機動戦士ガンダムZZ ミニレビュー1 (1〜10話)

やっと10話まで辿りつきました。Zよりもスムーズに行くかと思っていたら、違う意味で時間がかかってしまいました!!というのも、Zの時は何度見ても訳がわからない部分が多かったので「まぁ、こんな感じでいいだろう」くらいの勢いでやってたのが、ZZになると「あれもこれも語っておかなければ!」と収拾がつかなくなってしまって、それぞれの話のレビューがやたら長いです(苦笑)。そんな訳で、Zよりは深く語れている(たぶん)と思います。それにしても、面白い!そして見やすいので助かります。一話一話のテンポも速いので退屈することなくとても楽しめます。それに、10話までの間にジュドー達のアーガマとの出会いから、橋渡し的なファとの別れまでがとても丁寧に描かれていて素晴らしいです。

 

当時のアニメファンからの評判はイマイチだったようですが、子供達からはどうだったんでしょう??自分自身がそのリアル子供世代なんですけど、当時話題になったかということは覚えておらず・・・。でも、中学や高校の時、ZZについて友人との間で何度か話題になった記憶があるので、やっぱり見ていた人が多いということなんでしょうか・・・。こうしてじっくり見てみた感じ、この内容なら幼稚園くらいの子が見ても楽しめるだろうなと思いました。ZとZZはほとんど同じスタッフの方々に制作されていたと思いますが、それでこれだけ雰囲気が変えられるというのが素晴らしすぎです。

ZZでキャラクター以外に私が気に入っているのが、ジュドー達がロープや車など身近な物を利用したり、直接体を張ってモビルスーツにしがみついたり、一人用のコクピットに二人三人で入ったり、操縦する時も思い切り足でペダルを踏んだり突っ張ったりと、アナログに描かれてる所です。Zの時に比べるとガンダムが立体的になったというか・・・うまく言えないけど動かしてる、触っているというのが伝わってくるところが好きです。そして、Zについてはいろんな本が発売されているけど、ZZについて書かれている本や謎本が発売されない訳がよくわかりました。それぞれ見た通りのストレートな話で、謎なんて一つも出てこないからです(笑)。そこがまたイイんですけどね〜(^_^;) 

 

「プレリュードZZ」

初代のガンダムからZガンダムへの流れのおさらいと、モビルスーツシルエットクイズとZZの予告編。

これは、前半でガンダムの世界観と初代からZへの流れを超・駆け足で辿っていき、中盤でシャアとシンタ&クムの掛け合いによるモビルスーツのシルエットクイズ、後半はZZの予告編になっていて、ZZの1話というよりスペシャル版というか、総集編的な感じになっています。そんな訳で、特にこの回を逃したからと言って次回からの話の流れ的に困ることはありません。とはいえ、カミーユのことを心配するファとそれをなだめるブライトの様子やアクシズのその後が描かれていたり、子供番組の「おにいさん」のような口調でシンタ&クム、テレビの前のちびっ子達へクイズを出すシャアというレアな企画があったり、ZZの予告も結構長くてZZキャラ同士の掛け合いになってたりするので、ある意味貴重な回なのかも??それにしても、なぜこの回だけレンタルビデオやスカパーでの再放送は映像が古いんでしょう??まるで、一般の人が家庭用ビデオで録画した物をそのまま放送したかのような映像なんですよ。その映像しか残ってないのかも?と思っていたらなぜかBDでは普通にきれいな映像だったのが謎・・。DVDの方はどうなんでしょう?

ちなみにZZの予告は、まるで映画の予告みたいでなかなかイイ感じですよ。

「シャングリラの少年」

戦いに傷ついたアーガマがシャングリラへやってきた。ジュドー達シャングリラの悪ガキ共と、ひょんなことから彼らに助けられたヤザンはファを人質にしてZガンダムを奪おうとする。

これが実質ZZの1話なんですが、もう私はこの話が好きで好きで・・(笑)。このアニメに限らずだいたい自分が好きだと思ったアニメは1話からしてお気に入りですね。掴みはOKみたいな感じで!好きすぎてなかなかポイントを絞れないんですが、一番は、ジュドー達の会話や行動がもうアニメの基本中の基本なんですよ。自分が「こうなったらいいな、こうしてほしいな」という通りに動いてくれるところがいいんです。そして、子供達のアウトローさというか、ガサツで育ち悪そうな所(でも、中身はみんなイイ子だ!!)も気に入ってます。

ジュドー達シャングリラの悪ガキ達は学校にも行かず、両親も傍にいなくて好き勝手に暮らしているようだけど、自分たちで作ったルールに則って生活しています。ガンダムを盗もうとした時も「殺しはしない、怪我はさせない、女の子に乱暴はしない」とか。普通のアニメだったらそんなこと語るまでもなく当たり前の設定なんですが、その当たり前のことをガンダムでやってしまうっていう所に私はまた燃えてしまうんですよ(^_^;) 「えっ!?ガンダムなのにこんな普通でいいのかい?」という所が!!

内容も、ヤザンの脱出ポッドのくだりからして素晴らしすぎです。Zでのヤザンは結構キレ物で怖いところがあったと思うんですが、ZZでのヤザンはただのチンピラ風ズッコケキャラに変化してしまいます。今回ジュドー達と組んでZガンダムを盗もうとする以外にもしばらくの間しつこく登場し、いろいろ笑わせてくれます。扱いがひどすぎるけど、でもZガンダムからの橋渡しキャラとしては面白い使い方だなぁと個人的には気に入っています。

あと、有名なシーンですがファを人質にしようとした時にジュドーが初めてカミーユと出会うシーンが好きです。寝たきり状態で虚ろに一点を見つめていたカミーユの目がギョロっと動いて(コレ、結構怖いです(笑))ジュドーに向かって手を差し伸べます。そして二人が手を握りあった瞬間、カミーユはジュドーに何かを伝える・・・というのが、もうあのシーンはたまらないですね〜!!あれでバトンタッチという感じなのもイイと思います。

笑えて好きだったのが、ビーチャの選挙演説のような脅迫(「大変お忙しい所を失礼します!」って・・(笑))と、ジュドーがZに乗り込もうとする時、「ごめ〜ん!!」と言いながらブライトの顔に飛び蹴りをくらわせて「怪我しないで!」という所です。

ガンダムを盗むことだけが目的だったジュドー達なのに、ヤザンは無茶苦茶してサエグサを攻撃してしまいます。(ファが泣いてるし、誰もが「サエグサさん、死んじゃった!!」と思ってしまうシーンですが、実は無事だったらしいです)初めて目の前で人が殺された(と思ってる)所を見てしまったジュドーは茫然としつつも「あいつ、人を殺したんじゃないのか・・俺達が苦労してるのも知らないで・・だから大人って!!」と初っ端からジュドー節炸裂!!ヤザンと対決しますが、ジュドーはZガンダムの操縦は初めてだけど、「なんとなく、わかっちゃうんだよね!」とのことで、なんとか乗りこなして危機を脱します。最後はブライトにガンダムを倒してもらって助けられてましたが、ここでプチ・モビを操縦する貴重なブライトが見られます。ジュドー達は盗みに失敗してとりあえず退却というところで終了です。

