機動戦士Zガンダム ミニレビュー5 (41〜50話)

やっとこれでレビュー終了です。

このレビューを開始したのが2011年の9月ですので、約1年もかかってしまったことになります。ということは視聴するのにかかった時間も1年ということに・・・。でも、よく考えたら放映期間自体、ちょうど1年間なのでなんだかんだ言っても週に1度のペースでレビューしていたということになりますね。実際はずっと全然やらなかったり気分がノッた時に何話かまとめてやってたんですけどね。

初めてZガンダムを見たのが98年だったと思うので、それを合わせるとちゃんと腰を据えて視聴し終わるまでに14年(!!)もかかったということに・・!!!!レビューしている途中、正直最後まで視聴するのはキツイなと何度も思ったんですが、でもちゃんと見てみたいし今見ないとこれからもずっと見ないだろうなと思ったのと、ZZを楽しむにはZガンダムを見ないと内容がわからないと思うと「絶対に最後まで辿り着かなければ!」という使命感のような物が湧いてきまして・・(笑)。

最初から何度もずっと「内容が掴めない」と愚痴ってましたが、最後まで見た結果やっぱり半分くらいしか理解できてないと思います・・・(^_^;) 特に、たくさんカタカナの名前が出てきて、それが組織名なのか土地名なのか戦艦名なのかメカの名前なのか把握するのが何よりも苦労しました。毎回3回くらい視聴して、その後当時のムックを読んだりして調べるんですが、それでもよくわからなくて・・・。当たり前のことなんですが、富野さんをはじめとする制作スタッフの方々はあれが全部頭の中に入ってるんですよね・・・。いや、恐ろしいです。

あとは初期のを見てないので肝心の世界観もあまり理解できてないかも・・・。でもやっぱりキャラクター達の動向は見ていて面白かったと思います。世間的にはZガンダムは「暗い」とよく言われてますが、私はそこまで暗いとは思いませんでした。最終回のあたりは確かに暗かったですけど、それ以外は暗いというより単に「わかりにくい」というか・・・。最終回はやっぱりアレですね・・。私はリアルタイムで見てないのと、続編の結果を知っているので納得できましたけど、リアルタイムで見ていた視聴者はどう思ったんでしょう・・。しばらくテレビの前から動けなかったのでは・・。それも、中学生以上のアニメファンならあとでアニメ誌を読んだり投稿したりしていろいろ行動を起こせるけど、一番気になるのは小学生以下の子供達です。あのラストを頭の中でどう処理したのかとても気になります・・。とにかく、一言で感想を語ることができないスゴイアニメでした。

とりあえず、なんとか半分でも話の内容と流れを理解できたので、これで心置きなくZZを楽しむことができそうです(*^_^*)

 

41

「目覚め」

アーガマでロザミィが精密検査を受けている時、ティターンズはレコアにコロニー毒ガス攻撃を命じた。ためらうレコアだったが、結局作戦は結構され、アーガマはそれを阻止出来なかった。そしてカミーユを救うためにモビルスーツで出撃してきたロザミィは、ついに強化人間として目覚めてしまった。

最初に語ったとおり、学生の頃初めてZガンダムを再放送で見たのがこの回でした。初めて見た回がもうラスト10話前の回だったなんて・・・。この回は作画も綺麗で、最初のロザミィ・シンタ・クム・ハサン先生、そしてファとカミーユのほのぼのとしたやりとりと、ラストの緊迫したムードのバランスが良くてすぐに気に入ってしまいました。もちろんレコアとのゴタゴタも知らないし毒ガス攻撃がどんな意味を持っているかということも全然分からなかったのでそのあたりも気にせずに見れたんですよね。こうして順を追って見ると「なかなかヘヴィーな内容だったんだなぁ」と今更ながら思ってしまいます・・・。毒ガス攻撃を受けたコロニーの中にカミーユとロザミィが入っていって、その辺に倒れていた(死んでいた)小さな男の子をロザミィがシンタと思い込んで起こそうとするシーンがインパクトがあります。あとはやっぱりレコアさんですね。ほんの些細な心変わり(思い切り自業自得なんですけど)で寝返ってみたらまさかこんな恐ろしい展開が待っているとは。

