2006年 2月1日 (水)

けろ のほほん日記
NO WAR !!

'05年12月'06年1月/2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
一番下へ

『ベルヴィル・ランデブー』。

 昨日はうっかりして、11時からのBSの番組『世界・時の旅人 「君はオーティスを聴いたか 忌野清志郎が問う魂の歌」を前半見逃してしまった。あーーーー人生最大の不覚!!!
 しかも、録画しようと朝からずっと思っていたのに、何とタイマー録画をするのも忘れていた!!!!!!! あー何ということだぁ・・・・<(T0T)>

 あわてて後半から見たのだけれど、人生の先輩・清志郎兄ぃが、きっと高校の授業をさぼって屋上でトランジスタラジオから聴いていたに違いない憧れのスーパースター、オーティス・レディングの足跡をたどる旅。
 一面の綿花咲き誇る綿花畑の中を歩くシーンに「あーーーメンフィスだぁーーー」と感涙。
 他にも、ジャケ写真で見たような風景が広がり、感涙、涙、涙。。。
 またいつか、BSか地上波で再放送やらないかなあ。うう、今度は絶対に、絶対に録るぞう。 Q(゜へ ゜)Q

 で、今日はなんだかやる気がなく(いつもですけど)、天気も悪いのでダラダラ過ごす(これも天気に関係なく毎日ですけど)。
 明日から2月だということに気づき、2月のカレンダーをチェック。1日は映画の日なので、映画を見に行こうかなと思ったら、整体の予約が入っているし、TSUTAYAのレンタルCD・DVDも返却日じゃん。

 で、あわててまだ見ていなかった『ベルヴィル・ランデブー』を見ることに。
 孫のシャンピオンと暮らすおばあさん(マダム・スーザ)と1匹の犬(ブルーノ)。孫はプレゼントされた三輪車に乗り始め、数年後、ツール・ド・フランスに出るほどの選手に成長する。そんな孫を一生懸命に世話するおばあさん。
 だが、ツールの日に、孫は何者かに誘拐されてしまう。孫を捜して旅に出るおばあさんと犬。

 ・・・・・。

 これ、世紀の傑作かも。(でも、けっこうシュールだから、ダメな人はダメかもなあ?)
 少なくとも、私には今年の一押しになりました。
 神は細部に宿るというけど、もう画面の隅々、キャラクターの行動の一つ一つにまで、ベルヴィル魂がこもっている。ディズニーやらハリウッドをおちょくっている、そのおちょくり方も、ツボ。
 とくに、三人の往年のコーラスガールの家に転がり込んだおばあさん、その家での食事のシーンが大爆笑。←これ、私だから特に、かもしれませんが。

 おばあさんがいいです。犬も、いいです。三人の魔女、もといコーラスガールがいいです。傑作です。

 私からはただ一言、「見れ!」

■ベルヴィル・ランデブー:http://www.klockworx.com/belleville/

2006年1月31日
このページのトップへ下へ一番下へ

『密航』と『ふたりのさっちゃん』。
 友人に誘われて、お茶の水のneoneo坐でのドキュメンタリー上映会に行く。
 目当ては『NHK特集 密航』(1980年/50分/カラー)。
 キャッチコピーが【TV史上に残る衝撃作!大村収容所で目撃した 朝鮮半島との断層】
 解説には「長崎県・大村収容所に初めてテレビカメラが入り、韓国への強制送還の船を待つ人々の話を中心に密入国の実態を取材。密入国者の住居の手入れや連行、韓国漁船の捜索などから国家と国民の問題を考えさせる」――とある。
 80年当時、朴大統領が暗殺された軍政下の韓国から、日本へ船で密航してくる者は後を絶たず、年間多くの密航者が摘発されていた。入国管理局による密航船や密航者が不法就労している街の小さな工場への強制捜査の場面、密航をあっせんしているというブローカーへのインタビューなど、よく撮ったなあと思うシーンの連続に驚く。
 現在日本にいる密航者は「20万は下らないでしょうね」、密航を斡旋するブローカーの収入は「月2〜300万、そういうプロのブローカーが大阪だけで10人以上はいる」という密航の実態に詳しいある在日二世の男性。
 法務局に頼み込んで実現したという不法滞在者が収容されている長崎の大村収容所の撮影。刑務所のような各室に数人の収容者が寝起きして、毎朝点呼の後はタバコを吸うのも自由、懲役ではないので、所内での作業はないけれど、何重にも設けられている鉄格子で外界とは隔絶された生活。
 日本で生まれ、教育を受けたという在日2世の男性。
 「日本に対する恨みはもうないけれど、親の世代がどうしてこの国に来たのかというと・・・自分から来たわけではないし。自分がこの国で生まれ、教育もこの国で受けたということを、国は考えてほしい」と訥々と語り、「(摘発されて収容所に入れられて)自分の人生はいったい何だったのか・・・」と絶句する。
 家族で摘発され、小さな子どもたちと暮らしている母親の姿。無邪気に遊び回る子供たち。
 「どうしてここにいると思う?」との質問に、「あたしたちは韓国人だけど、ここは韓国じゃないから」と答える女の子。
 強制送還が決まった者の名前が張り出され、険しい顔で見つめる収容者たち。小学生ぐらいの女の子は、トランクに教科書を詰め、韓国への送還船に乗り込んでいく。
 今はもう少し改善されているとは思うけれど、きっと収容所の生活って、基本的には同じなんだろうなあ。アフガンやミャンマーなどからやって来て、難民申請が認められずに多くの人たちが収監されている(自殺者も出るという)牛久の収容所もこんな感じだろうか。
 「日本では現在外国人の就労は認められていないが、政府は人権条約を批准し、今後ベトナムやビルマなどからの難民受入れをどうするか対策を迫られている」という当時の状況の解説。この頃と現在は、いったい何が違うだろう? 密航者の多くは、零細の工場などで安いサンダルを1日100足ミシンかけしたり、清掃や労役などの仕事で一生懸命に働いている。現在の100円ショップのサンダルって、今も中国か東南アジアのどこかで、誰かが一生懸命にミシンかけして作っているんだなあ、と考える。
 「密航者がすべて収監されるわけではない。個別の事情が考慮され、収容されるのは40%である」というナレーションが入る。この数字は多いと思うべきか、たったそれだけ、と思うべきか。。。
 プロデューサーの荻野靖乃氏が来場されていて、制作当時の話をされた。
 この「収容されるのは40%」というナレーションは、入管に入れるように指示されたものだそうな。
 「一応、人道的配慮もしているんだぞ、ということでしょうね。実際には、日本でもう結婚して家庭や生活の基盤があるような人たちまでも摘発しているわけですから・・・」
 放送された当時は、視聴率も高く、十数%取れたほどだったのだけれど、反響が大きく賛否両論で、ある在日の人より「お前は在日なのか?在日でもない者がよけいな口を出すな」という電話があって考えさせられ、再放送するのを断念したのだとか。アーカイブスには入っているけれど、深夜枠の『NHKアーカイブス』でも再放送はされないのだと。
 だからある研究会の場で上映されたことがあるだけだそうで、今日は貴重な機会だった。
 「撮影当時と今では韓国の状況も変わっているけれど、どうして隣の韓国や中国が日本に対してあのような態度を取るのか、この番組を見て考えてもらえれば」と荻野氏。最近のNHKって、『ポップジャム』でインリンが大股開きやってて目が点になったばかりですが。。。。もうこういう気骨のある人はいないんだろか?

 今日誘ってくれた友人は、まだ20代だけれど、東南アジアに行って取材などもしている人なので感想を聞いたら、「私、韓国とかのことって全然知らないんですよ。今日、これを見てとっても驚きでした」というので、こちらがびっくり。
 「だって、学校では戦争のことって、日清戦争ではどちらが勝ちました、日露戦争ではどちらが勝ちました、っていうぐらいしかやらないでしょう? だからどうして在日韓国人が日本にいるのか、知らないんです」
 「えっ、じゃあ、靖国問題についてはどうなの?」
 「“靖国問題”っていう言葉は知ってるけど、どうしてどこが問題なのかは、全然」
 ・・・・う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜む、そうなのかぁ。(-_- ;)

 ――てなことにショックを受けて帰ってきたら、あの夢の中で白線を引いていた麻生太郎が“天皇さんに靖国参拝をしてもらいたい”っつう発言をしたというニュースをテレビでやっていた。

天皇靖国参拝、麻生外相「検討を」

 麻生外相は28日、首相の靖国神社参拝に関連し、「祭られている英霊からすると、天皇陛下のために万歳と言ったのであって、首相のために万歳といったのはゼロだ。天皇陛下の参拝が一番だ。何でできなくなったのかといえば、公人、私人の話からですから。どうすれば解決するかという話にすれば、答えはいくつ か出てくる」と述べた。名古屋市での講演の後の質疑で語った。

