250cc登録から350ccへの変更(新規)登録について

あくまで参考情報です。

はじめに

 本情報はまだ新規登録に至る明確な手順が確立しておりません
 下記に公開している事柄は2011年初頭に成功した一つの例であり、同じことやったとしても、全てに対しうまくいく保証が現時点ではまったくありません

 特にキーポイントであるヤマハさんからの製造年証書はヤマハさんにしても発行する義務はなく、温情での発行と思われることです。
 つきましては、「●●では製造年証書が発行されているようなので、私にも発行して下さい」と言うアプローチは現時点ではやめていただきたくお願い致しますm(__)m。

 現時点では個々に登録をお願いするショップさんとご相談するなり、申請すべき陸運局とご相談の上でトライしてみて下さい。

 そして、もしトライしてみて250ccから登録変更して350ccで新規登録が出来たら、是非そのプロセスを教えて下さい
 何事例か同様の実例が出来れば、その時は350(新規)登録に至る手順の見本となると思っております。また、ヤマハさんからのスムーズな製造年証書の発行がなされるかについても、RZ-LOCの今後の活動やヤマハさんや出版社などとお話し出来る機会があれば提案してみたいと思います。








黒RZで緑枠ナンバー

250ccから緑枠ナンバー取得についての報告。
情報寄贈:スガワラ様      2011.4



カスタムピープル誌5月号 P27より
 「排気量変更手続きをしないで発覚した場合公正証書原本不実記載(刑法157条1項)という罪にあたり、5年以下の懲役または50万円以下の罰金義務が生じる。また無車検扱いになるので、公道を走れば無車検運行として違反点数6点と30日の免停、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金義務が発生する。事故時には公正証書原本不実記載を理由に保険適合を拒否される可能性も高い。」
 、、、、、などと穏やかでない事が書いて有ります。本当にそうなるのか正直疑問でありますが・・・



 まず私の初期型RZ(4L3)は24年程前に中古で購入しました。 EG焼きつきとなり、350のEGに換装しました。
 現在の走行距離は8万5千キロ以上ですが、調子がいい方だと思います。

 昨年磐田でのMTGのとき多くのRZが集まりましたが、結構な割合で私と同様の方がいたと記憶しています。
 また道の駅庄和でのMTGで「350問題」が議題になっていましたが、決定的だったのは1月の例の掲示板です。
 確かにRZ(R)の250→350化が安易にできる事を知っているお巡りさんがいたらRZ(R)をとりあえず止めれば低くない可能性で不法改造(?)を検挙できろかもしれません。今後も楽しく他人・社会に恥じる事無くRZ(R)に乗りたいということが原点でした。

 お店は皆さんご存知の川口市にあるクオリティ・ワークスさん(以下:お店)にお願いしました。
 1年ほど前からお世話になっているのですが良心的なお店だと思います。最初ダメ元で聞いてみましたら「大丈夫ですよ」と軽い返事だったので、そのままお願いをしました。その後お店からTELがあり、やはり難しいという事を聞きました。

 例えば元々車検付きであるFZ750にFZR1000のEGを換装して改造申請するのは実績としてあるのですが、小型二輪を車検付き車両として新規登録は困難が予想されるということです(この事は皆さん重々承知と思います)。
 
 まず行ったのはメーカーであるヤマハに製造年の確認をとりました(これが必要なのはReizさんのHPを参照して下さい)。
 製造年証書の発行には所有者の運転免許のコピーが必要(!?)とのことでお店経由でヤマハに申請・発行してもらいました。ここで個人情報云々言う人はだめです。
 また個人でヤマハさんにお願しても難しいかもしれません。
 その上で1ヶ月半以上待たされました。
 その間にお店では陸運局に提出する書類を作成していたようです(フレームNo.や、EGの型式及びシリンダーの排気量の刻印の写しを取ったりしていたようです)。次に250扱いの書類と自賠責を返上し、これで250のRZは書類上抹消されました。