とはいえ、最初のカミーユとロザミィ達のやりとりがやっぱり見ていて楽しくて好きですね〜。カミーユがみんなの良きお兄さんになってるし!このカミーユのお兄さんぶりが好きだったんですけど、ここまでくるのにこれも随分時間がかかってたんですね。それにしても「おにいちゃん」ってなんだかイイ響きですよね・・(危)。オッパイ丸出しで飛びつくロザミィに衝撃を受けるカミーユ、ロザミィに「あ〜ん」して飴をもらうカミーユに萌えられる素晴らしい回です。

42

「さよならロザミィ」

ティターンズは再びサイド2への毒ガス攻撃を決行したが、クワトロに阻止される。しかし、その隙にグリプス兇鬟哀薀淵世惴かわせ、コロニーレーザーで焼き払おうとしていた。

この回も、41話と同じく「初めて見た回」でして、とても懐かしいです。前回に引き続き絵がキレイですね。

強化人間モードになったロザミィは「Zガンダム」が敵だと認識しているため、カミーユはロザミィのバウンドドックに攻撃されてしまいます。

フォウの時と同じく、「お兄ちゃん!」と慕う可愛い妹キャラからいきなりのモードチェンジにうろたえるカミーユがとても切なく描かれています。一度モードチェンジしたら最後までそれを貫き通せばまだ区切りが付くと思いますが、いきなり「ロザミィ」に戻る瞬間があるので、潔く諦められないんですよね。「もしかして、自分なら元に戻すことが出来るかも!」と思わせちゃうんですよ。

「ロザミィ」に戻った時のカミーユとロザミィの会話がイイですね〜。カミーユはフォウとのことをロザミィに語るんですが、「こうやって抱きしめていたかった、そういう女の子がいたんだ・・」ってやつです。アーガマでも噂になった二人だけど、でも、カミーユはフォウのことを恋人だとは思っていなかったそうです。「カミーユのお姉さん!」とロザミィに無理矢理まとめられてしまいましたが、恋人というよりはそっちの方が近いかもしれませんね〜。ファには朗報だったかも??

今回はそんなロザミィ(ロザミア)の上官として「ゲーツ・ギャパ」という人が登場します。こんな所で言うまでもありませんが、この人の中の方は次シリーズの主役のあの方です。そんな訳で、見た目は美形だけど声はやたら気さくな感じがします(笑)。カミーユと会話するシーンは「おお〜!」という感じです。ZZでは同じ画面に出ていてもまともに会話するシーンってなかったですからね〜。

最初にハサン先生の医務室にクワトロ・エマ・カミーユ・ファが集まるシーン(ロザミィの診断の結果を聞くため)があるんですが、あのシーンのラスト(エマさんがハサン先生に「健康診断をしよう!」と言われるシーン)のおかげで、ハサン先生=ヘンケン(同一人物)かと思ってました(笑)。エマさん、オッサンキャラに人気があるんですね。

43

「ハマーンの嘲笑」

グラナダの危機に、エウーゴからアクシズと手を結んでグリプス兇鯒鵬するよう命令を受けたアーガマは、数名からの反発を受けながらもその命令を遂行する。

数名っていうのは言うまでもなくファとカツのことなんですけど(笑)、でもその他の人達もみんな軍の命令だから仕方なしにやってるだけで、心の中はモヤっと感満載です。ずっとアーガマ内だけのやりとりをみていたら忘れそうだけど、アーガマのクルー達は結局軍の「お上」の命令で動いてるんですよね〜。そんなことを考えさせれます。

我らのカミーユ君も先頭に立って反発するかと思いきや、成長した彼は「命令だから仕方がない、それに興味もある」と意外な反応でした。そんな訳でZガンダムに白旗持たせて、ハマーンの元へ直々参上したのも彼の役目でした。エマは「白旗を持ったモビルスーツを攻撃する訳ないでしょ!」みたいなことを言っていたけど、あれってガンダムみたいなリアルロボット物の番組だからこそ通じる理屈ですよね。他のよくあるロボットアニメだったら、一機で敵の元へ向かった時点でズドーンですよ・・。幸い、ガンダムワールドの人物は一応みんな理性を持ち合わせてますので、アクシズの人達はカミーユの乗ったZガンダムをちゃんと迎え入れてくれました。

今回、久々にカツが登場してましたけど、なんだか反発要員のような感じでした(^_^;) 一応後でカミーユ援護に出撃したりもしてましたけど・・。でも、未だにカミーユとの仲はイマイチな感じですね。何度も言うけど、同じに反発してもファだとなんとも思わないのに、なぜカツだとイラっとしてしまうのか・・。やっぱり幼児みたいな顔立ちで生意気なことを言うからだろうか・・。年齢的には15歳なので、ああいう感じでいいと思うんですけどね。あと、ブライトの修正を交わすシーンはなんだか意外でした。