 

学校にも行かず、奔放な生活をしていることを非難するファに、ジュドーは自分の境遇・両親について「二人共他のコロニーへ出稼ぎに行っていて不在、仕送りはしてくれるけどそれじゃ足りないからジャンク屋をやって稼がなければいけない」と語っていますが、ジュドーが両親について触れるのは全話通してなんとこの回だけなんですよね。アムロやカミーユの家庭が、いいか悪いかは別として結構まるわかりだったのと対照的に、開けっ広げに見えてジュドー一家は謎のベールに包まれています。そんな中、一つ発見したことがあります。ヤザンがアーガマに入った時に着ていた服はジュドーが自宅から持ってきたお父さんの服なんですが、あれがヤザンにピッタリだったということは、ジュドーのお父さんはヤザンと同じような体型ということですね。でかいお父さんなんだなぁ・・・・。どんな両親なのかとても気になるけど、ジュドーもリィナもとてもイイ子で、親に対するわだかまりもなさそうなので、わりと普通の人なんでしょうね。もしかして、ジャイアンとかブタゴリラの父ちゃん母ちゃんみたいな感じだったりして・・・!!

「エンドラの騎士」

エンドラがシャングリラに入港してきた。エンドラの艦長のマシュマーはガルスJで出撃しアーガマに無条件降伏を求めてきたが、対抗できるのはファの乗るメタスだけだった。Zガンダムを盗もうとアーガマに潜入していたジュドーはガンダムに乗り込み、ガルスJを撃退。アーガマを守った。

ジュドー達は引き続き懲りずにZガンダムを盗もうと企んでいます。そこへ、エルに買収されて(!)その情報を聞きつけたリィナがいろいろとジュドーにお説教するんですが、情報をお金で買ってしまうリィナの行動もどうかと思います(笑)。でも、リィナは可愛いですね。優等生な部分だけでなくヤンチャな面も持ち合わせていたり、実はパンチラ要員(!)だったりと、見どころたくさんです。今回はそんなリィナとジュドーの力関係がよく表れている回でもあります。二人はとっても仲が良くて、その兄妹関係が微笑ましくてイイんですよね。見た目がそっくりなところも可愛いし。

リィナの心配をよそに、ジュドーはアーガマに潜入するのですが、ブライトはそれを知っていながらジュドーを好きにさせます。ブライトの頭に浮かぶのはアムロとカミーユが初めてガンダムを動かした時のこと・・。アムロの時の回想シーンは79年のがそのまま使われていてちょっぴり古臭い。Zまでの5年間のアニメ技術の進歩が素晴らしい!・・というのは置いといて、ブライトは初めて乗ったガンダムを動かすことができたジュドーのことが気になって仕方がないようです。何しろ、今のアーガマでまともにモビルスーツを操縦できるのはファしかいないというすさまじい状況で、もしかしたらジュドーが・・・・と、この時から薄ら期待していたようです。

そんな訳でとても簡単にアーガマに侵入したジュドーは、シンタとクムに見つかったけどすぐに二人と仲良しになります。このシーンもとても楽しくてイイですね。カミーユとファは二人の保護者のようなポジションだったけど、ジュドー達とは同じ目線で仲良くなるんですよね。今後も一緒に行動することが多くなるけど、ジュドー達の企みに協力したり、逆に制止したりと「仲間」な関係の方が強く描かれてると思います。

ジュドーは、Zガンダムを盗むためにアーガマに来たのに、マシュマーのガルスJに爆弾を仕掛けてアーガマから追い払おうとしたり、一人で出撃したファを助けようとZに乗り込んだりとカッコよすぎです!!その後の操縦&戦闘も「どうするんだっけ?これかな?これかな?動け〜〜!!」と手当たり次第そのへんのボタンを押してみる、兜甲児式=適当 という懐かし素晴らしいものでした。でも、それが動かしてる・操縦してる感が伝わってきて燃えるんですよね。

ブライトに「盗人の子供」呼ばわりされたときに「子供じゃない、ジュドーって名前がある!」ときっぱり言ったり、いきなり戦うことになって「大丈夫なのか?」と聞かれて「改めてそう言われるとわからないけど、やってみるさ!」とかというのがジュドーらしくて、イイ!!あと、マシュマーが自分の名前と所属を名乗った時に「ジュドー・アーシタ!学校は・・ズルけてる」と言ったのが可愛すぎでした。誰もそんなこと聞いてないし、言わなくていいし、律儀すぎ!!ジュドーの素朴さと素直さが表れたセリフでした。

なんとかマシュマーを退却させた後、そのままガンダムを盗んでいけばいいのに普通に返して、その上ブライト達の見送りに「じゃぁ、また!」とお別れした後「また明日盗みに来よう」と決心するジュドーが面白すぎなラストでした。しかも、ブライトを「おじさん」呼ばわり!!「おじさん達、気を付けなよ」って・・・!!カミーユはブライトのファンで「サインをもらったことがある」とファに語っていたけど、ジュドーにとってブライトはただの「はたらくおじさん」のひとり!!「おじさん達、気をつけなよ。じゃぁ、また」って!!そんなあっさりと・・。

ファやリィナの「また盗むつもりなの?」というセリフも不自然すぎて笑えますね。ちなみに、この3話は2話と同じ日の出来事のようです。アーガマに侵入しようとしたジュドーを見てブライトが「昼間の子供だ」と言ってましたから・・・。なんて濃厚で長い一日なんでしょう!!