 ちなみに私のRZはダブルディスク+ダブルホーンでリアホイルを除けはほぼ車体は350仕様になっており、個人的にこれは有利な条件になったのではと邪推しています。RZRはその点250・350の車体は共通なので初期型よりいいかもしれません(?)。
 あとこれも個人的な感想で根拠は全くないのですが、社外チャンバーはNGだと思います。
 ただでさえ2011年の規制は通らない2ストなのに音量で引っかかったらまず難しいのではないでしょうか?
 まずはノーマルで申請されることが前提になると個人的には思います。
 通ったら改めてチャンバー装着を個々に検討されればと思います。

 1ヶ月半後、製造年証明の書類がヤマハから届き、その他の書類も揃ったところで申請したところ、車検の予約が取れたところまでたどり着きました。
 ここに至るまでは1ユーザーではちょっと難しいかなというのが正直な感想です。
 月猫さんがおっしゃる通り陸運事務局に何度も足を運ぶ事になり、平日の昼間にある程度の時間がとれる学生さんや無職の方でなおかつ知識と情熱がなければ無理でしょう(ヤマハも個人相手に製造年証明を出してくれないかもしれません)。
 お店の方も今回は通ったが次のケースはわからないと言ってました。

 実は今回の経過を雑誌(例えば別冊MCやロードライダー誌)に同時進行で取材をしてもらい、多くのオーナーに知ってもらおうと考えていましたが、もし通らなかったら今後の可能性が無いことを公にしてしまうリスクが有り、お店の方はもっと実績を作ってから取材を受けたいを言っていました。

 ちなみにお店の方では今回に懲りずまた請け負ってくれるそうですが以下(1-10)をお含みおき下さい。
  1、 陸事の対応が場所により違うこと
  2、 はっきりと具体的な方法が訪ねても無いこと
  3、 前例がほぼ無く決められた方法が無いこと
  4、 2011年現在の車検基準では絶対通らないこと
  5、 急いでやっても1?1.5ヶ月掛かること
  6、 事前に用意する書類や証明書、写真、資料が多いこと
  7、 必ず製造証明書が出るとは限らないこと
  8、 250ケースに350シリンダーの場合は別途証明書が必要なこと
  9、 排気量打刻が残っていること
 10、 検基準、保安基準に満たされていること


<補足>
 私自身、今回申請が通らなかった場合を想定して「嘆願書」を用意していました。

-嘆願書-

陸運局担当者殿

 この度、81年型4L3(?-72)の排気量変更申請をお願いする****です。
 現車は私が所有して24年になりますが、日々の整備を怠らずその間8万5千キロ程走行致しました。

 今回エンジンの消耗により残念ながら不動状態になりました。メーカーではピストン・シリンダーなどの重要部品は欠品になっております。
 そこで廃車済み中古の4U0(350CC)の原動機に換装を行い、法の下で公道を走行できるように嘆願する次第であります。
 4L3(250CC)と4U0(350CC)の違いは原動機においてシリンダー径が10mm拡大されたことに伴いキャブレターの細かな変更と排煙装置の変更でその他は共通の仕様となっております。
 車体(フレーム)仕様も共通ですが、前輪の制動装置がシングルディスクからダブルディスクに変更されており、警報器もシングルからダブルに仕様変更になっております。
 現車は既に制動装置及び警報器は350CCと同じ仕様になっております。また排煙装置を含め車検・法規に合わない改造は一切行っておりません。
 現在も車検を受け、合格している81年に生産された350CCの4U0と現車は全く同じ仕様になっているとご理解頂ければ幸いです。
 担当検査官殿のご許可が下りた場合、当然ですが年間の税金が現行2700円から4000円に変更されますが、きちんと継続して納税を行う事を誓います。
 もし許可が下りない場合には24年間所有していた愛車を廃車にしなければなりません。
 担当検査官の寛大なご判断を是非お願いする次第であります。


、、、、、、、結局これは使わずに済みました。


 私は運が良かったのかもしれません。
 しかし、運で通る・通らないというのは公平ではないと思います。
 ただ、陸運局によって対応がまちまちというのは見方を変えればむこうからすればいろんなバイクが来るわけで、ようは検査官の心証を良くするのも必要だと思います。
 もし自分の許可した車両が今後何かトラブルを起こし、責任というものが発生するのを誰でも嫌うと思います。「これなら通しても大丈夫」「この車両は通してやりたい」という車両にして申請するのも戦略だと思います。