それから、今回のメインイベントはクワトロの屈辱ですね。ハマーンに頭を下げてグリプスを破壊するようお願いしたり、作戦成功後のお礼にまで行ってましたからね。平静を装っても最後は疲れを隠しきれないクワトロでした。あの落胆ぶり(?)もなんだかリアルでしたね。

44

「ゼダンの門」

ハマーンがゼダンの門でティターンズのジャミトフと会談している時、ハマーンの裏切りを予知したシロッコはサラを出撃させる。サラは迎撃しにやってきたカミーユの説得も聞かず、捕虜にされアーガマでカツと再会する。

今回もまた、初っ端からカツが反抗しまくりウザさ爆発大騒ぎです。もちろん彼の不満は前回ハマーンと手を組んだこと。「ジオン軍に協力したくない、絶対ハマーンは裏切るに違いない」と少し前ならカミーユが爆発していたでしょうが、この最近カミーユさんはすっかり落ち着いてきたので世代交代です。ブライトには説得されるどころか真顔で「カツには関係ない」とハッキリ「アウト・オブ・眼中」な一言を刺されてしまって、ちょっぴり可哀想でもありますが、子供の機嫌を取ってるどころじゃありませんからね。それ以前に単純にウザいし。

そんなカツを見て「カツにも実戦(何か大きな仕事を)をさせてみては」と気遣うカミーユ。すっかり先輩面ですね。でも、そんなカツだけどヤツは「実は使える男」なので、今回も何気に活躍するんですよ!!カミーユがZガンダムにサラを乗せてジェリドと戦っているとき、ピンチが訪れるんですが、それを助けたのがカツでした。狙って撃つというより連射しまくりだったんですけど、助けたことには違いないですからね〜。まぁ、中にはサラが乗ってましたし。それにしても、サラは何回カミーユの捕虜になれば気が済むんでしょう。そして、シロッコのどこにそんなに惹かれるのか・・。レコアさんもそうですけど、あんなカチューシャの使い方を間違っている人のどこがそんなに魅力的なのか。

そんなサラの目を覚まさせようとカミーユは必死で説得するのですが、聞き入れずついに一言放ってしまいます。「そんなにシロッコに抱かれたいのか!!」イイですね〜!!抱かれるってやっぱりそういう意味で言ったんですよね??アダルトなカミーユです。

アーガマに連れてこられたサラはカツと再会します。カツは以前サラに騙された(?)ことを嫌味たっぷりで「あの出来事があったから成長した」みたいに語ってましたが、そのエピソードを見れていないので一体どんなやりとりがあったのか謎でした。人間不信に陥るほど騙されるなんて・・。サラも、シロッコとカツにはそれぞれ思い入れがあるようで必死になってるけど、なぜかカミーユには執着がないんですよね。普通あの状況だったらカミーユのことの方が気になって仕方がない存在になるのでは・・・。

45

「天から来るもの」

ハマーンがゼダンの門に要塞アクシズをぶつけようとする間、エゥーゴはティターンズの動きを止めるために攻撃する。

今回はアポリー中尉がお亡くなりになる回です。・・・と言っても、よっぽど熱心なファンか「最近Zガンダム見てるんだよね〜」という人でないとピンとこないんじゃないかという気がしますが・・。全国のアポリーファン(いるのか?)には申し訳ないですが、カミーユ達と同じくモビルスーツのパイロットなのにこれといってパッとした活躍もなく、知名度としてはトーレス=アストナージ>>サエグサ>>>アポリーという感じでしょうか・・?パイロットなのにオペレーターやメカニック担当より目立たないなんて・・。でも、確かアポリーはカミーユ、クワトロ、ブライトとかとグワダンに行った時も一緒だったと思います。見直したわけではないので絶対とは言えませんが、確かいたような気がします。まぁ機会があればそのうち確認してみます。

普通、アニメやヒーロー番組だと「今回このキャラが死ぬ」、という時は普段出番がないくせにその回だけその人がメインのエピソードだったり、やたら主人公と絡んだり(主人公を叱ったりもめたりした後に、その主人公を庇って死ぬパターンも多い!)と何らかの「死亡フラグ」が立つのが定番ですが、アポリーはそのあたりも控えめに徹底。唯一「死亡フラグ」的なものといえば、作戦会議中に「モグラ叩きの要領ですね」と発言し、「うまいこと言うな」とブライトに褒められる(?)という、ささやかな物でした。あと、43話でカミーユ達の傍でビリヤードしてたのも今思えばそうなのかも・・??戦いに巻き込まれてモビルスーツごと爆破されたアポリー。クワトロとブライトの会話から、腕の良いパイロットとして定評があったようです。

