機動戦士Zガンダム ミニレビュー2 (11〜20話)

何とか無事にレビューが完成しましたが、今回はホワイトベースのキャラクターが続々と登場し、アムロの活躍が目立つエピソードが続きます。それで、今回ほどファーストシリーズを見ていなかったことを後悔したことはありませんでした。内容は知らなくても何となくどんなキャラクターかは知っているので大丈夫だろうと思っていたのですが・・やっぱり思い入れの程が違うし、大人になったアムロの姿を見てどう思ったらいいのか(「こんなもんだろう」と思うべきか「出てくれるだけで嬉しい」なのか、「なんでこんな扱いを・・」なのか、カツと同じく「地下にモビルスーツが隠してあるとでも言ってほしかった」と思うべきなのか)よくわからなかったからです。あと、アムロとシャアは敵対していたはずなのに、同じ艦内にいてなんであんなにお互い穏やかなのか、「偽名使って勝手に仲間になってんじゃねぇよ、どこから見たってシャアじゃないか。こんにゃろ〜」と殴り合いの喧嘩にならないのか、そのあたりの世界観もよくわからなくて・・。

でも、カミーユとフォウの出会いというZガンダムを代表するエピソードも登場して、「Z」ならではの流れになってきたのが楽しみでもあります。

あと、12話のレビューがないのは録画漏れで映像を持っていないからです(T_T) これは予想外でショックでした。

 

11

「大気圏突入」

ブライト&ファがアーガマに。シロッコ参戦。そしてみんなで大気圏突入!カクリコン死亡。

今回からブライトがアーガマ艦長に、そしてファがアーガマクルーの仲間入りです。いよいよメンバーが勢ぞろいしてきました。私の記憶ではかなり初期の頃からみんな揃っていたような気がしたんですが、徐々にという感じだったんですね。まだシンタとクムがいないし(笑)。

みんなに弁当を配っているだけなのにイラついたカミーユに八つ当たりされてしまうファ・・。でも、あの二人がお互いに自分の気持ちをぶつけ合うところがイイですね。両親が死んでしまったことを知らず、カミーユを気遣えなかったことを詫びるけど、「でも私だって子供なのよ、勘弁してよ!ワアアアン」と泣いてしまうところが初めて見た時から印象に残っていて好きなシーンです。これまでカミーユ以外は大人の軍人ばかりだったのでとても新鮮に感じました。今のところ、唯一視聴者が(というか、私が)感情移入しやすいキャラかもしれません。ファはとてもいい子なのでカミーユはもっと大事にしてほしいですね。

それから、特筆すべきことは今回からシロッコが本格参戦です。相変わらず、何がやりたいのかさっぱりわからないけど(汗)、とりあえず木星野郎を見届けたいと思います・・。それにしても、シロッコはカチューシャ(?)をする位置を間違えてますよね・・。ちなみに、ヘアゴムを頭から被ると一瞬にして自然とあのヘアスタイルが完成しますよ。髪の毛が肩より長い方はぜひお試しください。あと、大気圏突入の際、カクリコンがお亡くなりになります・・。いや、こんなに早く死んでしまうとは・・。もっと先までいたような気がするんですが・・・。またしても目の前で仲間を失ったジェリド。しばらくはカクリコンのことを思い出すと、良い所ばかり浮かんでくることでしょう。そんなもんですよね〜。

それにしても「バリュート」(大気圏突入の際のパラシュート)はちょいとダサい・・。他のロボット物だったら最初からそんな物がなくても大丈夫なように装備されていたりしますよね。ガンダムマーク兇郎能蕕ら装備されてる系だったのでパラシュートなしでOKでしたけど・・。

あと、ブライトがハロに名前を呼ばれて懐かしがるシーンがイイと思いました。あと、エマに「修正してやる!」というところも!!