 天皇の靖国参拝は75年11月の昭和天皇が最後。同神社には、78年にA級戦犯が合祀(ごうし)されている。外相の発言は、こうした経緯を踏まえ、天皇が参拝できる方策を検討すべきだとの考えを示したとみられる。

(2006年01月29日 朝日新聞)

 このおっさん、数日前にもアホな発言していたニュースを見たばかりだけど、どうしてこういう単細胞が国会議員やってられるのかなあ? 牛肉幹事長と一緒にどこかの収容所に収監して、一生白線でも引いていてほしいぞ。
 「国会で厳しく追及したい」という福島瑞穂姐、眉の形がどんどん険しくなるなあ。かわいそうに。

 夜中、『NNNドキュメント』で、「戦争反対で逮捕! ふたりのさっちゃん」を見る。
 昼間、友人と「あの自衛隊宿舎でのビラまき逮捕はどう考えるべきか」と話していたばかりだったので、どういう状況で逮捕されたのか知りたかったのだけれど、番組ではビラをまいて逮捕された女性を「さっちゃん」と呼び、無批判に女性の立場で「逮捕は不当」と訴えるだけの内容だったのでがっかり。
 公園の公衆便所に「戦争反対」と落書きして器物破損で逮捕された書店員のケースもだけど、「世間に対して何を訴えたかったのか」ということと、「公共の建物への落書き行為」「住居侵入」という罪は切り離して考えなきゃいかんのでは? 「戦争反対」を訴えたいなら何をしてもいいというわけではないでしょう? もちろん、その行為自体が罪に問われるようなものでなかった場合は別だけど、逮捕されるような行為だったのかどうなのか、そこらへんを公正に報道するのがジャーナリズムってものなのでは?
 それに、ビラまきで逮捕されたさっちゃんとその支持グループの人たち、なんだか身内だけで固まっている感じがして、あれじゃあせっかくの反戦という訴えは広まらないのではないか?・・・・などと考えさせられたのでした。
 ちなみに、もう一人の「さっちゃん」は、戦時中、治安維持法違反で特高に逮捕された。職場で仲良くなり、心を開いて何でも話し合える仲間だと思った人たちが共産党員だったという理由。
 90歳になった「さっちゃん」は、戦前のような昨今の状況に心を痛め、自分の逮捕は不当だったと国を訴えることを決めた矢先、亡くなった。

2006年1月29日
このページのトップへ上へ下へ一番下へ

『THE 有頂天ホテル』
 「高倉健って、ああ見えて意外と気が短いんだってね」
 「へー、そうなの?」
 「短気、千里を走る。」
――てなギャグを、日本列島では百数十人は思いついてるだろうなー。
 テレビCMを音だけ聞いて、うっかりそう聞こえてから、以後ずっとあの映画のタイトルを聞くと、「短気な高倉健がせかせかと中国を走っている図」を想像してしまって困る。
 最近はよく天気予報で、「上空の寒気が・・・」と言っているけれど、これがまた「上空の歓喜」に聞こえてしまって、天上で天使の合唱団が「喜びの歌」を唄っている声まで聞こえてしようがない。アホやねー。
 先日、『徹子の部屋』に阿川弘之が出ていたのを見たら、阿川先生はよく聞き間違いをするそうで、それも食いしん坊なせいか、食べ物に聞こえてしまうのだとか。「汚職事件」を「お食事券」とか。大先生でもそうなんですね。先生は他にも、「生き様(ざま)」ではなく「行き様(よう)」が正しいだとか「立ち上げる」というのは「立つ」という自動詞に「上げる」という他動詞をくっつける変な日本語だとか、最近多い日本語の誤用を指摘されていたけれど、私が気になってしようがないのは、フィギュアスケートの真央ちゃんの「できればノーミスして、がんばります」。誰か「ノーミスする」っつう言い方は間違いだって真央ちゃんに教えてあげないものか。

 で、今日は初日のそれ(=高倉健がせかせかと中国を走るやつ)、ではなくって、大入り満員で立ち見も出ていると評判の『THE 有頂天ホテル』を錦糸町に見に行く。
 三谷幸喜のギャグが大好きななまはげ(こいつこそ短気)、行くぞと決めてからもう、気合いが入っている。で、土曜日でオールナイトなので、遅い回の方なら少しはマシかと、8時50分からの回を見ることにして、8時15分過ぎに映画館をのぞいたら、もう数人の行列ができていた。8時半過ぎにはだいぶ列が長くなってきたけれど、劇場は一番広い所だったので、ぎっしり満席になるほどではなく、今回は前の方に陣取ってゆったり見ることができました。

 前宣伝をいろいろ目にしていたので、とても期待していたけど、さすがに芸達者ばかり集めただけあって、期待を上回るギャグの連発には大笑い。
 もちろん脚本もいいんだけど、大口開けてアハハと笑って見終わった後、けろっとさっぱり忘れてしまうような映画だったのは少しがっがり。『ラヂオの時間』の笑いは私の壺にはまってとってもおかしかったし、『笑の大学』では、人を笑わすことに人生をかけた青年と検閲官の戦いにそれぞれの職業にかける熱いプロ意識が感じられて心打たれるものがあり、今思い返してもいい映画だったと思える。
 でも、この『THE 有頂天ホテル』では、ホテルで働くホテルマン、客室係などのプロ意識とかそれぞれの人生で抱えている鬱屈などの描かれ方が中途半端でイマイチ突っ込みが足りず、細かいギャグとか人形や灰皿や携帯電話などの小道具の使い方のうまさには唸らされるものの、ストーリーがあまり心に残らないのが残念でした。登場人物が多すぎたのかな?
 そういえば『みんなのいえ』も、ギャグの小ネタに走り過ぎて、あんまり心に残らなかったなあ。

■『THE 有頂天ホテル』:http://www.uchoten.com/

 終わってから急いで帰って、『スマステ』「月イチ吾郎」(『サタスマ』で毎月1回、香取慎吾が選んだ5本の映画を稲垣吾郎が見て、順位をつけて感想を言うコーナー。稲垣吾郎の感想が結構面白くて、映画を選ぶ参考になるので好きでよく見ているのです)。
 今月の5本は邦画で、稲垣吾郎の順位では『単騎、千里を走る。』『博士の愛した数式』『THE 有頂天ホテル』『輪廻』『ピーナッツ』の順番でした。『有頂天ホテル』については「予想通りの面白さ」だって。なるほど。
 高倉健さんの演技についてのコメントが面白かったので、やっぱり今度は『 短気 単騎、・・・』を見に行こうっと。

2006年1月28日
このページのトップへ上へ下へ一番下へ

誰も責任は取らないし、世界は半分しか見えない。
 毎日自転車通勤をしているなまはげが怒っている。雪が降ってからもう1週間にもなるのに、まだ裏道などに残雪が氷になって残っているのだそうな。
 「どうして東京の人は雪かきをしないんだ! 昼間、日が射している時にチョチョッと氷をかいたらすむじゃないか!!」
 確かに、下町の細い路地はただでさえ日が当たらないのに、自分の家の前すら雪かきをしない人が多いので、いまだに所々道が凍っている。下町って、人情が厚いとかご近所付き合いがどうとかいう誤解があるけれど、自分ちの前の公道でたき火をしたり、物干し台を置いて洗濯物を干して狭い歩道をふさいだり、結構みんな人の迷惑顧みず、自分勝手にやっている。だから家の前が凍ってたって、それで誰かが転んでも気にしないんだろうな。

 中江師匠が送ってくださる『たかじんのそこまで言って委員会』のDVDを見たら、田嶋陽子がこのホリエモン騒動で、升混みが一転してホリエモン叩きに回った現象を見て、「まるでツジモトキヨミの時のようだ」と言っていた。確かに升混みの変わり身の早さもそうだけど、検察の動きもなんだか急で、似たような感じがするなあ。この素早さが、どうしてヒューザーとか何とか総研に対しては発揮できないんだろか?