前回、捕虜となったサラはどさくさに紛れてまたアーガマから脱出。何度捕まっても戦いに紛れて脱出に成功するサラもすごいですが、アーガマ、肝心な時に手薄すぎではありませんか?サラとのことで一人イライラを募らせるカツを一喝するカミーユ(シャレじゃないですよ)、すっかり先輩面が板についてきてます。でも結局やってることはカミーユと同じで、もしカミーユがその立場になったらきっとカツと同じことをしていたでしょう・・。それにしても、「もう一度話し合おう!」と必死のカツに「それは男からいうことじゃないわ。だからあなたのこと好きになれないの!」とハッキリ言ってしまうサラがキツイ!!Zのキャラはすぐに思ったことをストレートに言っちゃいますからねぇ。

46

「シロッコ立つ」

ハマーン、ジャミトフ、クワトロ、シロッコは会談のため集合したが、シロッコは隙を伺いジャミトフを暗殺する。

今回はサラがお亡くなりになる回です。それも、サラに好意を持っていたカツの攻撃を受けてしまいます。やむを得ない状況(カツは本当はシロッコ(モビルスーツ「ジ=オ」 ・・・単語として発すると別になんてことない名前なのにこうやって文字で書くとなんかスゴイ・・)を攻撃しようとしたけど、それを庇うために飛び出したサラ(ボリノークサマーン)に命中してしまったのです。)とはいえ、カツは今後立ち直れるのでしょうか??・・・カツの時間も残すところあとわずかなんですが・・。このあたりは、後半のネタバレしてしまってるとなんだかつまらないですね・・。最後にサラとカツは通じ合うことができたようで、サラの幻影(?)が現れてシロッコの攻撃を止めてくれました。サラの死に衝撃を受けてるシロッコはなんとなく意外でした。ああ〜、一応思い入れがあったんだ〜という感じです。

それから、シロッコの企みでジャミトフもお亡くなりになるのですが、一番偉そうなじいさんが若手のやり手の人に暗殺されるって、この手の番組には結構ありがちな展開ですよね。

47

「宇宙の渦」

アクシズからグリプス2を奪回するため、エゥーゴはメールシュトローム作戦を決行した。

前回、目の前でサラを失ったカツがどうなってるのかと思ったら、作戦決行で出撃するカミーユを見て「何でカミーユだけが先に出撃するんだよぅ!」と出川のような口調でご立腹。カツはわがままを言ってるのではなく、サラの仇を打つためハマーンをやっつけに行きたいわけなんですが、今回に限らずカミーユが先に出撃しようとするといつも怒るのでそこの所がうまく伝わってこないような気がします。もっと落ち込んでるのかと思ったら、いつも通りじゃんという感じなんですよ。相変わらず損してるなぁと思います(苦笑)。

カミーユはと言えば、そんなカツをあしらうのもすっかりお手の物。調子に乗って先輩面しまくるカミーユにファは「あなたも自分のことを制止することができるの?」みたいなツッコミを入れていました。確かに、同じ立場になったら暴走しまくってると思います・・。

今回の「メールシュトローム作戦」についてブライトはシンタとクムを使って説明してましたが、あれは実は視聴者に向けての説明ですよね?子供キャラを使って説明するのはガンダムでは珍しいと思います。あのシーン、ほのぼのとしていてイイと思います。お父さんキャラなブライトが好きな者としてはたまらないですね(笑)。ブライトはそんな自分に「託児所か!」とセルフツッコミを入れてましたが、近々自分の身に降りかかる運命についてまだ気づいてはいませんでした。アーガマ全体が「託児所」と化すことになるとは知らず・・・。

