにいちいち悩むな。学校に何しに来てるんだ、勉強しろ!さっさと家帰って寝ろ!」と思ってしまう方(自分)にもとてもおススメです。

 

このムックの内容は、主に原作ベースでキャラや内容の紹介、連載時のカラーイラスト、扉絵紹介、連載当時の世相や作品自体の世界観、そして作者の池田理代子先生のロングインタビュー(猫好きの方も必見(笑))等が載っています。原作だけでなく、アニメや宝塚、当時のグッズ紹介やファンクラブの会誌の紹介等もあって内容てんこもり!!読んでいてとても楽しいですよ。そして、近年発売されただけあって、愛あるツッコミも要所要所で書かれていてそれがまた面白いです。

特に私が気に入ったのがベルばらかるた(絵柄のチョイスと読み札もナイス!!)と、ファンクラブの会誌、そして連載時の扉絵紹介です。私が持っているのは連載終了から20年後くらいに発売された文庫版なので、扉絵はほとんど省略されてるんですよ。見たことがないイラストが紹介されていたのでよかったです。特にオスカルとアンドレの子供の頃のイラストが可愛くて好きです。あと、グッズ紹介もページもイイですね。アニメ放送時のちびっ子向けグッズが一番お気に入り!そして、アサヒ玩具から発売されていたオスカルやアントワネットの人形は、昭和のアニメキャラ人形が好きな私でもなぜか「欲しい!」と思えない不思議な一品・・。

 

ベルばらは原作はもちろんのこと、アニメも大好きです。原作と比べるとアニメは賛否両論あると思いますが、私は両方とも違った味があって気に入っています。原作はギャグシーンがあったりして、オスカルも結構お茶目です。その他のキャラクターもみんな人間味溢れるように描かれていて、そこがまたとっつきやすくていい所なんですが、アニメはとにかくずっとマジ。ずっとシリアス。おまけに出崎さん・荒木さん・姫野さんとか志垣太郎さんとか、関係者の方々の持ち味の「濃い」部分がクローズアップされまくっていて、いろんな意味でインパクトのある作品になっています。一番驚いたのはアランのキャラの変わりようですが・・。「宝島」か!って思ってしまいますよ。でも、そういう部分も含めて原作とは違った面白さがあると思います。

それから、キャラについて語ると、私が一番好きなキャラはアンドレです。実はアンドレは私の理想の男性キャラなんですよ(照)。ちなみに、あともう一人の理想のキャラは「一休さん」の新右衛門さんなんですけどね(笑)。すごく好みがわかりやすいですよね(^_^;) もうあの二人になら抱かれてもかまわん! (*´Д`)ハァハァ

そんなアンドレはオスカルの子供時代からの遊び相手で、元々はオスカルの家の使用人の孫なんですが、男同士の親友として付き合ってきたはずなのに、いつしかオスカルのことを女性として意識しはじめ、それからは身分違いの禁断の恋と知りつつ心ひそかにオスカルのことを想い続け見守る・・という、もうこうして文章にするだけで燃え(萌え)が最高潮になる設定です。

そのアンドレの良いところは、最初から顔立ちはそれなりに美形に描かれているのにもかかわらず「長髪なのにイマイチさえない」というまれなルックスだったのに、髪を切った途端いきなり美形になったB級(?)ぽさと、アニメのEDの歌詞のように「君は光 僕は影」なところと、オスカルがたとえ自分の方に振り向いてくれなくてもずっと見守り続けたいと思っている(たとえキープ要員でもOK!)ところと、その割には18歳の時に他の女性と経験済みなところ(これは、このムックで池田先生が語られていた裏設定(?)です。オスカルとアンドレのあのシーンの時、アンドレがオスカルに「怖くないから」と言うシーンがあるんですが、あの時のアンドレの表情になんだか「含み」があって不思議に思ったんですが、こういうことだったんですね〜。この設定でますますアンドレが好きになりましたよ(笑)。セクシーだよ、アンドレ。男だねアンドレ!!しかも、娼婦と・・ってことは風俗??心身共に満たされなくて、ムラムラしちゃったんだね!)と、普段おとぼけキャラなところと、目が見えないことを隠しつつオスカルの前では普段通りのズッコケキャラを貫こうとしたところと、オスカルがピンチになった時は全身全霊で守り抜こうとする所です。もう、こうやって「いい所」を羅列するだけで私のハートはドッキドキですよ。ちなみに、アニメ版のアンドレはストーカー臭がすごすぎるのと、暗いのと、情けない描写が多いのとアランに助けてもらいっぱなしでイマイチなんですよね・・。これはこれで、他の意味での萌え所ではあるんですが・・(^_^;)

 

もう、ムックの紹介じゃなくなってますね・・。アンドレについてしか語ってないし・・。とりあえず、このムックはファンなら買い!ですよ。

 

 

 

                                                                             13年4月10日 記