ジュドー達シャングリラの子供達のキャラクターや会話が面白いんですが、それに合わせて敵まで変な奴になってしまったのがまた素晴らしいですね〜(^_^;) しかも、Zの時とは違ってみんな人が好さそうな人達ばかり。マシュマーは、ハマーンのことが好きというか憧れの人なんですが、たまに発作のように突入する妄想タイムがいちいち笑えるんですよね。そして、その時のしまりのない顔が毎回クローズアップされて、部下のゴットンの冷ややかなツッコミが・・というのがパターンです。とりあえず、アーガマとアクシズ、どちらを見ても退屈しないのがイイです(笑)。

「熱血のマシュマー」

シャングリラのジャンクの山に隠れたアーガマを探しあうジュドー達とマシュマー。ついでにマシュマーのガルスJまで奪おうと悪戦苦闘しているうちに、ジュドー達はついにアーガマに侵入することに成功する。Zガンダムに乗り込むことができたジュドーだが、仲間達はブライトに捕えられてしまった。その上ゴットンの落とし穴に引っ掛かかったZガンダムはガルスJと宇宙で対決することになった。

この話もすごく面白いんですよ。ジュドー達シャングリラの子供達の会話とか、ジュドーとマシュマーの掛け合いも笑えますし、最後まで退屈しません。

今回はジュドーのお宝映像、アムロから続いてきた定番のパンツ公開シーンが拝めます。ちなみに、アムロはストライプのトランクス、カミーユは水色のブリーフだったんですが、お待ちかね、3代目のジュドーはその中間のような感じで、ボクサーパンツのような形でした。三人三様、そのキャラクターと下着のイメージがばっちり合っていて素晴らしいと思います(笑)。世間的にどうなのかわかりませんが、私の中での下着イメージはこんな感じです。「トランクス=無頓着、ブリーフ=マザコン、ボクサーパンツ=やんちゃ」 ・・特にトランクスは今でこそその地位を確立していますが、昔は結構あまりおしゃれでない人が履くような、どちらかといえばダサいイメージがあったと思います。ジュドーは寝起きがパンツ一丁で、迎えに来たエルがそれを見て「いや〜ん」と恥ずかしがってましたが、当のジュドーはヘラヘラ笑っていたのが無邪気でイイですね。全話通して、ジュドーはあまり「女の子」を意識しません。エルは、ポニーテールのオテンバ少女(死語)で、見た目はいかにもな80年代スケ番&男前キャラ(Drスランプのアカネちゃんとか、バイファムのマキとかシャロンとか、サイバーフォーミュラのミキとか・・・)なんですが、中身はわりと普通で女の子らしくて可愛いんですよ。活発だけど不良っぽい所がないからなんでしょうね。どちらかと言えば幽遊白書のぼたんのキャラに近いかも・・ポニーテールも共通してますしね〜。

パンツの話だけでここまで来てしまいましたが、ビーチャ、モンド、イーノとエルがジュドーを迎えに来て、それを見たリィナが「お兄ちゃんを誘わないで!」と怒る・・というこの日常描写がなんだか微笑ましくて気に入ってます。しかもとても楽しそう!!

マシュマーが、これまたツッコミどころ満載で面白いんですよ〜。またいつものようにハマーン様の妄想タイムに突入してイッちゃってる表情のまま固まってるところとか、ガルスJをトラックで運んだ時も酒ビンで隠されていたのを「バラで囲むとかにしろ!」と怒ったところとか・・。面白すぎです。

あと、そのガルスJからマシュマーを引きずり出して、盗んで売ろうとしたジュドーも面白すぎ!!ジュドーがガルスJに張り付いてマシュマーを蹴り落そうとするシーンなんか、何度見ても笑えますよ。乗ってるのにわざわざ降ろして盗むっていうのがツボすぎです(笑)。そんなことされても「子供達に夢を与えるのが私の使命」とか言って平常心を保とうとするマシュマー、いい人すぎ!!最後には「いくら子供のやることと言っても・・!」とか言ってさすがにキレてましたけど(笑)。

 

ブライトは、ジュドーのことが気になって仕方がないらしく、心待ちにしていました。盗みに来るのを待つっていうのもなんだかスゴイ話ですけどね〜。なんだかんだで、ジュドーがただの悪ガキではないと気づいていたんでしょうね。アーガマ侵入に成功した後も、Zに乗れたと思ったらまたマシュマーがガルスJで攻撃してきたのでジュドーは戦う羽目に。しかも、ゴットンが仕掛けた落とし穴のせいでコロニーの外へ出て戦うことになってしまいました。初めて宇宙で戦うことになったジュドーは空気漏れに慌てつつも気合でなんとかマシュマーを撃退!!これがまたカッコいいんです。せっかく乗ったのに、またZガンダムを返却するはめになってジュドーは不満がってましたが、ブライトの「朝飯くらい食わせてやるから」というセリフがイイですね。朝飯・・ということは、例のパンツ公開シーンからこの戦いが終わるまでほんの数時間(もしかして番組そのものと同じ時間の流れで30分くらいしか経ってなかったりして・・・??)しか経過してなかったということですね!相変わらず濃厚な時間を過ごしてます(笑)。

病院のシーンでカミーユとファが登場してますが、最初寝たきりだったカミーユが今回は車椅子に乗ってます。何気に、少しづつ回復していっている様子が描かれてますね。

今回、ファとリィナはジュドーを追いかけている途中で車がその辺のジャンク物に引っかかって足止めをくらい、それから抜け出ただけで出番が終わってしまいました(^_^;) リィナはファならジュドーを何とかしてくれるんじゃないかと早速慕っているようです。

それにしても、今回の戦いの敗因をファに気を取られていたせいにしたマシュマーって・・・。

「ジュドーの決意」

シャングリラのジャンク屋、ゲモンがマシュマー達に「Zガンダムを倒す協力をしたい」とやってきた。ハマーンの考えを重んじたマシュマーは素直にそれに応じることになった。アーガマを捜索する中、グランドに書かれた「ZG」の文字を発見したゲモンはジュドーの中学校を襲った。ジュドー達はゲモンを追い払おうと作戦に出た。

この話は、マシュマーを利用してZガンダムを盗もうと企むジャンク屋のゲモンがZガンダムにこらしめられるだけという素晴らしい回でして、ゲモンはもともと民間人、しかもジュドー達と同じくシャングリラでジャンク屋をやっているただのセコいおっちゃんなのです。でも、シャングリラの人達に悪い印象を与えてはいけない、むしろ仲良くしないと・・というハマーン様の教えに同意するマシュマーはゴットンが止めるのもきかず、見るからに悪巧みの塊のゲモンを素直に協力者として扱うことに・・・。そんな感じでいかにもお子様向けな展開が嬉しい、とてもかわいい話です。しかも、面白いです!!

ジュドーをアーガマのパイロットとしてスカウトするファですが、縛られることが苦手なジュドーは「学校へ行く」と逃げて行ってしまいます。それにしても、「アーガマを俺達の基地にしていいなら行く」っていうのが可愛いですね。ファには「アーガマは遊園地じゃないのよ」とあきれられてましたが・・。あと、今回の話ってもしかして4話の朝飯後の続きなんでしょうか?

ジュドー達の学校シーンが見られるのも今回だけですので貴重です。ジュドーはリィナを山の手の学校へ入れるのが目標で、生活費以外にお金を稼ごうとあくせくしている一番の理由がそれなんですが、ジュドーが通っている(・・と言っても、出欠確認で名前を飛ばされてしまうくらい久々の登校のようですが・・・(^_^;))所も普通にいい感じの学校だと思うんですが・・。リィナが通っている小学校は登場しませんが、きっと同じような感じだと思われます。ジュドーはなぜ山の手の学校にこだわるんでしょう??