それから、これを語っておかなければ!!今回Zガンダム初の「何やってんの!」が聞けます(笑)。しかも、初「何やってんの」はブライトではなく、管制官(?)の人でした。あのセリフ、Z&ZZでは定番の名(迷?)セリフだと思いますが、最初聞いた時は衝撃的でした(笑)。なんだか「ギョーカイ用語」的で私はあまり好きではなく・・。80年代ってそういうの、流行ってましたよね?少なくとも、自分が住んでいる地方では男女問わずあまり使わない言い回しなので、なんとなく「やな感じ〜」だと思いました。

12

「ジャブローの風」

 

 

13

「シャトル発進」

ジャブロー侵攻作戦開始。アムロ、フラウ一家と再会。クワトロ、正体がバレる。

私が持っているZガンダムのDVD(何年か前、スカパーのアニマックスの放送を録画した物)には12話「ジャブローの風」が入っておらず、11話からいきなりこの回を見ることになってしまったのですが、普段から話の内容があまり把握できていないので、今回も話が飛んでいるのに気づかず普通に見てしまいましたよ・・(苦笑)。でも、いつの間にかカミーユ達とレコア・カイが連絡を取り合っているので「いくらなんでもこれはおかしいだろう」と思って調べたら本当に飛んでいたという・・・。てっきり全話録画した物だと思っていたのに、よく確認してみたらほかにもあと2話分抜けがありました・・。毎回見ていてもよくわからないというのに・・ショックです(T_T)

今回のお話はアムロとフラウ一家(カツ・レツ・キッカ)が再会するのが印象的です。ファースト時代から出ていたおチビ3人組ですが、あんなに可愛かったのに時は流れ、生意気盛りに。特にカツはネットでもあまり評判が良くなく(というか、ウザイという意見多数・・(笑))そんなに嫌な奴だったっけ?と思って見てみたらその理由がよくわかりました(苦笑)。視聴者の気持ちを代弁しているとも取れますが、「地下にモビルスーツが隠してあるとぐらい言ってください」って、なんてどこかで見たようなロボットアニメ的な展開(笑)!でも私もそういうのが好きです。密かに地下に秘密基地(研究所)が作られてたりするんですよね。

それにしても、この展開はファーストからずっと見ていた人にとってはかなりショックだったのでは・・??あまり詳しくない私ですら何だかなぁとモヤモヤした気分になりました。あと、フラウとアムロの会話が老け込みすぎ。10代の時に全てのエネルギーを使い果たした感じだけど、実はまだ22、3歳なんですよね(;゚Д゚)! まだ若いのに妊娠6ヶ月が安定期だと知らなかっただけでフラウからは「結婚しなさい」と呆れられ、戦いに疲れているだけなのにカツにはバカにされまくるわでアムロ最悪の一日!そんなことされたら自分ならもう二度と昔の仲間には会わない。でもさすがアムロは懐が大きいので飛行機の手配までしてくれることになりました。

それから、今回クワトロの正体がカイからの手紙によってバレることになります。なかなか事実を認めないクワトロに、カミーユの鉄拳制裁が・・。例のあのシーンですよ!!「そんな大人、修正してやる!!」「・・・これが若さか・・!」忘れようにも忘れられないシーンです!!殴られて、サングラスと涙を飛ばしながら倒れ込むクワトロ・・。スライディングしながら更に文句を垂れようとするカミーユ・・。

この時のクワトロの涙(しかもキラキラ光ってる)の意味が未だに私にはよくわからず・・・それにしても、カイ、ハヤト、ブライトは何もこんなに調査までしなくてもすぐに気づきそうなものなんですが・・。この正体追求に関してはジャブロー侵攻作戦がすぐに開始されたのでウヤムヤになってしまいます。あとは、カミーユがカメラ目線で地球のことについて嘆くシーンで終了です。

14

「アムロ再び」

くすぶっていたアムロがついに本領発揮で動き出す!カミーユとの出会い、クワトロとの再会!!

