とある大会の参加賞でいただいた面タオル(手拭い)。見事な書。しかし、「なんて書いてあるの?」子供に問われても答えられない。
「す、すいしきょうめい(水止鏡明)? 水を止めたら、鏡もきれいに見える、かな?」などと迂闊なことを言って失笑を買わぬよう(面タオルの書は右横書きー右から読むーが多い。誤:水止鏡明/正:明鏡止水)。
面タオルで見たことのある熟語、聞いたことのある熟語、禅・仏教に関係する熟語を集めてみました。面タオル文字探しに、貴方自身の座右の銘探しに、お役に立ちましたら幸いです。
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本熟語集の熟語は、サイト「四字熟語データベース」・「手拭い文字」・「剣道用語辞典」・「謄々任天真」、各種国語辞典、 「仏教がわかる四字熟語辞典」東京堂出版・「兵法家伝書」岩波文庫・「五輪書」岩波文庫、
「いまに伝えたい 剣道修行の心得」スキージャーナル株式会社、雑誌「剣道日本」・「剣道時代」から引用させていただいております。
なお、熟語の読み方は、オンライン上のものより、活字で使用されているものを優先いたしました。

面タオルに書かれた「鎧袖一触}の読み方を知りたくて調べ始めた剣道に関係する熟語。
「奚仲造車」の感があり、あまり剣道に使われない熟語も掲載しております。ご使用は自己責任でお願いいたします。



あ行(61)  か行(87)  さ行(120)  た行(63)  な行(15)  は行(60)  ま行(24)  や行(21)  ら行(17)  わ行(4)   計 472語 収録 (2009.02現在)

あ行
 熟   語   よ み が な  意     味  出   典  類語・同義語へ
安分守己あんぶんしゅき自分の身の程をわきまえて生き、高望みしないこと。知足の思想から。知足安分吾唯足知参照。
意気自如いきじじょ不屈の心。元気が元のままで少しもくじけないさま。
為虎添翼いこてんよく強いものに、さらに勢いをつけること。虎に翼を添えると、もうかなう者はいない。将将
意志堅固いしけんご物事をなすに当たってのこころざしが、しっかりとしていること。
以心伝心いしんでんしん文字や言葉を使わなくても、お互いの心と心で通じ合うこと。もとは禅宗の語で、言葉や文字で表されない仏法の神髄を、師から弟子の心に伝えることを意味した。
以心得入いしんとくにゅう信じる心があってこそ教えの中に入ることができる。
一意繋心いちいけいしん他に心を動かされず、ひたすら一つのことに心を集中すること。
一意攻苦いちいこうく心を打ち込んで、苦しみながら考えること。
一意専心いちいせんしん他に心を向けず、ひたすらひとつのことに心を集中すること。わき見をせずその事のみに心を用いること。
一意奮闘いちいふんとう心を一つのことに集中し、奮い立って戦うこと。また、力いっぱい努力すること。
一因一果いちいんいっかさまざまな修行もすべてはひとつの(仏になるための)道に帰結すること。法華義疏
一眼二足三胆四力いちがんにそくさんたんしりき剣道の稽古において重要とされる要素を順に示したもの。「眼」一番大事なことは相手の思考動作を見破る眼力であり洞察力である。「足」初心者は手先で打って足がこれに伴わない。むかしから見学の心得に「技を見ないで足を見よ」ということがあるが、技の根元は足であり、足の踏み方使い方は剣道で最も重要視されるものである。「胆」胆は胆力であり度胸である。ものに動ぜぬ胆力と決断力であり不動の意味である。「力」力は体力でなくて技術の力であり、わざ前のことである。
一源三流いちげんさんりゅう一源とは、誠の心である。この誠の心から三つの流れがほとばしる。その一つは、国のために血を流す。その二つは、家のために汗を流す。その三つは、友のために涙を流すことである。
一眼両眼いちげんりょうげん真実を見抜く心眼としての「一隻眼(いっせきげん)」と日常生活に必要な二つの肉眼「両眼」の二つの働きが、修行には必要であるということ。高い識見を有することの意。
一期一会いちごいちえ一生に一度だけの機会。茶会に臨む際には、その機会は一生に一度のものと心得て、主客ともに互いに誠意を尽くせ、の意。
一念発起いちねんほっき仏門に入り、悟りを開こうと固く決心すること。転じて、あることを成し遂げようと強く決心すること。
一路生機いちろさんきひたむきで活力に満ちた働きをいう。ひたすら活き活きと元気な状態。碧巌録・無門関将将
一以貫之いち(つ)をもってこれをつらぬく一つのことを貫き通す。信念を曲げず、生涯それを貫けという意味。論語
一機一境いっきいっきょう師匠が修行者一人一人に微妙に異なった機微を捉えてこまやかに指導すること。「一機一境は迷いの鎖、悟りの枷を打破する」碧巌録升稔
一騎当千いっきとうせんひとりで千人を相手に戦えるほど強いこと。
一竅虚通いっきょうきょつうなにものにもとらわれない境地を表す。従容録
一境四見いっきょうしけん立場や心境によって同じものを見ても見え方が違うこと。一水四見と同意。成唯識論演秘
一篋四蛇いっきょうしじゃ私たちの身体は地・水・風・火という四つの要素から成り立っており、それは身中に四つの蛇を飼っているようなもので、不安定な状態にある。ということ。往生要集
一境四心いっきょうししん立場や心境によって同じものを見ても見え方が違うこと。一水四見と同意。成唯識論述記
一切皆苦いっさいかいく人間として存在する限り、苦でないものはない。ということ。
一切種智いっさいしゅちものごとを概括的に知る智慧を得た後に得られる一つ一つのものを個別に知る智慧をいう。
一切即一いっさいそくいちすべては重重無尽に関係し合っていて、一の中に一切は含まれ、一切の中に一が働いていることをいう。華厳経将将将
一枝巣林いっしそうりん分相応の暮らしに満足すること。不必要に他の物まで求めようとせず、分相応を守るたとえ。鳥は木のたくさんある林に巣を作っても、自分で使うのは一本の枝だけであるという意。巣林一枝参照。
一出一入いっしゅついちにゅう出たり入ったりする何気ない動作のこと。このような何気ない動作を見て、心境のすすみ具合を量る。碧巌録
一生懸命いっしょうけんめい命をかけて物事に当たるさま。本気で物事に打ち込むさま。
一心一意いっしんいちい他に心を動かされず、ひたすら一つのことに心を集中すること。
一心一学いっしんいちがく修行者が心を合わせてひとつの教えを学ぶこと。
一心精進いっしんしょうじん心を一つのことに集中して励むこと。
一心不乱いっしんふらんほかの事に注意をそらさず、一つの事に心を集中させているさま。
一心発起いっしんほっき仏門に入り、悟りを開こうと固く決心すること。転じて、あることを成し遂げようと強く決心すること。
一水四見いっすいしけん人には「水」だが、餓鬼には「膿の河」、天人には「瑠璃」、魚には「住処」など、見る立場によってさまざまに見えるということ。外の世界は私たちの心から現れ出たものであって、同じものが心の状態によって水にも瑠璃にも膿の河にも見えるということ。摂大乗論釈
一即一切いっそくいっさいすべては重重無尽に関係し合っていて、一の中に一切は含まれ、一切の中に一が働いていることをいう。華厳経将将将
一刀三礼いっとうさんれい仏像師が仏像を彫るとき、一刀を振るう前に三度の祈りを捧げて彫る如く、剣道も一刀を振るう度に真摯の祈りを込めて指導せよという心の持ち方を教えたものである。
一刀両断いっとうりょうだん一太刀で真っ二つに切ること。物事を思い切って処理する意にも用いられる。
一得一矢いっとくいちや一つ利益があれば、不利益がともなうこと。
威風堂々いふうどうどう外見が立派であるさま。威厳があっておごそかなようす。
威風凛々いふうりんりん外見が立派であるさま。威厳があっておごそかなようす。
允文允武いんぶんいんぶ学問と武道の両方にすぐれていること。升稔
雲外蒼天うんがいそうてん困難を乗り越え、努力して克服すれば快い青空が望めるという意味。将将
雲起竜驤うんきりゅうじょう英雄や豪傑などのすぐれた人物が、時運に乗じて出現し活躍すること。雲がわき起こり竜が勢いを増して、変幻自在に活動する意から。
雲蒸竜騰うんじょうりゅうとう英雄や豪傑などのすぐれた人物が、時運に乗じて出現し活躍すること。雲がわき起こり竜が勢いを増して、変幻自在に活動する意から。
雲蒸龍変うんじょうりゅうへん雲がわきあがり、龍がそれに乗って不思議な働きをする。英雄・豪傑が機会を得て世に出て、活躍するたとえ。史記
雲心月性うんしんげっせい無私無欲の例え。物にとらわれない雲のような心と、澄みきった月のような本性。名誉や利益を求めることなく超然としていること。
雲兄水弟うんぴんすいてい行雲流水のごとくひとところにとどまることなく、各地の指導者を訪ね歩いて修行する修行者が兄弟のごとくあい親しみ、互いに修行に励むさまを表したもの。
英姿颯爽えいしさっそうきりっと引き締まって、いかにもりりしく勇ましいさま。きびきびとして勢いのある様子。
英俊豪傑えいしゅんごうけつ才能や能力がきわだって優れた者。淮南子
英邁闊達えいまいかったつ才知が非常にすぐれ、心が広くおおらかなこと。
英明果敢えいめいかかん才知に優れ、道理に明るくしかも思い切りのいいこと。
英明闊達えいめいかったつ才知が非常にすぐれ、心が広くおおらかなこと。
回光(廻光・迴光)返照えこうへんしょう(じょう)智慧の光を自分自身に当てて、自己を反省し、本来の自己に目覚めること。照顧脚下と同意。将将将
宛転盤礴えんてんばんぱくのびやかに広大で防げるもののない自在なさま。碧巌録将将将
円融三諦えんゆうさんたい空・仮・中の三つの真理が渾然一体となって完全に融け合っているいること。将将将
応機接物おうきせつもつ修行者の性格や能力に応じて適切な指導を行うこと。升稔
温故知新おんこちしん昔の事を調べて、そこから新しい知識や見解を得ること。ふるきをたずねて新しきを知る。論語
遠塵離垢おんじんりく煩悩から遠ざかり離れた悟りの境地をいう。
温良恭倹譲おんりょうきょうけんじょう温(おだやか)で、良(すなお)で、恭々(うやうや)しくて、倹(つつま)しく、譲(へりくだる)でいる様子。転じて素晴らしい人間像をいう。