ジュドーを追いかけて中学校へやってきたシンタとクムはグランドに線を引く石灰が入った車(これって正式には何て言うんでしょう・・)で遊ぶんですが、グランドに大きく「ZG」と書いてしまったもんだから、それを上空から見ていたゲモンは「Zガンダムからの挑戦状だ!」と勝手に勘違い。学校を攻撃しようとします。いやもう、なんて素敵な展開なんでしょう!シリーズ初の超展開に、面識のないブライトは頭を抱えています。その展開に対抗するジュドー達がまた面白いんですよ。なんと、ゲモンのモビルスーツ「ゲゼ」 (ちなみに、自作。)に向かって「短足!」とバカにしてゲモンの気を引いておいて、その隙にビーチャ、イーノ、エルがロープや車を使ってそのゲゼをを倒すんです。モビルスーツの悪口を言って敵の気を引くなんて作戦、今までありえなかったですからね(笑)。それにノッてくれそうな相手もいなかったですし!なんだか「ヤットデタマン」の「や〜い、偏平足〜!!」を思い出して笑えました。

作戦成功でみんなで「やったぁ〜!」と喜ぶところも可愛い!!でも、結局それだけじゃ対抗できなくて、シンタ・クム・リィナの3人が「Zガンダム〜!!」と口々に助けを呼ぶところも激可愛いです。そこで、ファの乗ったZガンダムがいいタイミングで現れて、また「やったぁ〜!」となるところがイイ!!なんてほのぼのとした展開!

その後はガスタンクを転がしてゲゼにぶつけようとしたり(すごいスピードでリィナやモンドの目の前をゴロゴロ転がって、一瞬ビクッとなってる所が細かくて笑えます!)、Zガンダムのコクピットに近づいたジュドーに気づかず、そのままガンダムを動かすファとか、一つ一つが笑えます。ジュドーは、ゲモンに自分の尻を叩きながら「や〜い、ボロモビルスーツ!」と言ってバカにしてましたが、尻を叩きながら人をバカにするって昔流行りましたよね?最近見ないので、なんか懐かしかったです(笑)。

最後がまた笑えるんですよ。Zガンダムの鉄拳攻撃(これも珍しい!!)を高速スピードでかわしてるうちにコクピットの中で目を回すゲモン、その隙にZガンダムのビームサーベルがゲゼの腕を切断(大したシーンじゃないのに「そこだ〜っ!」と気合たっぷりのジュドー・・(笑))。コクピット自体がくるくる回転して「助けて〜許して〜」という、まさかの降参オチでした(笑)。

ジュドーは今度こそZガンダムを持ち帰ろうとしたのですが、みんなから置き場所がないと言われると「それなら仕方ない、アーガマに返すか〜」と納得するのでした。

 

こんな感じの脱力エピソードなんですが、このほのぼの感が私は大好きです。夕暮れにみんな揃って帰るっていうのも懐かしいし、温かくていいなぁと思います。あと、今回もあのヤザンが登場するんですよ!しかも、Zガンダムに棒一本で立ち向かおうとダッシュして来て、マンホール(?)が開いてるのに気付かず落ちるだけ。その間セリフ一切なし!!なんて凄まじき扱い!!でも面白すぎです!!爆笑しました。

好きなシーンとしては、ファとジュドーが同じコクピットに乗ってる所です(笑)。男性の視聴者はきっとジュドーがうらやましいんだろうけど、私はファがうらやましいです(笑)。私も「ずっと俺の椅子変わりしてる?!」と言われたい!ファは「いやよ〜!」と言ってたけど、私はむしろずっと椅子でいいですから!!

 

それから、今回のサブタイトル、「ジュドーの決意」になってますが、ジュドーは何も決意してないと思います(笑)。あと、学校をサボるジュドーに小言を言っていたリィナですが、リィナも学校に行こうという素振りがなかったですよね・・。

「ズサの脅威」

ブライトとファはシャングリラの子供達に昼食を振舞った。「アーガマで働かないか」と食事で釣ろうとしたのだが、機嫌を損ねたジュドーはアーガマから出て行ってしまう。そんな時、マシュマーのズサがZガンダムをおびきよせるために山の手を攻撃した。それを阻止しようとファはメタスで出撃。それを見たジュドーは・・・。

今回はやっとジュドー達がアーガマの正式なクルーになるきっかけになる話。リアルタイムだと、番組開始から一か月とちょっとというところだと思いますが、物語上はまだ3日目(?)くらいですね〜。時系列が思いのほかゆっくりですが、わかりやすくてとてもイイです。

ジュドー達の活躍を見込んだブライトとファは、貧しい中豪華な昼食を振舞ってジュドー達をアーガマで働かないかと誘います。貧しくていつもお腹を空かせているシャングリラっ子達を釣るにはとても効果的な方法で、ZZ単体として見れば設定的にも「らしく」てイイと思うんですが、このエピソード、Zから続けてみるととても違和感があるんですよね・・。というのも、Zでは食事とか生活面で困ったりするシーンがひとつもないからです。食事シーンは何度かあったと思うんですが、その話の小道具的な感じでクローズアップされることはありませんでした。食事で釣られたと気づいたジュドーは、リィナの持っていた弁当を「こんな物食うな」みたいな感じで払いのけてしまうのですが、それを見たファは思わずジュドーを平手打ち。「私達がいつもこんな贅沢な物を口にしてると思ってるの!?」と涙ぐみながら激怒します。でも、「贅沢な物」と言っても、弁当ですよ?!Zの時はあなた達、普通に社員食堂みたいな所で「Aランチ」みたいな食事を口にしていたじゃありませんか・・。飲み物だって、飲みたい時にいつでも飲めるような自動販売機(?)があったはず。それなのに、アストナージまでその弁当を「豪勢だな」と言い、シンタとクムは自分たちも食べたいのに・・みたいな微妙な表情で見つめる・・というのがめちゃくちゃ不自然でした。・・もしかしたらシャングリラに来てから食糧事情が悪くなってきたんじゃ・・と無理矢理考えてみましたが、まだ入港して数日しか経ってないですよね・・・?今後ZZでも食事が貧しいなんてシーンはひとつもなかったと思うので、やっぱりこの回だけが謎設定ですね・・。ファに殴られたジュドーが思わずファを殴り返そうとしてしまったのも珍しいし(ジュドーって結構フェミニストなんですよね〜)、それを止めるブライトという構図もZZならではというか・・。Zの時はカミーユ達の行動を放置気味でしたが、ZZでのブライトはジュドー達に自分から関わろうとしています。