 夜、TSUTAYAでレンタルしてきた松尾スズキ主演の『イン・ザ・プール』を見て大笑い。その後、テレビで『時効警察』。オダギリジョー、ふせえりを連続で見る。
 夜更かしついでに『朝まで生テレビ』を見たら、やっぱりホリエモン騒動で「メディアの責任」がどうとか言っていた。見るからにオタクの「元オン・ザ・エッジ役員」とかいう人が、「メディアは責任を取らない」と言って田原総一朗が「そんなことない!」と反論していたけど、前の選挙の時の自民党圧勝のおぜん立てをしたのは、結局連日各地に立った「刺客」ばかり面白おかしく報道したメディアなんだし、「ホリエモンを出せば視聴率が取れる」とテレビ朝日の脂ぎった渡辺キャスターも認めているやんけ。社民、共産その他についても、それなりに時間を割いて報道していたらよかったのに。結局、上っ面の現象だけを追っかけているだけなんだから、そもそもの責任もへったくれもないんだよね。
 ちゃんと見ていたわけではないけど、老人代表の樋口恵子さんとオタク代表(?)の元オン・ザ・エッジ役員の言い合いがけっこう見物だった。オタク曰く、「(現代は)メディアを自分で作れる時代」とか「今の時代にメディアはテレビだけではない、インターネットのブログだってある。テレビしか見てないのは世の中を半分しか見てないということだ」と大声でわめいていたけれど、「老人はその半分で生きているんです」という樋口オバハンの見ている世界は、逆に見えてないんだろうなあ。

2006年1月27日
このページのトップへ上へ下へ一番下へ

るるる葬送。
 今月は親しかった人の命日が続き、ご家族に会ってお話を伺ったり、写真を見て生前の故人とのエピソードを思い出したりしている。
 親しかった人たちで故人を偲ぶ集まりを持ったら、人って結構しょうもないことを覚えているもので、私も友人にはどんなことを覚えられているのかなぁ、などと思ってしまう。

  ふんそれが何だ 死んだら死んだで生きていくのだ (草野心平 『ヤマカガシの腹のなかから仲間に告げるゲリゲの言葉 』)

 うちにある故人の写真をご家族におわけしようと、写真の複写ができるところを探したら、以前にはセルフサービスで写真をコピーして写真プリントができる機械があちこちの写真屋に置いてあったのに、今はデジカメプリントが主流になってしまったせいか、ネットで検索しても見つからなくなってしまった。家庭のプリンタでも複合機ならスキャンして写真プリントができるから、そんな需要はなくなってしまったんだろか?
 昨日、やっと1軒、写真コピーができるというところをネットで見つけたので、浅草まで自転車を飛ばしたら、わざわざ出かけたのに、ホームページの情報は古くって、やっぱりセルフサービスの写真コピー機はもう置いておらず、お店の処理で中1日もかかるし、お値段もお高い。やっぱりネットは万能じゃないんだな、と痛感。これからは、電話してきちんと確認してから出かけなきゃなぁ。。。。

 昨日はそんなことをやっていて、浅草に行ったらTSUTAYAが目についたのでつい入ったら、ちょうど水曜日でレンタルが190円だった。よく行く南千住店より品揃えが豊富だったので、思わずCDを手当たり次第に借りてしまう。
 ここでは「100本音楽CDを借りたらiPodミニをプレゼント」なんつう面白いキャンペーンもやっていた。水曜に100本借りたら19000円だし、買うこと考えたら断然お得やね。でも、100本も借りるには、棚を片端からつぶすにしても、一人では難しいから数人で来て、手分けする必要があるなあ・・・などと考える。100本のCDを持って帰るのも大変だなあ。
 で、今日はレンタルしてきたCDをせっせとiTunesに読み込んで、iPodに落とす。iPodもだんだん空き容量が少なくなってきました。
 お出かけの時には、もうiPodは必需品になっている。これがいっぱいになる頃には、もっと容量が大きいiPodが安くなっててくれないかなあ。

2006年1月26日
このページのトップへ上へ下へ一番下へ

もうほんまによういわんわ。

 麻生太郎がなぜか、道路の白線をせっせと引いている。隣に猪口邦子(?)みたいなオバハンが立っていて、麻生太郎が「俺たちは監査役なのに、どうしてこんな作業をしなきゃならんのだ」とブツブツ言うと、「監査役だから、線がまっすぐに引かれているかどうか検査しなきゃならないのよ」などと言っている。見ると、確かに前に引いた線は曲がっていて、道路の縁と平行じゃなかったりしているので、麻生太郎は相変わらずブツブツ言いながら、白線をまっすぐに引こうと苦労している・・・・という世にもリアルな夢を見た。
 昨日、テレビで麻生太郎が何か言っているニュースを見て、どうしてこの人は口がこんなに曲がっているのだろう、と思ったのがけっこう印象に残っていたらしい。最近の耐震強度偽装建築騒動とかホリエモン騒動とかのニュースがごっちゃになって、我ながら、アホな夢見たなあ。

 昨日はホリエモン騒動でメチャメチャに書いたけど、別にホリエモン個人については、好きではないけど、まぁ今の時代ならいるよね、こういう人、と思っている。IT社会だって、否定するわけでは全然なくて、逆に、たとえば地方の過疎地なんかにも光ケーブルを通して、全国津津浦々でブロードバンドのインターネット接続とか地域ネットの環境が充実すれば、かえって役に立つと思うし、そういう社会になればいいなと思っているくらいだ。「IT革命」って、何かそういうふうにこの社会をよくしたこと、あったんだろうか?(お役所の申請がインターネットでできる、というようには少しずつなってきたけど、たとえば墨田区立図書館のサイトで本を検索して借りたいと思っても、利用カードを持っている人でもパスワードを登録するにはわざわざ図書館のカウンターに行かなくちゃならない!――なんてふうになっていて、結局最後はLANではなくRUNだったりするわけで。。。)
 気持ち悪いのは、それまでもてはやしていたくせに、こういう風になると一気にホリエモンやIT企業を一緒くたにしてバッシングを始める社会の風潮。升混みも政界もおんなじで、白髪頭の元祖逆ギレおっさんなんぞ、ホリエモンのことを「メディアに取り上げてくれと頼んだわけではない(のに、今まで持ち上げて騒いでいたのはアンタたちでしょう?)」と言い出す始末。

 今日も今日とて、そんなホリエモン商法の悪のからくりを暴く!みたいなニュースばっかりやっているなかで、なまはげが「おッ!!!」と声を上げたので何かと見たら、女性十数人に呪文(?)を唱えたらみんなが熱をあげてハーレムみたいに同居している、というこれまた訳のわからないおっさんのニュース。これ聞いてなまはげみたいに声を上げた男性って、日本全国にウン千万はいるんやろね。あほらしくて、もうやってられんわ。

2006年1月25日
このページのトップへ上へ下へ一番下へ

拘置所の独居房は寒かろうなあ。
 雪が降って以来、すっかり出不精に。買い物も、もっぱらコンビニで最小限にすましているというていたらく。
 今日も今日とて、近所のセブンイレブンに牛乳とパンを買いに行ったら、驚いたことにiPodコーナーができていた。あんなとこで牛乳やタバコやおでんを買うついでにiPodを買う人、マジでいるんだろか?

 昨日はホリエモンが地検に任意で呼ばれて事情聴取をされていたと思ったら、いきなり逮捕。昼のテレビで、元地検の光頭おじさんが「呼ばれた所が違うので、すぐに逮捕ということはありえないでしょう」と言っていたら夕方には逮捕で、号外が出る騒ぎに。
 しかし、なんだかこのニュース、いろんなことがいやらしいなあ。
 某局で「ホリエモンが関与した証拠のメールを独占入手しました!」なんてやっていたのに、チャンネルを変えたらどの局でも同じメールの話をやってるし。一体どこが「独占」やねん?
 そしてどのチャンネルでも、ホリエモンが株主総会で嘘泣きした映像と、続く忘年会で「堀江社長の涙にフォー!」なんて恥ずかしい恰好したライブドア幹部がやってるシーンやら「古時計」の替え歌をドンチャンやってる映像やらを一日中飽きもせずに使い回してるし。ニュースやワイドショーやってる人たち、恥ずかしくないのかなあ?
 それまでホリエモンやライブドアの美人広報(自社のHPでもこう言ってるのが恥ずかしいやね)やらの動向を面白がってワイワイ祭り上げていたテレビが、こぞって「やっぱり額に汗して働くということが大切」だなんて言い始めるし。そもそもIT企業だのヒルズ族だの青年起業家だの市場開放だのって持ち上げたの、始まりは政府の旗振りだったでしょう? IT革命って、しつこく言うけど税金を湯水のように使って、一体何がどうなったんやねん???
 まぁブロードバンドは普及したけどまだまだ高いし、ケータイもかなり普及したけど、そもそものデジタルディバイドは解消されたんかい?
 そして自民党。ホリエモンを「公認は出さなかった」ととぼけたり「責任ってアナタ、いったいどう取れっていうんですか!?」なんて逆ギレしたりの牛肉幹事長やら、元祖逆ギレの白髪頭のおっさんやらが、相変わらず世間を舐めまくった答弁。そんなオヤジ連に突っ込める記者がいないっつうのが情けない。まぁこの国の升混みって、韓国のES細胞偽造の教授に向かっても、日本語で「何か一言っ!」なんてわめく脳天気なのばかりだからなあ(相手のコメントを取るよりも自分が「一言!」って言ってるところを見せればいい、と思っている単細胞ぶりが何ともはや)。民主党もホリエモンを票寄せパンダに使おうという魂胆があったもんだから、そんな自民党にとことん突っ込めない情けなさ。
 どっち向いても、スーイスーイスーダラダッタースラスラスイスイスーイ♪っていう歌しか浮かんでこなくて、いやんなっちゃうなぁ。。。