あ行  か行  さ行  た行  な行  は行  ま行  や行  ら行  わ行

か行
 熟   語   よ み が な  意     味  出   典  類語・同義語へ
鎧袖一触がいしゅういっしょく(鎧の袖を一振りするぐらいで)簡単に敵を打ち負かすこと。
外柔内剛がいじゅうないごう表面は柔和で穏やかそうに見えるが、実は、意志が強くてしっかりしていること。
快刀乱麻かいとうらんまもつれた麻を鋭利な刃物で断ち切るように、複雑にこじれたことを見事に処理するようすのたとえ。「快刀乱麻を断つ」の略。「快刀」は鋭利な刃物、「乱麻」は、もつれた麻糸のこと。
怪馬一鞭かいばいちべんすぐれた馬は、一鞭いれただけでよく走るように、すぐれた人は他人のちょっとした忠告だけでその真理を理解するということ。
廓然無聖かくねんむしょう真如の世界は広々としていて大きく絶対平等であり、聖人と凡夫、仏と衆生との区別がないこと。達磨
花紅柳かこうりゅうりょく花は紅、柳は緑。あるがままの真実。柳緑花紅(りゅうりょくかこう)ともいう。なんの変哲もない、身近にあるあたりまえのことが真理であり、そこから悟りを開いたことから。将将将
恪勤精励かっきんせいれい仕事に力を尽くし、怠らないこと。精力を傾注して励むようす。
確乎(固)不動かっこふどう意志がしっかりしていて動揺しないさま。
確乎(固)不抜かっこふばつ意志や精神がしっかりして、ものに動じないこと。
活人剣かつにんけん不義・不正・迷いなどを切り捨て、人を生かす正しい剣。兵法家伝
喝破かっぱ「破」は真実を明らかにするという意。堂々たる論陣を張って、真実はこうだと説くこと。邪説を廃し、真理を説き明かすこと。大声で他の論を説き破ること。
かん修業をつんでいるうちに感覚が集積され、その結果生ずる精神状態。
眼横鼻直がんおうびちょく誰でも知っているあたりまえのことが真理であるということ。将将将
看脚下かんきゃっか足元を看よ。自己を見つめて充分に要心し、注意すること。将将将
感応道交かんのうどうこう教える者と教えられる者の気持ちが通じ合うこと。
感奮興起かんぷんこうき心に深く感じて奮い立つこと。
気合きあい全身に充実した気力と、心とが一致した状態で、相手に少しでも隙が生じた時には、直ちに無心で打突することができる状態を言う。
機会きかい行動をするのに最もよいとき。「打突の〜」というように使う。
気剣体一致きけんたいいっち気:充実する気勢、鋭い気分をいうのであって心の動的な面を指す。剣:太刀(竹刀)のことで技という意味である。体:正しい姿勢態度、鍛えられた体力を意味する。
氣攻理打きこうりだ気で攻めて理で打つ。
騎虎之勢きこのいきおい勢いがたいへん激しく、盛んなこと。升稔
起死回生きしかいせいほとんど望みのなくなった状態を有望な状態に変えること。
撃関破節きゃくかんはせつ関所や難関、境や区切り、難所を撃ち破って自由自在の悟りを得ることをいう。礼拝得随将将
逆順縦横ぎゃくじゅんじゅうおう時のながれをさかのぼったり、順じたり、空間的な縦横の意味。無尽の自由自在な悟りの境地を表す。
休心休息きゅうしんきゅうそくさまざまな感情や思いにとらわれることのない、心安らかな状態をいう。緇門警訓
行持道環ぎょうじどうかん修行を持続して怠ることのないこと。
行住坐臥ぎょうじゅうざが歩くこと(行)、とどまること(住)、坐ること(坐)、寝ること(臥)といった四つの日常的な起居動作の意から、常にいかなるときも修行を真剣に行じる姿勢がなければならないことと、日常の何気ない行いのすべてが修行に通じるということ。
驍勇無双ぎょうゆうむそう天下に並ぶものがないほど、強く勇ましいこと。
旭日昇天きょくじつしょうてん朝日が天空に昇ること。また勢いが盛んなようすのたとえ。飛ぶ鳥を落とす勢いをいう。升稔
旭日東天きょくじつとうてん朝日が天空に昇ること。また勢いが盛んなようすのたとえ。升稔
虚心坦懐きょしんたんかい心になんのわだかまりもなく、平静な態度で事にのぞむこと。升稔
虚心平気きょしんへいき心になんのわだかまりもなく、平静な態度で事にのぞむこと。福沢諭吉升稔
謹厳実直きんげんじっちょく慎み深く、誠実・正直なさま。まじめな人間のようす。
勤倹尚武きんけんしょうぶ仕事に励みつつましく、武道・武勇を重んじること。
緊褌一番きんこんいちばん気持ちを引き締め、覚悟を決めてとりかかること。大勝負の前の心構え。
金鎖玄関きんさげんかん悟りを得たとしてもこれに停滞してはならず、この関門を突き破らなければならないということを表す。碧巌録
金城鉄壁きんじょうてっぺき非常に堅固な城壁。
金城湯池きんじょうとうち防備の堅固な城壁と、熱湯の沸きたぎる濠。他から侵略されない極めて堅固な備えをいう。
錦上鋪花きんじょうほか美しい物の上にさらに美しい物を添えて、美の極みをつくすこと。将将
空手還郷くうしゅげんきょう手に何も持たずに故郷へ帰ること。なにものにもとらわれのない自己本来の姿に立ち返ることを意味する。永平広録
究竟参徹くきょうさんてつものごとの究極に達すること。自己並びに真理を徹底的に究めること。正法眼蔵
九思一言くし(きゅうし)いちげんよく考え充分思慮をめぐらせた上で一言を発すること。熟慮して行動せよということ。
九年面壁くねんめんぺき九年間の長い間、壁に向かって座禅を組んで修行すること。転じて、一つの目的に長い歳月をかけて心を傾け、努力するたとえ。景徳伝灯録
香薫焼自くんはこうをもってみずからやく才能ある者が、その才能のためにかえって身を滅ぼすことがあるたとえ。「薫は香を以て自ら焼き、膏は明を以て自ら銷(け)するなり」香木はその薫りを発するのに自らを焼き、蝋燭は明かりを発するために自ら消えていく。「(翡翠かわせみ)翠は羽を以て自ら損なう」と同じ。漢書
蛍雪之功けいせつのこう苦労して学問に励むこと。
蛍窓雪案けいそうせつあん苦労して学問に励むこと。
経文緯武けいぶんいぶ学問と武道の両方にすぐれていること。文武両道を兼ね備えていること。升稔
決河之勢けっかいのいきおい勢いがたいへん激しく、盛んなこと。升稔
懸崖撤手けんがいさっしゅ断崖絶壁につかまっていた手を離し、身を躍らせるように今まで執着していた全てのものを放棄することを意味し、そうすれば今までになかった本来の自己をよみがえらせることができるということを表す。圜悟仏果禅師語録
拳拳服膺けんけんふくよう両手で大切にささげ持つように常に心に抱いて決して忘れないこと。肝に銘ずる。中庸
還源返本げんげんへんぼん「源に還り本に返る」本来清浄なる自己に立ち戻ることを意味する。続高僧伝
剣心一如けんしんいちにょ剣は人なり、剣は心なりといわれるように剣は心によって動くものであり、剣と心は一元的のものである。したがって正しい剣の修行をすれば正しい心を磨く結果になる。
剣即心けんすなわちこころ剣を志した者は先ず心を正しくせよということ。
剣禅一致けんぜんいっち剣は生死の間に於て修行し、大死一番の境地に大活するものであり、禅は静思黙考の裡に大悟するものである。ずれも生死を超越するところに、窮極においては剣禅全く相共通する一脈があることを教えている。
劒徳正世けんとくよをただす訓読みは「剣徳世を正す」。剣徳をもって世を正す。
堅忍不抜けんにんふばつ意志が堅く、つらいことでもじっと耐え忍んで心を動かさないこと。
堅忍力行けんにんりょっこう困難を強い意志で耐え忍び努力して実行すること。将将
堅牢堅固けんろうけんご地勢が険しくて、攻め落とすのが非常に難しいようす。外的に対する守りが固いさま。
互為主伴ごいしゅはんお互い主となり、伴(客)となること。相即相入の類義語。将将
好学尚武こうがくしょうぶ学問と武道の両方にすぐれていること。升稔
剛毅果敢ごうきかかん意志がしっかりしていて気力に富み、物事に屈しないこと。思い切って事を行う。剛毅果断。
剛毅果断ごうきかだん意志がしっかりしていて気力に富み、物事に屈しないこと。思い切って事を行う。剛毅果敢。
剛毅木訥ごうきぼくとつ意志が強く、素朴で飾り気がないこと。
剛健質実ごうけんしつじつ飾り気がなく真面目であり、かつ心身ともに健康で強くたくましい様子。
交剣知愛こうけんちあい"剣を交えて愛を知る。「剣を交えて""おしむ""を知る」を読まれ、剣道を通じて互いに理解しあい人間的な向上をはかることを教えたことばである。愛はおしむ(惜別)、大切にして手離さないということを意味しており、あの人とはもう一度稽古や試合をしてみたいという気持ちになること、また、そうした気分になれるように稽古や試合をしなさいという教えを説いたことば。"
鴻鵠之志こうこくのこころざし立派な志。大志のこと。
傲骨虚心ごうこつきょしん傲骨とは、何者にも屈しない図太さ、気負い、闘志であり、虚心とは、冷静さ、細心さをとり戻すことである。”傲骨”だけでは、傲慢無礼に見える場合もあり、傲骨に気負いだけではこと勝負に臨んだ場合、闘志が空回りしがちだ。そこで心を虚しくして、冷静さ、細心さをとり戻すことでが必要である。坂田栄男
高材疾足こうざいしっそくすぐれた才能や手腕があること、ある人のこと。
好雪片々不落別処こうせつへんぺんとしてべっしょにおちず自然体のこと。碧巌録将将
浩然之気こうぜんのき何にもとらわれない、豊かでのびのびした気持ちのこと
光明遍照こうみょうへんじょう太陽の光がなにものを差別することなく照らすさま。
五観一見ごかんいっけん手利剣、水月、神妙剣、病気と手足の動き(身手足)の五つを言う。相手の機を見る習である。兵法家伝書
古教照心こきょうしょうしん古い教えを読み学んで、自らの心を顧みること。
虎視眈眈こしたんたん機会を狙って、形勢を油断なくうかがっている様子。
虎驟龍奔こしゅうりゅうほん虎が走り龍が躍動する激しいさま。升稔
五常五輪ごじょうごりん人生に常に必要な五つの礼儀 「仁」「義」「礼」「智」「信」。倫理を保つ五つの形 「君臣乃義」「父子乃親」「夫婦乃別」「長幼乃序」「朋友乃信」。武士道に通じる儒教の教えで、袴の折り目も五つで、この教えに通づる。
克己心こっきしん(こくきしん)自分の欲望をおさえる心。自制心。
克己復礼こっきふくれい自分の欲望に打ち勝ち、社会の規範に従って行動すること。論語
刻苦精進こっくしょうじん心身を苦しめて、懸命に努力すること。
刻苦精励こっくせいれいひたすら努力を重ね、苦労して勉学や仕事に励むこと。
刻苦勉励こっくべんれいひたすら努力を重ね、苦労して勉学や仕事に励むこと。
刻骨銘肌こっこつめいき骨に刻みつけ、肌に銘を入れるようにして決して忘れないこと。肝に銘ずる。
刻骨銘心こっこつめいしん骨に刻みつけ、肌に銘を入れるようにして決して忘れないこと。肝に銘ずる。
刻骨鏤心こっこつるしん骨に刻みつけ、肌に銘を入れるようにして決して忘れないこと。肝に銘ずる。
牛頭馬頭ごづめづ牛の頭は大きく馬の頭は小さい。したがって牛頭馬頭とは大技小技のことで剣道では大技だけでもいけないし、小技ばかりに偏しても駄目である。大技小技を織りまぜてやれという教えである。
五徳ごとく正義、廉恥、勇武、礼節、謙譲を剣の五徳といい、この徳目を身につけるために剣の修行をするものである。
金剛不壊こんごうふえ非常に堅く、なにものにも破壊されないこと。志をかたく守って変えないことのたとえ。