さっき食べた弁当代のぶんだけ働いて返せと言われたジュドーはすっかり機嫌をそこねてしまい、アーガマから抜け出します。そこへ、マシュマーのズサが攻撃してきます。アーガマにも山の手が襲われたという情報が入り、「カミーユが入院している病院もこのままじゃあぶないかも」と考えたファは一人でメタスで出撃します。イイですね〜!ファの健気さMAXです!!Zガンダムを出撃させるため、ブライトはジュドーを呼び戻そうとビーチャ達に頼みますが、先ほどまでのあまりに生意気&横着な子供達に頼ることを嫌ったアストナージは、なんと自分がZガンダムで出撃したのです。これもまた、レアなシーンです。アストナージが出撃するなんて、ちょっと違うかもしれないけど、事務員がいきなり現場に出るみたいなモノですよね。

そんなグダグダなZガンダムとメタスが出てきたのを見て、気になって仕方がないけど素直に「俺がやってやるぜ!!」と言えないジュドー。そんなジュドーにファはカミーユのことを例にとって、「あなたにそこまでやれとは言えないけど・・」みたいなことを言って説得してましたが、出会って約3日目。例に出す人物のハードル高すぎ!!

仲間達から「やってやれよ〜」と言われてもなかなか動かなかったのに、リィナの「お金儲けのことしか考えてないお兄ちゃんなんか嫌いだ!」の一言で「やってやるよ、やりゃ〜いいんだろ?」とあっさりZに乗り込むジュドー、さすがです・・・妹に弱すぎ!!「やってやるぜ!」じゃなかったのがちょっと残念でしたけど(笑)。

その後Zはズサを退却させますが、ファのメタスに一緒に乗り込んでZを応援(体当たり)したイーノとエルが良かったです。こういうシーン、心温まりますよね。「戦えなくても応援くらいならできるでしょ」って、イーノはイイ奴です!エルとイーノはこの後もずっとジュドーの良き理解者でしたね。

最後は、ご褒美にまた弁当を渡されたジュドー、一口食べたところで「その弁当代、また働いて返してね」というオチで終了です。

もともと、ジュドーにアーガマ&Zガンダムへの愛着が芽生え始めていたのと、リィナの「ジャンク屋よりもアーガマで働いた方がいいと思う」という、推しが一番の決め手だったわけなんですけど、これをきっかけにジュドーは今後もアーガマで働くことに・・。

ジャンク屋よりも戦争に加わる方がいいというリィナの考えがツッコミ所だと思いますが、単にリィナにとっては子供達だけで気ままに暮らすより、大人達の下で働く方が良いと判断しただけだと思われます。いくらしっかり者といっても小学生ですからね・・。それにしても、リィナはまだしも、ビーチャやエルまでもが妙にジュドーをアーガマで働くよう勧めていたのは何でなんでしょうね??単純に面白そうだから?それとも山の手並みだというアーガマの施設がよっぽど気に入ったからでしょうか??

 

今回の話も、笑い所満載なんですよ!まず、アーガマの市長です。この市長が、エンドラ(マシュマー達)の無理を聴く代わりに、お金をがっぽりふんだくるというセコい奴なんですが、でもアホすぎて憎めないんですよ。シャングリラの市民達の被害を最小限に抑えつつ、Zガンダムを倒したいという考えのマシュマーは、ある一軒の家だけを「誰の家かわからないが、許せ」と犠牲にすることにします。今回の戦いはその市長の家一軒だけがつぶされてしまって、オチになってる所が笑えます。ゴゴゴゴゴ・・・という音と共に崩れ落ちていく家と、それを茫然と見届ける市長夫婦とその執事・・・(笑)。

あと、今回もしつこくヤザンが出てくるんですよ!Zガンダムをみつけたヤザンは、通りがかりの人のを盗んだバイク(しかもスクーターみたいなやつ)で追いかけ、ジャンクの山につっこんでぶつかって終わり(その衝撃でジャンクの山がバラバラと崩れてくるのもまた笑える!!)です。ちなみに、今回もセリフが一切ありませんでした(笑)。

「ガザの嵐」

ジュドーは、アーガマをシャングリラから出すために、工業用ハッチの開放を依頼しようとジャンク屋の集会へ行くが、ゲモンに捕まってしまう。それを偶然助けたのが補修艦ラヴィアンローズからやってきたルー・ルカだった。一方、ファとトーレスのZガンダムとメタスがマシュマー配下のガザの嵐隊の攻撃に苦戦していた。ジュドーはルーと協力してガザの嵐隊を倒す。

またまたゲモンさん登場!!しかも、5話で自業自得とはいえジュドーに酷い目に合わされたことを根に持っているようで・・。まぁ、でもあの単にセコいだけのゲモンさんですから、深刻なシーンは一切なくなんとなく憎めません(^_^;) でもジュドーを捕まえて首を絞めようとしたのは(と言っても、脅かしてやろうととしただけで殺す気は一切なかったと思いますが・・)大人げないですね。周りにいるのはリィナとシンタ&クムのちびっ子達だけ。自分がジュドーを助けなきゃとオロオロするイーノですが、そこへ運良く通りがかったお姉さんがゲモンを殴ってジュドーを助けてくれます。

という訳でそのお姉さんがルー・ルカで、今回が初登場になります。ルーは、初めて見たZガンダムがやられてるのを見て残念がってみたり、ミーハー系のキャラなのかと思えば、根は落ち着いていたりして、でもちょっと抜けてるところもあってとてもユニークなキャラクターですね。今後も、ジュドー達が普通の子なのに比べると、一人だけ正式な軍人なのでそのあたりが他のキャラの描写と微妙に違って、見どころになってると思います。

アーガマでは、みんなが必死になって食糧を詰め込んでいましたが、ということはやっぱり前回「贅沢な弁当」のエピソードが成立したのは、シャングリラに入港してから食糧事情が悪くなっていたということなんでしょうか??でも、たとえそうだとしても、涙ながらに語るほど切迫してはいなかったと思うのですが・・。よっぽどあの時のファはお腹が空いていたとしか思えません。あと、今回はトーレスがメタスのパイロットとして駆り出されることになります(笑)。アストナージ以上に「事務員が現場に」度が高いですね。どれだけパイロット不足なんだ!という感じです。どっちにしろ、前作の世界観では考えられないことです。でも、あの場にいたら「○○、行きます!」と言って一回は出撃してみたいと思うかも・・。

