機動戦士ガンダムZZ

86年に放送されていた「機動戦士ガンダムZZ」です。

 

放送当時、私は小学2年生でした。ZもZZも番組自体は見てなかったと思いますが、「ケイブンシャのアニメ百科」みたいな本を持っていて(今も持ってるけど・・・)、それにZとZZのキャラクターの紹介がされていたため、当時からずっと名前とキャラ設定のみ知っていました。それが今こうやって真剣に語ることになろうとは、感慨深いというか、成長してないというかいろいろ微妙な気持ちでいっぱいです(笑)。

 

98年頃、なんだかよくわからないうちにZガンダムを見終わった私は、内容を理解しようと努力もせずに「それじゃ、次は『ZZ』だな」とレンタルショップでZZのビデオを借りることにしました。Zガンダムの絵柄が大好きだった私ですが、レンタルショップでZZのビデオのパッケージを見た私はちょっとだけ迷いました。わかる方にはわかっていただけると思いますが、ZZのビデオのパッケージは放送当時のキャラクターデザインの北爪宏幸さんが描かれているにも関わらず絵柄がかなり変わっていて、こんなことを言うのも何なんですけどかなり「チャラい」雰囲気になっていたのです(汗)。言葉で伝えるのは難しいのですが、ZZだけではなく、90年代半ばから後半にかけてああいう感じの絵柄が流行っていた時期があって、当時最前線だったアニメーターの方々はもちろんのこと、主に80年代のアニメに関わっていた方々の絵柄も変化していることが多かったと思います。

70年代後半から90年代前半の絵柄が好きだった私は、あのギラギラなタッチについていくことができず、失礼ながら「なんで改悪しちゃうんだろう・・・」と思っていたのですが、2000年代に入ってからはまた落ち着いてきたように思います。 そんな訳で、ZZも「このパッケージのようなチャラさ加減で動かれたら、私はついていけない」とちょっと不安になったんですが、借りてOPを見てみたらバリバリ80年代だったので(当たり前!!)とても安心したという思い出があります(^_^;)。ZZは熱血少年が主人公ながら、意外にも3作の中で一番少女漫画風の絵柄でした。

 

ZZは、Zが「話がわかりにくかった」という反省点から、番組の対象年齢を下げると共にキャラクターの年齢層も一回り下がり、Zに比べると話の内容もわかりやすく、キャラクターが素直でとても見やすいところが魅力だと思います。しかし、初代やZに比べるとあまり評価は高くなく、放送当時は序盤の明るく能天気な雰囲気に視聴者がドン引き。初代からのファンはもちろんのこと、Zのファンも「これはガンダムじゃない」と離れて行ってしまったようです(T_T)。 当時だけならまだしも、放送が終了して20年以上経った今でもその評価はたいして変わらず、ネットで調べてもあまりいいことが書かれていないのがさびしいところです。

もともとガンダムは、それまでののロボットアニメに比べて型破りなのが特徴だったと思うんですが、ZZはガンダムシリーズとして型破りになってしまったということですね。

 不評の理由はだいたいこんな感じで

 

・主題歌の「アニメじゃない」からしてもう無理

・ジュドー達のキャラが王道すぎる

・序盤、ジュドー達がふざけすぎでムカつく

・敵がふざけすぎでムカつく 

・ビーチャとモンドがアーガマを裏切るあたりがうざい 

・ビーチャが艦長代理なんてありえない

・ビーチャが百式に乗るのがありえない

 

ビーチャって・・・。

逆に、「良い」という方の意見は「女の子キャラが可愛い」とか「後半シリアスになって良くなった」というのが一般的のような気がします。

 

私にとってZZは、10年以上前にレンタルビデオの映像をアレしてあったにも関わらず、スカパーの再放送を2度も録画し、DVDに落としてあるにも関わらず、HDも消さず(消せず)BDまで購入してしまったほど気に入っているアニメなので、かなりひいき目なのですが、上記の理由で判断してしまうのは、かなりもったいない!!と思います。ZZはジュドー達の成長物語であると共に、カミーユの復活の物語でもあると思うので、特にZ(というかカミーユ)ファンには必ず見てもらいたい作品だと思ってるんですが・・・。・・・でも、私も最初主題歌の「アニメじゃない」は好きになれませんでした。初めて聞いたのは中学生くらいの時だったと思いますが、なんだこりゃ、変な歌!しかもアニメ主題歌で「アニメじゃない」というのが、なんだかバカにされてるように感じた・・という、「アニメじゃない」が嫌いな人に「あるある」な理由そのものでした(笑)。でも、あの歌は大人になってから聴くととても深い歌で、あのアニメにはピッタリの主題歌だったということに気が付きました。出だしの賑やかな部分と♪常識という眼鏡で〜・・♪からの流れがもうZZの雰囲気そのものです。

