聖戦士ダンバイン

83年に放送された「聖戦士ダンバイン」です。

まさかこれにハマる日が来ようとは、そして語る時が来ようとは我ながら信じられません(^_^;) というのも、いろんな場所で語ってますが、学生時代(98年〜2001年頃)、「面白い作品が見つかったらラッキー」とまるで宝探しのように、手当たり次第古いアニメのビデオをレンタルしまくっていた時期がありました。それでこのアニメもその中の一つとして見てみたんですが、当時の私には退屈に感じてすぐにギブアップしてしまいました・・。あの独特な世界観にもキャラクターにもメカにも魅力を感じることもなく・・・。ただ、毎回冒頭で入る「バイストンウェルの物語を覚えている者は幸せである」というナレーションはカッコいいなと思って、これだけは気に入っていました。

あと、昔から持っているパチソンカセットに偶然主題歌が収録されていたのと、レンタルビデオ店に行くと、これのビデオがズラッと並んでいてかなりの場所を取っていたのが印象的だったので(笑)タイトルだけは随分前から知っていました。そして「ダンバインて・・・変なタイトル!!」とずっと思ってました。どうしても田植えの方を想像してしまって・・(笑)。でも上には上があって、「コンバトラーV」の「レッツ、コンバイン!」なんてもう本当にそのままで、初めて聞いた時は爆笑しましたよ。

 

話が逸れ始めましたが(^_^;) そんなダンバインをなぜ今頃再び見ようと思ったかと言うと、ここでやっている「サンライズロボットアニメ大鑑」の音楽レビューの際に主題歌のカッコよさを再確認したのがきっかけです。ダンバインの歌は以前から好きで、10年くらい前にシングルCD(これのボトムズも持ってます)を購入したほどなんですが、しばらく聴いていなかったので久々に聴いて新鮮でした。

歌だけ聴くのもイイけど、OP映像がまた最高にカッコいいんですよね。これも初めて見た時はあまり気づかなかったんですけど・・。あと、最近古いアニメ雑誌を読む機会が多くて、その時にダンバインの記事(名場面集みたいなやつ)を目にして「結構面白そうかも・・」と思ったのもきっかけになってると思います。

 

 

 

 

そんなこんなでDVDBOX購入!DVD化は3度も(!)されていて、私が購入したのは2度目の物です。どれを買ったらいいのか迷いましたが、標準の大きさのケース(縦長ケース)で一つのBOXに全巻収まっているという所が気に入ったのでこれを選びました。ただ、ブックレットが付いてないのがイマイチなんですよね・・・。バラ売りを一つのBOXに集めたような感じで、各巻に二つ折りのキャラ設定&紹介の紙は入ってますけど、どうせなら一冊にまとめてほしかったです。他のBOXがどんな仕様になっているのかとても気になります。

中のイラストは当時に比べるとかなり洗練されてます!!今リメイクされたとしたらこんな感じの絵柄で動くんでしょうか。それだったらちょっと近寄り難いかも・・。やっぱり80年代の絵柄が親しみやすくて好きです。ちょっと野暮ったいところがイイんですよね。

でも、初めてダンバインのキャラ絵を見た時は「なんだかスゴイ絵柄だなぁ・・・」と思いました。それは初めて「ジョジョ立ち」を見た時と同じ衝撃でした(笑)。見ているうちにすぐに馴染みましたけどね。そしてその魅力にハマっていく・・そういう所もジョジョと共通してるかもしれません(^_^;) それに、実際の映像では元のデザインよりソフトで可愛い感じに描かれてると思います(その回の作画にもよりますが・・)。

DVDを購入したものの、ちゃんと見るのか?見れるのか?と少し不安でしたが、この10数年で私のアニメ脳は確かに成長していました。あの時全然頭に入ってこなかったストーリーがどんどん頭に入ってくるし、言ってることがわかるようになっていたのです!!14年の刻をこえてZガンダムを制覇した私にはもう怖い物はありませんでした。