2006年1月24日
このページのトップへ上へ下へ一番下へ

「気」の力。
 昨日からワクワクして待ち遠しかった千秋楽、さすがにこの雪では両国に走る気になれなかったけれど、午後からはずっとテレビ観戦。早い時間にもう満員御礼が出てしまったし、今日は気合い入れて朝早くに行かなかったら入場券は手に入らなかったろうなあ。
 今日の解説は北の富士と舞の海、このコンビの解説は絶妙で面白い。向こう正面の舞の海は細かい技の分析をして力士の成長の過程とかこれからの課題などを語ってくれて、時々「どうですかね?」と北の富士に振るんだけど、北の富士はたいてい「えっ?」とか言ってまともにあまり答えたことがない。きっと目をつぶってがむしゃらにぶち当たってきた力士の典型だったんではないだろか・・・などと(失礼ですが)あまり現役時代を知らないのに思ってしまう。
 でも、気合いが入りすぎてころんと負けてしまった高見盛が例によってションボリ(今日はホントに泣きそうでした)帰っていく姿に「かわいそうにと声をかけたくなるね」とか、やっぱり三勝がかかって気負いすぎて負けてしまった北桜がインタビューに元気に答えてるのを見て「いい人だなあ、オレだったらこんなとこに出て答えたくないね」なんていう北の富士のコメントはもう、おかしくってたまらん。

 千秋楽なので、勝ち越しがかかった力士の気合いは段違いで、取組みが進むにつれて、会場の熱気もいやが上にも高まってくる。特に優勝がかかった三役の取組みになると、それぞれの勝敗が優勝の行方にかかってくるので、観衆の期待、力士の気魄がもうすごい。
 白鵬と琴欧州の取組みは、始まる前から白鵬の気魄が勝っていた。琴欧州も、あの気魄を身につけないとこの上にはいけないだろなあ。その勝負を土俵下から淡々と見守っていた栃東、なんだかあきらめの境地に達したような、よく言えば達観したような表情。だいじょうぶだろか、もう勝負は捨てたのか?――などとハラハラしながらいよいよ横綱との対戦。
 しかしあんなに会場が沸いてどよめいている中で、平常心って保てるもんなんだろか?一観客としてあそこにいても、あの雰囲気には呑まれてしまいそうになるのに。しかも勝負は一瞬で決まるし、その一瞬に優勝がかかっているなんていう場面では、見ているだけでも心臓がドキドキして血が逆流しまう。
 ところがどっこい、結びの一番はなぜか、横綱はほとんど何もできずに栃東に見事に投げられてしまった。あんなに何もできない朝青龍は初めて見ました。栃東、無我の境地でしっかりと横綱の動きを見切っていたみたいだった。ううううむ、すごい! 栃東、天晴れ!!!

 昨年の九月場所を見に行って実感したけれど、本当に力士の気魄は遠い2階席にいても感じられるし、固唾をのんで見守る観客の熱気も、それはもうすごい。ああいう「気」が満ちた場って、人の身体に何か良い影響はないものだろうか?
 レスラーのおじさんが「気合いだ!気合いだ!気合いだ!」とやっているけれど、確かに、勝負事には「気合い」というのは大事なんだな。この会場に充満する「気」の力は、たとえば雁細胞をやっつけてキラー細胞を活性化させてくれないものだろか? 雁患者には相撲観戦なんて、意外といいんじゃないだろか?
2006年1月22日
このページのトップへ上へ下へ一番下へ

明日は千秋楽。
 去年から今年にかけて、寒い寒いといいながらも東京ではなかなか雪が降らなかったけれど、今日は、一気に都心で9センチの積雪。雪国の方から見ればこれっぱかしの雪で何を、と思われるでしょうが、首都圏では転んだりして230人以上も怪我人が出たそうな。
 明日も厳しい寒さで、雪は止むけれど低温で凍るそうなので、足下には注意が必要ですね。しかしセンター試験の日って、かなりの確率で雪が降っているような。。。
 で、気象庁は2月は暖かいという予報を早くも撤回し、やっぱり2月も寒くなるとの予測に転じた。何で今年はこんなに寒いかなあ。真面目にエアコン買い換えを考えるべきか。。。

 世間のテレビはホリエモン一色に染まり、耐震偽装のゴタゴタも(誰かさんの)目論見通りだいぶ薄まってきたみたいな気がする。
 しかし、ホリエモンって実はとことん政財界から嫌われてたのね。選挙の時にヨイショされたのは、票が取れそうなら誰でもいいってことだったっていうのがつくづくなんというか。。。
 それにしても、ホリエモンのブログには、毎回4千以上ものコメントがつくそうな。チラッと見たけど、がんばれ、政治の黒幕に負けるな式の応援メッセージが半分以上で、株主からのも多いことにも驚く。IT長者でヒルズ族のシンボル的ホリエモンに、夢を見させてくれてありがとうと思っているおめでたい人ってけっこういたんやね。

 おめでたいといえば、アメリカから輸入が再開された牛肉に見事な背骨がついていたというのも、おめでたい出来事だなあ。おかげで、せっかく輸入解禁になったアメリカ産牛肉を、やっぱり扱うのやめますというところが続出。
 こんなもん輸出したって相手はイエロー・モンキーだから別にいいっしょ、というアメリカ人のアバウトさにもあきれるけど、もしかしたらそんなのでもOKという密約でもあったりして???

 ところで、ここ数日どんどん熱くなっているのが大相撲初場所。朝青龍は昨日で3敗となって連覇の夢が消えたけれど、その土をつけたのが黒海の他には白鵬、安馬とモンゴル勢だったのが痛快。横綱も、今日は意地を見せて琴欧州を下したのはさすが。体格のいい琴欧州を相手に、力士としては小兵の横綱、激しい動きで相手の体勢を崩すのがうまい。
 しかし中日での黒海と琴欧州の取組みは、ある意味今場所の白眉だった。大柄な二人が怪力で組み合ったら、プロレスみたいでものすごい迫力。体格では劣るモンゴル勢は、技とバランスでそんな欧州勢に勝つのだからすごい。モンゴル相撲の面目躍如だなあ。ああ、これからの相撲はどんどん面白くなるなあ。ワクワクo(^-^)o
 明日は1敗の栃東を2敗の白鵬が追う。白鵬が琴欧州に勝ち、横綱が栃東を下したら、白鵬と栃東の優勝決定戦。出るか、大どんでん返し!
 あー明日が楽しみだぁ。

2006年1月21日
このページのトップへ上へ下へ一番下へ

1月17日。
 昨日から、いきなりライブドアに地検が捜査に入るというニュースで世間は騒がしい。今日の小嶋社長の証人喚問のニュースを薄めるための工作ということは見え見え。
 今日は阪神淡路大震災から11年目、そして午後には宮崎勤への最高裁判決が出るという。本来なら昨年中に行うべき証人喚問を、わざと年明けの今日まで引き延ばしたのも、これらのニュースで少しでも話題が薄まることを慮ってのことか。政界の闇の深さが感じられる出来事だなあ。

 何のかんのといいつつも、テレビで証人喚問を見てしまう。普段の威勢の良さはどこへやら、三白眼の上目遣いで「証言を控えさせていただきます」の一辺倒。かつて「記憶にございません」のオンパレードだったこの証人喚問、それよりはマシになったのかどうなのか?
 しかし「わしらの仲間の伊藤公介は関係ないかんね、そこらへんをきっちりしてちょ」という趣旨の念押しを繰り返した自民党、それでも今度の選挙にはまた票がどっちゃり入るんだろか?
 今回、唯一笑えたのは、民主党議員の質問に対して補佐人の弁護士といったん相談しておきながら、委員長に答弁を促されて「質問の趣旨がわかりません。もう一度質問をお願いします」とやった三白眼おじさんに、後から気づいて「趣旨がわからない質問について、どうして補佐人と相談ができるんですか!」と委員長が怒ったところだけでした。もっと早く気づけよなー。

 宮崎勤に死刑判決。長い裁判だった。
 女の子の失踪が相次いだ当時、ある埋め立て地の団地で、仕事をさぼって大友克洋の『童夢』をむさぼり読んでいた。大型団地を舞台に、超能力者の引き起こす事件を描いて生々しい戦慄だった。その団地には、いなくなった小学生の女の子の情報を求める立て看板があちこちに立っていた。宮崎勤事件の始まりだった。
 あれから18年。女の子たちは生きていたら、人生の一番楽しい時期を謳歌していられたのに。
 この事件から、小さい女の子を狙う猟奇事件が増えていったのに、この長期裁判は事件の深層に少しでも迫ることができたのだろうか?
 それができなかったなら、途方のない時間の無駄としか言いようがない。
 ノンフィクション作家の吉岡忍氏によると、3通提出された精神鑑定は、唯一「責任能力がある」とする内容のものが採用された出来レースであったとのこと。宮崎勤が精神を病んでいたと必ずしも断じることはできないけれど(もちろん詐病かもしれないけれど、それはそれで)、精神医学が彼の精神病理の一端を解明することができなかったものか。それが、多発している児童殺害事件を防ぐことにもつながったかもしれないのに。
 相変わらず自殺者が多いこの国で、もっと精神を救う医療が求められていると思うけれど、そのレベルの低さを嘆かずにはいられない。