あ行  か行  さ行  た行  な行  は行  ま行  や行  ら行  わ行

さ行
 熟   語   よ み が な  意     味  出   典  類語・同義語へ
坐破寒氈ざはかんせん苦労して学問に励むこと。
左文右武 さぶんゆうぶ学問と武道の両方にすぐれていること。升稔
三界一心さんがいいっしんこの宇宙とその中に住んでいる一切の衆生全ては心によって作られているということ。
生機一路さんきいちろ生き生きとした働きがまっしぐらに実行されること無門関将将
三殺法さんさっぽう竹刀を殺す:相手の竹刀を左右に押さえ、あるいは巻いたりして剣先を自分の体の中心線から離れさせ、相手の打突の機会を失わせること。技を殺す:たえず相手の先をとって、相手に技を出す余裕をあたえないようにすること。気を殺す:気力を全身にみなぎらせ、つねに、先の気分を持ち、相手が打突しようとする気の起こりがしらを押さえて、相手の気力をくじくこと。この気を殺すことは、相手の竹刀を殺し、技を殺すことと並行して行われるもので、無理をしてやろうとすれば、かえって失敗して相手に打突 される機会をつくります。
残心ざんしん残心とは、打った後に心を残す、つまり打った後も油断をしないという意味
三諦円融さんたいえんにゅう空・仮・中の三つの真理が渾然一体となって完全に融け合っているいること。将将将
三諦相即さんたいそうそく空・仮・中の三つの真理が渾然一体となって完全に融け合っているいること。将将将
三諦即是さんたいそくぜ空・仮・中の三つの真理が渾然一体となって完全に融け合っているいること。将将将
斬釘截鉄ざんていせってつ硬い釘や刃物さえ斬り、截つこと。修行者の凝り固まった間違った見解や根が深い煩悩などを一刀のもとに切り捨てて悟りを得ること、あるいは得させることをいう。景徳伝灯録・碧巌録
四戒しかい陥ってはいけない四つの心の状態。驚き:急に予期しないことが起きて、心が動揺すること。恐れ:恐怖であり、はなはだしい時は精神の働きが鈍り、身体が震えて、動きを失うことになる。疑い:相手を見ても心が不安定で見定めることができず、心に決断のないことです。惑う:心が迷うことで、精神は昏迷して敏速な判断や軽快な動作ができないこと。
持戒持律じかいじりつ戒と律を堅持すること。
自覚覚他じかくかくた自ら修行にいそしみ、他をも教化すること。将将将
自行化他じぎょうけた自ら修行にいそしみ、他をも教化すること。将将将
自彊不息じきょうやまず「天行健 君子以自彊不息」天行健なり。君子はもって自ら彊(つと)めて息(や)まず。と読む。天地の運行がすこやかであるように,君子も自ら努め励み,怠ることはない。の意味。要するに「自分からすすんでつとめ励んで怠らないこと」易経
至剣圓しけんまどかなり剣も至れば円になるという意である。すなわち剣道の稽古という行から道に進む。この基本の行を充分鍛錬することで,三昧力を養えば邪心もなくなり人格円満となり,その剣も角のとれたまろやかな正しい剣になるという教えである。
獅子奮迅ししふんじん獅子が奮い立って激しく進む意から、物事に対処する際の意気込み、勢いがすさまじく強いことのたとえ。法華経升稔
止心ししんひとつのことに注意を向けすぎて、必要なことに目がいかないさま。
至誠しせい極めて誠実なまごころ。なにかのためによかれかしと純粋に思う心。至誠にして動かざる者いまだこれあらざるなり孟子
至誠一貫しせいいっかん真心を一生貫き通すこと。
自然体しぜんたい身構えたり、先入観をもったりしないあるがままの態度。自然なままで立った基本的な姿勢。将将
志操堅固しそうけんご物事をしようという意志が固いこと。環境などに左右されず、志を守って変えないこと。将将将
至大至剛しだいしごう大に至り剛に至る。この上もなく大きく育て,剛く育て。
七転八起しちてんはっき何度倒されても、その度に屈せず起き上がること。
自調自度じちょうじど自ら戒を持して自ら悟ること。
実際理地じっさいりちそのままのあり方が、真理であると言うこと。将将将
質実剛健しつじつごうけん飾りけがなくまじめで、たくましく、しっかりしている・こと
日就月将しっしゅうげっしょう日に、月に、絶え間なく進歩すること。絶えず進歩し、発展すること。 升稔
実践躬行じっせんきゅうこう理論や信条をそのとおりに自分自身で実際に行うこと。
実直謹厳じっちょくきんげん慎み深く、誠実・正直なさま。まじめな人間のようす。
疾風迅雷しっぷうじんらい非常にはやい風と激しい雷。行動がすばやく激しいこと。升稔
疾風怒濤しっぷうどとう時代や社会がめまぐるしく変化し、国家の形勢が大きく転換する時代を形容して言う。強い風と逆巻く荒波の様子。升稔
十方坐断じっぽうざだん一切の煩悩を瞬時に断ち切ること。義堂和尚語録・禅関策進
紫電一閃しでんいっせん一瞬の変化や、物事の急激な変化をいう。升稔
至道無難 唯嫌揀択し(しい)どうぶなん ゆいゆいけんじゃく道に至る(悟りを開く)のはそれほど難しいことではない。選り好みをしないければよい。ということ。
志念堅固しねんけんご信念の固いこと。将将将
寂然不動じゃくねんふどう寂然とは煩悩をはなれ、心の動揺を去って、心静かであるさま正法眼蔵
射石飲羽しゃせきいんう精神を統一して、 一所懸命に事に当たれば、何事も成就することができるということ。
主一無敵しゅいつむてき心を一カ所に定めて他所へやらず、一心不乱になることをいう。不動智神妙録
修己治人しゅうこちじん自分を立派なものに修め養い、其の徳により、他人を感化し、安定させる様に努力すること。
終始一貫しゅうしいっかん始めから終わりまで行動や態度などが変わらないこと。
重重無尽じゅうじゅうむじんあらゆる存在が幾重にも無限に関係し合っている状態。
趙州洗鉢じゅしゅうせんぱつ当たり前のことを当たり前に行うこと。平常心?禅問答より無門関
守破離しゅはり「守」とは、師に教えられたことを正しく守りつつ修行し、それをしっかりと身につけることをいう。「破」とは、師に教えられしっかり身につけたことを自らの特性に合うように修行し、自らの境地を見つけることをいう。「離」とは、それらの段階を通過し、何物にもとらわれない境地をいう。
首尾一貫しゅびいっかん方針や態度などが初めから終わりまで変わりなく同じであること。筋が通っていること。
循環無端じゅんかんはしなし春夏秋冬、自然はめぐる。輪のように、めぐりめぐってもとにかえる。始めも無ければ終りも無い」これは一刀流の極意である。
正見しょうけんものごとを正しく見る。そのためには正しい心で見なければならない。
序・破・急じょ・は・きゅう物の動きの順序を教えたもので、初めは静かに次第に早く、最後は最も急にやれということで、居合いの刀の抜き方がこの方式である。先ず鯉口を切り、静かに抜き初め、次第に速度を増し、そして最後は抜きつけの鞘ばなれであり、この瞬間が最も早く、最も鋭い。剣道の打突もまさにこの通りであり、初めは心静かに始動し、最後の打突のところが一番強く一番鋭くなければばらない。
情意心じょういしん情(こころ):他人に頼り、他人を深く考える事。意(こころ):自分で深く考える事。心(こころ):情と意を兼ね備えた心のこと。
照顧脚下しょうこきゃっか玄関先の貼り紙であれば、足元を見て履き物をちゃんとそろえよ。の意。自己を見つめて充分に要心し、注意すること。将将将
性相如如しょうそうにょにょものの本質も外面に現れた姿も真如(真理)そのものである。
正念相続しょうねんそうぞく雑念・妄想を正念化(正念とは頭で考えたものではない自然の念)し、心はなにものにもとどまることなく、水のように自由に働けるようになり、相手の千変万化に対応できる。
少欲知足しょうよくちそく欲を少なくして足ることを知ること。知足知足安分吾唯足知参照。仏遺教経
諸行無常しょぎょうむじょう仏教の基本的教義である三法印の一。この世の中のあらゆるものは変化・生滅してとどまらないこと。この世のすべてがはかないこと。
初志貫徹しょしかんてつ初めに心に決めた志を最後まで貫き通すこと。
処処全真しょしょぜんしんいかなるところであっても、全てが真実そのものであるということ。将将将
諸法実相しょほうじっそう森羅万象のすべてはそのままが真理であるということ。将将将
諸法無我しょほうむがそのままのあり方が、真理であると言うこと。将将将
自利利他じりりた自ら修行にいそしみ、他をも教化すること。将将将
事理一致じりいっち理は理合いであり業は技である。剣道を学ぶには理に偏してもいけないし、技ばかりに片寄ってもよくない。理を根底にして技を磨いて行くのが理想であり、理と技とを一元的に修練することが必要。理業一致と同じ意味。
心願成就しんがんじょうじゅ宿願の達成。心の中で願い続けていた希望・夢が、その通りにかなうこと。
心技身しんぎしん(しんぎたい)心技体と同意味。心と技と体が一体化して、一本決める事ができる。心の無い技は意味を持たず、身体の伴わない技は意味を持たないとの意味。