こんな感じで相変わらずグダグダなアーガマなんですが、マシュマー配下のガザの嵐隊は、感極まって号泣したいかついオッサン(でもきっと20代〜30代。涙の量がハンパじゃなかった・・・)二人と、もう一人は無駄にビジュアル系。とにかくZガンダム倒す気満々なアクの強い3人組・・。でもあの暑苦しさはイイですね。見ている方も、クールな奴よりも、すごく悪い奴とか、熱血な敵の方が見ていてノレますからね。今回の戦いはシャングリラの中でコロニーに穴を開けない程度で戦いつつも、最後は逆にコロニーであることを利用した所が面白かったと思います。コロニーに穴を開けてそこからガザ隊を次々に落としていくシーンはまるで掃除機に吸い込まれているかのようで笑えました。冷静に考えるとちょっと怖いけど・・・。

ルーが「シャングリラ、ごめ〜ん!!」と言ってわざと穴を開けるシーンは最初の話でジュドーがブライトに「ごめ〜ん!」と言って顔面にキックを食らわせたシーンを思い出しました(笑)。この時から似たもの同士だったんですね!穴が開いた部分には「とりもち」を飛ばして応急処置をするんですが、ジュドーが「どこかにとりもちがあるはずだ!」と知っていたのが意外でした。それとも、あの世界では知ってて常識なのかも?今回、ジュドーが最初からZガンダムで出撃していなかったのは、ジャンク屋の集会へ行こうとしていたからです。あとでファが乗ってきたZガンダムと交代する時に「ちゃんとやるから、メシ食べさせてくれよ!」と言ったのが可愛かったです。あくまでもメシのためなんですね(笑)。ファがジュドーにヘルメットを被せてあげるシーンも良かった。でも何気にジュドー、初ヘルですよね。ZZって、ノーマルスーツ着ずに普通に普段着で戦うシーンが多かったと思います。最後まで軍服(制服)がないっていうのもかなり珍しいんじゃないかと・・。

最後は、ジュドーとルーがガザ隊を全滅させて帰ってきた後、すっかり忘れ去られていたゲモンのことをルーが思い出して「私が殴ったあのおじさん大丈夫かな?」と心配していて、ジュドーは「殺しても死なないよ」と言っていたけど、未だに殴られたままピクリともしないゲモンさん。いや、ちょっともしかしてヤバいんじゃ・・と思わせておきながら、本当にピンピンしてて次回また復活します(笑)。その後ヤザンが出てきて、ゲモンさんにちょっかいを出すブタを抱えていくところで終了です。いや〜何て終わり方なんでしょう(笑)!!あの「アニメじゃない」の緊張感のないアレンジのBGMも笑えますね。

「鎮魂の鐘は2度鳴る」

アーガマはシャングリラの外へ出ようとするが、エンドラとゲモン達に邪魔をされてしまう。

この回は本当に上記の通りの話でして(笑)、前回の戦いでガザ隊を失ったことによって、アツく復讐に燃えるマシュマーとエンドラの方々。そして、しつこくZガンダムを狙ってくるゲモンさんに邪魔されつつも、ついにアーガマはシャングリラから脱出(?)することになります。しかも今回はあのヤザンまでもがゲモンと組んでジュドー達の邪魔をするんですよ!忘れそうですが、ゲモンはガンダムを盗んで売ることが目的なんですよね、いまだに(笑)。その単純で大胆な目的も素晴らしすぎです。そして、そんなゲモンに言い寄って手を組んでしまうヤザンの小物っぷりが笑えます。シロッコと共に戦っていた時の面影は一体どこへ??まぁ、面白いからイイんですけど(^_^;) でも実際のところ、所属どころか食うにも困る状態に陥ったら結局ああして生きていくしかないのかもしれませんね〜。妙なところがリアルです(笑)。

エンドラの方々のガザ隊の弔い方もなんかコミカルで、いかにもZZらしい展開です。サブタイトルはシリアスな感じなのに・・。

アーガマファンのチマッターさん(5話で出てきたセコいシャングリラの市長の部下)が、アーガマをシャングリラの外へ出そうと協力してくれるのですが、ハッチの開閉権を握っているゲモンに捕えられてしまいます。ジュドー達はそんなチマッターさんを助けると共に、アーガマ脱出計画も同時に遂行することになりました。

ゲモンとヤザンは5話に引き続き、お手製のモビルスーツでやってきます。そしてジュドーを踏みつぶそうと(!)するんですが、それぞれ足の裏に「1」「2」と書かれていたのがめちゃめちゃウケました!!それって1号と2号ってこと??面白すぎです。

そうしてバタバタしている時に、誤って打ち上げてしまった信号弾のせいで何も準備できていないのにアーガマはその姿を現してしまいます。

ゲモン達のモビルースーツは、アーガマを攻撃する時も、そこらへんにあったジャンクの鉄くずを投げてきたり、原始的でいちいち笑えます。あと、ヤザンが「俺がこんなに落ちぶれたのはお前のせいだ」みたいなことをZの頭をバシバシ叩きながら愚痴ってたのも笑えました。「俺じゃないったら!!」と反論するジュドーもイイ!!ヤザンの恨みはカミーユ時代からの引き継ぎなので、ジュドーにとってはいい迷惑ですよね(笑)。Zがヤザンのモビルスーツににしつこく絡まれている時、ルーとチマッターさんがハッチを開くことに成功します。マシュマーは自分もモビルスーツで出撃しようとしていたけど(この時のやりとりがまた・・・)アーガマに主砲を発射され、エンドラがダメージを受けたので退却。ジュドーはヤザンのモビルスーツを撃墜、ハッチが閉まるギリギリのところでなんとかシャングリラの外へ出ることができました。「アーガマ頑張れよ!」と見送るチマッター。そして、復讐を誓うマシュマーで今回の話は終了です。

ジュドーが大役を果たしてアーガマに帰ってきた時、リィナが「心配させて〜!」と飛びついて、二人でラブラブで抱き合っていたのが可愛かったです。ジュドーの「ごめ〜ん!」というのがまた可愛い。ああ、私もジュドーに「ごめ〜ん!」って言われたい。「えへへへ」と照れながら帰って来たのもイイ・・。萌え所ばっかりだ。それなのにファとブライトが「よくやった」と褒めてもそっけないジュドー。ブライトの握手もかわしてしまいましたが、Zの時もブライト、カミーユから握手をかわされてなかったけ??Zの時はべつにわざとじゃなかったけど、今回はスルリとかわされてしまったのでブライトがちょっとムッとしていたのが面白かったです。あと、今回多分「ZZ」初の「何やってんの」が聴けます!!!!正しくは「何やってるの!」でしたけど〜。

成り行きでシャングリラから出てしまって、仕事や学校もあるのに〜と今更急に慌てるジュドーに「アーガマで修業した方がいいわよ」と釘をさすリィナ。そんなこんなでジュドー達は旅立つことに・・。