 先週末からいろいろとあって忙しかったので、録っておいたビデオを見ている。
 今週のNNNドキュメント『ニッポン“貧困社会” ――生活保護は助けない』を見て唖然。
 よく、「今のニホンでは飢え死にする人はいない」と言われるけれど、いまや餓死する人は珍しくなくなっているのだそうな。それというのも、仕事がない、病気で働けないなどの理由で生活保護を受けたい人がいても、今の生活保護はそういう人たちを門前払いするシステムになっていて、相談に行く窓口で応対するのは警察からの出向者などの強面で、狭い個室で取り調べのように親戚関係などを根掘り葉掘り尋ねられ、あげくのはてには「自助努力で何とかしろ」と、申請書ももらえずに追い返されてしまうことがほとんどなのだとか。
 収入がないから健康保険が払えず、保険証を取り上げられて病院にかかれないとか、入院中には何とか生活保護をもらえても、病院から出されたその日から生活保護が打ち切られ、当然退院してすぐには働けないし相変わらず収入はないので、食べ物を得る手だてはなく、38歳の男性が餓死した事例などが紹介されていた。38歳男性は、ミイラ化した死体で発見され、手足は黒ずんでひからびていた。
 この国は、こんなにも貧しくなっていたのだと唖然とする。威勢のいいコイズミ改革とやらは、こういう社会弱者を切り捨てる政策に他ならない。元はといえば、自分たちの失政が国の借金を重ね、誰もその責任を取らずにきた結果が、こういうことになっているとは。。。

 しかし、役所の窓口で「自分たちの論理」をふりかざし、こういう人たちを追い返して餓死に追い込む担当者というのは、心底その「論理」を信奉しているんだろか? 一人ひとり、会って聞いてみたい気がする。

2006年1月17日
このページのトップへ上へ下へ一番下へ

ある一周忌。
 暖かい一日。天気予報では、昨日より10度も気温が上がるとか。1月15日というと「成人の日」と思ってしまうが、第2月曜に移ってしまったので、拍子抜けの感じがする。

 今日は、昨年亡くなった酒飲み男の一周忌。
 ご家族は離れて住んでおり、ほとんど彼の私生活を知らなかったらしい。飲み仲間が集まり、生前の人となりを語る会になった。
 それにしても、それぞれの中にある彼のイメージは断片で、まるっと全体を知る人というものはいないんだなあ。。。ご家族から初めて聞く話もあり、パズルの断片のように彼の人生が組み合わされていく。それでももちろん、全体像なんてわからないけれど、ご家族の方には、生前の彼がどんなに愉快な酒飲みだったか、どんなに人生を謳歌していたかは伝わったと思う。

 生き急いだ人生だった。
 間口の広い知識の持ち主で、様々な国に旅し、様々な民族の友人がいた。彼らの問題を、わがことのように悩み、憤った。
 飲み仲間に様々な国籍の人がいるので、ご家族は驚かれたと思う。どんな国なのか、いろいろ聞いておられた。
 その国を知るということは、その国の人たちが何を考えて生きているのかを知ることなんだろうな。それが、生きた歴史になるんだろうな。

2006年1月15日
このページのトップへ上へ下へ一番下へ

『キングコング』
 珍しく雨。気温は今までよりも上がっているけれど、雨でやっぱり寒い。
 用事があって、錦糸町に出て、ヨドバシカメラでデジカメを見る。ある仕事で使うかもしれないので、コンパクトでさくさくと動いて失敗の少ない機種はどれか店員さんに尋ねると、起動時間でいえば、最新の手ぶれ補正機能がついたものより、前の機種の方が早いと勧められる。しかしデジカメも、記録メディアがSDカードだのxDピクチャーカードだのと、メーカーによって異なるのでうっとうしい。うーむ、どれを選んだらいいのか聞けば聞くほどわからなくなり、パンフレットだけもらって退散。

 用事を済ませ、今日が初日の『有頂天ホテル』を見ようかと思ったら立ち見。
 仕方なく、なまはげ推薦で『キングコング』に。これ、3時間半ぐらいもあるんですね。
 主演は美人だけど印象が薄いナオミ・ワッツ。『リング』でもずっと恐怖の表情だったけれど、この映画でも終始半開きの口から前歯が2本覗いている。口の中が乾かないのかしらん。ボードヴィルの女優という役で、ジャグリングも自在(これを武器にキングコングの興味を引く)。あれ、本人がやってるのかな?だとしたらすごい!
 数々の映画でオタク怪演が光るジャック・ブラック、今回は映画監督役でキングコングに追っかけられても恐竜に追っかけられてもカメラを離しませんでした。
 脚本家役が『戦場のピアニスト』のエイドリアン・ブロディ。他が終始力の入った演技の中で、一人だけあの困った八の字眉で脱力の演技。でも、最後までコングにさらわれたアンの救出に奔走する。
 しかし、コングの島のお約束の原住民といい、これでもかと襲ってくる島の原始時代の各種生命体(恐竜や巨大昆虫)には大笑い。
 CGがすごい。最後のクレジットにも、カーペンターやらアニメーターやら特殊メイクやらのスタッフの名前が延々と続き、それでも最後に「これ以外にも3000人の方にお世話になりました」と。
 キングコングはユーモラスであまり怖くなく、恐竜や虫などに襲われるシーンより、ニューヨークに連れてこられたコングが美女を片手に上る高ーーーーいビルのてっぺんの場面が一番怖かった(高所恐怖症)。
 どんな所に連れ去られても、勇気を失わずに立ち向かう主演の美女ナオミ・ワッツ、天晴れ。
 監督、演技陣、スタッフすべての根性の入った映画でありました。(あんなにコングに振り回されたら、あばらや手足の骨の5、6本は折れるでしょうとか、片手に美女を掴んでもう片方の拳で闘ったら、つい美女を持つ方の手も力が入って美女を握りつぶしてしまうんでは?――なんつうありがちな突っ込みはなし、ってことで)。

■『キングコング』:http://www.kk-movie.jp/top.html

2006年1月14日
このページのトップへ上へ下へ一番下へ

企業の論理って。。。
 この寒さでエアコンがついに動かなくなり、修理を呼ぶことに。
 スイッチを入れても数分すると、運転ランプが点滅して動かなくなるので見てもらったのだけれど、修理に来た気の弱そうなおじさん曰く、すべての部品を点検したけれど、壊れている箇所は見あたらず、フロンガスも充填してあるので「故障は認められない」のだと。
 そうこう言っても、スイッチを入れると相変わらず数分で動かなくなる。目の前に症状があっても「故障は認められない」って、どんな論理や?
 で、あれこれ突っ込んで聞いてみると、機械の内部に点検機能があって故障があると「故障」というランプがつくのだそうだけど、それも点灯しないので、故障と診断する機能が故障しているのかも知れないけれど、一応これは「故障」という症状ではないのだって。うーーーーーーむ。これは笑う場面なのか? それとも「そやかて、目の前の機械は動かんやんけーなめとんのかこらーぼけーかすー」とでも言うべき場面なのか?

 で、気の弱そうな修理マンは、「考えられるのは室外機か室内機の基盤が古いので、交換するといいかもしれないけれど、どちらを交換すればいいかはわからないし、普通は室外機の方が寿命は短いので室外機の基盤を交換した方がいいかもしれないけれど、交換には1万数千円かかるし、交換してももしかしたら何も変わらないかもしれず、その場合は交換修理した箇所しか保証できないのでまた別の箇所を交換するとまた別の料金をいただくことになる」とか「もしかしたらリモコン受信部も内部の点検機能も劣化しているかもしれない」とかあれこれ言い訳を続ける。
 もう十数年使い続けているエアコンなので、「要するに寿命ってことなんですね?」と念押しするが、「自分はメーカーの人間なので、『買い換えてください』と言う立場にはない」のだと。
 修理に呼んだのに直らなかったので修理代なんか払う義務あるかい、とゴネようかとも一瞬思ったけれど、気の弱そうな修理マンが気の毒になったのとこれ以上また訳のわからないことを繰り返されるのも面倒くさくいので、出張費と点検費の名目で3000円支払う。
 「暖房を使う場合は23度までの温度設定にして、微風運転で30分程度、優しく使って様子を見てください」と気の弱そうな修理マンは帰って行かれた。この寒い冬に、そんなんで間に合うかいな。
 ・・・しかし、この人もきっと、営業所で言質を取られないようにこういう場合はこう言えと、言い含められてきてるんだろうなあ。世の中は、私のよく理解できない論理で回っているのか。(でも、働いている人たちは会社のこういう論理を心から納得しているんだろうか?)