そんな訳で、ガンダムに比べるとはるかにわかりやすい内容になっていて、すぐに把握できたのであとはキャラクターを気に入るかどうかだけ!!それも全く問題ありませんでした。主人公のショウ・ザマがカッコよすぎですぐにファンになってしまいました!!主人公を好きになればもうこっちのモノです。何しろ、主人公は主人公だけあって毎回出てきますから。主人公を好きになれないと結構辛いですよね。あと、以前見た時にはバイストンウェルという世界観もあまり受け付けなかったのですが、今回じっくり見てみたらすっかり惹きつけられてしまいました。メカと妖精が同じ画面に登場するというのが一見ミスマッチなのに上手く融合していて萌えまくりです。なんてロマンチック・・・。古い例えですが、「花の子ルンルン」とか「とんがり帽子のメモル」のような世界観!そんな一見ファンシーな世界の中でハードな戦いが繰り広げられます。

今では珍しくないですが、当時はドラクエとかもまだなかった時代。その頃にこんな世界観が描けるなんて・・といろんな所で評価されている作品だったりします。

あと、今更ですが、昆虫モチーフのメカも斬新&新鮮でとてもカッコいいと思いました。ダンバインの世界観にピッタリですよね。特にクリア素材の羽と足の爪がツボです!!色が薄紫というのも珍しくてイイ!!自分の中ではずっとダンバインは緑色のイメージがあったんですが、緑はショウでした(笑)。

 

ちなみに、内容はというと・・

モトクロスのレーサーを目指す日本人の少年 ショウ・ザマは、ある日バイクで走行中に突然、海と地上の間にある異世界・バイストンウェルのアの国、ドレイク家へ召喚されてしまう。バイストンウェルを全て自分の手中へ入れようと企むドレイクは、オーラ力の強いショウ達地上人を召喚し「聖戦士」としてオーラバトラーで戦わせようとしていた。訳もわからず言われるままにオーラバトラー・ダンバインで戦うことになったショウはドレイクを悪として対抗するギブン家と戦っていたが、互いの状況と様子を伺っていくうちにドレイクの企みが悪だということに気づき、ダンバインと共にドレイク家から脱出。ニー・ギブンの指揮するオーラシップ「ゼラーナ」に乗り込み、バイストンウェルを守るために戦うことになる。

 

めちゃくちゃ省略してますが、すごく簡単に言えばこんな感じの内容で、この最初の基本設定さえ把握できていれば、あとはキャラクターの名前とメカの名前がごちゃごちゃにならないようにしておけば普通についていくことができます。敵の目的が明確なだけでもとても見やすいです。

あとはバイストンウェルの国の女王達とショウ達の絡みとか他にも召喚された地上人がいて、その戦いのごたごたとか宿敵バーン&トッドとの対決とか見応え盛りだくさん!そこに仲間との団結、ささやかな恋愛描写を含みつつ、バイストンウェルから地上へ舞台を移し物語は進んでいきます。これが適度に明るく、甘く、アツくてイイんですよ。そして、たまに切ないエピソードがあるのも心揺さぶられます。

なにしろ全盛の頃の富野作品ですから、難解なストーリーとややこしく癖のあるキャラクター、トラウマのオンパレードかと思って恐る恐る見てましたが(苦笑)、意外なほどすんなりキャラクターとストーリーに馴染めてとても面白かったです。

 

ストーリーはもちろんのこと、キャラクターがまたイイんですよ。特に女性キャラが魅力的です。特に味方側はそれぞれみんな好きですね。

中でも私が一番好きなのはマーベルです。どんな状況に陥っても決してヒステリックになったりすることはなく、ショウのことを包み込む余裕まで持ち合わせてる素晴らしい女性!ショウとマーベルは同じ年(18歳!!)らしいですが、どう見てもマーベルがお姉さん。でも、恋愛感情としては マーベル>>ショウ なところがポイントなんです!年齢も同じ年にせず、マーベルが2〜3歳くらい上だったらもっと良かったと思うんですけどね。

 

あと、ミ・フェラリオ(妖精みたいな物)のチャム・ファウですが、ダンバインといえばこのキャラと言っても間違いないくらいシンボル的キャラクターだと思います。エルガイムにも似たキャラが登場したりして(どういう繋がりなのかはわからないのですが・・)何でこんなに人気があるんだろう?と思っていました。でも最後まで見たら「これはやられたわ!そりゃ人気も出るわな」と納得の存在感!大きさ的には30センチくらいしかないというのに。ある意味、視聴者が主人公と一緒にいるような疑似体験をさせてくれたり、代弁者的な存在でもあると思います。そしてその可愛らしさ!!私もすっかりファンになってしまいました。絵的にもチャムとショウの組み合わせが一番ほのぼのとして好きです。