前回のラストでクワトロの正体がどうのこうのとウヤムヤのうちに終わってしまったけど、今回の出だしでは何事もなかったかのようにクワトロはハヤト、カミーユに指示したりしていました。そして、カミーユは前回のラストとは別件でイライラ。これもいつもどおりです。

そして、もうフラウ達の前から立ち去ったんだろうと思っていたアムロはまだ4人と一緒にいました。もう放っておいたらいいじゃんと思ってしまった私・・。そして「もうあなたの世話にはなりません!」と生意気なカツに再びイライラ・・。でもこれってもしカツがカミーユ並みの美少年だったら何となく許せてしまうんだろうな〜。世間の評価も変わっていたはず・・・。いかにもその他大勢みたいな地味なルックスなため、少しでもでかい態度を取るとやたらイラっとさせてしまう、損なカツ君です・・。

とはいえ、今回の話はイイですよ!!ファーストから見ていた方は特に鳥肌モノだと思います。あまり知らない私も久々に見ていて燃えました。カツにバカにされまくり、フラウにも遠まわしにいろいろ言われたアムロは久々に(?)爪を噛んでみたりしたけど、もうその癖はカミーユの物です。一大決心をしたアムロはカツを連れ出しついに行動開始、輸送機を奪って飛び立ちます。これが、今までとうって変わってカッコイイ!!そんなアムロを見て、急に態度を改めたカツ・レツ・キッカに安心しました。やっぱり3人にとって「アムロはこうでなくっちゃ!」というところだったんでしょうね。キッカが「私も行く!」と言ったところも良かったです。

今回からロザミアが登場します。カミーユとの出会いは戦いの中で、あんなに殺伐としていたとは、いかに自分が内容を知らなかったことがよくわかりました(汗)。ハヤトの許可なしで飛び出して戦いに加わったおかげでまた修正をくらうところだったんですが、クワトロの口添えで免れるカミーユ・・。戦いでも助けられたけど、ここでも助けられてます(笑)。

そして、今回の見どころはこの後半です。輸送機で戦いに巻き込まれたアムロはカツを降ろした後、モビルスーツへ突撃します。ボロボロになった輸送機から脱出したアムロをカミーユのガンダムマーク兇掌で受け止め、初代主人公と2代目主人公が初顔合わせ!そして百式の中からもアムロを見つめる姿が・・。アムロとシャアの再会です。カメラ越しではなく、思わずコクピットから出てきてしまったシャア。夕陽の中、二人がお互いを確認し合う再会シーンが素晴らしすぎました。

15

「カツの出撃」

アウドムラにベルトーチカがやってくる。カツが勝手にガンダムで出撃。みんなに迷惑をかけてハヤトにボコられる。

初っ端からロザミア登場ですが、「強化人間の癖か、同じことを何度も・・」という症状が出ている的な所がなんだか怖いです。

今回はカツがガンダムで無理矢理出撃して、勝手な行動を取ってみんなに迷惑をかけるという、未熟な少年キャラ定番の展開になっています。それにしてもカミーユ・カツ・アムロ・シャアのそれぞれのわだかまり&連帯感と仲間意識のなさ、バラバラっぷりが凄まじいです(苦笑)。カツの戦力と「こんな子ですよ」というのが一応今回の話のメインだと思うんですが、見ているとアムロに一番気持ちが入っていきました。このところ、13話あたりからずっとアムロが主役のような感じになってますね。そんなアムロは「カツを見ていると自分が年をとったと感じる」と、ハヤトにぼやいていたけど、そんなセリフを言うには10年早すぎ!いや、10年後でもまだ30代前半か・・。アムロは精神的におっさんくさくなったけど、ハヤトは見た目がおっさんになった。まるで藤子アニメのお父さんっぽい。ケン一氏のパパとかのび太のパパとかエスパー魔美の高畑さんとか・・。若い頃はザンボット3とかに出てきそうな少年らしいキャラだったのに・・。

そして、ナチュラルに同じ艦内にいるクワトロを「僕にとってはシャア以外の何者でもない」というアムロにハヤトは「こだわりすぎさ」の一言で済ませてたけど、普通はこだわるだろう・・。あとは、相変わらずカミーユのトゲトゲっぷりとカツのウザさが炸裂してアムロはますます鬱屈するばかり。そんなうっとおしさが艦内に蔓延する中、一服の清涼剤はカミーユのブリーフ姿でした。カミーユのブリーフはとにかくイイ。どれだけイイかというと、話の内容は覚えてなくてもあの姿だけは初めて見た時から10年以上が過ぎた今でも目に焼き付いて離れないほど!!

それまで自分の中で男性の下着部門で褌に次いでワーストランクだったブリーフを一気に上位に押し上げたほどです。「ブリーフか、そんなに悪くないな・・。」と思いました。あの細くて美しい足にブリーフは映えまくり。そして、その上に着ている黒いランニングがブリーフのエレガントさを引き立て、セクシーすぎる!!