あと、ヤザンはZの攻撃を受けてモビルスーツはエンドラへ衝突したんだけど、爆破寸前で飛び出してまた生き延びたのです(笑)。ゲモンさんもどこかで気を失ってるだけと思われるので今後もシャングリラで生きていくんでしょうね。あの二人、案外仲がいいみたいだし。それにしてもしぶとい(笑)。それから、今回みんな「やったね!」という感じでしたが一人だけ浮かない顔をしていたのがファでした。ファはシャングリラにいてカミーユの看病をしたかったんですよ。ほんの少しの描写でしたが、次回からの複線になってます。

「宇宙のジュドー」

ついに宇宙へ出たアーガマは補修艦ラヴィアンローズに向かっていたが、ビーチャとモンドの企みによりアーガマの位置がエンドラにバレてしまう。マシュマー達が出撃してきたため、ジュドーは渋々Zで応戦するが、ライフルのエネルギーパックを忘れたまま出て行ってしまったため、ダミー隕石を利用しつつ不利な状況で戦うはめに。一方、コアファイターでアーガマを先導していたルーは途中で迷ってしまい、マシュマーの部下のグレミーに捕まってしまう。

やっとこれから本格的にアーガマが動き出すところまで辿り着きました。ストーリー上はほんの数日の出来事で結構展開が早いんですが、現実の流れは既に2か月が経過してしまっているので、結構(かなり?)ゆるやかですね。Zがあるからあまり気にならないけど、肝心のZZガンダムはまだ出てきてないし・・。1クール主役ロボットが出てこないアニメって後々話題になることが多いですが、これもその中のひとつですね。

やっと新メンバーを確保したアーガマですが、元は学校へも行かず気ままな生活を送っていた「不良少年」達。そう簡単に言う事を聞くわけがありません。ビーチャとモンドは与えられた見張りの仕事もほったらかしてブライトに怒鳴られてしまいます。二人はイーノが止めるのも聞かずに今度はアーガマをアクシズに売ってお金をもらい、自分たちはシャングリラに帰ろうと企んでいたのです。こっそり忍び込んだ部屋から出した電波がエンドラに届き、マシュマー達に見つかってアーガマは攻撃を受けることに・・・。

初期のZZの評価が低いのは、このあたりのビーチャとモンドの行動がウザいからという意見が多いからと思われます(汗)。まぁ、確かに小生意気だしウザさ満点ですが、逆に一番成長していくのが見られるのもこの二人なんですよね。ジュドーとかイーノは最初からもともと「イイ子」で扱い易いタイプだったのであまり変化がないというか・・。ビーチャとモンドが悪巧みを始めた理由は、シャングリラにいた時と待遇が違っていたからです。シャングリラにいた時はブライトも子供達を逃がすまいと必死で気を使っていたのが、宇宙へ出てしまうと「もうこっちのもの」とばかりにいつものブライト節に戻ってしまったんですね〜。もともと軍隊なんて関係ないそこらへんにいた子供達だったのがいきなり軍に入って命令に従うなんて、無理な話。そんな感じで戸惑うのも個人的には許してあげたいなぁと思うんですが、でもウザいのには変わりないので(どっちだ!)いろいろとツッコミつつ見ていきたいと思います。ただ、どんなにウザくても、基本的に二人共ズッコケおバカキャラなので見ていてそんなに不快感はないし、憎めないのがイイと思います。ビーチャは悪巧みを止めるイーノに「俺たちはいつも大人なんかあてにせずに生きてきたじゃないか」とか、ブライトがアーガマへスカウトした時も「俺達にお話するような立派なご両親なんていませんよ」と言ってたりして、一体何があったんだ?という感じです。最後まで何も触れられずじまいでしたけど。

あと、笑えるのがブライトの振り回されっぷりですね。私はこれが好きでZZファンになったと言っても過言ではなく・・(笑)。これからしばらくの間、両腕を上下にして怒鳴り散らすのがパターンになっていきますが、これで結構ブライトもそんな生活が決して嫌いではないはず!!その証拠に、そんなに親子のような温かい会話があるわけではないけど、ブライトがどれだけジュドー達を信頼しているかは見ているだけで伝わってきます。それはまたもっと後の話で語るとして・・・。

今回も、上記のビーチャとモンド以外に、アーガマを先導していたルーがいつの間にか道に迷ってしまうし(バレバレなのにごまかしているのとなかなか先に進まないことにブライトはイライラ)、シンタとクムがブリッジで走り回るし、ジュドーは今更戦うのがイヤだとごねるし、オチもジュドーとルーの喧嘩だったりと一日中怒鳴りまくりのブライトでした。

マシュマー達が攻撃してきたとき、敵の数も何もわからない(オペレーターの人、「わかんない!」「わかんない!」を連発・・・)と言われジュドーはイヤだとか帰るとか言ってごねてましたが、アストナージに「どこにも帰るところはないんだ!」と怒鳴られると「んも〜〜〜〜!!」と言って渋々出撃。これが何か笑えました。あと、「貴様が一番長くZに乗ってるんだぞ!」とキレるブライトも。「貴様が」ってところがナイス!!

「俺が一番最初に死ぬかもしれない!」とイヤがっていたのに「んも〜〜(しょうがないなぁ〜的なニュアンス)」の一言で心の整理をして出撃できるジュドーの精神力が素晴らしい!!その後、「ジュドー行きます!」とガンダムシリーズ定番の「初・行きます」を披露して視聴者をシビれさせた後、ライフルのエネルギーパックを忘れて行ってしまっていたというオチも好きすぎる!!なんてキュートなんだ、おっちょこちょいすぎる。そんな時に限ってライフルをぶっ放したらたった1、2発でエネルギー切れになったりして、ジュドーはダミー隕石を利用しつつ戦うことに・・。最初にトーレスとアストナージ先生によるダミー隕石の作り方とその活用方の説明があって、なかなか楽しかったんですけど、それが今回のメインイベント(?)として使用されることになるとは!!なんて素敵な試み。そんな状況で戦っても結局ジュドーは勝っちゃうんですよ。マシュマーはアーガマに内通者がいることをジュドーに告げて、高笑いしつつ退却していきます。

おっちょこちょいではルーも負けていません。アーガマを先導している途中で迷子になるっていうのが面白いですね。でも頭の良いルーは自分を助けようとしてくれたグレミーを利用してアーガマへ無事戻ってきます。グレミーはルーに一目ぼれしてしまったので騙されたことにも気づかず「あなたが優しかったから・・」というルーのセリフにただぼ〜っとしてしまうのでした。グレミーも後々結構な重要人物ですよね。アーガマにとっては敵だけど、マシュマーもグレミーもわりと人がイイんですよね。

10

「さよなら、ファ」

カミーユを心配するあまり、そのイライラをジュドー達にぶつけてしまうファ。そこへビーチャとモンドの通信を受けてマシュマーとガザC隊が攻撃を開始した。ジュドーはライフルのプラグが外れたままZで出撃してしまう。ファはジュドーを助けようとメタスで追い、Zのライフルの整備に成功するが、攻撃を受けたメタスは戦闘不能に。メタスはシャングリラへ流され、そのままファは戦線離脱する。