 エアコンがここにきて壊れたというのも、今年はともかく寒いので、普段はそんなに使わないような時間までガンガン運転していたというのもあり、修理マン曰く、外気と室内の寒暖の差も激しいので、今年はエアコンの故障も多いそうな。
 雪国では豪雪で国道が不通になり、孤立した集落のニュースとか、雪下ろしなどの事故で亡くなる人も後を絶たず、ワイドショーなど見ていると必ず「雪下ろしなどの作業をなさる方は十分気をつけていただきたいと思います」というコメントがあるけれど、雪国の方たちだって十分に注意はしているわけで、それでもやっぱり連日の作業とあまりの雪の多さで事故に遭ってしまうんだから、こんなコメントを聞くと、なんだかなあと思ってしまう。

 ところでテレビといえば、11日に私が『たかじんのそこまで言って委員会』について書いたことについて、中江師匠がご自分の日記で「やはりばかげた番組のように日記では書かれてあった」と紹介されていたけれど、私はあの番組をばかげた番組と思っているわけではなくて、パネリストがホンネでいろいろ意見を言うのは面白いけれど、特定のテーマ(靖国とか自衛隊なんかですけどね)になるとほとんど全員の意見が一致していて、誰かが違う意見を言おうものなら(たいてい田嶋陽子かゲスト一人)三宅おじさんや宮崎かねてっつぁんたちが大声で恫喝してこてんぱんにやっつける図式、というのだけがいただけないと思っているだけなのです。いろんなテーマについて、意見を半々ぐらいにわけて論争してくれたら面白いのに。
 それにしても、やっぱりテレビというのは、「面白ければOK」という論理で動いているから、世間に受けそうなコメントを受けそうな場面で言うんだろうし、そうなるとたとえば「戦争反対」なんていう(一応、今までのジョーシキ的)“正論”を吐く輩を過激なことでも何でも言ってみんなでこてんぱんにやっつける図、というのは痛快で受けがいいから「テレビ的にはOK」なんだろう。それがテレビギョーカイの論理なんだろうなあ。。。。
2006年1月13日
このページのトップへ上へ下へ一番下へ

大島の小学生はすごい!
 中江師匠から初荷で送られてきた『たかじんのそこまで言って委員会』を見る。(師匠、年明け早々、検査結果が問題なしでおめでとうございます!)
 しかしこの番組、絶対にコメンテーターの意見が偏っているよなあ。唯一のアイドル席に座っている女の子が、橋本弁護士や宮崎かねてっつぁんの偏向強硬愛国主義的お気楽意見にフンフンと頷いている図を見ると、【この番組の多数意見が世間のジョーシキ】という図式を広げようという意図が見え隠れして、空恐ろしくなる。
 それに何かの拍子によく出てくる「日本核武装論」なんて、こんなことをお気軽に語ることができるようになったというのも隔世の感というか何というか。。。こんなこと言える人たちの方が、よっぽど“平和ボケ”だと思ってしまう。
 ううむ、もう少しマシなコメンテーターがいたら、もっと面白くなると思うんだけどなあ。

 録画していたNHKスペシャル「日本のがん医療を問う」を見る。

■第一夜 格差をなくすために
  地域格差が主なテーマだけど、地域に求める治療を行える病院があるかないかだけでなく、病院のお寒い内情が赤裸々に語られていて愕然。大阪の東大阪市立病院、すごいなあ。。。日本の医療が、一体どっちを向いているのかがよーくわかった。決して患者の方は見てないんだな。
 各国の状況もタイミングよくレポートしてくれるので、この国にいかにホスピタリティが欠けているかよくわかる。医療過疎、情報的孤立、様々な条件で患者が置き去りにされてきた。インターネットで情報を求めて右往左往する患者のレポートに、「新薬ができたら即、“夢の薬”と飛びつくのは危険」という医療者の発言もあったけれど、藁をもすがる気持で新薬や新治療法に飛びつきたくなっている患者の気持ちを斟酌してほしい。そこを汲み取らないから、いつまでたっても冷たい医療で終わってるんじゃん。
 「格差というのは、結局は医療者の格差なんですね」という医療者側の発言に、バックの人たち(同じ医療者側の)が大きく頷いていたのが印象的。

■第二夜 がんの苦痛はとりのぞける
 なぜかきちんと最後まで録画されていなかったけれど、
  「がんによる苦痛を取り除く=抗がん剤治療をあきらめる」
   ⇒「ホスピスに入る=治療を放棄して死を待つのみ」
という図式が、いまだに多くの医療者の間で常識となっていることに愕然。
 病気の進行や疼痛にも苛まれる患者の心のケアも、まったく顧みられることのないお寒い現実に暗澹。
 まったく対照的なイギリスの患者サポート体制に、どうして日本はここまで立ち後れることができるのか、心底驚かずにはいられない。

 軍事費なんて半分以上は医療費に回して(自衛隊は「災害救助隊」に改名ね)、医学部の学費を補助して医療者を多数養成するとか、医療機器や新薬や治療法の開発にも力を入れて医療のレベルを上げるとか、政治家や官僚は殿様外遊なんてしてないで、外国の制度で良い所はどんどん取り入れて医療大国を目指せばいいのになあ。「この国で医療を受ければたいていの病気は治る」っていうのを世界的にも売りにすれば、海外から医療を受けに来る患者が万来で外貨だって稼げるし、世界的にも一目置かれて絶対にそれが外交的防衛にもなると思うんだけどなあ。
 しょせん、この国では人(庶民)の命は“お国のため”に消費する存在でしかないからなんだろうか?・・・

 中江師匠が日記で紹介されていたNNNドキュメント「こちら大島案内ひきうけ会社」を見る。
 四国の先っぽにある大島。住民は、国立ハンセン病療養所の入所者と、療養所で働く職員とその家族。唯一ある小学校の4人の小学生は、療養所のことを調べてホームページで公開している。そのホームページを見て、全国から見学の申し込みがくるようになり、4人は「大島案内ひきうけ会社」を作って島内の施設のガイドをしている。
 屈託のない子どもたちと、元ハンセン病患者のおじいさんの交流がほほえましい。ガイドぶりも見事で、かゆい所に手が届く見事な解説に脱帽。
 「島にいるのが一番幸せ」という女の子に、思わず涙。
2006年1月11日
このページのトップへ上へ下へ一番下へ

自然はすごい!
 7日〜9日まで、黒姫山に行ってきました。
 こっちの方は行ったことがなかったので、ワクワクしていたのだけれど、出発の時から上越新幹線が大雪と車両故障で大幅にダイヤが乱れていて、同じホームと線路を使っている長野・山形・秋田・東北新幹線が全部あおりをくらってダイヤが乱れ、果たして出発できるのかどうかというアドベンチャーツアー。しかし、これだけの路線を同じホームと線路で使い回すのはいいかげん無理があるよなあ。どこか一つが乱れると、ホームのやりくりのためにこの電車が入線しないと次のが入らないとか、これが出て行かないと次のが発車できないとか、毎度の大混乱。いったいどうにかならないものか。

 さて大混乱状態の東京駅で、長野新幹線に何とか乗り込んで(駅弁は大奮発の北海弁当)、かなり遅れたもののどうにか出発。しかし長野から先の信越本線も、大雪のために黒姫止まりらしく、こっちも行ってみないとわからない。それでもあっという間に軽井沢を超え、長野まで1時間半くらいで着いてしまった。さすが、長野オリンピックの時に輸送時間の大幅短縮を目指しただけあって早いなー。でも、釜飯で有名な横川や小諸なんかは通らなくなってしまったので、そっちの方は寂れてしまったのだろうなあ。
 長野はまだ、それほど積雪量はないようだったけれど、やっぱり信越本線はラッセル車が出て線路を雪かきしながらの運行で、新幹線で案内された乗り換えの電車は運休になっていた。焦って乗り換えにダッシュをしたのに、ぽっかり1時間空いてしまった。同じJRなのに、案内の連絡がきちんとできんものだろか?