 私はこのRZ以外に250仕様の4L3(あたりまえか)、350R(29K)、RZV500Rを所有していますが、どれも本当に大好きです。
 もし、焼きつく事がなく250のままでも今と同じようにRZが大好きだったと思います。
 だから250→350化したから偉いなんて思いません。皆さんもご自身のRZをこれまで通り愛して下さい。
 ただ望む・望まないにかかわらず250→350化された方はこういうやり方も知って頂ければということで、ここから先はそれぞれのオーナーさんで決められる事だと思います(しかし外装が黒・金の250で350の車検付きとはお釈迦様でも思うめえ)。


 追記、、、、
 
 続報ですが「登録事項等通知書」「自動車検査証」の画像を送らせて頂きます。
 型式は4L3、原動機の型式は4U0になっています。
 型式に「改」という文字は入りませんでした。これは元々車検付きでなく新規登録だったからでしょうか。(掲示板 月猫様回答:400cc車検車体に600ccのエンジンを載せたときには車検証に改の文字が付きました。250ccですから改は付かないことも考えられます。)

 車両重量160Kg、幅71cm、長さ204cmなどの数値はRZ350と同じなのでしょうか?
 注目すべきは備考欄に「新規検査」と書いてありますが、保安基準適用年月日は昭和56年6日(?)24日とかいてあります。誤植はともかくこれはRZ350の型式認定された日なんでしょうか?(掲示板 月猫様回答:保安基準適用年月日は昔でいうところの適用する保安基準を決定するための製造(作)年月日です。)

 いずれにしても平成23年の新規登録に昭和56年の保安基準が適応されたことになっているようです。


 また、今回掛かった諸費用は3年の自賠責含めて98000円でした。勿論ケースバイケースで定価ではありません。
 車両の状態、持ち込む陸運局の場所、対応によってプラスアルファの費用が発生する事をお含みおき下さい。
 ユーザー車検をやっている人から見たら高いと思うかも知れません。
 しかし、仕事を持っている人間が平日の昼間に何度も陸運局に通うのは難しいですし、場合によっては何10万出しても車検認可が通らない事を考えれば充分適正かなと思っています。

 今後の事ですが自分自身この問題はクリアしましたが、この成果を他の人にどう還元することが出来るかが問題だと思います。
 やはり各陸運局で対応が全然異なるのは残念ながら事実です。
 そこで通り易そうな陸運局(私の場合は春日部)の情報をみんなで共有するのが一つの方法だと思います。それぞれのオーナーさんがお住まいの陸運局でトライした情報を掲示板などで報告し共有すれば、同じ陸運局でトライする方への有力情報になりますし、もし何例か同じ陸運局で登録出来れば、そこの陸運局はいずれ「陥落」する事になると思います。

 2011.5追記
 追加情報ですが、ヤマハに製造年証明を申請する時運転免許証のコピーを提出したと書きましたが、実はそれだけでなくお店で車両の写真も撮ってヤマハに提出しました。
 このことからヤマハは製造年証明(特にEGが換装し易いRZ)の発行にかなり神経を使っているように思います。

 RZ(R)250の製造年証明を発行するということは、350化を陸運局に申請する以外の用途は殆ど無いということをヤマハは重々承知している筈です。
 よって陸運局にあまり心証の良くない車両はメーカーで証明書を発行しない(自主規制?)・・・・なんてこともあるかもしれません。
 以上は私の邪推ですが、陸運局を墜とす前に実はヤマハ証眼書を発行してくれるかが結構キモかも知れません。

 いずれにしてもエンドユーザーがメーカーに申請するのは敷居が高く、整備士の資格を持ったショップ経由でヤマハに申請するのが確実なのかなと思いました。 

 現時点での報告は以上です。今後また何かあれば追記します。
 なお、真剣にお考えの方のみメールでのご相談にものります。
 メール:foxbatアットマークninus.ocn.ne.jp
 ※アットマークは@に変換して下さい。


 今後、350登録化にトライされる方の成功を祈ります。

 2011.4 スガワラ





 管理人けんぽんによる一部修正あり。



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