アムロにも負けじとサービスシーンがあるんですが、下着はトランクスな上、シャワーシーンは顔しか描かれてなかったのでイマイチでした。せっかくだから(何が?)足から尻、上半身に向かってあおるくらいのサービスはして欲しかったです。アムロって少年の頃からトランクスだったけど、あれって見た目はいいけどセクシーさに欠けるんですよね。

私がこうしてカミーユとアムロのセクシー対決に萌えている間にベルトーチカがアウドムラの案内役としてやってくるんですが、さっぱりしててイイですね。アムロはその後このベルトーチカと結構イイ仲になるんですよね。その頃、敵が攻めてきて一足先に気づいたカツが勝手にガンダムマーク兇能亰發垢襪鵑任垢、何というか・・毎回ガンダムの出撃時ってこんな感じでまともに出ることの方が少ない気がするんですが・・・(~_~;) 自分も出撃しようと心では思っていても、体が恐怖で動かなかったアムロが可哀想でした。

勢い良く出撃したものの、結局歯が立たなかったカツをリックディアスに乗ったカミーユと百式のクワトロが助けに来てピンチを切り抜けます。その後は予想通りハヤトからの修正シーンとやる気のないアムロを見てクワトロが「それでいいのか」というモノローグで終了。それにしてもハヤトの修正は痛そう。。カツは気丈に耐えてたけどあの迫力でボコられたら普通の少年なら鼻血垂らしながら泣きますよ・・。カミーユもカツの勝手な行動を叱ったり「カツ君、ハヤト艦長の言うとおりだと思うよ。でもカツ君の言うことも本当です!」とか偉そうにフォローしていたけど、カミーユ君も人のこと言えないと思いますよ。

16

「白い闇を抜けて」

ベルトーチカの言葉に奮い立たされたアムロがクワトロ・カミーユ・カツを宇宙へ送り届けるためにリックディアスで戦う。

ベルトーチカの「女の愛撫で男を奮い立たせることが出来るのなら、女はそれをする時もあるのよ」というセリフがスゴイ。

夕方放送されていた子供向け(表向きだけだけど)アニメとは思えないセリフ!初っ端からそんなやりとりでチューしまくりのアムロとベルトーチカはイチャついている所をクワトロに見られてしまうんだけど、口紅まみれになっているであろう唇を隠そうとするところがまたアダルトでイイですね。アムロは突然のキス攻撃にもうろたえない男!クワトロも「男になったものだな」みたいなことを思ったことでしょう。

今回もメインはアムロの活躍を描いた物で見ていて燃える展開になっています。普段は腐れ気味だけど、やる気を出したアムロはとってもカッコイイのです。

カミーユ・クワトロと共に宇宙へ行くことになったカツ。今まで軽蔑しまくってたくせに、やる気になったアムロを見てカツは大はしゃぎ(?)でクワトロの百式ではなくアムロのリックディアスに同乗します。普段は静かなのに、必死に応戦するアムロは凛々しくてカッコイイですね。アムロは最後にカツを送り出す時、「餞別だ」と言って一年戦争の時シャアと撃ちあった時の物だという銃を手渡します。そんな貴重な物をカツに渡してしまうなんて・・どうせなら他の話の時カミーユに・・と思ったけど、あれは一年戦争の時一緒にいたカツだからこそ意味があるんでしょうね。そんなことを考えると内容を知らないながらグッときました。

今回は結局クワトロとカツだけが宇宙へ出ることに成功。アムロは無事救出され、心配していたベルトーチカは泣きながらアムロに抱きつきます。アムロが戦っている途中にベルトーチカのことを口にすると、カミーユは「戦いの最中に女のことを・・・!」といちいち過敏に反応していたんですが、結果的にスゴイ人物だとわかったらしく大活躍のアムロをやっと認めます。そしてイチャイチャシーンを見せつけられたカミーユは自身もファのことを久々に思い出してみたりするのでした。