心技体しんぎたい心と技術と身体が伴って(三位一体になって)こそ、充分にその道を進むことができる。スポーツで大切とされること。心と技と体が一体化して、一本決める事ができる。心の無い技は意味を持たず、身体の伴わない技は意味を持たないとの意味。
心月円明しんげつ(がつ)えんみょう人間の心の本性はまんまるの澄みきった月のようなものであるということ。「秋の夜の月はどこからどこまでも明らかで、その清らかな光が至らないところはない。たとえ月が迷いの雲に覆われたとしても、月の明るさそのもの(心の本性)は損なわれることはない」華厳七字経題法界観三十門頌より
真剣勝負しんけんしょうぶ本物の刀を用いて勝負すること。転じて、本気で争うこと。また、本気で物事を行うこと。
心外無別法しんげにべっぽうなし(しんがいむべつほう)華厳経の中心的思想で、唯識思想の基本的主張。この世の諸現象はすべて心の生みだしたもので、心を離れて他の存在はないということ。三界唯一心とともに使われる。しんがいむべっぽう。人が真に幸せを得るのは、絶えず変化するような不安定な外側の条件によるものではない。心を調える努力を積み重ねることによって、初めて確かな寄る辺が得られるという教え。
真実一路しんじついちろ一筋に真実を求めて生きていくこと。ひたすらにおのれの真実を尽くすこと。
進取果敢しんしゅかかん自ら進んで物事に取り組み、決断力に優れていること。
真正見解しんしょうけんげ人間性の根本を見抜き、何事にも惑わされない真実の自己を知ること。
神色自若しんしょくじじゃく内心や外見が落ち着いていて、物事に動じないようす。
神色泰然しんしょくたいぜん物に動じることなくびくともしない様子。
身心一如しんじんいちにょ身体と心は二つに分けられず、一つであるということ。
身心脱落しんじんだつらく精神(心)も肉体(身)も滅却して、一心に没頭すること。身体からも心からも一切のとらわれを離脱し、自在の境地に至ること。
信心不二しんじんふじ信じる心と信じられる心とは別のものではなく、一つであるということ。信心銘
迅速果敢じんそくかかん物事をすばやく決断し、実行すること。思いきりがよく決行にすばやいこと。
心頭滅却しんとうめっきゃく心の中の雑念を消し去ること。無念、無想の意。
晨睦しんぼく朝稽古のこと。
心無罣礙しんむけげこころに滞りがないこと。
随処作主ずいしょさしゅいかなる境遇におかれても、自らの主体性を確立して自在なこと。「随処に作主する」と訓読。立処皆真と併記し、「いかなる境遇に置かれても、自らの主体性を確立していれば、どこにいようが自分のいるところが真実となる」という意味で用いられる。無門関
頭頭是道ずずぜどうそれぞれがそのままで真実であり、あらゆる機会が悟りへと至る道となりうることを指す。
須朗猛進すろうもうしんすべからず且つ朗らかに、自分の向先に猛進すべし 。
清新せいしん新しく、生き生きとしていること。さわやかなさま。
精神一到せいしんいっとう精神を集中して努力すれば、どんなことでもできないことはない、ということ。
星馳電激せいちでんげき星が天かけ、稲妻が天を激しく駆け巡る勢いの激しいさま。升稔
青天白日せいてんはくじつ一片の雲もない晴れ渡った青空のこと。煩悩や妄想のない悟りの境地に喩えたもの。
清風匝地せいふうそうち清く涼しい風が吹き巡ってすがすがしいさま。
精励恪勤せいれいかっきん仕事に力を尽くし、怠らないこと。精力を傾注して励むようす。
精励勤勉せいれいきんべん仕事に力を尽くし、怠らないこと。精力を傾注して励むようす。
隻手音声せきしゅおんじょう両手で鳴らす音は誰でも聞こえるが、耳では聞きとれない片手で鳴らす音を心の耳によって聞かねばならないとして、絶対的真理のあり方を示す。隻手の声。白隠
積小為大せきしょういだい小を積みて大と為(な)す。大事を為さむと欲せば、小なる事を怠らず勤(つと)むべし。大きな事をするためには、些細なこと、くだらないと思えるような雑事も厭(いと)わず行わなければならない。二宮尊徳将将
石壁無礙せきへきむげいしのかべであろうとも、さまたげられることがなく通り抜けること。神通力。
是極一刀ぜごくいっとう是極とは至極で、一刀とは刀を意味するものではなく、敵の未然の機を見ること。大事の一刀とは敵の働きを見、それは無情極意の一刀となる。兵法家伝書
切磋琢磨せっさたくま志を同じくするものが、お互いの欠点や誤りを直しあって向上をはかること。
拙守求真せっしゅきゅうしんつたなきを守って、まことを求める。不器用な者は、その行う動作が下手でも、常に正しく、人一倍の努力をすることによって、やがて、その本質を究めることができる将将
施無畏せむい無畏を施すこと。種々の畏怖を取り去って救うことで、剣道においては恐れを知らぬ不動心を教えることである。剣道ではその心境を説く時によく使われる言葉。ある人が晩年の山岡鉄舟に「剣道とはどんなことですか」と聞いたところ、鉄舟は「自分も年老いたから浅草観音に預けてある」と答えたという。浅草観音の本堂正面には、現在でも「施無畏」の大きな扁額が架かっている。
せん(さき)人よりも先に動き、主動性をとること。心でも動作でも相手より先に技をしかけていくことが大切です。相手から先にしかけられますと、自分は受けに回ってしまい、不利になってしまいます。「先んずれば人を制し、おくれれば人に制せらる」。
先因後果せんいんごか先に原因があって、しかる後に結果が生じること。
戦気寒流帯月澄如鏡せんきかんりゅうつきおびてすめることかがみのごとし寒流帯月澄如鏡(かんりゅうつきおびてすめることかがみのごとし)(白楽天)の漢詩より。寒流が澄み切って鏡のような状態を、戦気の少しの濁りもないところにしてたとえたもの。敵の動静変化の気を月に借りて、心鏡に映し取るところをいう。宮本武蔵
善巧応機ぜんぎょうおうき相手の素質や能力に応じて、適切な手段を用いて巧みに指導すること。升稔
潜行密用せんこう(ぎょう)みつゆう(よう)何気ない日々の生活において、淡々と教えを実践すること。
専心一意せんしんいちい他に心を向けず、ひたすらひとつのことに心を集中すること。わき見をせずその事のみに心を用いること。
洗心自新せんしんじしん心を洗い自ずから新たなり。自分をみつめて心に留まっていることを洗い、生まれ変わった新しい気分でいきましょう。後漢書
専心専意せんしんせんい他に心を動かされず、ひたすら一つのことに心を集中すること。
全心全意ぜんしんぜんい他に心を動かされず、ひたすら一つのことに心を集中すること。
専注奉行せんちゅうぶぎょう心を一点に集中させて、ひたすらに修行すること。
相即相入そうそくそうにゅうこの世の全てのものは、もののあり方としても、その働きとしても相互に関係し合っており、密接不離であること。華厳経将将
聡明剛毅そうめいごうき道理に通じ、心が強く屈しないこと。
草莽崛起そうもうくっき身分を問わず、在野の志ある者たちが、新しい時代を築くために立ち上がること。吉田松陰
巣林一枝そうりんいっし分相応の暮らしに満足すること。不必要に他の物まで求めようとせず、分相応を守るたとえ。鳥は木のたくさんある林に巣を作っても、自分で使うのは一本の枝だけであるという意。「鷦鷯( しょうりょう/みそさざい)深林に巣くうも一枝に過ぎず」から。一枝巣林とも言う。荘子
即事而真そくじにしんそのままのあり方が、真理であると言うこと。将将将
触事而真そくじにしんそのままのあり方が、真理であると言うこと。将将将
即心無心そくしんむしん「心」を否定して「無心」になるのではなく、心のあり方が無心であるということ。
則天去私そくていきょし自己本位の考えを捨てて、自然の中において物事を見極めようとする姿勢。
触目菩提そくもくぼだい目に触れるもの全てが菩提(悟り)の契機になるということ。雲門匡真禅師広録
息慮凝心そくりょぎょうしん思慮することを止めて妄念妄想を精神集中して平静・静寂に保つことをいう。
率先躬行そっせんきゅうこう人より先に自分からすすんで実行すること。将将
率先垂範そっせんすいはん自分がすすんで手本を示す。模範を見せること。将将
率先励行そっせんれいこう人に先立ってはげみ行うこと。将将
啐啄迅機そったくじんき卵の中からヒナが殻を破って生まれ出ようとする瞬間、内側からヒナが殻をつつくのを「啐(そつ)」、外から親鳥がつつくのを「啄」という。このタイミングが合わ ないとヒナは死んでしまう。この自然の不思議さを表現した言葉が「啐啄同時」である。「啐啄同時」ともいう。禅の世界では、師匠と弟子の間で佛法を相 続、伝授するときに使われる大切な言葉である。師と弟子との呼吸がぴったりと合うこと。迅機とは、間髪をいれない機敏な働きをいう。将将将
啐啄同時そったくどうじ卵の中からヒナが殻を破って生まれ出ようとする瞬間、内側からヒナが殻をつつくのを「啐(そつ)」、外から親鳥がつつくのを「啄」という。このタイミングが合わ ないとヒナは死んでしまう。この自然の不思議さを表現した言葉が「啐啄同時」である。「啐啄の迅機」ともいう。禅の世界では、師匠と弟子の間で佛法を相 続、伝授するときに使われる大切な言葉である。将将将