あと、今回はカミーユとハマーンが初めてニュータイプとして同調するという重要なシーンがありました。お互いの過去を見つめあう二人、カミーユが今まで出会った女性達がロザミィから自分のお母さんまで遡っていきます。子供時代のカミーユは可愛いですね。ハマーンは、シャアと付き合っていた頃のデート写真のような物が登場しますが「はっ!!あれは私だ!」と動揺していたのが何だか笑ってしまいました。シャアとハマーン、一体どんな会話をしていたんでしょうね??しかも、服装こそ少女っぽい感じでしたが、顔は現在のままというのが違和感ありありでした。せめて髪型だけでももっと子供っぽい感じだったらよかったのに・・。衝撃の過去を見せつけられた(?)上、結局ハマーンを倒せなかったカミーユは最後に落ち込んでクワトロに慰められてましたが、シンタとクム、ハロまでやってきて和やかなムードで終了でした。勝手に飛び出したカツとファはブライトに呼び出されてましたが、結局どうなったのかわからなかったのが残念でした。修正されたんでしょうか??ちなみに、全然触れてないけど(汗)作戦は成功。グリプスはエゥーゴの元に戻ってきました。

48

「ロザミアの中で」

アクシズが月のグラナダに落ちようとしていたので、アーガマはアクシズに爆弾を仕掛けて方向転換をさせようとする。そこへ、ドゴスギアからロザミアがサイコガンダムで出撃してきた。

今回もなかなかへヴィーな展開ですよ。未だにハマーンを倒せなかったことを悔やむカミーユにブライトとクワトロは、もういいからとりあえず休んでろと指示。心配しつつも素直にそれに従うカミーユ。すっかり落ち着いたカミーユを見て「良い方向に向かってきている」と太鼓判を押していたけど、そんな成長を見届けている場合ではありませんでした。

久々にファといちゃつく(?)カミーユ。ファの「この戦いが終わったらまた昔のように学校に行ったり喧嘩したりできるわよね?」というセリフや、前回のカミーユの「もうこんな戦いはいやだから早く終わらせないと・・」という発言が「ああ、もう物語も終盤になってきたなぁ〜」と思えて切ないですね。カミーユはファに「もう昔のようには戻れない」と答えていたけど、まさかあのような結末になるとは・・・。

ファやトーレス達がアクシズに潜入していた頃、ロザミアが本格的に洗脳されて出撃してきました。今度はあのゲーツキャパを「お兄ちゃん」と思い込まされています。それでも、カミーユを見ると少し記憶が残っているようで苦しみ、カミーユはカミーユでロザミィにフォウの気配を感じていたり・・。ロザミィ、フォウ、そしてサラの幻影まで登場してカミーユに助けを求めます。ああ、これはもういろんな意味でヤバい前触れですね(汗)。「お兄ちゃん」と戦闘モードの中で苦しむロザミアはついにカミーユに撃墜されます。可哀想どころか、ロザミィはこれでやっと救われたという感じでした。そして、ドゴスギアもレコア達の攻撃によって破壊され、中にいたバスク大佐もお亡くなりに。おまけに、ゲーツキャパの同僚(?)のメガネのオッサンも道連れです。ゲーツは一体どうなったんでしょう?ロザミィが撃墜されたときは同調していたのか「ギャァ〜」と叫んでいたけど・・。

最後はお互いに自分のダメ出しをし合うカミーユとファで終了です。クワトロはいきなり登場してカミーユに「気にするな」と言っていたけど、そんなこと言われたって気になって仕方がないだろうと思う。それにしても、最近クワトロはカミーユに「気にするな」ばっかり言ってるなぁ・・。

49

「生命散って」

エゥーゴ、ティターンズ、アクシズの最後の戦い。前編。

ついにここまで到達しました。最終決戦です。最後なだけあって今回はもう初っ端からモビルスーツ戦が既に開始しています。もう、これでもかというほどバタバタ人が死んでいきますよ(汗)。どのキャラが死ぬのかは10年以上も前からだいたい把握していたことなんですが、こうやってじっくり見るとどれもいろんな意味で衝撃的ですね・・。

ちなみに今回お亡くなりになるのはカツ・ヘンケン・ジェリド・レコアです。メインはこの4人ですが、その他にもヘンケンと一緒にラーディッシュに乗っていた人達やティターンズの兵士とか結構たくさんお亡くなりになってます。そんなすべての無駄な戦い・無駄死ににカミーユの怒りが炸裂。精神的にもかなり追い詰められて、あの最終回の最悪の事態が徐々に浮かび上がってきました・・。特に、宇宙に出てモビルスーツの外に出てるのにバイザーを上げてしゃべっていたシーンがヤバいヤバい。その前にヘンケンの死を目の前で見てしまったエマもちょっと錯乱状態でヤバかったんですが、はるか上を行くカミーユの姿を見て正気に戻ったようです。