17

「ホンコン・シティ」

アウドムラの補給のためにホンコンシティのルオ商会にやってきたアムロとベルトーチカ。ミライ母子と再会する。ムラサメ研究所のパイロット、フォウがサイコガンダムで攻撃してきた。カミーユはガンダムマーク兇捻戦する。

今回はフォウ・ムラサメの初登場回です。「Z」と言えばやっぱりフォウですね。Zガンダムはカミーユとフォウをテーマにしたイラストが多いので、色に例えると寒色系のイメージがあります。

カミーユとフォウの初対決が描かれてますが、やっぱり今回の話もアムロが主役っぽい感じがします。前回の活躍を見て以来、アムロが気になって仕方がないベルトーチカ。ガンダムマーク兇寮鞍をしているカミーユに、よりによってカミーユに(しつこい)、「ガンダムマーク兇鬟▲爛蹐望る気はないか」と恐ろしいことを提案します。カミーユはカミーユで、少し前まであんなに軍に入ることを嫌がっていたのにいざ他の人に自分の担当する(?)モビルスーツを譲らないかと言われるとムカつくらしく、ベルトーチカを冷たくあしらうのでした。

アムロはアウドムラの補給のためにホンコンシティのルオ商会にやってくるのですが、そこでミライに再会します。同じ地球の、同じ国の、同じ県の同じ市内に住んでいても昔の知り合いにバッタリ出くわすことって稀なのに、地球とかコロニーとかそんな大規模な範囲の中、同じ建物の中で出くわすのってものすごい確立ですよね〜。ミライは二人の子持ちになっていて、アムロに「7年も経つと良くも悪くも人は変わるわ」と寂しいことを言っていました。ファースト時のアムロの仲間たちってなんでこう寂しいことばかり言うんでしょう。「自分はこんなに成長したけど、あんたは相変わらずだね〜」みたいな・・。ホワイトベースの同窓会とか、行ったら絶対落ち込んで帰ってくるなぁ〜。

ブライトとミライの子供は二人とも両親にそっくりですね。ブライトとミライ自体が他人とは思えないほど似てますからね〜(笑)。それにしてもミライは奥さんの鏡ですね。全力で信頼してくれる素敵な奥さんがいるのに、ブライトときたらZZでは・・・(笑)。このあたりはZZを見てから詳しく語るとして・・。

アムロがストレートに総支配人(?)の名前を口にしたおかげでボコボコにされている間(これは表向きの芝居だったんだけど、それにしても酷すぎ(苦笑))ここでフォウのサイコガンダムが攻撃してきてカミーユは苦戦するのですが、例のごとくいきなり感じるニュータイプ同士の不思議感覚!「何だ、このザラっとした感覚は!」って・・。それって具体的にどんな感じ??なんだかよくわからないけど、カミーユは、フォウがザラっとした感覚に陥ったおかげで命拾いしてました。

18

「とらわれたミライ」

アムロとミライが親しい関係だと知ったベンはミライを拉致しアウドムラとの交換を迫る。脱走中のフォウと出会ったカミーユは降伏したと見せかけ、ガンダムマーク兇能亰癲アムロ、ミライ母子を救助する。

今回の話はイイですよ。アニメらしいわかりやすい展開、そしてスッキリと清々しいラストになってます。他のアニメなら普通のことなんですが、いろいろ難しいZガンダムでたまにこういうシンプルな話があると目立ちますね^^;

ブライトとミライの子供がとても可愛いです。前回の話の時は単なる幼児というだけであまり個性が描かれてませんでしたが、今回の話でお転婆な妹としっかり者の兄・・・という雰囲気が伝わってきました。88年に公開された映画「逆襲のシャア」では兄のハサウェイが準・主役っぽい役どころでしたが、この時とは兄妹のキャラが逆転しているような・・・。

カミーユはいつものようにイライラしながらアムロとベルトーチカに絡み、ベルトーチカも更にイライラ。この人達は一体・・。Zに出てくるキャラ達ってどうしてこうギスギスしてるんでしょう。みんな、自分の意に沿わなかったら(イラっとしたら)ハッキリと本人の目の前で言っちゃうんですよね(笑)。ある意味とてもストレートで正直なのかもしれませんが・・。でも、傷つけあう前に出来ることを探してほしいですね(爆)。