チャムは色恋沙汰とは無縁の存在として描かれているけど、ショウのことが大好き。ダンバインで戦う時もショウとずっと一緒にいて、一緒にオーラ力を出して戦いに協力したり、あんな小さな体でショウを守ろうとしたりもします。ショウが哀しんでいる時は一緒に泣いてあげたりして、もうこれでもかと言うほど羨ましいこと(少なくとも、私は羨ましいです(笑))を実現していきます。主人公と常に同じコクピット内にいて主役メカで一緒に戦うなんて、女性ファンの永遠の夢じゃないですか(笑)。でも、普通の女性キャラだったらそんなことはできません。チャムだからこそできたことだと思います。性格も、普段は生意気なのに実はとても健気だったりしてそれがまたひじょ〜〜〜に可愛いんですよね。

 

あとは、キーンも可愛くて好きです。決して美少女ではないのですが、見ているととても可愛らしいんです。そしてあの「おしゃま」な口調がたまりません!見た目は活発で男の子っぽい感じがするけど話し方がお嬢様っぽいところがまた・・。ただ、メインの話は初期の頃とかなり最後の方に偏っていて、中盤は目立った活躍があまりなかったのが残念でした。ゼラーナの中ではお子様キャラぽく、ちょっと下に見られてますが、年齢的にはショウやマーベルとあまり変わらなんですよね・・・。あと、あの顔、誰かに似てるなぁ〜と思ったら、「ふしぎな島のフローネ」でした(笑)。あと、何気にショウにも似てるかも・・。兄妹に見えますよ。

 

ファンの間では放送当時からナの国の女王シーラ様が一番人気らしいですが、私はゼラーナの人達の方が人間味溢れていて好きですね。でも、登場する3人の女王様達もそれぞれ成長していくところが見どころになっていると思います。特に、一番面白かったのがリムルです。シーラは最初から「女王様」として出来上がっていたし、エレは、地上人を好きになってしまうエピソードが唐突すぎて・・。最後は壮絶だったんですけどね・・。

リムルはドレイクの娘という一番可哀想な立場で、両親の企みに最初から気づいていて、何度も城から脱出しゼラーナへ向かおうと試みます。でも何度出て行っても必ず連れ戻され城で軟禁状態にされてしまいます。一度はゼラーナへ乗ることに成功しますが、勝手な行動を取って仲間の輪を乱し、ゼラーナを降りたところをまた連れ戻され・・。結局リムルがゼラーナ側へ付くことは叶いませんでした。でも、最後には逃げることではなく、城の中で自分の身の振り方を考えるようになったところがカッコよかったです。全ての悪の源を父ではなく母だと判断し、暗殺しようとしたところも!でもそのおかげでリムルは・・。あれは衝撃的でした。それから、リムルはニーと恋仲だったのですが、最初から決まっていた婚約者はバーンでした。それでリムルは強引なバーンからも逃れようとしていたんですが、もっと物語が続いていたとしたら、結局バーンとくっついていたんじゃないかと思います。後半、あの二人がけっこういい感じに見えたので。

 

逆に、私の中では男性キャラがイマイチ・・。主人公のショウ以外はあまり好きになれなかったなぁ〜・・。もうショウとその他のキャラでは思い入れが雲泥の差!そのかわり、ショウ一人で充分事足りるので無問題!!なにしろショウは男らしい!マーベルの「男性そのものっていうのとは違う」というセリフの通り、全然男臭くないキャラなのに男らしい不思議なキャラ。上手く言葉で言い表せないけどそんな感じで、他のアニメでいうとZガンダムの後半の成長したカミーユが近いかも・・声も似てるし。家庭環境も似てるなぁ。カミーユからヒステリックでキレキレの部分を取り除いたような感じでしょうか・・。そして、ショウはめちゃくちゃ優しい。雰囲気的にはマクロスの輝から恋愛ボケの部分を取り除いた感じで・・・さっきから取り除いてばっかりなんですけど、この場合取り除いた方がいいことばっかりなのでこれでいいと思います(笑)。