あ行  か行  さ行  た行  な行  は行  ま行  や行  ら行  わ行

た行
 熟   語   よ み が な  意     味  出   典  類語・同義語へ
大機大用だいきだいゆう人や物が持っている能力が最大限に発揮されることをいう。人天眼目・兵法家伝将将将
大強速軽だいきょうそくけい初心者指導の幼諦は「大きく正しく」ということで大強速軽はその上達への過程を教えたものである。すなわち最初は大きく振り冠(かぶ)って強く正しく打つ。そのうちに技もだんだん速くなり、無駄力をなくして次第に軽妙になり、冴えのある立派な剣道になるということである。
大死一番たいしいちばん死んだつもりになって奮起すること。今までとらわれてきたこと全てを投げうって生まれ変わること。碧巌録
泰然自若たいぜんじじゃくおちつきはらって物事に動じない。安らかでもとのまま変化せず平気な様子。
大道無門たいどうむもん学ぶ志さえあれば、あらゆる事がその機縁となり、いたるところが修行の場になる。大道に至るための特定の門というものはない。無門関将将
退歩返照たいほへんしょう基本に立ち戻り、自己を深く省みること。典座教訓将将将
退歩翻身たいほほんしん基本に立ち戻り、自己を深く省みること。典座教訓将将将
打成一片たじょういっぺん一切を忘れて修行に徹すること。碧巌録
端心正意たんしんしょうい心を正しくして邪念がないこと・大智度論
湛湛無寄たんたんむき真理は言葉に寄せて表現することが難しいということ。八宗綱要
湛然常寂たんねんじょうじゃく水を湛えるように静かに心が安定したさまを表す。景徳伝灯録
築著磕著ちくじゃくかい(かつ)じゃくさまざまな困難があっても自由自在であること。従容録将将
畜生剣ちくしょうけん針谷夕雲は「相抜け」を以って剣の極意とし、平素工夫もせず鍛錬も怠り、ただ自分だけ勝とう勝とうとあせるのは畜生心であり、その剣を畜生剣としていやしんだ。
智仁勇ちじんゆう智(知)、是非・善悪を判断する能力を意味し、仁は、慈しみや思いやり、勇は、勇気や気力、雄々しさを意味する言葉でもっとも基本的な三つの徳。武士道の骨組みとされる。「智仁勇の三者は、天下の達徳なり(四書五経)」
知足ちそく足るを知ること。物質的な質素、倹約のすすめではなく、身の程をわきまえてむやみに不満をもたないこと。「欲張らず、今の自分を大切にしなさい」という意味。満足するということの本当の意味を知るものは、自分自身を知る人間である。少欲知足知足安分吾唯足知という言葉もある。老子
知足安分ちそくあんぶん「足(た)るを知(し)り分(ぶん)に安(やす)んず」と訓読する。 足ることを知って分を安んずる精神状態になりなさい、ということ。茶道の理念。知足のこと。少欲知足吾唯足知という言葉もある。
知足守分ちそくしゅぶん 足ることを知り、分をわきまえよということ。知足の思想から。少欲知足吾唯足知という言葉もある。
知足常楽ちそくじょうらく 足ることを知り、分をわきまえれば、常に幸せであるということ。知足の思想から。少欲知足吾唯足知という言葉もある。
智目行足ちもくぎょうそく修行には智慧と行動が両方具わらなければならないということ。法華玄義
知勇兼備ちゆうけんび学問と武道の両方にすぐれていること。知恵と勇気をあわせもっていること。スーパージェッター史記升稔
中涌辺没ちゅうゆうへんもつ何ものにも拘束されない自由自在な働きぶりを表したもの。臨済録升稔
超古超今ちょうこちょうこん古えを超え、今を超えること。正法眼蔵
朝参暮請ちょうさんぼしん(しょう)朝に夕に師のもとに至って教えを請うこと。正法眼蔵
彫心鏤骨ちょうしんるこつ心身を苦しめて、懸命に努力すること。
直往邁進ちょくおうまいしんためらわずに、まっすぐ進こと。
貼体分明ちょう(てん)たいふん(ぶん)みょうぴったりあって明瞭なこと。碧巌録
追根究底ついこんきゅうてい事の本質・真相を徹底的に究明すること。根底を追及する。
大悟徹底ていごてってい物事の本質・真理を悟って執着心・煩悩を断ち切り、吹っ切れた心境になること。
滴水滴凍てきすいてきとう水が一滴ずつ落ちてはすぐに凍るように、修行には間髪を入れずにその機会をとらえることが必要であることを表したもの。碧巌録
鉄硯磨穿てっけんません強い意志をもち続け、物事を達成するまで変えないこと。また、学問にたゆまず励むたとえ。鉄でできている硯すずりをすり減らして、穴をあけるほど勉強するという意から。磨穿鉄硯ともいう。
鉄心石腸てっしんせきちょう鉄や石のように堅固な精神、強い意志のたとえ。どんなことにも動じない心。
鉄腸強胆てっちょうごうたん鉄や石のように堅固な精神、強い意志のたとえ。どんなことにも動じない心。
徹頭徹尾てっとうてつび始めから終わりまで。一つの考えや方針などを、徹底してあくまでも貫くさま。
養天下本てんかのほんをやしなう?「天下の本を養う」とは、「剣の理法の修錬」により人間形成を行ない、「誠を尽して国家社会の平和繁栄に寄与」することを大目的とした剣道の理念に一致する荀子
天下無敵てんかむてき世の中に並ぶものがないほど優れていること。
電光石火でんこうせっか行動などが非常に速いことのたとえ。石を打ち合わせてでる火のような、ちょっと光る瞬間。
天資英邁てんしえいまい生まれつき、才知が非常に優れていること。
転識得智てんしじきとくち唯識思想で用いられる用語。迷いの世界で働いている「識」を悟りの世界に働く「智」に転換すること。
展事投機てんじとうき師が弟子の機根に応じて巧みに指導すること。升稔
天真独朗てんしんどくろう生まれつき持っている本性が朗々と輝くこと。摩訶止観
天心無極てんしんむきょく天心は天真。春夏秋冬が規則正しく繰り返すごとく、宇宙の真理に終りはない。
点滴穿石てんてきせんせき力が足りなくても根気よく続ければ、しまいに目的をはたすことができるということのたとえ。「雨垂石を穿つ」と 同じ意味。将将
当意即妙とういそくみょうとっさに機転をきかせて、その場に適応すること。
当位即妙とういそくみょうそのままのあり方が、真理であると言うこと。将将将
同一鹹味どういつかんみどのような河川も大海に流れ込んで、塩辛い味(鹹味)になように、いかなる教えも一に帰して、本来絶対平等であるということ。大般若経
透関破節とうかんはせつ煩悩や偏見など、修行の妨げになるものを通り抜け、突き破ること。正法眼蔵
当機敲点とうきこうてん相手の素質・能力に応じた導き方をすることを意味する。碧巌録升稔
当機覿面とうきてきめん相手を見るや、即座に対応することをいう。
同死同生どうしどうしょう死生を共にするという意。一心同体となって親しく交わったり心境がぴたりと一つになったりすることを意味する。碧巌録升稔
同生同死どうしょうどうし死生を共にするという意。一心同体となって親しく交わったり心境がぴたりと一つになったりすることを意味する。碧巌録升稔
動静不二どうじょうふじ動の極が静となり、静の極が動となる。動と静とはことなったものではないという禅語。
同心同意どうしんどうい心を同じくすること。碧巌録将将
同身同機どうしんどうき一切のものが同じ身体、同じ機根(素質・能力)を有して、一心同体であるということ。
透頂透底とうちょうとうていてっぺんから底まで透き通ること。悟りの境地。圜悟仏果禅師語録
蕩蕩無礙とうとうむげ心が広大で泰然とし、何ものにも防げとなるものがなく自由自在な境地をいう。大慧普覚禅師法語升稔
道得八成どうとくはちじょう言葉で言い表せることはせいぜい八割でしかないということ。碧巌録
東涌西没とうゆ(ゆう)さいもつ何ものにも拘束されない自由自在な働きぶりを表したもの。臨済録升稔
桃李成蹊とうりせいけい立派な人物は自ら求めなくてもその徳をしたって自然に人々が集まってくるたとえ。桃や李(すもも)は、何も言わないが花や実にひかれて自然に人々が集まるので木の下にはいつの間にか小道が出来てしまうという意。
徳性錬磨とくせいれんま徳義をわきまえた立派な品性を鍛えてみがきあげること。
独立不撓どくりつふとう他人を頼ることなく、自分の力だけでやり抜くこと。
訥言実行とつげんじっこうあれこれ言わずに、黙って実際に行動すること。
訥言敏行とつげんびんこう徳のある人は、口数は少なく、行動に敏速であるものだということ。
努力奮励どりょくふんれい力を尽くして戦うこと。