イライラしたカミーユはアムロとベルトーチカを放置してエレカに乗って行ってしまいますが、そこでフォウと運命の出会いをします。この二人のやり取りがもうまさにZガンダムの基盤というか、とにかく有名ですからね。二人のお互いの名前についての感想を言い合うシーンとか、イイですね。カミーユはフォウ・ムラサメという名前について「むずかしい名前だな」で、フォウはカミーユの名前を「優しい名前ね」とのこと。

二人は別れる時に「また会いたいね」と言い合ってましたが、ということは、もし1話でジェリドが「カミーユか、優しい名前だな」と言えばカミーユはジェリドに「また会いたいですね」と言っていたかもしれませんね(?)。

ミライ母子を救うためにアムロも苦闘しますが、このところモビルスーツよりも肉弾戦にばかり巻き込まれるアムロ・・。それにしても、ボートから落ちたハサウェイを救助するアムロは凄すぎ。波、荒れすぎ。そして、あんなに不安定な状況だったにもかかわらず落ちなかったミライとチェーミンはもっとスゴイ。最終的にはカミーユのガンダムマーク兇マリン・ザクを倒して一件落着だったんですが、チェーミンとカミーユのやりとりが可愛くて好きです。二人が手をつないでるシーンなんて、微笑ましいじゃありませんか。ラストはアムロとカミーユが握手して終わりなんですが、ここで信頼関係が出来上がったと見せかけておいて、次回はまたふりだしに戻ってギスギスしてたりするんですよね(苦笑)。さて、今回はどうなるでしょうか??

19

「シンデレラ・フォウ」

12時までの約束でふれあうカミーユとフォウ。連邦軍がホンコンシティを攻撃。応戦するアムロ。カミーユはフォウを戦わせまいと説得する。

ついにこの話に到達しました!カミーユとフォウの束の間のふれあい!!これからのストーリーや、二人について語るためには必見の回ですね。でも、ちゃんとこうして一話ごとに順を追ってじっくり見たのは実はこれが初めてかも・・・(汗)。今回はとても絵がきれいです。フォウの神秘的な感じもイイですが、カミーユの美少年度もアップしています。まるで女の子同士みたいです。

18話のラストから、カミーユとアムロの関係がどうなったか注目してみましたが、以前よりはましになったかなという程度で、やっぱり相変わらずギスギスしてます(笑)。でも、フォウのことについてそれとなく相談してますしニュータイプとしての意見は聞き入れようと思っているみたいです。でもベルトーチカとの仲の悪さ(というか、もともと二人は相性がイマイチ??)は相変わらずですが(笑)。

フォウのことが気になって仕方がないカミーユは、軍を抜け出し街をフラフラと歩き回るフォウを探しますが、やっぱり二人は引かれあっているのか(?)軍に連れ戻されそうになっているところを超ハイスピード(約1分30秒)で発見します。「12時までに戻るから」という許可を得て(本当に約束を守る保障はないのに、よくあっさり許可したなぁ・・軍の人・・)二人は再会を喜びます。ここで二人が抱き合うシーンで流れる音楽と、街の風景がいかにも80年代という感じでなんだか懐かしいです。別に作り手が意識するわけがないのに、60〜70年代に描いた風景、80年代、90年代以降とちゃんとその時代(制作された頃)の雰囲気が出てるんですよね〜。あと、フォウがはしゃいで金網をジャラジャラジャラ〜としながら走るシーン!あれも子供の頃やったなぁ〜と。あれやると手が真っ黒になるんですよね(笑)。

カミーユとフォウはお互い理由は違うけど名前にコンプレックスがあるという共通点があります。「フォウ」というのは施設の中でのNo.4。その名前を言われて軍の人を殴ってしまったところも同じで・・。同じコンプレックスでもカミーユのそれとは深刻さのレベルが違いました。

自分が軍にいるのは、ガンダムマーク兇鯏櫃擦于甬遒竜憶を戻してもらえると思っているからで、そのあたりで苦悩する姿がとても切ないです。フォウが自分の切ない境遇を語って、二人がせっかくいい雰囲気になっている中、連邦軍がホンコンシティを攻撃。カミーユはサイコガンダムに乗ったフォウと戦うことになります。サイコガンダムはめちゃくちゃデカいですね。マーク兇まるでフィギュアみたいに見えますよ。