男らしいけど暑苦しくなく、案外シュガーボーイ(爆死)。それなのに恋愛ボケもせず、マーベルと両想いなのに「好き好き愛してる」と態度に出さないその奥ゆかしさ。それどころか自分の気持ちに気づかないふりをしたり「俺はまだマーベルにふさわしくないから・・」という謙虚さ!あと、「日本人として」とか言って「義理人情」を大事にする日本男児ぽさ(実際、日本男児だけど)。実家は金持ちだけど、家庭は崩壊中。それに反発して(というか、孤独な心を紛らわすため?)モトクロス。夜な夜なバイク飛ばしまくり。それなのに「ウサギの目が赤いのは人参を食べるから」と思っているメルヘン男子!!このあたりもツボつきまくりでした(^_^;)

変なことばっかり語ってますが、とにかくショウはイイキャラです。何と言っても地上とバイストンウェルを守るため、正義のため、というシンプルでストレートな理由で一生懸命戦ってるところが好きです。考えた作戦がことごとく失敗してしまうけど、それも持前の気合とオーラ力でとにかく一生懸命頑張るところが見ていて応援したくなります。見た目も、愛嬌があって可愛い感じには見えるけど、イケメン顔ではないのに、ずっと見ていたらすごくカッコよく見えてきます。

そして、何度も言ってしまうけどマーベルとのやりとりが本当にイイ!!普段はマーべルの方がショウの話を聞いてあげたりの元気づけてあげたりという感じなんですが、実はマーベルもショウを頼りにしまくってます。二人はお互いに支えあってるんですよ。マーベルの方がお姉さんぽいのに、「ショウは私のこと、どう思ってるのかしら・・」と気にしているところがたまらない!でもショウの方は自分の戦いに精一杯なのもあって、わりとさっぱりしています。それだけに43話は胸をえぐられるような切なさと萌えが同時に私の心を襲いました(危)。も〜なんか羨ましすぎ!私も仲間に入れてくれ。

その後も最後の最後まで二人は必要以上にべたべたしたりラブラブな会話をしたりしない、そこが好きです。

 

あと・・こんなこと思うのは私だけかもしれませんが、ショウって前髪ヤバいですよね??あのペタッとした前髪は将来的に絶対ハゲそう。アンガールズとか昔の横山ノック(真ん中に寄せた前髪がくるんと巻いてるやつ)を彷彿とさせます・・。きっとやわらかくて細い髪質に違いありません。チャムがショウの髪の毛を引っ張ったりするシーンを見るたびに心配になります(笑)。

 

ショウの次といえば、あえて言えばニー・ギブンでしょうか。ゼラーナのみんなに迷惑をかけまくったリムルをグーで殴ったあたりからは結構好きになりましたが、それまではあまり好きじゃなかったなぁ・・・。最初の頃はショウとも言い合いばかりで、でも説得力がなくて、あんな石立鉄男とミンキーモモを足したような不思議な髪型のワガママな奴がなんで人気があるんだろう?と思ってましたよ。何しろ、最初はキーンも、チャムも、リムルも、そしてなぜかマーベルもニーのことが好きという設定だったんですよね。すぐに数名ショウに乗り換えてしまいましたが・・(笑)。それに、ショウ達よりも年上なのにやってることは同じレベルで、それもなんだかなぁと思ってました。もう少し兄貴っぽい感じだったらもっと好きになれたかも・・。最初、ニーの本命はリムルで、仲間たちがあきれるほどリムルのことばっかりだったのですが、精神的成長と共にそれもフェードアウトしてしまっていました。何度脱出してきても必ず連れ戻されるリムルについて「結局こうなる運命なんだ」という感じであきらめたのが印象的でした。もし、話が続いていたらニーはきっとキーンとくっついていたと思います。

 

それから、トッドはいつか必ずショウ達の仲間になるんだとずっと思ってましたよ。サイボーグ002とかテリーマンとかドロンパとか・・・アメリカ人キャラって結構主人公のライバル兼親友になることが多いじゃないですか(笑)。残念ながらトッドはずっと敵のままでしたけど。しかも、しぶとく後半まで生き残ってましたね。

バーンは・・・。意外と波乱万丈なキャラクターでした。召喚されたばかりのショウとは結構相性が良かったように思います。最後まで見た後、あのシーンを見るととても意外で「こんなに仲良かったんだ〜」と思いました。後半、仮面を付け初めてからの方が好きです。でもあれって誰が見てもバレバレですよね・・。顔は隠しても声と髪の毛ですぐバレますよ・・。スタッフの方々にもそう思われていたのか(?)一応、視聴者にも正体が謎ということで物語が進んでましたが、OPで思い切りネタバレしてました・・。

 