ZZ始まって以来、初のシリアス回!!ブライト達と共にシャングリラっ子達を導いてきたファがついに戦線離脱する話でして、Zからファを見ている人ならとても切なく感じると思います(T_T) シャングリラから脱出したものの、残してきたカミーユのことが気になって仕方がないファ。でもジュドー達はまだ戦いに慣れていないし、私はいつまでここにいるのかしら・・・と、不安なのとジュドー達の戦いに対する緊張感のなさへの苛立ちを募らせたファはついみんなに辛くあたってしまい、ギスギスした雰囲気になってしまいます。

ZZになってから、妙に落ち着いてしまったファに慣れていたのでこの「苛立つファ」というのはなんだか懐かしくもあります(^_^;) そうそう、このイライラした感じがいつものファだったはず。ちょっと前ならファとカミーユ、そしてカツがブライト達を困らせる立場だったのに、新しく入ってきたジュドー達がさらに年下なのでファは落ち着くしかなかったんですね〜。

ファは必要以上にみんなを叱りつけ、ルーとは嫌味対決に発展。そしてちゃんと頑張っているはずのリィナやエルまでとばっちりを受けてしまいます。その頃、ビーチャとモンドは相変わらずエンドラへ通信を続けるし、止めようとしたイーノは縄で縛られるしでアーガマのチームワークはめちゃくちゃです。そんな感じで、この前半の流れは見ていてちょっと嫌な気分になるかもしれませんが、でも最後まで見ていると実はイイ話だったというのがZZマジック(笑)!!本当にイイ話なんですよ。

マシュマーのハンマハンマとガザC隊が攻撃してきたので、ジュドーはZで出撃したのですが、最初にファからさっさと整備をしろと忠告されていたのに真面目に聞いておらず、整備もあやふやな状態で慌てて(ノーマルスーツを着るのも今回が初めて!)Zのライフルのプラグが外れた状態で出て行ってしまったのです。これじゃ戦えないと出た後になって気づいたジュドー。そこへ「ジュドーを見殺しにできないわ」とファが危険を顧みずメタスで出撃します。そして、攻撃の合間のわずかな時間、外へ出てライフルの整備をするファ・・。カッコ良すぎです!!それを見て「いつ終わるの?」と最初はまだまだお気楽なジュドーでしたが、徐々に事の重大さに気づいていきます。この対比が素晴らしい!!それにしても、ファはいつの間にこんなにプロフェッショナルっぽくなったんだろう。Zの時は後半でも結構足手まといな方だったのに・・・。

ファのおかげでZは戦えるようになりましたが、メタスが攻撃されて大ダメージを受けてしまい、戦闘どころか操縦不能に。ジュドーはファを心配しつつも流されていくメタスを残して戦います。そして、マシュマー達が退却した後メタスを回収しに向かおうとしますが、ブライトに「追えば二人とも危険だから」と止められます。「ファが死んじゃうでしょう!」と心配するジュドーにブライトは「メタスはどこかのコロニーが拾ってくれるから大丈夫だよ」と言っていましたが、そんなこと言われても本当に確実に拾ってくれるか心配ですよね・・。トーレスは「ファにお礼の手紙を書けばいいいじゃない」と明るく言ってましたがそういう問題ではないと思います(^_^;) 「ファさん、俺を助けてくれたのに、このまま帰ってこないっていうのかよ」と後悔するジュドーに「ファには面倒を見なきゃいけない人がいるから、これで良かったのかもね」と優しく慰めるルー。ルーは今回一番ファと対決したけど、一番ファのことをわかっていたのもルーだったんです。

この一連の会話が好きで、ここばっかり繰り返し何回も見てしまいます。あと、その後のファの「ジュドーならやってくれるわね。さよなら、アーガマのみんな。私はあそこへ帰る・・」と安心したようにつぶやくのが切なくて胸を鷲掴み!!ここで流れているBGMが久々に聴く「水の星に愛をこめて」なのがまた泣けるんですよ。このBGMはこれからもファとカミーユのシーンになると流れるんですが、鳥肌モノです!!

今回はエルも可愛かったです。口うるさいファのことを「うるさい姑ババア!」とか言ったりしてしまうんですが(笑)、これがあの声あの口調だから全く嫌味がないんですよ。戦いには加わってませんが、内通者に会うためにアーガマに侵入してきたゴットンを追いかけてシンタとクム、リィナと一緒に捕まえるんです。文章にして表すのは難しいけど、これがすごく可愛くて・・・。全く役に立っていないリィナも、最後にゴットンを取り押さえた時にエル達の真似をしてとりあえず上に覆いかぶさったところとかもめちゃくちゃ可愛かった・・。

イーノは一人、ビーチャとモンドの裏切りに気づいてるんですが、誰にも相談できずにいます。一見、弱弱しいだけに見えるけど実はイーノは友情に熱い男です!イーノのすごさと面白さはこれからどんどん発覚していくので楽しみたいと思ってます(笑)。

触れる場所がありませんでしたが、今回、キャラ・スーンが初登場です。いろんな意味でインパクト大だけど、初登場時はまだえらくまともだったんですね〜(笑)。と言っても、すごくケバくて、見た目はビジュアル系のロック歌手。口調は昔のキャバレーの姉ちゃん風。とりあえずそれまでのガンダムでこの手の女性はあまり出てこなかったと思うけど・・。でも見かけによらずキャラもお茶目で可愛いんですよね。

あと、どうでもいいことなんですが、今回ルーはラヴィアンローズへ行き、コアファイターをパワーアップさせてアーガマに戻ってきました。最後にジュドーが危機一髪を逃れたのもコアファイターが戻ってきたおかげです。それで、最初にその準備でもたついていた理由について「ノーマルスーツを着ていてトイレが大変だったから」とジュドーに言い訳していましたが、その時のジュドーの答えが「ノーマルスーツの中にしちゃえばいいじゃない」でした・・・。ある本に「ノーマルスーツには体から出たモノ(いろいろ)を循環させる装置がついている」というようなことが書かれていました。ということは、ジュドーが言う通り中でそのまましちゃってもOKということですよね??ジュドーは真顔で発言してましたが、冗談で何も考えずに言ったのか、それとも本当にしちゃえばいいのに、と思って言ったのか・・。とても気になります(笑)。それに対してルーが「アホ!」と言ってジュドーに蹴りをくらわすんですが、その時にドカッ!とすごい音がするのがまた笑えました。蹴るっていったって、ちょっと小突いた程度なのに(笑)。

                                                                           

12年9月3日〜10月13日 記