カミーユが戦いの中でフォウを説得するシーンが良かったです。「知っている人がいてくれるから生きていけるんだろ!」というセリフがカミーユらしくなくて(笑)カッコイイです。

あとは、一時的にアウドムラに乗っていたミライが去る時にベルトーチカに一言メッセージを残していくシーンがイイですね。それでも「わかりません」と素直じゃないベルトーチカに「年を取ればわかるわ」って、それ少なくとも40歳以上の人が言うセリフですよ^^; ミライさん、まだ20代なのに・・・。

20

「灼熱の脱出」

スードリ、アウドムラへ特攻。カミーユ、フォウの協力でアーガマへ帰還。

今回の話は燃えます!いいシーンづくしです。しかも、挿入歌の「銀色ドレス」が聴けます。

アーガマが衛星軌道に乗るというので、このチャンスを利用してアムロはカミーユとガンダムマーク兇魃宙へ送り出そうとやる気満々です。それでカミーユにいろいろと指示するところがカッコイイ!!リックディアスで出撃するときも、昔みたいな「いきま〜す!」じゃなくて「出る!」だったのがイイ!!少年は「いきま〜す」がイイけど、大人は「出る!」がカッコイイ。

自身の苦悩と頭痛に耐えながらもサイコガンダムで出撃するフォウ。カミーユは戦うのをやめさせようとサイコガンダムのコクピットに移り、フォウに涙ながらに自分の境遇(コンプレックスの全て)を語ります。死んだ両親の仲が最悪だったことから始まって、幼馴染の子(ファ)から「爪を噛む癖をやめなさい、カミーユ」と女の子みたいな名前を呼ばれるのが嫌で、男らしくなろうと空手やモビルスーツを作ったりしたこと・・・。そんなカミーユを優しく抱きしめ「今でも『カミーユ』って名前、嫌い?」と聞くフォウに「好きさ、自分の名前だもの」と言ったのがなんだか感動しました。自分の名前も過去の記憶も失ったフォウの境遇を知って、そのコンプレックスを乗り越えたんでしょうね。

そんなやりとりがあった後も、最初はカミーユに銃を突きつけ敵に戻ろうとするのですが、結局自分の軍を裏切り、スードリのブースターをマーク兇謀呂掘▲ミーユを宇宙へ送り出すことに協力してしまいます。「過去の記憶」よりもカミーユを優先したフォウです。素敵すぎます!!そして、躊躇するカミーユを「人の善意を無視する奴は一生苦しむぞ!」と言って促すアムロがカッコよすぎる!このセリフ、教訓にしたいくらいです。

それにしても、この作戦凄すぎですね。ガンダムマーク兇鬟潺汽ぅ襪澆燭い癖にしがみつかせ、発射した勢いで大気圏まで飛び上がり、アーガマが放つロープみたいな物に引っ掛け、回収・・という一歩間違えば完全アウトな作戦です。こんな危険な作戦を爽やかな「銀色ドレス」をBGMにしてやってのけるカミーユ。当然、大成功でしたけど「殺す気か」って思ってしまいますよ(笑)。

フォウへ自分のことを語るカミーユ、「幼馴染の子が母親替わりに僕に言うんだよな。「爪を噛む癖をやめなさい、カミーユ」って。いつもだ、「カミーユやめなさい」って。僕にはそれが嫌だった。だってさ、カミーユってのは女の子の名前だ。大嫌いだったよ、ずーっと。」というセリフがカミーユのキャラクター全てを物語っていてとても印象深いです。

あと、ちょっと笑ってしまったのがアムロを戦わせたくないベルトーチカとカミーユのやりとりです。「カミーユと一緒にいるとアムロが頑張りすぎてしまう」と訴えるベルトーチカ。つまり、あまり頑張らせないように、無理させないようにして欲しいと頼んでるわけなんですが、それに対するカミーユの答えが「それは僕の問題じゃありません。アムロさんに気をつけてもらうように言うしかないでしょう」という超・正論。カミーユ君、君は正しいよ。と思ってしまいました(笑)。

                                                                           

11年11月28日〜12月15日 記