それから、肝心の主役メカ・ダンバインについて少し・・・。ダンバインは最初こそショウが乗っていましたが、途中でもっとすごいパワーを持つ「ビルバイン」をシーラ王女から受け取ることになり、後半ショウの愛機はビルバインになります。ダンバインはマーベルが乗ることになるんですが、それには賛否両論あって・・。私も多くのファンの方と同じくダンバイン派ですので、メカ交代はちょっと嫌でした。ダンバインのデザインはバイストンウェルの世界観にバッチリ合っていたのに、ビルバインは赤・白を基調とした「ロボットアニメによくあるロボット」になってしまったのです。鳥のような形からロボに変形するというのも「ライディーン」ぽくて・・。でも、ビルバインを王女様からもらうという設定はこの世界観ならではだな、と思いました。ただ、アニメのタイトルが「聖戦士ダンバイン」なのにダンバインが脇役になってしまったのはちょっと残念な気がします。「乗り換え」じゃなくてロボット自体のパワーアップだったらよかったのですが・・。でも、ずっと見ていたらどっちも好きになりました(^_^;) ダンバインでバイストンウェルムード全開にするのもいいし、変形させて遊んでもみたい・・・。ダンバインとビルバインのおもちゃ・・両方とも欲しいなぁ・・。

あと、「オーラ力の中でも悪い力を増幅させてしまうと「ハイパー化」(巨大化)して、すごい威力を発揮する代わりに自滅してしまう」という設定が、他のアニメと変わっていてとても面白いなと思いました。邪な心を持ってちゃいけないってことですね。ビルバインはオーラ力の強いショウしか乗れないっていう設定も燃えて好きです。

 

こんな感じでメカもキャラもストーリーもいいのに、このアニメの評価はあまり良くなく、ネットで調べてもあまりいいことは書かれていないのがとても残念です・・・(T_T)「これは人気作だから、ファンサイトなんてくさるほどあるだろう」とずっと思ってたんですが、それすらもあまりなく・・。

しかも、ハマる前はアニメ雑誌にめちゃめちゃ載ってるイメージがあったんですが、いざ記事を探してみるとそれほどでもなくて、「ああ〜意外と当時から不遇な扱いだったんだなぁ」と思い知らされてしまいました。調べると、当時はファンタジーというジャンルがまだ確立されてなくて、「売り」であるはずの世界観もあまりウケなかったし、おもちゃも売れなかったし(それどころかおもちゃ会社が倒産したし(汗))・・といろいろ散々だったようです。アニメファン層にも子供層にもイマイチ受けなかったということですね・・。

当時のことはよくわかりませんが、未だにそんなに評判がよくないのは(と言っても、好きな方はものすごく好きなようで熱狂的ファンもたくさんいらっしゃるようですが)あのラスト2話の存在も大きいと思います・・(^_^;) 確かに、衝撃的ではあったけど私は最初からネタばれしていたのもあって、そこまでショックが大きくありませんでした。ただ、何も知らずに最後まで見るとかなりキツイと思いますので、この物語が好きであればあるほど、キャラクターに思い入れが多ければ多い程ネタバレした上で視聴した方がいいと思います・・・。見る前は「最初から結末を知ってるのがちょっと嫌だなぁ・・」と思ってましたが、知ってて良かったです(^_^;)

 

という訳でいろいろと語りましたが、私のような「ややこしい設定についていけない」「敵の目的は単純に『世界征服』にしてほしい」「敵の出番が多いとキツイ」「大人キャラ同士の会話は難しい言葉がたくさん出てくるから眠たくなる」というお子ちゃま脳でも楽しく見れますので超おススメです(^_^;)。特にガンダムを見たことある方なら一層わかりやすいです。オーラバトラー=モビルスーツ、オーラ力=ニュータイプ能力・・のように設定が似ているところが多いからです。

はっきり言って最後は「全滅」の一言ですが、それまではどちらかといえば見ていて温かい気持ちになるような話の方が多いです。あのラストを見ても「面白かった」と感じたのはキャラクターがいいように成長していった所が見れたからだと思います。

最終回まで一気に見てしまってから納得できなかったり、切ない気分になった後は、もう一度1話から見ることをお勧めします。なぜか落ち着きます。

でも、ザンボット3の人間爆弾のエピソードに耐えた方なら全然OKかと・・。あっちの方が私は怖かったです(^_^;)

 

 

 

                                                                                   13年1月19日 記