あ行  か行  さ行  た行  な行  は行  ま行  や行  ら行  わ行

な行
 熟   語   よ み が な  意     味  出   典  類語・同義語へ
難攻不落なんこうふらく攻撃が難しく、なかなか陥落しない状況のこと。
南涌北没なんゆうほくもつ何ものにも拘束されない自由自在な働きぶりを表したもの。臨済録升稔
日用無生にちゆう(よう)むしょう悟りを得たものは日常生活の営みの中で心を働かせながら、しかもとらわれを生じないということ。伝灯録
日進月異にっしんげつい日に、月に、絶え間なく進歩すること。絶えず進歩し、発展すること。升稔
日深月久にっしんげっきゅう日々の修行を深め、継続すること。訓読は「日に深く、月に久し」
日進月歩にっしんげっぽ日に、月に、絶え間なく進歩すること。絶えず進歩し、発展すること。升稔
如実知見にょじつちけん真実を真実のままに智慧によって洞察すること。
如是実相にょぜじっそうあるがままが真実であるということ。法華玄義
任運自在にんうんじざい自然の成り行きに任せつつ、とらわれのない無心の境地で生きることをいう。禅源諸詮集都序升稔
任運蕩蕩にんうんとうとう自然の成り行きに任せつつ、とらわれのない無心の境地で生きることをいう。宛陵録升稔
蕩蕩任運にんうんとうとう自然の成り行きに任せつつ、とらわれのない無心の境地で生きることをいう。宛陵録升稔
熱烈峻厳ねつれつしゅんげん厳しく情熱を傾け、妥協を許さない厳しさを持つこと。
拈華(花)微笑ねんげみしょうお釈迦様が梵天から法を説いてくださいと蓮華の花を捧げられたとき、その花をつまんで聴衆に示したとき、誰もその意味が分からなかったが、ただ一人、摩訶迦葉(まかかしょう)だけがその心を理解して微笑したことから、真理は文字や言葉で伝わらないことをいう。
念劫融即ねんごうゆうそく非常に長い時間と極めて短い時間がお互いに融通して、矛盾無くひとつになることをいう。華厳経将将将
念念相続ねんねんそうぞく間断なく余念をまじえず思いを一つのことに集中すること。心念を間断なく集中していれば、自然と活路が開けてくる。禅関策進




あ行  か行  さ行  た行  な行  は行  ま行  や行  ら行  わ行

は行
 熟   語   よ み が な  意     味  出   典  類語・同義語へ
背水一戦はいすいいっせん水辺を背にして陣をしけば、退却できないことから、決死の覚悟で戦に臨む。また、決死の覚悟で事に当たること。史記升稔
背水之陣はいすいのじん水辺を背にして陣をしけば、退却できないことから、決死の覚悟で戦に臨む。また、決死の覚悟で事に当たること。史記升稔
白雲重重はくうんじゅうじゅう白い雲が折り重なっているような、高い境地を表す。碧巌録
破邪顕正はじゃけんしょう不正を打破し、正義を実現すること。誤った見解やとらわれを退けて正しい教えを顕すこと。三論玄義
破竹之勢はちくのいきおい勢いがたいへん激しく、盛んなこと。竹ははじめの一節を割ると、次々に割れて止められないことから。 北史升稔
八面六臂はちめんろっぴ仏像などが八つの顔と六つの腕をもつこと。転じて、一人で多方面にわたって何人分もの活躍をすること。
抜山蓋世ばつざんがいせい勢いが非常に強く、自信に満ち気力の雄大なさま。勇壮な気質のたとえ。史記
八正道はっしょうどう悟りに至るための八つの正しい道筋。「正見(しょうけん)」ものごとを正しく見ること。「正思唯(しょうしゆい)」正しくものを考える意。「正語(しょうご)」正しい言葉で語る。「正業(しょうぎょう)」正しい行いをする。「正命(しょうみょう)」正しい生活をする。「正精進(しょうしょうじん)」目的に向かって正しく努力する。「正念(しょうねん)」常に仏道にも意をこらす。「正定(しょうじょう)」正しく心を集中させて安定する。無門関
撥草参玄はっそうさんげん諸法を巡り歩いて師を求め、あるいは煩悩や妄想を払いのけて修行を極めること。無門関
撥草瞻風はっそうせんぷう本地の風光をみること転じて、真実の自己を自覚することをいう。さまざまな妄想を払いのけて、本来の自己を見いだすことを表す。
発憤興起はっぷんこうき心を奮い立たせ、立ち上がること。
破天荒解はてんこうかい今までだれもなしえなかったことをはじめて成し遂げること。
悲智円満ひちえんまん慈悲と智慧の二つが完全に具わっていること。宗鏡録
鼻直眼横びちょくがんおう誰でも知っているあたりまえのことが真理であるということ。将将将
百挫不折ひゃくざふせつどんな困難に出会ってもけっして心がくじけないこと。漢書
百尺竿頭ひゃくしゃくかんとう到達すべき最高点、向上しうる極致のたとえ。景徳伝灯録
百折不撓ひゃくせつふとう何度の失敗にもめげずくじけず挑戦すること。
百戦錬磨ひゃくせんれんま多くの経験を積んで技術や才能を向上・錬成すること。一般的には、「多くの戦いできたえられること。多くの経験を積んでいること」を指す。
百錬自得ひゃくれんじとく人の百倍も努力して確実に体得する姿勢で事に臨むことで、道が明らかになり心も鍛えられる
百花斉放ひゃっかさいほう多くの花が一斉に開くこと。さまざまなものがその本領を発揮すること。将将将
平常無事びょう(へい)じょうぶじ不断の日常生活を平穏無事に過ごすことがそのまま仏道であるということ。臨済録
飛竜乗雲ひりゅうじょううん英雄が時に乗じて、勢いを得ること。韓非子
品格ひんかく気高さ、深い美しさのようなもの。何事によらず、正しいこと、真剣であることは気高いもので、自我を離れて無念無想の境地に達した状態。
不壊金剛ふえこんごう非常に堅く、決してこわれないこと。志をかたく守って変えないことのたとえ。
伏寇在側ふくこうざいそく油断すれば必ず失敗の元になるから、油断を非常に警戒しなくてはならない。
不屈不絆ふくつふはんどんな困難にぶつかってもくじけることがなく、何の束縛も受けないこと。
不拘文字ふくもんじ文字を用いずに教えを授けること。悟りは言葉で書けるものではないから、言葉や文字にとらわれてはいけない、言葉によらず心で悟るべきだという禅宗の考え方。文字に拘泥してはいけない。
不言実行ふげんじっこうあれこれ言わずに、黙って実際に行動すること。
不捨一法ふしゃいっぽう現実の世界を仏の側からみると、何一つ捨てるものはなく、無駄なものはないということ。
不著名字ふじゃくみょうじ文字を用いずに教えを授けること。悟りは言葉で書けるものではないから、言葉や文字にとらわれてはいけない、言葉によらず心で悟るべきだという禅宗の考え方。
不著文字ふじゃくもんじ文字を用いずに教えを授けること。悟りは言葉で書けるものではないから、言葉や文字にとらわれてはいけない、言葉によらず心で悟るべきだという禅宗の考え方。
不宿死屍ふしゅくしし大海は屍が流れ込むと、これを岸に打ち上げて海の中に留めない。大海のようにいかなる穢れからも離れるということ。華厳経
不生実際ふしょうじっさい生滅を超えた永遠なる真理のこと。そのままのあり方が、真理であると言うこと。将将将
不退転ふたいてん修行を後戻りさせないこと。屈しないこと。かたく信じて変えないこと。常に努力し、精進すること。不退転と同義。升稔
不退不転ふたいふてん修行を後戻りさせないこと。屈しないこと。かたく信じて変えないこと。常に努力し、精進すること。大智度論升稔
不断不絶ふだんふぜつ絶えないこと。いつまでも続くこと。絶えることなくずっと精進を続けること。「不退不転なり、不断不絶なり」正法眼蔵より
不動心ふどうしん他のものに動かされない心。物事に動じない強い心。(巌の身=「五輪書」宮本武蔵より)
不動智ふどうち「動かぬ」こころではなく、「何にもとどまらぬ」こころのこと。「向ふへも左へも右へも、十方八方へ心は動き度きやうに動きながら、卒度も止まらぬ心を不動智と申し候」不動智神妙録
不撓不屈ふとうふくつどんな困難に出会ってもけっして心がくじけないこと。漢書
不同不二ふどうふじただそれ一つだけで二つとないこと。 他にない貴重なものであること。
不昧因果ふまいいんが修行というものは、物事の法則を無視したり曖昧にすることではないということ。修行した人も因果をありのままに認め、その道理によって悪趣を脱することができるとされる。無門関
不昧不落ふまいふらく意志が強く、物欲に惑わされたり、堕落したりしないこと。無門関
附物顕理ふもつけんりそのままのあり方が、真理であると言うこと。将将将
不落不昧ふらくふまい意志が強く、物欲に惑わされたり、堕落したりしないこと。無門関
不立文字ふりゅうもんじ文字を用いずに教えを授けること。悟りは言葉で書けるものではないから、言葉や文字にとらわれてはいけない、言葉によらず心で悟るべきだという禅宗の考え方。 碧巌録・禅源諸詮集都序
粉骨砕身ふんこつさいしん力の限り努力すること。非常に苦労して働くこと。
文質彬彬ぶんしつりんりん外見の美と内面の実質とが程よく調和しているようす。論語
文事武備ぶんじぶび学問と武道の両方にすぐれていること。升稔
粉身砕骨ふんしんさいこつ力の限り努力すること。非常に苦労して働くこと。
奮闘努力ふんとうどりょく力を尽くして戦うこと。
文武兼資ぶんぶけんし学問と武道の両方にすぐれていること。升稔
文武兼備ぶんぶけんび学問と武道の両方にすぐれていること。升稔
文武二道ぶんぶにどう学問と武道の両方にすぐれていること。升稔
文武不岐ぶんぶふき学問と武道の両方は分けられない。両方を努力し、力を出し切らなければならない。
文武両道ぶんぶりょうどう学問と武道の両方にすぐれていること。升稔
奮励努力ふんれいどりょく目標に向かって気を奮い起こし、つとめ励むこと。
辺涌中没へんゆうちゅうもつ何ものにも拘束されない自由自在な働きぶりを表したもの。臨済録升稔
放心ほうしん心をとき放すことで、一つのことに心をとらわれないことで、注意がすみずみまで行きわたり、どんな変化にも直ちに善処することができる状態。
方正謹厳ほうせいきんげん行いが正しくまじめで、慎み深いようす。
報本反始ほうほんはんし根本に立ち返ってその恩を改めて肝に銘ずる。天地や先祖の恩恵や功績に感謝し、これに報いる決意を新たにすること。訓読では「本(もと)に報い始めに反(かえ)る」と読む。 (礼記)