 そんなこんなで、それでも何とか明るいうちに黒姫に到着。長野を出た信越本線から車外を見ていると、どんどん雪深くなっていく。東京と同じ国とは思えない。それもそのはず、新幹線のニュースで、二十数年ぶりに豪雪で自衛隊が出動と言っていたが、その地域のわりと近くなんでした。道路の両脇は、黒部立山アルペンルート、とまではいかないものの、2メートル弱の雪壁がそびえ立っている。12月からの積雪が、もう一冬分以上もあるそうな。地元の人でも、こんなに積もったのは記憶にないそうな。
 7日は夜には雪が止んだので、8日は朝から山荘の回りを雪かき。これが一晩中降り積もっていたら大変なことだった。雪国のつららは殺人的で、上から降り積もる雪が内側につららを向ける上に風の影響もあるのか、こんなすごい牙をむいている。

 上から落ちてくる雪を気にしながら、こんなつららが落っこちてこないよう祈りながらの作業で、汗だくになる。
 公道はラッセル車が出て何とか雪かきしているけれど、家の回りやラッセル車がこないような所は、個人がせっせと雪をどかさなければならない。そんな作業をあざ笑うかのように、天からまた雪がちらほら舞い落ちる。民家の回りで作業をしているのは老人や女性が多く、おばあさんが雪を運んでいるのを見ると大変だろうなあと思ってしまう。
 日本はこんな豪雪地帯を多く抱えているのだから、雪かきロボットというものが開発されないだろか? ロボットだから、雪に埋まってもヒーターで発熱して雪を溶かして出てこれるだろうし、いろんな積もり方をしている雪かきをするには高度な人工知能も備える必要があるだろうから、ついでに会話機能なんかもつけたら、お年寄りのいい話し相手になるのでは?・・・・なーんて、かなり真剣に考えてしまう。(なんて発想からすぐに脱線して、知能が高ければ一日に6時間以上の労働は断るとか、個室やテレビを要求するとか主張し始めたりしてなー・・・なんて想像したりしてしまうのでしたが)

 まあ、お遊びで出かけたので、私たちの雪かきなんぞ、苦労されている住民の方々からしたら鼻くそをちょいとほじったくらいのものでしょうが、貴重な体験でした。
 もちろん雪かきだけでなく、温泉に入ったり、おいしいお蕎麦を食べたりして、静かな3日間を過ごして帰ってきたのでした。

 天気予報によると、この3連休で上空を覆っている冷気は去り、寒波も一休みらしい。2月は例年よりは暖かくなるらしいけど、もう天気予報は信用できないなあ。

2006年1月9日
このページのトップへ上へ下へ一番下へ

虫はすごい!
 ゴロゴロしてテレビばかり見ているような生活だけれど、ここ数日NHKで放送されている大自然シリーズがすごい(昨日、NHK批判をしたその舌の根も乾かぬうちにアレですが)。
 今日なんて、サバンナに生える1本のイチジクの木と、その実によって生を得る生き物たちの生命のサイクルを2年にわたって夫婦のカメラマンが撮り続けたというドキュメンタリー『サバンナ 命を育む神秘の樹 』が圧巻だった。
 乾期のサバンナですべての植物が枯れ果てた時、イチジクだけはたわわに実を実らせている。その実は、地面に落ちれば蟻に、水中に落ちれば魚たちに食べられてしまい、芽を出すことができない。そのために、イチジクは体長3ミリほどの小蜂を実に寄生させる。小蜂はイチジクの実に卵を産み、孵った小蜂のオスは実を食い破って出てくるが、なんとオスの命は、メスが孵るのを待って孵ったばかりのメスと交尾するまでのわずか数時間!なんである。
 そして、メスの身体にもすでに実に寄生している線虫が寄生していて、メスの人生(?)も、これまた体内に宿った線虫が身体を食い破って出、自分の命が果てるまでに卵をイチジクの実に産み付けるわずか数時間!!なんである(本当に、卵を産んでいるメスの脚からは、線虫が身体を食い破ってウニュウニュとはい出している!!!)。
 この小蜂は、1本のイチジクの木に無限とも思われる数が寄生しているので、小蜂が孵る時は、イチジクの木が霞むほど小蜂の大群に覆われる。数時間でも生きながらえた小蜂たちは、イチジクの種を少しでも遠くに運ぶことで、寄生させてくれたイチジクに報いるのだそうな。

 なんというすごい人生(虫だから虫生?)だろう!!!
 そんじょそこらのへなちょこな人間どもが、「自分は何のために生きるのだろう」「生きていることに意味なんてあるのだろうか」なんてくだらない問題に頭を悩ませている間に、自分の身体に寄生している線虫に身体を食い破られてしまう前にと必死に卵を産み続ける小蜂のメス。うーーーーーーーむ、すごい。。。

 そして小蜂よりさらに小さい小蠅なんかも、自力ではイチジクの実に穴を開けることはできないので、小蜂のオスが開けた穴から要領よくイチジクの実に潜り込んで卵を産み付けたりしている。イチジクの木には他にも、世にも奇天烈な格好の虫たちがいて、その映像にいちいちのけぞってしまう。
 うーーーむ、なんのためにこんな進化を???? 虫はすごい!!!

 イチジクの木には、サイチョウも巣をかけていて、数個生まれた卵は2、3日ずつ時差をつけて孵る。最初に生まれた雛が一番身体も大きく力も強いので、親が獲ってきた餌を満腹するまで食い散らし、その長男(長女?)が満腹するまで2番目、3番目の雛は餌にありつけない。乾期のサバンナでは親も多くの餌を獲ることができず、たいてい2番目以降は飢えて死んでしまう。
 しかし、餌を独り占めして育った1番目も、安泰とは言えず、その巣穴に目をつけた蜂の大群に襲われて死んでしまう。(どうやって撮ったんだろ、この映像!!!)

 最後に、このドキュメンタリーを撮った夫婦のことが紹介されていたけれど、息子二人を連れて、助手とその家族の数人で、撮影目標の地に数年に渡って滞在し、仔細に観察を重ねていろいろ工夫をして撮影をしているのだそうな。
 息子のためには家庭教師も連れていて(こんなとこまでついてくる家庭教師、偉いっ!)、息子たちはきちんと勉強もさせられていた。
 すごいなあすごいなあ。。。
 このドキュメンタリー、必見です! (NHKのことだから、きっと再放送をやると思うのでその時はお見逃しなく!)

 ドキュメンタリーといえばもう1本、TBSで夜中にやっているCBSドキュメントも、世界で起きているいろんな事柄を紹介してくれて毎回へえっと思わせてくれるのだけれど、今日は刑務所の中のギャングたちの生活を紹介していてこれがまた・・・
 彼らは刑務所の中で決して“更正”なんてしているわけではなく、独房に入れられていてもいろんな手段で連絡を取り合っていて、すごいのは仲間内で編み出された「手話」を学んでやりとりしたり、手紙を「フィッシング」という要するに釣りの方法で投げ合ったりしているんである。
 外部からの「指令」もいろんな方法で隠されて伝えられ、それを読み解く暗号も毎回変えられて伝えられる。
 しかし、手話を覚えたり暗号を読み解いたり、この人たちってそうとう頭いいんでないの?
 凶悪犯は独房に入れられるんだけど、そこでは時間がたっぷりあるので、1日に6時間は孫子の『兵法』やマキャベリの『君主論』を読んだりしてお勉強をしている、というギャングもいた。そんな知能と努力があるんだったら、もっとまっとうなことに人生を使えばいいのに――と思ったけれど、ギャングの世界は厳しいので、いったん入ってしまったら、簡単には足を洗うことができないのだそうな。ううううう〜〜〜む。

 明日はまた各地で大雪らしいけど、この3連休は知人の山の家に遊びに行く予定。はてさてどうなることやら。。。

2006年1月5日
このページのトップへ上へ下へ一番下へ

すっかり出不精。
 正月休みもゴロゴロしている間に終わってしまい、そうかといって休み明けからせっせとマメに働くわけでもなく、寒いのですっかり出不精に(もしかしてデブ症にも・・・???)

 日本海側から東北地方は大雪らしい。なまはげ実家のA県では、新幹線も雪で止まり、積雪対策本部が設けられたらしい。先日電話したら「だいじょぶだー」と言っておられたなまはげ母も、また電話してきて「この前だいじょぶっつったけど、やっぱりだいじょぶでなかったー」ですと。
 各地では例年の3倍もの雪がもう降り積もり、スキー場やあちこちで雪崩が起きている。今年は観測史上始まって以来の「厳冬」なのだとか。寒いわけだー。
 東京はまだ雪は降らないけど、毎日、雪雲みたいなどんよりした空であまりお日様は顔を出さず、まるで北国にいるみたいです。

 昨年密かに(?)個人的に敢行したイエローバンドプロジェクトが縁で知り合えたみかんさんのホームページMOMOさんのブログを見ていると、ずっと前にアメリカ在住のキャンサーメイトの方から教えていただいたアメリカン・キャンサー・ソサエティの支援プログラム「リレー・フォー・ライフ」を日本でも開催しようという運動が始まっているらしい。

「リレー・フォー・ライフ」についての詳細はこちら
 ⇒戦略事業部の挑戦(シュウさんのブログ)
 ⇒R.F.L(リレー・フォー・ライフ)資料集 by がん患者支援プロジェクト