個人的に、4人の死で一番衝撃的だったのはヘンケンでした。あの最後の姿がインパクトがあって・・。カツはちょっと自分のミスも含まれていて(しかも、死ぬ間際には自分の都合のいい妄想付き)カツらしいといえばカツらしい・・、ジェリドはこれはもうこうするしかなかったんだろうな、と思えて(それでも、カミーユの宿敵になった理由が最後まで「なんだ、男か」事件のままだなんて・・・。これについては和解していて、もっと別の理由で敵対していて欲しかったと思うんですが・・・)レコアは自業自得、最後に戦ったのがエマというのも納得できるものでした。でも、カミーユの中ではすでに敵とか味方とか関係なくなってきているようです。

あと、ヤザンが爆破の寸前のところで脱出ポットで抜け出した時にはちょっと笑ってしまいました。あれが「ZZ」の冒頭でジュドー達に発見されるシーンにつながるんですね。笑うところじゃないんですが、あの後のエピソードを知ってるとなんだか笑ってしまいます。

最後はレコアとの戦いで重傷を負ったエマをカミーユが救助するシーンで終了です。

50

「宇宙を駆ける」

最終回。エゥーゴ、ティターンズ、アクシズの最後の戦い。後編。カミーユ、クワトロ、シロッコ、ハマーン、それぞれの結末。

ついに衝撃の最終回です。この回はキツイですよ。「太陽にほえろ!」の刑事殉職回と同じくらいキツイです(苦笑)。どんな形であれ、主人公に救いのないまま終わってしまう最終回は辛いですね。

こんなところで語るまでもなく、かなり有名なラストですが、カミーユはシロッコとの対決に勝利したかわりに、その精神を破壊されてしまうのです。この最近のカミーユはとても大人になっていて凛々しかったので、それだけに最後の壊れっぷりが哀しいんですよ。しかも、あんなに苦しみながらがんばっていたのに・・。49話と同じく、10年以上前にネタバレしていて結末はとっくにわかってるのに、やっぱり見返すのはそれなりの覚悟が必要でした。その当時に初めて見たときは他の話も飛ばしながらみていて、全く内容を把握していなかったのですが、それでも「こんな終わり方ってありか〜!?」と思ったものです。カミーユの場合、命が助かったこととファがこれからも傍についていてくれるところに救いがあるんですが、それでもなんとも不気味で切なく、後味の悪い話でした。シロッコが絶命する直前に言った「貴様の心も一緒に連れて行く」というセリフも怖いです。攻撃を受けた時の顔はもっと怖かったですが。

カミーユが今まで出会って死んでいった仲間達の幻影(?)と一緒にシロッコを攻撃した時、なぜかライラまで出てきたのが「あれ?」という感じでした。しかも、初期のキャラなので懐かしい・・。あのシーン、全員死亡したはずなのに、声優さん達は全員集合だったんじゃないでしょうか??あと、前回重傷を負ったエマが、あの時点で一度助かったのかと思ったら結局あのまますぐに亡くなってしまったのが意外でした。あんなに強かったエマさんが・・と思うとあのシーンもとても切なかったですね。カミーユを修正しまくっていたシーンが懐かしいです。

コロニーレーザー砲での爆破の際、ハマーンは助かってるところがばっちり出てきてましたが、クワトロは生死不明という感じでした。実は、クワトロは脱出していた(?)という設定らしいんですが(翌々年には主演映画まで作られてますし・・)一体いつどうやって脱出したんでしょう?あれじゃ、当時の視聴者は「シャア死んじゃった!」と思いますよね。最後の最後にボロボロになった百式が出てくるけど、あれが「死んでないよ」というサインだったんでしょうか・・・。

それにしても、最後にカミーユに「未来を創るのは老人ではない!」とか言ってたけど、クワトロさんもまだ20代なんですよね・・。まだ思いっきり若者の域に入ってると思うんですけど、そのセリフを言うには20年以上早すぎ!!

ファは今回何気に重要なシーンで登場しています。グリプス兇妊ミーユ達の危機を救ったり、ラストシーンではカミーユの状態を見てショックを受けたり、Zガンダムに「おまえもアーガマに帰りたいのね・・」と名セリフをつぶやいたりしています。

「Zガンダム」で自分を犠牲にして戦ったカミーユの物語はここで終了ですが、次作「ガンダムZZ」では見事に復活してくれます。それにはまだ長い時間がかかるのですが、ファが一緒なので大丈夫。がんばれ、カミーユ!!というところでこのレビューも終了したいと思います。

 

Zガンダムその他いろいろへ続く 

12年7月1日〜8月26日 記