Zガンダムでは衝撃の展開はあっても、あまり「感動した」というエピソードはなかったけど、ZZではちょくちょく感動していました。Zほどではないですが、ZZもわりと話の内容を知らない(Zをちゃんと理解してからZZを見よう!とずっと思っていたので、あえてあまり深入りしていなかったのです)のに、特に最終回ではとても感動したのでこれは本物だと思いますよ。

 

私は、もともと「マジンガーZ」からの流れのスーパーロボット派なので、リアル物を見ると主人公達のやりとりは楽しんで見れるけど、大人キャラ同士の会話が退屈で仕方がなかったりするんですよ。政治のこととか、難しい言葉を使って話すのがダメで・・・。全然頭に入ってこなくて「だから結局今何が言いたかったんだ?」と思ってわからなくなり、途中で挫折というのがパターンでした。でもZZではナレーションも予告も全て14歳のジュドーがやってしまうので「お子様脳」の私にはとても親切な作りでした(笑)。

私はZを見て溜まっていた不満(修正とか、大人キャラがカミーユ達に冷たいところとか、協調性がないところとか)がZZでかなり解消されて、ドタバターシーンも逆に「もっとやれ」と思ってたくらいです。でもガンダムシリーズが好きな人の多くは世界観そのものとかリアルな人物描写に魅かれるんだろうから、ZZみたいな雰囲気は受け入れられないのかもしれません・・・。

それから、何よりも私はジュドーのファンです!!!!もう、むしろあのくらいの年齢の子供がいてもそんなに不思議じゃない年だけど orz 未だにあんなお兄ちゃんが欲しい!!と思ってしまいます。やんちゃだけど、妹思いで素直で明るく清く正しいジュドーが好きです。ZZは、そんなジュドーとZにはなかったスッキリ感と温かさ、たまに感じるノスタルジックなところが好きです。このあたりについては追々語っていきたいと思います。

 

それから、ZZではキャラクターのファッションにも注目です。私はZの野暮ったいファッションがあまり好きじゃなかったのですが(Zのページで何度も語ってます・・・)ZZではみんなとてもおしゃれで可愛い服を着ているのが気に入っています。近年、ちょうど80年代風が流行っているのもあって、今見ても古くささを感じさせません。しかも、よく見ると細かい所まで凝ったデザインになっていたりして、スゴイなぁ〜と思っていたら、BD-BOXの北爪さんのインタビューによると、富野さんが持ってきた外国の子供服のカタログを参考にデザインしたということで「なるほど!」という感じです。ファッションも意図的だったんですね。あと、同じインタビューで、「ジュドーのキャラデザインにアムロの雰囲気を持たせた」と言われてましたが、それも「ジュドーってアムロをイケメンにしたような顔だな」と以前からずっと思っていたので当たって嬉しかったです(笑)。でも、ルー=セイラ というのは全然気づきませんでしたが・・・。

 

BD-BOXにはジュドー役の矢尾一樹さんのインタビューも載っています。ジュドーの演技については当時からずっと不満があったようですが、私はジュドー役がピッタリだと思います。逆に、ダンクーガの方が「声高い!!」とビックリしたくらいです(笑)。ZZを先に見たせいもあるかもしれませんが・・。

ZZは今の所、BD-BOXとDVD-BOXが発売されてますが、DVDがどんな仕様かわからないけどBDのブックレットが充実しているのでおススメです。場所も取らないですしね。(DVD-BOXは3箱あるので・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつの間にかBDの紹介になってしまってますが、レビューは左のボタンを押して入って下さいね。(表の色、なんとなくジュドーっぽくしてみたつもりなんですが、ちょっと違うような・・何色が足らないんでしょう・・??★を黒にすればいいのか・・??)

 

ガンダムZZレビュー 1話〜10話

ガンダムZZレビュー 11話〜20話

ガンダムZZレビュー 21話〜30話

ガンダムZZレビュー 31話〜40話

ガンダムZZレビュー 41話〜47話

 

ちなみに・・・私が「これはガンダムじゃない!」と思ったのは93年の「Vガンダム」です。ZZから7年後に放送されて、私が中学3年生の頃でした。もうこの頃にはすっかりアニメファン世代ど真ん中になっていてアニメ雑誌を買い始めたりした時期だったんですが、これの1話が放送された日、新聞に「Vガンダム」と書いてあるのを見て私は初代かZかZZの再放送と勝手に勘違い(何故)。当時からアニメの再放送好きだった私はとても楽しみにして学校から帰ってからテレビを付けると・・・。全然知らないガンダムでした。そして当たり前だけど主題歌も全然知らない新しい曲で、「なんじゃこれ、こんなのガンダムじゃないだろう」とすぐにテレビを消したという思い出があります(苦笑)。

ガンダムじゃないっていうか、自分が知ってるガンダムじゃなかったというだけのことです(^_^;) その後も結局Vガンダムは一度も見たことがありません。なんか、内容が怖そうなので・・。

 

                                                                                  12年9月2日〜 記