 NHKでやっている「がんサポートキャンペーン」の番組で紹介されたのがきっかけなのだそうです。
 ちょうど、この週末に「がんサポートキャンペーン」の特別番組があるそうなので、ご紹介。

■がんサポートキャンペーン:http://www.nhk.or.jp/support/yotei/index.html
NHKスペシャル シリーズ 日本のがん医療を問う II
・1月7日(土)
「第一夜 格差をなくすために」(総合テレビ 午後9:00〜)
・1月8日(日)
「第二夜 がんの苦痛はとりのぞける」(総合テレビ 午後9:15〜)

 じつはこのNHKのキャンペーン、あのCMが苦手で敬遠していたのだけれど、MOMOさんのブログを見たら、MOMOさんも映るみたいなので、今度は録画して見てみようかなーと思っています。
 NHKの番組では、以前に「ためしてガッテン」で、“がんは生活習慣病で、生活に問題がある人がかかる病気”というスタンスで紹介されていたと怒って抗議をされたキャンサーメイトがいらして(この番組もどこか“教えてやる”式のスタンスが苦手で見ていません・・・m(_ _)m)、その時の対応のひどさもメールで教えていただいていたので、なんだか近寄りがたかったのでした。まぁ、番組制作に携わっている人たちは真面目なんでしょうけど。

 どうも最近のNHKは、“視聴者はアホや”というスタンスで番組を作っているような気がして、番組の質がどんどん落ちているように思えて仕方がない。「迷宮美術館」だって、なんであんなクイズ形式のバラエティにしなきゃいかんのか、とばからしくて見られないし、鳴り物入りで始まった「新・シルクロード」シリーズに至っては、松平@ヒキガエル・アナのナレーションもうっとうしく、演出しすぎやん?――と思わずにいられない。昔の「シルクロード」を同時に再放送しているから、よけいそれが目立ってしまう。
 どうかたのんまっせ、NHKはん!

2006年1月5日
このページのトップへ上へ下へ一番下へ

『SAYURI』
 今年は大晦日から元旦が土日で、元旦の振替休日なんかあっても2日だから正月休みのうちだし、丸3日は正月休みを損した気分。ただ一ついいことは、ゴミの収集がほとんど通常通りで、可燃ゴミが1回休みだっただけ、ってことですね。

 そんな正月休みも今日までなので、今日は重い腰を上げて(マジやばいっす)初詣に行くことに。
 午前中から、箱根駅伝とドラマ「電車男」の総集編を代わる代わる見て、電車男を応援していたオタクたちがチームを組んでお台場から秋葉原までウラ駅伝(?)を走る姿に大笑い。しかし最後まで見ていると遅くなってしまうので、途中でタイマー録画にして出かける。
 とりあえず浅草に出たら、3日なのにものすごい人で、雷門から続く仲見世の参道はもう進めないくらいの混雑。脇道を通って浅草寺の本堂近くまで行ったけれど、参拝客の列が参道脇までずっとできていたので、あきらめて遠くから手を合わせるだけにして引き返す。
 なまはげが腹が減ったというので、雷門前からちょっと行ったところにある北海道の物産品店で三色弁当を買ってつまみ、水槽で泳ぐクリオネを眺める。クリオネって、思ってたより大きいんだな。もっとミジンコみたいに小さいのかと思っていました。

 で、浅草橋経由で錦糸町に出て、またまた映画を見る。
 『キングコング』『Mr.&Mrs.スミス』は立ち見で、今年の初映画はチャン・ツィイーの『SAYURI』にすることに。意外と小さいところで上映されていて、客の入りもそんなによくなかった。お正月でもっと混んでいるかと思ってたので意外。あんまり興行成績がよくないのかなあ?
 この映画、TVの「虎の門」で井筒監督がこてんぱんにけなしていたけれど、まぁ日本人でも「花街」というものをきちんと知っている人は少ないんだし、芸者と舞子の区別がつかなくたって芸者の踊りが日舞にしては前衛的な振り付けだったって、外国人が資料を集めて想像であれだけの世界を作ったという努力は評価できる。いったいどこまでがセットなんだか、舞台装置も豪華でした。
 日本と中国をごっちゃにしているとか、ぼんぼりにいちいち「はなまち」と書かれているとか「都〜みやこ〜」というのが花街の名前だとか、着物の着付けがなっちゃいない(左前に着ている舞妓さんもいたらしい)とかいう批判は、あれが日本だと思うからで、日本によく似たパラレルワールドで繰り広げられるSFだと思えば特段腹も立たない。
 そんな世界で、チャン・ツィイーは相変わらず小鼻をひくひくさせての熱演。コン・リーとミッシェル・ヨーは一層妖艶さを増し、桃井かおりも工藤夕貴も適役で好演。ラストは・・・田嶋陽子あたりが見たら怒るかな?という点が「?」だったけれど、まぁ、何しろあれはSFだから。外国人が抱く日本女性に対する幻想を具現した映画でした。

 しかし今日も寒かった。運動のために歩こうと思って出かけたのだけれど、あまりの寒さに根性をなくして電車とバスで帰ってきてしまいました。
 一体今年が暖冬だと言った奴は誰だー! 責任者出てこーい!

2006年1月3日
このページのトップへ上へ下へ一番下へ

寒い正月です。
 お正月になってもずっと天気が悪く、初日の出も見れなかったけれど、今日は雨まで降ってしまった。ほぼ1カ月ぶりくらいの雨だそうです。
 今日も寒くて、初詣に行こうとか町歩きに出ようとかいう気になれない。欧州でも大寒波で、死者も出ているほどだとか。地球温暖化でつけが回ったのかな?

 で、この正月は何の予定もなく、今日は声がかかったので仕方なく実家に線香を上げに行く。
 昨年は、一昨年亡くなった父の社会保険やら銀行預金やらの手続きがいろいろあって大変だったようだけれど、「ようやく昨年末に全部終わらせた」と愚母が晴れ晴れとしている。銀行預金を解約するのにも父の生まれてから最期まですべての戸籍謄本とか、相続人全員の印鑑証明等々の各種書類を提出するように言われて面倒臭いとずっと放置していたのだけれど、昨年、姉歯建築士その他の国会喚問を見て、心に期するものがあったのだそうな。
 あの証人喚問と一体どういう関係が?――と思って聞くと、適当にあるだけの書類をそろえて持って行き、足りないと言われたら「これしかない」と言い張ることに決めたのだそうな。世の中、図々しく言い抜けたものが勝ち、と証人喚問でしゃあしゃあと語る証人たちの姿を見て悟ったのだそうな。
 こんなところにあの姉歯問題の影響が及んでいたとは、イクラちゃんでもタラちゃんも、夢にも思わなかったことでしょう。。。。
 銀行も統廃合で、家の近所の支店で作った口座が支店の廃止であちこちの支店に分散されてしまい、あっちだこっちだと行かなければならなかったのも癪の種だったらしい。で、銀行に行って年寄り特有の訳のわからない主張で粘り、向こうもさじを投げたのか(というか、こういう客に時間をかけるほど大した金額でもなかったというのもあり?)何とか手続きをしてもらってきたのだそうな。ああそうですか。。。
 しかし、そんなことで粘る方が、よっぽど面倒くさいと思うけどなあ? 何を面倒くさいと思うかは、人それぞれなんだなあ。

 そんな話に付き合って疲れてしまったので、帰りに初詣にでも行こうと思ったけれど、どこにも寄らずに帰る。
 明日は天気が回復するらしいから、明日こそ初詣に出かけよう。

2006年1月2日
このページのトップへ上へ下へ一番下へ

年が明けました。
 暗いニュースが続いていやんなっちゃった2005年も終わり、新しい年が明けました。お正月って、なんだかいろんなことがリセットできるのがいいですね。

 人間というのも、一つ一つの細胞は絶えず生まれ変わっているし常に新陳代謝が行われているわけで、「自分」だと思っているものは実は固定された個体じゃなくって、身体を構成しているすべての細胞の「サイクルシステム」なのだそうです。そう考えると、今はいろんな不調を抱えていたり、どんよりした頭で何だかいいことが何もないような気分でも、「いつまでもこのままの自分じゃないぞ!」とリベンジを誓うことができたりして。

 しかし細胞は生まれ変わっても、生来の怠け癖は新しい細胞に引き継がれるのがこれまた不思議なところで、昨年の東京国際女子マラソンでリベンジを果たした高橋尚子が、「24時間は誰にも平等に与えられるチャンスです」と言うのを聞いた時はジーンとしたけれど、またまた正月早々、一日をだらだらと過ごしてしまった。典型的な食っちゃ寝のお正月。

 昨晩は、変な時間にウトウト寝てしまい、起きてテレビをつけたらまだ『朝まで生テレビ』をやっていて、ツジモトキヨミがみごと復活していた。ニューツジモトは、やっぱり一皮むけたような印象。期待してまっせ!
 

2006年1月1日
上へ

ページトップへ   【INDEX ページへ】