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ま行
 熟   語   よ み が な  意     味  出   典  類語・同義語へ
真一文字まいちもんじ一の字のようにまっすぐなさま。一直線。わき目も振らないこと。全力を尽くして事にあたるようす。
莫妄想まくもうぞう妄想することなかれ。妄想とは、事実にないことを事実のように思ったり、考えたりして悩むこと。相対的にものを考えるかぎり、迷い続けることになり、迷いが無くなれば、直ちに安らぎが得られるという禅の心を意味している。無学祖元
磨斧作針まけんさくしんどんな難しいことでも忍耐強く努力すれば、必ず成功するという意味。
磨穿鉄硯ませんてっけん強い意志をもち続け、物事を達成するまで変えないこと。また、学問にたゆまず励むたとえ。鉄でできている硯すずりをすり減らして、穴をあけるほど勉強するという意から。「鉄硯てっけんを磨穿ませんす」と訓読する。「鉄硯磨穿(てっけんません)」ともいう。
磨励自彊まれいじきょう大いに修行して、みずから努めはげむ。
万能一心まんのういっしんたくさんの才能に恵まれていても、向上・努力する心がけがなければ、物事は成就しない。
万法一如まんぼういちにょすべてのものは本来その本性が空であって、それ故に平等であり、帰するところは一体であるということ。それが真実の姿であるということを表す。華厳随疏演義鈔
万法一心まんぼういっしんあらゆる存在が一つの心によってなりたっているということ。円覚経
水滴穿石みずしたたりていしをうがつ力が足りなくても根気よく続ければ、しまいに目的をはたすことができるということのたとえ。「雨垂石を穿つ」と 同じ意味。 漢書将将
皆我師みなわがし自分以外の、人でも物でも皆、自分に何かを教えてくれる先生だという意味宮本武蔵将将
脈絡通徹みゃくらくつうてつ筋道が、始めから終わりまで一貫していて意味のよく通じること。矛盾がないこと。
無為自然むいしぜん因縁によって束縛されない悟りの世界のこと。人為を離れた真実のあり方。無量寿経
無礙自在むげじざい何ものにも防げになるものがなく、自由自在であること。大般若経・華厳経将将将
無二無三むにむさんひたすらなこと。わき目もふらないこと。ただ一つであって、他に類がないこと。仏教語で、仏となる道はただひとつであり、第二、第三の道はないということ。
無念無想むねんむそう一切の邪念から離れて、無我の境地に到達した状態。あらゆる雑念がなくなり心が透明になるさま。仏教で無我の境地に入りすべての想念から離れること。
無欲無私むよくむし自分の利益や欲望を求めないこと。
明鏡止水めいきょうしすいくもりのない鏡と波立たない静かな水の意。心にやましい点がなく、澄みきっていること。荘子
銘肌鏤骨めいきるこつ肌に刻みつけ、骨に刻みちりばめる。深く心に覚えこんで忘れぬことのたとえ。訓読みは肌に銘し骨に鏤む。顔氏家訓
名実一体めいじついったい名目と実体が一致していること。
迷者不問めいしゃふもん道に迷う人は、人に相談せずに、自分勝手に行動してしまうからだというたとえ。転じて、分からないことは、積極的に人に尋ねるべきだという戒め。
銘心鏤骨めいしんるこつ骨に刻みつけ、肌に銘を入れるようにして決して忘れないこと。肝に銘ずる。
冥冥之志めいめいのこころざし人知れず、熱心に努力しようとする心。冥々之志。荀子
面壁九年めんぺきくねん九年間の長い間、壁に向かって座禅を組んで修行すること。転じて、一つの目的に長い歳月をかけて心を傾け、努力するたとえ。景徳伝灯録
文文見諦もんもんけんたい文章の背後にある肝心なこと(要諦)を見きわめること。仏典の文言の中に教えの要諦を見きわめ、その意味するところ以上のものを体現することをいう。




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や行
 熟   語   よ み が な  意     味  出   典  類語・同義語へ
唯一不二ゆいいつふじただそれ一つだけで二つとないこと。 他にない貴重なものであること。
唯一無二ゆいいつむにただそれ一つだけで二つとないこと。他にない貴重なものであること。
勇往邁進ゆうおうまいしん恐れることなく、自分の目的・目標に向かって、ひたすら前進すること。
勇往邁進ゆうおうまいしん困難をものともしないで、ひたすら突き進むこと。
雄気堂堂ゆうきどうどう強く勇ましい気力が、あふれているようす。
有言実行ゆうげんじっこう言ったことは必ず実行すること。「不言実行」をもじって作られた四字熟語。
雄健蒼勁ゆうけんそうけい勢いが盛んで力強いこと。詩文書画などにおいて、そのできばえがすぐれていて、力強いこと。
雄心勃勃ゆうしんぼつぼつ勇ましい心が、盛んにわきあがってくるようす。
有神無敵ゆうしんむてき敵に敗けるというのは、自分の心に敗けること。だから先ず、克己の修行によって己れの心に打ち勝ち、「とどまらない心」をとりもどすこと。そうして雑念のない心、ほんとうの無心(正心)を体得すれば、もはや敵は無いと言ってもよい。
融通無礙ゆうずうむげ何ものにも防げられることなく、自由自在なこと。渓嵐拾葉集将将将
融通無碍ゆうずうむげ何ものにも防げられることなく、自由自在なこと。渓嵐拾葉集将将将
勇壮活発ゆうそうかっぱつ勇ましく元気さかんなこと。
勇猛果敢ゆうもうかかん勇ましく強くて、決断力に富むこと。多少の抵抗にも負けず、思い切って物事を行うこと。
勇猛精進ゆうもうしょうじん仏教で、勇ましく強い態度で難行を進んで修めること。また、勇気を持って、心ひとすじに物事に打ち込むこと。(無量寿経)
勇猛無比ゆうもうむひ他に匹敵するものがいないほど、勇ましくて強いこと。たぐいまれな強さ。
油断強敵ゆだんごうてき油断すれば必ず失敗の元になるから、油断を非常に警戒しなくてはならない。
油断大敵ゆだんたいてき油断すれば必ず失敗の元になるから、油断を非常に警戒しなくてはならない。
用意周到よういしゅうとう何事にも用意がすみずみまで行き届き、手抜かりのないこと。
要害堅固ようがいけんご地勢が険しくて、攻め落とすのが非常に難しいようす。外的に対する守りが固いさま。
用心堅固ようじんけんご心配りがしっかりとしていること。きわめて注意深いこと。
克堪克忍よくたえよくしのぶ行を修める」ことであるから道の修行に忍耐は必要不可欠。それも、ただ堪え、ただ忍ぶのではなく、克(よ)く堪え、克(よ)く忍ぶことが肝要である




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ら行
 熟   語   よ み が な  意     味  出   典  類語・同義語へ
磊落不羈らいらくふき度量が広く、豪快で、かつ非凡な才能を持っていること。
力戦奮闘りきせんふんとう力を出し尽くして闘うこと。一所懸命努力すること。
理業一致りぎょういっち理は理合いであり業は技である。剣道を学ぶには理に偏してもいけないし、技ばかりに片寄ってもよくない。理を根底にして技を磨いて行くのが理想であり、理と技とを一元的に修練するのが理業一致である。事理一致も全く同じ意味である。
理事不二りじふに真理と現実は一つであって、異ならないということ。
離勝りしょう無念無想でいて心が常に清く澄んでいれば、自分から強いて隙を見い出して、勝とうとしなくても、自然に隙が心にうつり、勝ちは相手の方から与えてくれる。
立処皆真りっしょかいしんどこにいようが、自分のいるところが真理の実現される場であるということ。随処作主とともに用いられることが多い。臨済録将将将
立処即真りっしょそくしんそのままのあり方が、真理であると言うこと。将将将
竜驤虎視りゅうじょうこし天下に権威をふるうさま。竜のようにのぼり、虎のようににらむこと。
流水浮木りゅうすいふぼく固執しない自由自在な心境を表す。流れる水に浮かぶ木の様に、何事にも惑わされず、自分の向かうべき先に進む事。
竜騰虎闘りゅうとうことう竜と虎とが相争うこと。互角の力をもった両雄が力を尽くして戦うことのたとえ。
竜蟠虎踞りゅうばんこきょ竜がとぐろを巻き、虎がうずくまるように、抜きんでた能力を持つ者がある場所にとどまり、権勢を振るうことのたとえ。また、ある地域で、すぐれた能力を存分に発揮すること。太平御覧将将将
柳緑花紅りゅうりょくかこう誰でも知っているあたりまえのことが真理であるということ。将将将
累無心るいなきこころ心に蟠(わだかま)りを持たず、真っ直ぐな心をもち続けること。
冷暖自知れいだんじち水の冷暖は自分で飲んでみて知るように、真の悟りは修行を積み重ね、自分で会得するものであることのたとえ。「冷暖自ら知る」と訓読みする。景徳伝灯録・宏智禅師広録
冷煖自知れいだんじち水がどれくらい冷たいか、暖かいかは、自ら飲んでみないと、あるいは手で触れてみないと分からない、悟りというものは自分で会得する以外に知りようがないことをいう。宏智禅師広録
廉恥功名れんちこうみょう正直で恥を知る者は、手柄を立て名をあげることができるということ。
六根清浄ろっこんしょうじょう人間の欲望や迷いを断ち切って、心身を安らかに保つこと。


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わ行
 熟   語   よ み が な  意     味  出   典  類語・同義語へ
和敬清寂 わけいせいじゃく 穏やかで慎み深く、静かで落ち着いていること。
和衷共済 わちゅうきょうさい 心を合わせ助け合う。一致協力して仕事をすること。 将将
和衷共同 わちゅうきょうどう 心を合わせ助け合う。一致協力して仕事をすること。 将将
吾唯足知 われただたるをしる 京都・竜安寺の蹲踞(つくばい)に彫られた文字。足る事を知る人は不平不満が無く、心豊かな生活を送ることが出来る。「足るを知る人は貧しいといえども即ち富めり」と言われる。「自勝者強、知レ足者富」から。 老子





類義語・同義語

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独断と偏見で分けています。どうしても許せない場合は、メールにてご連絡ください。


[不屈の精神]
七転八起 百挫不折 百折不撓 不屈不絆 不撓不屈     



[同じものを見ても立場や環境、心持ちで違うふうに見える]
一境四見 一境四心 一水四見               



[心に刻みつける]
拳拳服膺 刻骨銘肌 刻骨銘心 刻骨鏤心 銘肌鏤骨 銘心鏤骨



[油断しちゃいけない]
伏寇在側 油断強敵 油断大敵          



[勇ましい]
驍勇無双 雄気堂堂 雄健蒼勁 雄心勃勃 勇壮活発 勇猛果敢
勇猛精進 勇猛無比                    



[黙って、やるべきことはやる]
訥言実行 訥言敏行 不言実行 有言実行          



[守りが堅い]
金城鉄壁 金城湯池 堅牢堅固 金剛不壊 難攻不落 不壊金剛
用意周到 要害堅固 用心堅固               



[突き進む]
直往邁進 努力奮励 奮闘努力 勇往邁進          



[不動心]
意志堅固 外柔内剛 確乎不動 確乎不抜 堅忍不抜 剛毅木訥
剛健質実 質実剛健 神色自若 神色泰然 聡明剛毅 磨穿鉄硯
泰然自若 鉄心石腸 鉄腸強胆 不動心 不昧不落 不落不昧
鉄硯磨穿                         



[勤勉に励む]
恪勤精励 刻苦精進 刻苦精励 刻苦勉励 精励恪勤 精励勤勉
彫心鏤骨 粉骨砕身 粉身砕骨 奮励努力          



[まじめに]
謹厳実直 実直謹厳 方正謹厳               



[思い立ったら頑張る]
一念発起 一心発起                    



[頭が良くて勇ましく・・・]
英俊豪傑 英邁闊達 英明果敢 英明闊達 天資英邁     



[一つのことに集中して・・・]
一意繋心 一意専心 一意奮闘 一以貫之 一心一意 一心精進
一心不乱 至誠一貫 終始一貫 首尾一貫 初志貫徹 真実一路
専心一意 専心専意 全心全意 専注奉行 真一文字 主一無敵



[他にはない]
不同不二 無二無三 唯一不二 唯一無二          



[努力すれば何事もかなう]
射石飲羽 精神一到 磨斧作針               



[英雄は突然現れ・・・]
雲起竜驤 雲蒸竜騰 雲蒸龍変               



[強い意志で行う]
意気自如 剛毅果断 傲骨虚心               



[堂々としてかっこいい]
威風堂々 威風凛々 英姿颯爽               



[自分自身で確かめろ・・・]
冷暖自知 冷煖自知                    



[一致団結]
同心同意 和衷共済 和衷共同               



[塵も積もれば・努力も積み重ねれば/積み重ねなければ大成しない]
拙守求真 点滴穿石 水滴穿石 積小為大          



[努力の先に青空が・・・]
雲外蒼天 堅忍力行                    



[元気元気]
一路生機 生機一路                    



[何ごとも人とのかかわり]
相即相入 互為主伴                    



[隗より始めよ]
率先躬行 率先垂範 率先励行               



[この世の全てが先生]
大道無門 皆我師                    



[困難を乗り越えて悟れ]
撃関破節 築著磕著                    



[さらにプラスして極める]
為虎添翼 錦上鋪花                    



[自然に・・・]
好雪片々不落別処 自然体               



[意志が固い]
志操堅固 志念堅固                    



[才能開花]
大機大用 百花斉放 竜蟠虎踞               



[あたりまえのことが大事]
花紅柳 眼横鼻直 実際理地 柳緑花紅 処処全真 諸法実相
諸法無我 即事而真 触事而真 当位即妙 鼻直眼横 不生実際
附物顕理 立処皆真 立処即真               



[真実を悟るとは・・・]
円融三諦 三諦円融 三諦相即 三諦即是          



[修行して他の人のために働く]
自覚覚他 自行化他 自利利他               



[一つは全て]
一切即一 一即一切 念劫融即               



[師弟の絶妙な呼吸]
啐啄迅機 啐啄同時                    



[足元注意]
回光返照 看脚下 照顧脚下 退歩返照 退歩翻身     



[自由自在]
宛転盤礴 無礙自在 融通無礙 融通無碍          



[無心・悟りは文字じゃ語れない]
以心伝心 一竅虚通 雲心月性 休心休息 空手還郷 懸崖撤手
浩然之気 身心脱落 湛湛無寄 道得八成 拈華微笑 撥草瞻風
不拘文字 不著名字 不著文字 不立文字          



[さがらない]
不退転 不退不転                    



[なるようになる]
中涌辺没 蕩蕩無礙 東涌西没 南涌北没 任運自在 任運蕩蕩
蕩蕩任運 辺涌中没                    



[生きるも死ぬも一緒]
同死同生 同生同死                    



[チャンスは前髪をつかめ]
一機一境 応機接物 善巧応機 展事投機 当機敲点     



[偏見がないこと]
虚心坦懐 虚心平気                    



[すごい勢い・もう止められない]
騎虎之勢 旭日昇天 旭日東天 決河之勢 虎驟龍奔 獅子奮迅
疾風迅雷 疾風怒濤 紫電一閃 星馳電激 破竹之勢     



[あとがない]
背水一戦 背水之陣                    



[天は二物を与える]
允文允武 経文緯武 好学尚武 左文右武 知勇兼備 文事武備
文武兼資 文武兼備 文武二道 文武両道          



[時間は待っちゃくれない]
日就月将 日進月異 日進月歩               



[勉強しよう]
蛍雪之功 蛍窓雪案 坐破寒氈               



[スポーツの心得]
心技身 心技体 気剣体一致               



[合わせて1本]
事理一致 理業一致 文武不岐               



[足るを知れ・・・謙虚にね]
安分守己 一枝巣林 少欲知足 巣林一枝 知足 知足安分
知足守分 知足常楽 吾唯足知               



あ行  か行  さ行  た行  な行  は行  ま行  や行  ら行  わ行

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